多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーに驚き楽しむ  スクール修了その後

2019年09月25日

多次元セラピーをお伝えするプロ養成コース。
開講から10年ほど経ち、
たくさんの方々がスクールを修了されていきました。

私にとっては心から有り難く、喜ばしい限りです。

その中には、既にセラピストとして開業されている方もあり、
これから仕事にしていきたいという展望をお持ちの方もありました。

多次元セラピー上級コースを受講中は、
まだ将来について明確にはなっていなかったものの、
その後、多次元セラピーを活かす方向へ、
一歩を踏み出された方もあります。

また、現在のお仕事の中に多次元セラピーを取り入れて、
より深い癒しのワークや探求に役立てようと
お考えの方も、本当にたくさんおられました。

たとえば、別の心理療法をされているセラピスト、心理カウンセラーの方、
ヒーリングやチャネリングの方、コンサルタントの方、福祉に携わっている方、
アロマセラピストの方、整体・カイロをされている方、鍼灸治療の方、
占い師の方、ドクターや看護師の方、癒しとは直接関係のないお仕事の方など、
実にさまざまな職業の方がありました。

このスクールには、「プロ養成」という名称がついていますので、
「受講したら、プロの多次元セラピストになることを期待されている…
あるいは「プロになろうとする人向けのスクールである」…と
思っておられる方は多いでしょう。

けれども実際には、そんなことはないのです。

お伝えする側の講師としては、全ての受講生の皆さまに、
多次元セラピーを的確に深く理解していただいて、
難なく使いこなしていただけるように、
プロ仕様のコツや考え方のヒントをふんだんに盛り込み、
熱く語り、細部にこだわり、ビシビシと進めている
印象を持たれるかもしれません。

卓越した退行療法である多次元セラピーに対するリスペクトと、
多くの方々に活用していただきたいと願う強い気持ちから、
ついそうなりがちであることは、自覚しているつもりです。

でもその方の状況とビジョンに応じて、自由に活かしていただければ、
それがいちばん良いこと
なのです。

先日、ある修了生の方と、
たまたまメールのやり取りをする機会があり、
ついでというわけではありませんが、多次元セラピーについて、
何か気になることやご質問などがないか、ちょっとお聞きしてみました。

すると、日常生活では、あまり使っていないという意味のことを
遠慮がちにおっしゃいました。

(念のために申し上げますが、通常、修了生の方々に、
私のほうから連絡を差し上げることはありません。
この時は、スクールとは関係のない用事があってのことでした。)

すまなそうなニュアンスがあり、気を遣っておられるようでしたが、
使うか使わないかについては、その方のご自由であり、
私としては、そのことを特に何とも思っていません。

多次元セラピーを、日常、使っているかどうかについては、
さまざまな状況があり、その方次第だと思います。

たとえば、使う必要がほとんど無いという場合もあるでしょうし、
また別の癒しのツールのほうが使いやすいと
感じておられる場合もあることでしょう。

習ったからと言って、使わないといけないなどということは
全くありません。

修了生の皆さまはご存じかと思いますが、
多次元セラピーはトランスパーソナル退行療法ですので、
スクールには、トランスパーソナルな視点や考え方、癒し方、
ひいては人間観や世界観にまつわる要素
がたくさん含まれています。

受講生の方によっては、
今までの人生で聞いたことのないような類のエピソードや概念などと
出会う機会となるかもしれません。

そして、最後まで受講はしてみたけれど、
ちょっと自分には合わないとか、受け入れられないと
感じられる可能性も、大いにあることでしょう。

それはそれでかまいません。

そうであっても、多次元セラピーを習得される前と後とでは、
その方に何かしらの変容が起こっているだろうと私は思っています。

トランスパーソナルな視点や世界観に触れると、
意識の在り方が少し変化したり、
物理次元を超えた何かに触れたり…ということが起こり得ます。

多次元セラピー修了後に、遠ざかったり、封印したりしたとしても、
その体験は、その後の日々に、
言葉では言えない何かを付け加えるような気がしています。

ですので、オリンピックではありませんが、
使っているか否か、使いこなせているか否かということとは関係なく、
学ばれたこと自体に意義があるのです。

これは、多次元セラピーに限ったことではありません。

他のどんなセラピーやヒーリングであっても、
癒しのツールには、人間というものをどのようにとらえ、扱うか、
この世界をどのように見るかということが、それぞれの背景にあるものです。

その独特の世界観は、たとえそれが違和感を生み出したとしても、
ご自分の現在の立ち位置や世界観・人間観を
あらためて自覚することに役立ってくれます。

それは同時に、私たちの見慣れた風景や、
当たり前とみなしている現実に対する
良い刺激や推進力となる可能性をも秘めているのではないでしょうか?

