多次元セラピーの実践を阻む原因は? 多次元セラピー研究会
今日の多次元セラピー研究会では、
久々にセッションケースの分析をしました。
私どもの多次元セラピー研究会では、
交換セッションなどのケースを文字起こしして、
幾つかの観点から分析を加え、検討することをお勧めしています。
文字起こしという、たいへん時間がかかる面倒な作業は、
お忙しい方にはどうしても敬遠されがちなものです。
けれども、一度、文字起こしをしてみると
それをしなかった時との違いに気付かれ、驚かれるかもしれません。
セッション中に交わされた言葉を、一字一句記録して、
文字にして見直すことで、
振り返りをした時や、録音記録を聴いた時にはわからなかったことに
気付くことがしばしばあります。
その瞬間の判断と、それ以外の方法の可能性を
考察したり、比較したりすることができるようになります。
時間が経過してから振り返ると、
セッション時にはわからなかった
クライアントさんの微妙な心の揺れやニュアンスを発見できる場合もあります。
今日は、お忙しい中で、貴重なお時間をやりくりしてまとめられた
練習セッションの分析レポートを題材として、検討を加えてみました。
後半は、多次元セラピーを上達したいと思いながらも
なかなか思うように時間を作れなかったり、
効率よくおさらいや練習が行えなかったりする問題について
扱いました。
多次元セラピーのセルフワークやセッションの振り返り、
文字起こしなどをしようと考えていても、
いざ始めようとすると、眠気が襲ってきて出来ない…。
途中まで進んだところで、何となくやる気がなくなり、
そのまま放置してしまう…。
こうした経験は、かつては私自身にもありましたし、
今、多次元セラピーを受講中の方や、
修了後に研究会にお越しになっている方にもよくあることのようです。
今日は、多次元セラピーそのものを用いて、
なぜ思うように多次元セラピーの勉強が進まないのかについて
ワークしてみました。
多次元セラピーは
こうした原因がよくわからない問題について
その起源に戻り、明らかにすることができる秀逸な手法です。
原因としては、サブパーソナリティ、インナーチャイルド、
あるいは胎児期や幼少期、前世・過去生、憑依など、
幾つもの要因が潜んでいることがあります。
今日も、限られた時間内のワークとなりましたが、
さまざまな原因を探求し、解放することができました。
今日のワークの収穫をお持ち帰りいただき、
今後の多次元セラピーの実践に、
展望を持って新たに取り組むお気持ちになっていただけたら幸いです。
多次元セラピー 退行療法 プロ養成スクールと 多次元セラピー研究会