多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

産後ウツとコントロールできない感情 多次元セラピーの憑依解放

2015年08月30日

これまでに何人かの方から、
産後ウツと、その後の育児におけるコントロールできない感情について
ご相談を受けたことがあります。

産後ウツは、たいへん苦しいものです。

赤ちゃんを授かった喜びや嬉しさは消え失せ、
責任の重圧がかかって、出口のない暗闇に留め置かれるような状態です。

ご家族や周囲の方々の協力と労りによって、
産後ウツを何とか乗り越えた後、
多くの方が、激しい感情の起伏や、
抑えられない感情の高ぶりを体験されています。

ちょっとしたことでイライラが募り、
怒りにまかせて大きな声を出してしまったり、
物に当たったり、物を壊したり…。

心穏やかに笑顔で赤ちゃんに接する心のゆとりが持てなくなってしまいます。

中には、いろいろなことに、日常よりも敏感に反応してしまい、
本が読めない、テレビを見たくない、といったことや、
ネガティブなものが嫌でたまらなくなったり、
我が子に対して、瞬間的に殺意を覚えたり…ということもあるようです。

殺意というと、個人的な努力では済まないようなレベルだと思いますが、
周囲の誰かに相談することも出来ず、
日中、誰もいないご自宅の中で、赤ちゃんと二人きりで
不安を抱えながら過ごさざるを得なくなってしまいます。

産後の母体のコンディションに加えて、家族が一人増えるストレスもかかります。

おめでたいことなのに、ストレス? …と思われるかもしれませんが、
進学、就職、結婚、昇進など、ポジティブであるはずのライフイベントも
大きなストレスを生み出し、
鬱々とした状態につながっていくことはよくあることです。

そして、全てが赤ちゃんを中心に回りますので
これまでの生活ペースが崩れ去り、途方もないストレスがかかります。

産後ウツや、感情の制御が難しくなるといったことは、
生理学的に説明がつき、医学的な治療が出来るものです。

ですから、カウンセリングや病院での治療は、
なさったほうがよいでしょう。

けれども、私どものセッションルームにお越しになる方は、
こうした治療を続け、しばらくお薬を飲み続けても、
いっこうに状態がよくならないと訴えられます。

そこで多次元セラピーのセッションを
させていただくことになります。

多次元セラピーを使って、なぜイライラが高じて、
破壊的な衝動が湧いてくるのかを探求していくと、
その原因が分かってきます。

その多くは、憑依の解放によって、よい方向に向かっていきます。

どんな原因が潜んでいたのかというと、
たとえば、知人やママ友、ご主人の女友だち、
結婚前に付き合っていた相手、お姑さんなどが登場することがあります。

こうした人たちの否定的な感情エネルギーや想念が作用して、
その方の感情を乱し、理性的な判断を鈍らせているのです。

またその方ご自身の幼少期、胎児期の
トラウマ体験にまつわる原因も出てきます。

インナーチャイルド(心の中に住んでいる内なる子ども)が、
注目され、愛され、癒されるのを待っていたのだと
わかることもあります。

またその方のイメージ世界の中から、
驚くようなものが出現することがあります。

それは人類の集合意識に根差した悪や闇の化身のような存在です。

どこかに生きていたであろう何ものかの悪意、恨み、憎しみ、怒りなどが
集合的に増幅されて脅威となっています。

これらは全て、潜在意識の領域にあるものですが、
多次元セラピーの探求の中で、正面から向かい合い、
癒して解放すると、状態は一変するのです。

癒して解放…と書くと、何だか簡単そうに思われるかもしれませんが、
実際には、セッションの2時間枠をフルに使って、
じっくりと対峙し、背景にある要因を丁寧に探り出し、
退行して詳細を明らかにしていくプロセスは、
癒しに取り組もうとするその方の気合いが必要となりますし、
たくさんのエネルギーを使います。

このプロセスが、多次元セラピーの憑依の解放です。

ここに挙げたようなトランスパーソナルな原因に対して、
多次元セラピーは、アプローチする方法を確立していますので、
どんな原因存在が現れようと、解放に至らないことは、通常はありません。