現時点で、プロの多次元セラピストを目指しているのではなくても、
また、将来的にプロとして開業する予定が全く無かったとしても、
そんなことは気にせずに、気楽なお気持ちで、
多次元セラピー上級コースにお越しください。

好奇心をもって、この稀有な癒しの手法に足を踏み入れ、
多次元セラピーのケースに現れる人間観に接してみて下さい。

マスター出来るかしら…? などと、決して心配しないで下さい。

目には見えないエネルギーの作用や、
トランスパーソナルな世界観に触れて、
驚いたり、楽しんだりしていただければと思います。

トランスパーソナル退行療法を学ぶ多次元セラピースクール 

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原因を探求するか? それともエンパワーか?

2019年08月14日

先日、クライアントの方から、
お電話でご質問をいただきました。

それは、ある問題で悩んでいる時に、
多次元セラピーのセッションをするか?
それとも未来順行セッションをするか? 
どちらがよいのか迷っているということでした。

とても良いご質問をいただいたと思います。
どちらも選択肢として適切であると思うためです。

結論から申し上げると、
いずれを選択されたとしても、OKです。

何か困っていることがある時、お悩みがあって辛い時、
なぜそうなったのか、時間をさかのぼり、
その問題の起源に退行して経緯を明らかにするのが、
多次元セラピー(=トランスパーソナル退行療法)です。

その時、何が起こっていたのか?
どんなことを考えて、何を感じたのか?
その結果、どのように行動したのか?

こうしたことを理解したうえで、
辛い気持ちや怒り、悲しみ、怖れなどの感情や、
不要な感覚、想念などを癒して、解放していきます。

言葉で書くと、シンプルですが、
入り組んだ詳細を一つ一つ明らかにしていくのですから、
探求のための気力と時間が必要となりますし、
潜在意識から次々とイメージを受け取っていくために
ある程度の集中力やエネルギーがなくてはなりません。

ほとんどのケースで、
催眠誘導開始から最長120分までという時間枠の、
ほぼすべてを使いきって、終えることになります。

多次元セラピーを初めて体験される方の場合は、
ひと仕事終えた達成感と共に、疲労感が残るかもしれません。

通常、お悩みがある時、人は、消耗し、
衰弱している状態が続いているものです。

エネルギーをお悩みに取られて、元気が無くなり、
意欲、活力のレベルが低下してしまいます。

あまりにも消耗が激しい状態で、
初めて催眠に入り、潜在意識からイメージを受け取っては、
それを言葉にしていくという作業をするのは、
少しばかり辛いと感じられることがあるのは、
ご理解いただけることだと思います。

問題には、必ず起源があり、
それにまつわる負の思考、感情、感覚が存在しています。

本当は、それらを特定し、
根本から癒していくのが良いことは、
言うまでもありません。

ところが、どうしてもエネルギーが不足してしまって、
なかなか思うようにいかないことがあるのです。

そんな時に、全く異なる角度から、
お悩みにアプローチしていく方法が、
未来順行セッションです。

未来順行セッションでは、
問題が解決して幸せになっている未来を訪れます。

そして、幸せな未来のご自分に、問いかけます。

どのようにして癒されていったのか?
そのために、どんなことをしたのか?

未来の幸せなご自分と出会うことで、
勇気と力を与えてもらえます。

いずれは問題が解決して自由で身軽になり、
こんなに幸せな毎日を過ごすことが出来るのだという
明るい希望を手にすることが出来ます。

何も思い悩むことがなくなった
元気いっぱいの未来のご自分から
たくさんのパワーを受け取り、そのパワーを現在へと持ち帰ります。

すると、問題は問題のまま、依然として残っており、
問題自体に直接ワークしたわけではないにもかかわらず、
不思議と楽な気持ちで、その問題と向かい合えるようになるでしょう。

魔法をかけられたり、奇跡が起こったりするのではなく、
現在の延長線上にある時間軸のどこかに、
悩みから解放されたご自分がいる…
そう思うだけで、救われた、気が楽になったと感じる方が
少なくありません。

いかがでしょうか?

このように、多次元セラピーも、未来順行セッションも、
その方を癒すことに役立つでしょう。

では、どちらを選んだら良いのでしょうか?

