サブパーソナリティ 副人格
あなたの中にある複数の副人格
私たちの人格の中には、
メインとなる人格(主人格)のほかに
複数のサブパーソナリティ(副人格)が存在しています。
サブパーソナリティは、
その方の人格の一部ではあるものの、
表面的には必ずしもその方にとって
よいはたらきをしてくれるものばかりではありません。
サブパーソナリティがコントロールする
行動や感情が、その方を悩ませている場合、
そのサブパーソナリティを人やものの形でイメージし、
彼らと対話をして、不満や言い分を聞くことができます。
なぜ 邪魔をしたり 妨害したりするのか
理由や原因を探り、話し合いの中で
解決方法を探していくことができます。
サブパーソナリティを理解して歩み寄ると …
たとえば、朝、定刻に起きることができなくなった
サラリーマンの方がいたとしましょう。
彼は、目覚めた直後、
何となく会社に行きたくない気分になります。
主となる人格としては、
早起きをして、遅刻しないように出勤し、
仕事を効率よくこなしていきたいと
考えています。
けれどもその一方で、
早起きすることを何かと阻み、
身支度を遅らせて、会社に間に合うことを
邪魔するサブパーソナリティがいると
考えてみることができます。
この場合、一見、そのサブパーソナリティが、
悪者のように見えるのですが、
その言い分をよく聴いてみると、
実は働き過ぎてしまうその方を
「もっと休ませてあげたい」と考えていたり、
自分の適性に合った別の仕事に目を向けさせようと
努力をしていたりすることがあるのです。
このサブパーソナリティ は、
サブパーソナリティ なりに、
その方のことを真剣に考え、
思いやりと配慮を持って行動してくれていたことが
わかります。
イメージの中で、
この サブパーソナリティ と対話を続け、
意見を交換して問題の核心に触れ、
折り合える一致点を見い出すことができます。
双方が納得できる結論に至ることができたならば、
その方と サブパーソナリティ は協力し合って、
より建設的で発展的な毎日となる方向へ、
少しずつ変化が起こっていくことでしょう。
隠された動機、無意識の思い込み
これは比較的シンプルでわかりやすい例ですが、
実際にはもっと複雑で込み入った調整を
必要とすることが多いのです。
想像もしていなかった理由や隠された動機、
意識したことのない信念、思い込みなどを
思いがけず発見することもあります。
抑圧している性格や感情に気づくと、
自分自身への理解が深まっていきます。
サブパーソナリティを統合することによって
全体性が回復し、問題が自然に改善へと向かっていきます。
サブパーソナリティが複数関わっていたり、
自分に属していないものが紛れ込んでいたりする場合には、
時間をかけて丁寧に取り組み、
解決に導くことが必要となります。
サブパーソナリティのセッションから得られるものは …
人の心の中には、
たとえ意識されていなくても、
正反対の感情や思考があるものです。
明るい側面と暗い側面、
静と動、能動と受動 … 。
一方が、もう一方よりも発達し、
前面に現れて表現されていると、
もう一方は無意識の中に沈み込み
影(シャドウ)として追いやられることになります。
相反する傾向や志向から生じる
葛藤やストレスが解放されるならば、
目標や願望達成に向かっていく推進力が増し、
集中して効率よく行動に移せるようになっていくことでしょう。
サブパーソナリティ(副人格)に光を当ててみることで、
日頃、意識してみることのなかった
ご自分の一面を思いがけず発見し、
自己理解がいっそう深まっていくはずです。
サブパーソナリティと似て非なる存在は…?
何か問題が起こっている時や深刻なお悩みがある時、
その原因を探求するにあたって、
「その問題を引き起こしているサブパーソナリティ」
として外在化するのが、
サブパーソナリティのセッションです。
現れたサブパーソナリティは、
さまざまな姿で登場します。
みすぼらしい服装やだらしない恰好、
生意気そうな若い女性、不良青年、
落ち着き払って無表情の老人など…。
中にはとても自分の副人格とは思えないほど
恐ろしい姿かたちで現れるサブパーソナリティもいます。
どんなに風変わりな様子であっても、
それが間違いなくサブパーソナリティであるならば、
対話を始めてお互いに歩み寄る道を
模索することができます。
ところがよく話を聴いてみると、
実は自分のサブパーソナリティではなかった…
ということも、時にはあるのです。
心の奥に追いやられ、忘れられている
自分自身の一部、もう一つの心の側面、
それがサブパーソナリティ(副人格)です。
それに対して自分に属していない何か、
自分の一部ではないその存在を、
多次元セラピーでは「憑依存在」と呼びます。
> 憑依と憑き物払い
たとえば最初に挙げた
早起き出来ないサラリーマンの例で言うと、
ライバルである彼の同僚の敵対心が作用して
提示に定時に会社に着くことを阻んでいる…
というような場合が考えられるでしょう。
投影されているライバルの想念は、
サラリーマンに属するものではありませんので
憑依であるということになります。
サブパーソナリティと憑依存在とは、
どちらも同じように問題やお悩みの原因となることがあり、
判別しにくいことも少なくありません。
多次元セラピーには、
両者それぞれを扱い、癒す手法があります。
自分の一部であるサブパーソナリティならば、
相互理解から統合を目指す方向で進めていきます。
自分に属していない外部からの憑依存在ならば、
なぜ邪魔をするのか、その動機や目的を
探求していく必要があります。
サブパーソナリティのセッションでは、
現れた存在がサブパーソナリティなのか、
それとも憑依存在であるか、
まずはしっかりと見極めたうえで適切な対応をとり、
サブパーソナリティとの和解、あるいは憑依の解放を経て
その方の心が癒され、問題が解決に向かうように
はたらきかけていきます。
サブパーソナリティ 個人セッション
サブパーソナリティのセッション このような時にお勧めします …
◆ 葛藤がある
◆ 夢をかなえたい
◆ 目的や目標が明確になっているが、達成する自信がない
◆ 何かをしたいと思っているのになかなか踏み出せない
◆ 良いと思ってとった行動が裏目に出てしまう
◆ 意図したことと逆のことが起こりやすい
◆ もっと成果を上げたい、成功したい etc.
Zoom・スカイプによる 初回セッション |
1セッション 3~4時間 23,000円 (カウンセリング+多次元セラピー+フィードバック) |
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Zoom・スカイプによる 2回目以降のセッション |
1セッション 3~4時間 18,000円 (カウンセリング+多次元セラピー+フィードバック) |
◇ 催眠状態で多次元セラピーを行う時間は、セラピー中のクライアント様 の集中力の低下、終了後の疲労感などに配慮しまして、 最長 120分まで とさせていただいております。 ◇ 時間を超過した場合でも、追加料金は発生致しません。 |