その方が、心の深層や影(シャドウ)の部分、忘れられていた過去の体験、
思い出したくない不快な人間関係、そしてありえないようなものと
向かい合って取りくもうとするお気持ちを持って、
心のリアリティ、真実を見つめることで、
問題は軽減し、解決に向かっていくでしょう。

闇や悪というと、身の毛がよだつ恐ろしいもので、
とても直視など出来ないと思われるかもしれません。

けれども、私たちが日常、テレビやインターネット上のニュースで見聞きする
凶悪な犯罪や事件には、驚くような残虐さや巧妙さ、異常さが含まれ、
そこにはこうした闇が見て取れるのではないでしょうか?

潜在意識、集合無意識の中には、
あまり嬉しいことではありませんが、
こうしたものがたしかに存在しているようです。

その一方で、私たちの心、潜在意識の中には、
自己治癒力、良い方向へ向かわせる原動力、
生命エネルギー、しなやかな力強さなども在るのです。

心のなかをよりよいもので満たしてバランスを回復し、
影の部分を理解して光で明るく照らし、
穏やかさや安心感、心の平和を取り戻すことが出来ます。

さまざまな方法を試してみても、なかなか改善がみられないような時は、
一度多次元セラピーを使ってみてはいかがでしょうか?

産後ウツ、コントロール出来ない感情の暴走、死にたい気分、殺意、
破壊衝動、不可解な想念や思考パターンなどにお悩みでしたら、
ご自分の弱さのせいだと自責の念にかられたり、
気のせいだと思って無視したりしないで下さい。

個人的な心がけや努力では克服できないことでも、
心の深層を探求することで、思いがけない原因や理由が解き明かされ、
道が開かれていくことがあります。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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多次元セラピーに守るべきルールはあるの?

2015年08月21日

このところ、多次元セラピー、ヒプノセラピー、
前世療法スクールの実習や
多次元セラピー研究会などが続いています。

研究生、実習生の皆さまは、残暑厳しい中、熱意をもって
多次元セラピーを探求されており、本当に頼もしく感じます。

スクールのアドバンス・コースの実習は、
習った理論とシナリオ例を参考として、
クライアントをしてくださる方に、
実際にセッションをしてみる貴重な機会となります。

理論を聞いているだけと、それを実際に試してみるのでは、
やはり大きな違いがあります。

ご自分で認識していたことや、理解していたことに、
実は不十分な点や勘違いなどがあった…ということに
気付くチャンスでもあります。

意欲的に取り組む受講生の皆さまの努力と頑張りの結実、
総仕上げとしての実習セッションは、
私にとって、いつも感慨深いものなのですが、
実は、ただそれだけではありません。

お伝えしていることが、きちんと届いていたのかどうか、
言葉不足で誤解を与えてはいないか、
チェックが出来て、今後の解説の改善ポイントに
気付かせてもらえるチャンスとなります。

受講生の皆さまのセッションを見せていただくと、
ほとんどの方に共通と言えるような難所がある一方で、
個性的な問題点やその方だけが陥りやすい落とし穴というものも
はっきりした形で現れてくるのです。

いつも申し上げていることですが、多次元セラピーのセッションでは、
良くも悪くも、恐ろしいほどに、
そのセラピストの人間性が現れてしまうのです。

人生経験値、これまでに乗り越えてきたこと、
未だ乗り越えられていないこと、シャドウ、ウィークポイント、
パーソナリティ特性などが、言葉の端々に表面化してきます。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士が、
セラピーのクオリティを決めるのは、そのセラピストの人間性…
という意味のことをおっしゃっているのも、
深く納得ができるのです。

実習では、その方が、その後の実践において、
ご自分のセラピースタイルを確立していかれるように、
将来に向けてのアドバイスなども差し上げています。

そうすると、今はまだ初心者の方々の場合、
セラピーで「何をしてはいけないか?」という部分に
どうしても意識が向いて偏りがちになります。

多次元セラピー、ヒプノセラピーをするうえで、
「してはいけないこと」が、幾つかあります。

わかりやすい例を挙げてみると、
たとえばクライアントの方が発した言葉を無視して先へ進むということや、
クライアントの方の言葉を言い直す、言い換えるということは、
してはいけないことに含まれるでしょう。