その方には、次のようにお伝えしました。

多次元セラピーと未来順行、
それぞれの特長やメリットについてお伝えすることは出来ますが、
現在のその方にとって、果たしてどちらが良いのかについては、
お会いしてゆっくりとお話をお聴きしてみないと
わからないことです。

いずれのセッションでも、まずは事前カウンセリングで、
お話をじっくりとお聴きするのですが、
そのお時間は、無制限です。

すなわち、その方がお話されたいことは、
基本的にすべてをお聴きします。

そのうえで、その方のご希望を伺って、
セラピストとしてのご提案もしながら、
ご相談して、選択していただくことが出来ます。

納得していただいてから、セラピーを始めることは、
きわめて大切なことです。

この納得感あればこそ、セラピーにフォーカスしていただけますし、
その方に具わった自己治癒力が、最大限、発揮されて、
素晴らしい収穫を受け取る可能性がひらかれていくのです。

セッションにお越しになる前に、
どんな種類のセラピーを選ぶのかと、
あらかじめ検討を重ねたり、結論を出しておいたりすることは、
必ずしも必要ではありません。

お一人で考えを巡らしているよりも、
セッションルームで、まずはゆっくりとお話を聴かせていただき、
ご相談していくほうが、お考えもまとまって、よりスムーズに、
最適なセラピーを選んでいただけることでしょう。

何かご心配なことや気になることがあれば、
メールでお気軽にご相談いただければと思います。

トランスパーソナルな探求と癒し 多次元セラピー 退行療法

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なぜそうなったのかを理解するために 多次元セラピーとヒーリング

2019年08月09日

多次元セラピーには、さまざまな特長があります。

その中でも、とりわけ素晴らしい特長は、
なぜそうなったのかを理解できること、
そのうえで、もはや必要のなくなった感情や想念、
有害なエネルギーなどをしっかりと解放できる
ことでしょう。

実は、この理解できることを求めてセッションにお越しになる方は
たいへん多いのです。

…というのは、たとえば原因のわからない心身の不調がある時や、
医学的な検査をしても、はっきりとした原因が見つからなかった時、
なぜそうなったのかがわかることは、心に安心感をもたらし、
精神的な癒しにつながるためです。

多次元セラピーでは、必要な時点に退行し、
身体、感情、精神など深いレベルで多面的に探求していきます。
まるで探偵のように、詳細を明らかにしていくのです。

その瞬間に何が起こっていたのか?
その時、どんな感情が湧いてきたのか?
何を考えて、どのような行動をとったのか?

それがわかることで、どのようなチャージがあり、
どのような癒しが求められているかが明確になっていくのです。

たとえば、透視リーディングやチャネリングでは、
リーダーやチャネラーの方が、
「こんな体験がありました。」「その時、怖い思いをしています。」と伝えます。

「体験」「怖い」という言葉を自分ではない第三者から聞いて、
納得されることもあるかもしれません。

が、多次元セラピーのセッションのように、
ご自分でその時点に退行し、緻密に「再体験」していくのと比べると、
迫真性のレベルが違います。

ありありと体験すると、傷付いた感情や癒されるべき体験が浮上して、
解放しやすくなるのです。

このように、多次元セラピーの探求で、
本当のところは何が起こっていたのか?
なぜそうなったのか? …を分かることは、
クライアントの方にとって、大きなメリットとなのですが、
実は、それだけではありません。

多次元セラピーを学んで、
他者の癒しのサポートをしたいと思われている方にとって、
大きな強みとなることを知っていただければと思います。

他者の癒しのサポートをさせていただきたい、
その方の心が穏やかさを取り戻すお手伝いをしたいと思われる方は、
さまざまなセラピー手法やヒーリングモダリティを学ばれるでしょう。

その一つに、エネルギーヒーリングがあります。

ヒーリングエネルギーを送って、
ブロックの解消や不調の軽減を促す方法は、
多次元セラピー同様、たいへん有益で、パワフルなものです。

しかしながら、その癒しのエネルギーを、
受ける側のクライアントの方が感知されているかと言うと、
残念ながら、必ずしもそうではないことがあります。

ヒーリングセッション中に、何が起こっているのか?
ヒーリングの後、何が変わっているのか?
…ということは、目には見えないエネルギーゆえに、
今一つ、実感しにくいことがあります。

