多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーを使うセルフヒーリング スクール修了後の実践

2015年10月29日

先日、またお一人の方が、
多次元セラピースクールを修了されました。

おめでとうございます。

この方は、なんと来月中旬、二人目のお子さんを出産される予定です。

お忙しいなか、スケジュールを調整して続けてこられたことは
本当に素晴らしいと感心しています。

今月中にコースを終えることを目指して
週一回ペースで進まれ、このたび無事に修了されましたので、
間に合ってよかったと、私もほっとしています。

修了されたと言っても、
来月以降、また数か月、ブランクが空いてしまうことになるのですから、
あまり意味がないのでは…と思われるかもしれません。

多次元セラピー上級コースは、
理論と手法の解説を中心として進められ、
多次元セラピーのセッションケースを複数ご紹介しています。

すなわちコースを終えたところから、
いよいよ実践が始まるのです。

開業を目指す方は、モニターさんを募集して、
お試しセッションのような形で、
早くやってみたい…と考えられるでしょう。

それも悪くはありません。

けれどもスクールでお勧めしているのは、
いきなりクライアントの方にセッションをするのではなく、
まずはご自分をクライアントとして、練習セッションをしてみることです。

多次元セラピー研究会に参加され、
スクール修了生同士の交換セッションをされるのもよいでしょう。

多次元セラピーには定型的なシナリオがありません。

複雑なプロセスを必要とするセッションでは、
当初の契約(=セッションの目標)から逸れ、別のところに行き着いて、
肝心の問題の探求が不十分なままに終わってしまう怖れがあるのです。

国内初めての養成講座においても、ハンス・テンダム博士から、
はじめのうちは受講生同士で何度も練習セッションを行うことが推奨されました。

さて習ったばかりの基本的な退行療法の手順、
ご自分の問題にワークしてみましょう。

最初はテキストを見ながら、基本に忠実に進めるのがコツです。

うろ覚えのまま、その場の思い付きで判断しながら続けてしまうと、
簡単に先へ進めるため、上手く出来ているという錯覚に陥ります。

今、行っている部分に集中しながらも、目指すべき目的と、
全体の流れのどの位置にいるのかを、心に留めておくことが必要であり、
その感覚がつかめると、どんどん上達されていくでしょう。

特に憑依を解放する手法は、その部分だけを取り出して、
修了後からすぐに使うことが出来ます。

幼いお子さんの代理セッションなどでも
活用していただければと思います。

多次元スクールの多くの方々がおっしゃることですが、
理論を学んでから、セッションケースを見ていくと、
漠然とイメージしていたセッションの流れが、
実際の対話のやり取りとなって理解され、
その後、ご自分で実践をしてみると、
より具体的に腑に落ちて、
シナリオのない多次元セラピーの面白さも難しさも
実感できたということです。

多次元セラピーは難しい…とよく言われます。

たしかにお手軽に出来るようなものではありません。

人の心の深層 (潜在意識) 、
さらにはトランスパーソナルな世界をも視野に入れた
壮大な探求の手法であれば、
熟練するのにそれなりに時間がかかるのは、仕方がないことです。

遠い道のりのように思われても、
焦らず、あきらめず、続けていかれるならば、
きっと進歩の手応えを、ケースを積むごとに感じていただけるでしょう。

子育てや介護、お仕事などでお忙しい場合は、
わずかな時間であっても、
こまめにセルフワークをすることをお勧め致します。

その際は、頭の中だけでするのではなく、
誘導や問いかけの言葉を組み立て、
言葉を言いながら行うのがよいと思います。

ポランィティアでクライアントをして下さる方、
ご家族や友人、お知り合いの方などの協力をいただいて
失敗を恐れずに取り組んでいただければと思います。

過年度の修了生の方や、ご都合により受講が中断されている方は、
実践の中でわからないことや気になることがありましたら、
いつでもお気軽にメールでお知らせ下さい。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し





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心の世界と心身の不調 多次元セラピーで探求する

2015年10月22日

先日、セルフヒーリング系のセミナーに参加しました。

言葉による誘導を使って、
空想によって癒しを促すイメージワークです。

そのセミナーで聴いたある親子のエピソードが、
たいへん興味深いものでした。

長期間に渡って仲たがいをして、絶縁状態となっていた父と息子。

父親はガンを患い、余命幾ばくも無い…という状況でした。

息子は、父親が入院している病院に出かけていき、
既に意識のない父親の耳元で、
父親に対するこれまでの行動や思い、
今、何を感じているかということを、夜通し語りかけました。