その一方で、「セラピーには、曲げてはならないルールというものは無い」
というハンス・テンダム博士の教えがあります。

こちらも、実践を続けてケースを積めば積むほど、
心から同意が出来ることに気付いてゆく教えです。

実際にあったケースからご紹介してみると、
多次元セラピーでは、原則として、
クライアントの方のリソースを使うことになっています。

そのため、外部の存在 (天使やガイド、守護存在) などには頼りませんし、
またこうした外部の存在に癒しを委ねてしまうということは、
原則としてありません。

ところが、そのクライアントの方が、
ある局面でそれを欲して明確に言葉で伝えている場合には、
その思いを尊重し、外部の存在に協力してもらって、
その方が望むとおりのやり方で、
癒しと解放を進めることになるでしょう。

クライアントの方が何も望んでいないにもかかわらず、
多次元セラピストが、ガイドや天使を勝手に召喚して
難しい局面を乗り切る手助けをしてもらったり、
セラピストは何もせずに、
ガイドや天使が解放してくれると丸投げしてしまうのは、
問題があると思います。

多次元セラピー研究会や実習では、
「基本的にしてはいけないこと」と、
「曲げてはならないルールは無い」ということがクローズアップされて、
そのどちらをも扱うことになります。

初心者である実習生の方にとってみれば、
その線引きや判断のさじ加減が、
よくわからないと感じられることもあるでしょう。

実践が浅い段階の今は、よくわからなくて当然ですし、
それでかまわないと私は考えています。

多次元セラピーは、実に奥が深いものであり、
ある程度、経験があるセラピストであっても、
さらに経験を積むことで視野が広がって理解が深まり、
考え方に変化が起こることがあるでしょう。

クライアントの方を大切に思うヒーリングマインドと、
言葉を丁寧に聴き、使っていく心遣いを大切にしながら、
失敗を恐れずに、実践を続けていっていただければと思います。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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自分のものではない感情や感覚はどこから?  多次元セラピー

2015年08月17日

怒りや不安、寂しさなどは、
居心地がよくない感情として、あまり歓迎はされないものです。

けれども、そうした不快な感情があることで、
今、何が起こっているのか?
自分は何を求め、何に反応しているのか?
…などがわかるきっかけとなります。

「本当は優しい言葉をかけて欲しかったのに、
無視されてしまった…」という気持ちがわかったり、
「思っていたほど自分に自信を持っていなかった…」
などと気付かされることもあります。

そして、顕在意識(表層意識)においては、
なぜそんな感情が湧いてくるのか、振り返ってみてもわからない時、
潜在意識は本当の思いを伝えてくれるのです。

不安や怒りは、何かの拍子に突然、湧き起こってきて、
抑えきれないほど強いものとなることがあります。

しばらくの間、圧倒され、翻弄されるままとなり、
何も考えられなくなってしまうような状態です。

このような時、私たちは、自分を責めてしまいがちです。

もう大人なのに、感情のコントロールが出来ていないのは、
恥ずべきことであり、あってはならない不始末とさえ思い、
落ち込んでしまうのです。

意志の力を使って感情を抑制しようとしたり、
簡単なワーク、たとえば深呼吸、マントラ、水を飲む、
甘いものを食べる、外に出るなどを、試してみたりするかもしれません。

冷静に分析をして、前向きに努力をしていくのは素晴らしいことですが、
実はそれだけでは解消できないこともあるのをご存じでしょうか?

一時的、一過性のものなどではなく、
幼少期や胎児期の記憶には残っていない体験から、
その猛烈な感情の波が押し寄せてきている場合があります。

またサブパーソナリティ(副人格) のセッションをしてみると、
想像もしていなかったサブパーソナリティの言い分がわかって愕然とし、
心の奥底に閉じ込めていた本当の本音と
向かい合うことになる可能性もあります。

感情の波は、ふだん軽視していたことや、見過ごしていたこと、
ないがしろにされていた気持ちを浮上させ、
癒されるのを待っていた何かに目を向けるのを
助け、促してくれるでしょう。