エネルギー感度、感受性の鋭さには、個人差があります。

一つには、お悩みや問題があって苦しんでおられる方の多くは、
ふだんよりも感覚が鈍っているものです。

また、不特定多数の人々と関わる多忙なお仕事の方の場合は、
(過去に私も経験があるのですが)
ご自分の感性を閉じることで、雑多なエネルギー環境に適応しています。

ヒーリングは精妙な周波数やレイヤーを扱うため、
何が起こっているのか、何となく感じられたとしても、
マインドで理解するところまでいくのは、かなり難しいことでしょう。

全身全霊でヒーリングをさせていただいて、
ヒーラー側に、十分な手応えがあったとしても、
クライアントの方が、本当に癒しが起こっているのだろうか?
本当にこのヒーリングで変われるのだろうか?  
…と懐疑的になったり、半信半疑であったりするのでは、
癒しのプロセスにとって、決してプラスには作用しないでしょう。

さらにヒーラーにとっても、納得をしていただけない、満足度が低い…となれば、
たいへん残念なことだと言うほかはありません。

私は、この仕事を始めて間もない頃、
このことについて、考えるようになりました。
(当時も、セラピーのほかに、エネルギーヒーリングをしていました。)

セッションに納得して、見合う料金をお支払いいただき、
クライアントの方が、信頼感をもって、
癒しと変容のプロセスを「主体的に」引き受け、
自己治癒力をフルに発揮されるならば、
驚くような癒しと変容が起こる可能性がひらかれていきます。

ですので、エネルギーに対して幾分懐疑的な方や、
不安や不信を持っておられる方、
原因を探求したい方にとっては、
何が起こっているのかをマインドで理解することは、
とても重要なポイントとなるのです。

このような場合には、ヒーリングよりも、むしろ多次元セラピーのほうが、
納得と安心、満足感を持っていただけるでしょう。

多次元セラピーとエネルギーヒーリング、
この二つのアプローチには、それぞれにメリットがあります。

クライアントの方のご希望に応じて、より納得できるほうを選択していただくためにも、
癒しのツールとして、両方を併せ持ち、
その時々で、使い分けられることは、大きな意味を持っていると思います。

さらに言うと、実は、両者を組み合わせ、併用することで、
いっそう大きな変容を促すことにつながります。

もしもそのクライアントの方が、それぞれのメリットと特長を知って、
違和感なく受け入れていただけるならば、
積極的にお勧めしたい組み合わせとなります。

これから多次元セラピーを学ぼうとされている方の中に、
エネルギーヒーリングを既にされている方がありましたら、
多次元セラピーの中にもエネルギーワークが組み込まれていること、
多次元セラピーと併用することで、いっそう大きな収穫が得られることを
ぜひ知っていただければと思います。

エネルギーヒーリングは、エネルギーの世界がお好きな方や、
五感を超えたエネルギー感受性を生まれ持っている方が、
好んで使われているアプローチです。

一方で、多次元セラピーは、どちらかと言えば、
心理療法系やNLP系の方に、興味を持たれやすいかもしれません。

個人の自然な指向の違いや住み分けのようなこともあろうかと思いますが、
ご自分の得手不得手、好き嫌いでどちらかを選ぶのではなく、
お会いするクライアントの方の意向やテーマに合わせて、
柔軟に提案が出来るスタンスこそが、重要なのではないでしょうか?

他者の癒しのサポートをしたいと望む方は、今すぐにでなくても、
ご自分の癒しのツールの幅を広げるための研鑚を
続けていくことが役立つでしょう。

ある手法を学んだものの、結局は使われなくなったとしても、
学んだこと自体が視野を広げ、気付きと知恵をもたらし、
クライアントの方を多角的に理解するうえで、
意義深いことに違いありません。

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死ではなく生きる力と意志へ 空海の言葉

2019年05月03日

先日、東京国立博物館の特別展
「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」に行きました。

東寺には、若い頃、旅行で訪れたことがあるのですが、
今回は、密教の儀式の様子が再現されているなど見応えがあり、
会場は大勢の人で賑わっていました。

私は、真言密教を含め、あらゆる宗教とは距離を置く立場ですが、
歴史上の人物である空海と、「真言」そのものにはたいへん興味を持っています。

ご存じのとおり、空海ゆかりの史跡は全国各地にあり、
いかに多くの人々から慕われ、支えとなってきた存在であるかを
物語っていると思います。

東寺展からしばらくして、
先日、1984年公開の映画 「空海」 (北大路欣也主演) を見る機会がありました。

優れた才能とたゆまぬ努力、密教を学び、広めたいという途方もない情熱と強い意志、
そしてエリートでありながら、常に庶民の生活に意識を向けて、
人々の心に寄り添い支える姿が丁寧に描かれた佳作です。