すると、数時間後、驚くべきことに父親のガン細胞は消滅しており、
退院することが出来たそうです。

このエピソードは、心の問題と病とは、
深いつながりがあるということを示していると思います。

また人間の潜在意識は、お互いにつながり合っており、
意識があるとないとにかかわらず、
真実の思いは相手に届き、心が動かされる体験となって
気持ちが通い合うことの一つの例であるように思われます。

心の問題、たとえば心の傷、こだわり、痛み、苦悩などが
心身の不調を引き起こすことは、
既に多くの方々が経験的にご存じのことと思います。

医療の世界でも、心身不可分ということは、
病気をとらえる際の前提となっています。

とはいうものの、現在、何か問題が起こっているとして、
その問題の原因が、どんな心理や体験に起因するものであるかは、
必ずしも明確にはなるとは限りません。

何か問題が起こる時、
私たちは、過去の行動や状況を振り返り、
そうなってしまった理由や原因を探し、
あれこれと考えを巡らします。

そして何か思い当たることがあると、その時のことを思い出して
気付きを得たり、内省したりするかもしれません。

それが正解ではなかったとしても、何か思い当たることがあれば、
理由が不可解なままであるよりは、
格段に気分がすっきりとして落ち着くものです。

たとえ不調、病、不遇そのものが癒えていくわけではなくても…。

では、振り返ってみても、思い当たることが見つからない場合は、
どうなるのでしょうか?

たとえば記憶から失われている過去の経験。
胎児期の問題。
あるいはいわゆる前世・過去生のトラウマ体験など。

問題やお悩みは、何かがおかしい、気付くべきことが在る…
ということを、私たちに教えてくれている…と考えてみましょう。

不調と、その原因とが結び付く時、
多くのケースで、不調そのものが消失していきます。

気付くことが出来たならば
既にその不調を持ち続ける必要がなくなるためです。

この気付きということを、もう少し深く考えてみると、
どうしても潜在意識の領域まで、視野を広げることになっていきます。

というのは、10年前の出来事や、幼少期の出来事は、
記憶にも残り、写真なども見る機会があったり、
ご家族からお話を聴く機会があったりするものですが、
先に挙げた胎児期や前世・過去生の出来事となると、
努力をしても思い出せるものではないためです。

潜在意識は、記憶にないことや、意識を失っている間の出来事、
そして今生ではない転生記憶などの全てを蓄積している
データベースのようなもの。

催眠状態に導かれ、潜在意識の深層に入り、
問題や不調の起源に立ち戻ることは、
多次元セラピーを使って、どなたでも行うことが出来ます。

マインドや思考を手放し、受容性を高め、浅い催眠状態となることで、
潜在意識の特性として、努力なく瞬間的にその時点へ戻っていかれるのです。

多次元セラピーでは、ただ原因を探求して理解するだけではなく、
精神面、感情面、身体面のあらゆるレベルで解放が起こるように促します。

トランスパーソナルセラピーならではのエネルギーワークも
その中には含まれています。

原因がわからない心身の不調…という言い方をしますが、
わからないのは、顕在意識(通常の意識の状態、マインド)の
範囲においては不明…ということ。

私たちの身体に具わる知恵や自己治癒力などが存在する心の深層、
すなわち潜在意識や見えないエネルギー作用の世界は、
通常の意識の状態では、意識することが出来ません。

けれども、今、起こっている問題の解放と癒しに役立つ必要な情報は、
どんな方にとっても、手の届くところに存在しているのです。

始めにご紹介したエピソードのように、
特定の相手との揉め事、諍い、誤解、仲たがいなど
人間関係に由来する問題の場合はどうでしょうか?

私たちの潜在意識がつながり合っているという観点に立つならば、
そこにフォーカスして、癒しを意図し、
本当の思いに触れ、本当の思いを伝えることは、
その方に心の平和をもたらすのみならず、
相手の心にも伝わって、何らかの変化を生み出し、
関係性の変容にさえつながっていくことでしょう。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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