多次元セラピーをどう活かすか? 効果的な練習法
多次元セラピーをお伝えする「多次元セラピー上級コース」、
退行療法を、本気で学びたい方が集まるコースです。
トランスパーソナルな情報と斬新なテクニック満載で、
修了生の方のノートには、たくさんの事柄がメモされているでしょう。
理論は理解できたものの、
どこから実践を積んでいったら良いのか
よくわからない…という声を聞くことがあります。
でも、既に修了された多くの方々が、
プロの多次元セラビストとして、
お仕事に使っておられます。
磨きをかけて、経験を積んでいかれれば、
きっと頼もしい癒しのツールとなるはずです。
お勧めしたい練習方法については、
コースの中で折に触れて提案し、ヒントを差し上げています。
たとえば、お一人で、
セラピストとクライアントの二役をしてみること。
その際、声に出して誘導していったほうが、
より実践的なトレーニングとなるでしょう。
多次元セラピーで、おそらくいちばん難しいのは、
定型的なシナリオがないため、
クライアントの方の言葉を聴いて、間を空けず、
ただちに次の問いかけを重ねていくことだと思います。
間が空いて沈黙が流れると、クライアントの方が不安を覚えます。
だからといって、どんなことでも
とにかく問いかければよいというものでもありません。
目標から逸れないようにして、効率よく、しかも効果的に
探求を深めていくことが求められるでしょう。
言うは易し…ですが、実際には、やはり練習、そして練習です。
もう一つ、ぜひお勧めしたい上達方法は、
ご自分の練習セッションを録音し、文字に起こしてみることです。
途方もない時間を要するため、
お勧めしても、実践される方は多くはありません。
けれども、やってみた方は、間もなくお分かりになると思うのですが、
これが、理解を格段に深め、大きな飛躍につながっていくのです。
ご自分のセッションを客観的に見直すことが出来ますし、
方向が逸れてしまっている場合は、なぜそうなったのか?
そうならないためにはどうしたらよかったのか?
ということを、あらためて考えてみることが出来ます。
異なる方法の引き出しが増えて、次回の練習セッションでは、
それを思い出して使えますので、きっと役に立つでしょう。
多次元セラピーにおいて、設定された目標に到達するための
セラピーの組み立て方や誘導の道筋は、一つだけではありません。
幾つもの方法が存在し、セッション中は、
その中の一つを瞬時に選択しつつ、セラピーを進めていきます。
まずは、現時点での最善の道筋をたどってみて、
あとからそれを見直して検討してみて下さい。
失敗を怖れずに、何度も練習を続けていくと、
最短の道筋で、最大の収穫が得られるようになるはずです。
多次元セラピーを学んだけれど、使う機会のないまま眠っている…
という方がありましたら、勿体無いことです。
多次元セラピー研究会に参加されて、
ブラッシュアップしてみてはいかがでしょうか?
お互いにセラピストとなり、クライアントとなる
多次元セラピーの交換セッションは
ちょっとハードルが高過ぎる…と感じているならば、
マンツーマンの研究会もしています。
上手く出来ている部分と、補強したほうが良い部分が見つかります。
他の方々の目を気にしないで、ウィークボイントを無くして
自信を付けていただく機会となることを目指しています。
多次元セラピーを修了してから、
何年か間が空いてしまった場合には、再受講もOKです。
忘れてしまった細部を思い起こし、
多次元セラピーのさまざまなケースにも触れていただけます。
この素晴らしいトランスパーソナルセラピーを
多くの方々に、ぜひとも活用していただければと思います。