特に印象に残った場面は、病気で衰弱し、心も弱り果て、
死んでしまったほうが楽になれるという病気の女性に向かって、
空海が言い放った次の言葉です。

“この世で成仏できなくて、どうして死んで成仏などできよう。
生きているうちに、この父母よりもらった身体のあるうちに幸せにならんで、
なんで人は救われよう。” 

この言葉に対して、重い病に苦しむ女性は、
この世はあまりにも辛過ぎると言います。

すると、空海は、さらに重ねて、こう言うのです。

“この世なくして、あの世はないのだ。この世を逃げてあの世はないのだ。
この世で生きながら仏になれ。幸せをつかめ。成仏するのだ。” 

病気や障害の苦しみ、生き辛さ、苦悩、挫折や逆境にあい、
死んだほうがましだと思ってしまうのは、
私たちの誰もが、一度は覚えがあることではないでしょうか?

トランスパーソナルな観点に立ち、
人は死後、魂となり、輪廻して生まれ変わるということを受け入れているとしたら、
むしろ、この辛いだけの人生に、早く幕を引いて、苦しみから解放され、
次の新しい人生でやり直したい…と願うかもしれません。

この人生がどのような人生であったとしても、
いったん死を迎えたのち、再び、産まれてくることが出来るという考え方には、
いろいろなことを「リセットできる」という側面があると言えないこともありません。

けれども、現在の苦しみからは解放されるとしても、
次の転生で、何らかの別の苦しみが襲ってこないとは言い切れません。

そうなった時、またリセットすればよいと考えてしまったら、
その繰り返しがどこまでも続いていってしまうでしょう。

トランスパーソナルな退行療法である多次元セラピーでは、
次の人生の計画を立てる時、その計画の中に、
それ以前の転生で生じたカルマが組み込まれるという考え方をとっています。

カルマとは、やり残してしまったこと、未完了のまま残されたこと。

心残り、後悔、罪悪感、自責、恥などによって、自ら次の転生へ持ち運ぶものです。

生きようとする意志を放棄し、自殺してしまったとしたら、
良いことも、良くないことも、未完了の物事は、次に加算されていく…
というのが、カルマの考え方です。

「死んだほうがまし」というのは、苦しみの極限で出てくる正直な気持ちですが、
本当は、「まし」かどうかには疑問の余地があるわけです。

この人生で取り組もうとしなかった物事は、遅かれ早かれ、
いずれ再び、目の前に現れるかもしれないからです。

「生きているうちに幸せになる」という言葉は、
逃げない、避けない、向かい合う、取り組むという選択から、
自分を少しでも幸せにすることを願い、そこを目指して努力していくこと、
生への意思を持つことだと思います。

もしも、もう一度、この世に生まれ変わってきたとしても、
その時、その人は、今とは別のパーソナリティになります。

人種、性別、性格、ものの考え方、家族構成や文化的な背景が
現在とは異なっている別人です。

そういう意味では、あなたがあなたであるこの人生は、
一度きりなのだと言えるでしょう。

今、これを読んでくださっている方の中に、
死んでしまいたくなるほどの辛さを抱え、
生きる苦しみに圧倒されそうになっている方がありましたら、
このことを思い出して、死ではなく、生きる方向へ舵を取っていただきたいと思います。

この映画の中で、空海は、あの世があるにしても、
この世を生き抜いて幸せになり、救われることを、力強く説いています。

“ … さあ、手を合わせて生きる力を呼ぶのだ。
生きる力を呼び起こし、生きる力に触れるのだ。
この天地や宇宙が生きる力と、この身体に生きる力は同じなのだ。
さあ、手を合わせ、風が吹くように、光が射すように、
心の中に風を呼びよこせ、光を放て!”

宇宙的なスケールの視野、生へのパワフルな意志が伝わってきます。

樹々や生きものたちの生命エネルギー、生への意志は、
純粋で力強く、迷いがありません。

こんなことになるならば、生まれてこなければよかった…などと思わずに、
ここまで生きてきたこの人生、今、生きている人生が、
ここから最善のものとなっていくように、
生き続けて、前に進んでいきましょう。

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コントロールできない恐怖

2019年02月13日

前回、職場の上司が怖くて相談ができない…ということについて
書きました。

そのテーマとも関連するのですが、
怖れ・恐怖感が湧いてくると、コントロールが出来なくなる、
パニックに近い状態となるということがあります。

怖れ…ではあまり経験がないかもしれませんが、
不安でしたら、多くの方に覚えがあるのではないでしょうか?

身近な例で言うと、朝、自宅を出て、駅への道を歩き始めた時、
ストープを消してきたかどうかが不意に気になりだして、
記憶をたどってみます。

たぶん大丈夫…と思い直し、そのまま歩き続けるのですが、
その間に不安がどんどん膨らみ、「大丈夫」が揺らぎ、ついには押しのけられ、
結局引き返して確認をすることになることがあります。

このような場合、確認すると、たいてい何事もなく済むのですが、
まるで虫の知らせか悪い予感が的中する時のように
巨大な不安に飲み込まれ、太刀打ちできなくなってしまうのです。

これはノーマルな例です。

念を入れて確認することに役立つため、問題はないのですが、
では、何も起こっていないのにもかかわらず、
急に不安や恐怖が襲ってきて、どうしようもなくなるとしたら、どうでしょうか?

きっかけがないのに、突然、恐怖を覚え、
しかもその恐怖にとらわれてしまうのは、不自然なことです。

多次元セラピーでは、こうした問題に対して、
何がそうさせているのか、なぜそうなってしまうのかを
多次元的に探求してまいります。

多次元セラピーが、トランスパーソナル退行療法であることのメリットは、
潜在意識の領域を多角的に探索できること、
理屈では説明のつかないエネルギー作用を視野に入れていることです。

この2つの特長を理解していただくために、
一般的なカウンセリングや心理療法では、
どのようなアプローチを採るかを考えてみましょう。

カウンセリングでは、その問題についてお話をお聴きして、
その方がご自分の中で折り合いを付けられるように支援するでしょう。

過去を振り返ってみて、いつ頃からそうなったのかを考えてみるかもしれません。

記憶を頼りに、その頃、何か特別なことが起こっていなかったかを話し合い、
関連性を探っていくかもしれません。

NLPや行動療法では、恐怖が襲ってきたときに、同じ反応が起こらないように
アプローチするかもしれません。

医学の世界では、心の病の診断がついて、お薬を処方されるでしょう。

原因を探ることは、必ずしも必要であったり、
重要であったりするわけではないのですが、
原因が明確になることにはメリットがあります。

その一つは、意識されていないその方の生活の他の領域でも、
何か問題が起こっているとしたら、そのことに気付き、
癒して解放することが出来ることです。
周辺的な問題は、同時に解消されていくでしょう。

もう一つは、次の機会に同じことが起こる可能性に対して、
あらかじめ備えておいたり、手を打っておいたりできることです。

その方のパーソナリティにもよりますが、
お薬などで問題が解決したとしても、
なぜそうなってしまったのかがその後も気になってしまったり、
そんなことになった自分は脆弱だとか普通ではないかも…という思いが
残るかもしれません。

その方なりの答えを見つけることで、解決した手応えを得られ、
すっきりした気分になるでしょう。

セッションでは、毎回、必ず、原因究明をするわけではありません。

しかしながら、多次元セラピーを用いると、深い探求ができ、
その方にとっての真実に触れることが出来るため、
多くのクライアントの方は、探求を求めてお越しになっています。

なぜそうなったのかを知りたい、理解したいという気持ちは、
人間としての自然な欲求です。

不可解であったことが解明され、理解でき、腑に落ちると、
精神的な癒しや安らぎがもたらされるのです。

多次元セラピーで探求のセッションをさせていただいて思うのは、
問題には、必ず原因があり、
それは癒して解放することが可能であるということです。

「何もきっかけがないのにやってくる恐怖」と言う時、
その何もない「きっかけ」とは、具体的には5感でキャッチできたり、
頭で理解できる出来事や体験のことを指しています。

それは、普通に暮らしていて自覚があり、他者も説明が出来るということです。

トランスパーソナルな視点は、それらを越えた次元を見渡し、見通し、
無意識に為されていたことを意識化したり、
エネルギー的に解決したりするのに役立ちます。

多次元セラピーでは、その方に属していない何らかのエネルギー体が
否定的な影響を及ぼしていることを憑依という言葉で定義しています。

こうした憑依やカルマといった概念は、
その方にとってのリアリティにおいて、
問題や、問題の原因を外在化することを助けてくれるでしょう。

物理的な出来事の背景に何があるのかを探っていくことは、
これまでの世界観を広げるきっかけとなるかもしれません。

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