コントロールできないほど激しい感情がある場合、
もしかすると、前世・過去生の出来事からやってきている可能性もあります。

潜在意識の中には、記憶ではたどれない古い起源も
保存され続けているのです。

多くの皆さまが、あまり考えてみることのない可能性として、
その感情が、実はその方のものではない…ということあります。

感情の中には、誰か別の人物の同じ感情が含まれていたり、
それどころか、ほんのわずかな感情に、
圧倒的な他者の感情が加わって増幅され、
コントロールできないほどエスカレートさせていたりすることがあります。

外部から侵入している別人の感情があることを、
多次元セラピーでは、「憑依」と呼びます。

もしも憑依によって激しい感情が湧いてきているならば、
個人的な努力や頑張りによって解消されることはまずありません。

どんな理由や目的で、いつ、何が、憑依することになったのか、
丁寧に探求し、癒していくことになります。

憑依が解放されたならば、おそらく問題となっていた感情は、
その方が十分扱える程度の、普通レベルの感情に戻っていくはずです。

感情や感覚、時に思考、信念、行動パターンなどの問題は、
ここに挙げましたように、
実にさまざまなものが原因となって発生しています。

多次元セラピーでは、その原因がどこから来ているとしても、
一度のセッションで、問題の起源に戻り、癒して解放することが出来ます。

インナーチャイルド、年齢退行、胎児期退行、サブパーソナリティ、
前世療法など異なる種類のセッションを次々に行い、
数回に渡ってセッションを続けていかなくても済むことになります。

しかもたいへん効率が良く、問題の核心をはずすことなく、
直接的にアプローチができます。

目には見えないエネルギーや魂、カルマなどをも視野に入れた
トランスパーソナルセラピーですので、
想像もしていなかった原因と出会って驚かれるかもしれません。

驚いたりショックを受けたりは、
出来ることならば無いに越したことはないものの、
これまでに想定していたものを越えたところにある驚くべき原因がわかると、
それ以降、備えたり注意を払ったりし、
よりよい日々のための心がけに結び付くでしょう。

今生の過去、幼少期、両親との関係など、
理解が容易で記憶にも残っている出来事の背後には、
さまざまなエネルギーや心的メカニズムが作用していることがあります。

深いレベルで、感情、精神、身体、魂の全体に渡って探求しようとする時、
多次元セラピーは、きっと心強いサポーターとなってくれることでしょう。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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亡くなった方に思いを向ける 死者の霊と多次元セラピー

2015年08月13日

お盆休みに、故郷へ帰省され、
ご家族、親族、友人などと共に過ごされる方も多いかと思います。

お盆休みといえば、行楽、レジャー、旅行のイメージですが、
亡くなった方の魂を迎える厳粛な節目でもあります。

大切な方を失った悲しみや喪失感は、
簡単に癒えるものではありませんが、
亡くなった方の魂を迎え入れて再会し、親しく集うのは、
見送った者の心の癒しと安らぎにつながるものではないでしょうか?

多次元セラピーでは、突然、この世を去られ、
ゆっくりとお別れをすることが出来なかった方と、
イメージの中でお話をしていただくことが出来ます。

本当は伝えたかったこと、訊ねてみたかったこと、
お礼を言いたかったこと、謝罪したかったこと、
渡したかったものや、一緒に分かち合いたかったことなど、
心残りや後悔の念を伝えて、心が軽くなっていくでしょう。

多次元セラピーには、憑依という考え方があります。

憑依しているもの、すなわち憑依存在には、
幾つかの分類があるのですが、
その一つが、亡くなった方のスピリットです。

亡くなった方は、成仏され、光のもとへと戻っていかれると言われます。

けれども、愛着や執着、残された遺族への気がかりや心配、
守りたいという思いなどがあると、あの世へ帰らずに、
その方のエネルギーフィールド(オーラ)に付着または入り込み、
そこに留まることがあります。

たとえばそれは、最愛の家族や恋人、婚約者、あるいは親友かもしれません。

親密で別れ難い相手が、戻ってきて一緒にいてくれるのなら、
心から歓迎したいと思われるでしょうか?

実は、憑依の状態は、その方にとって、何も良いものを生み出しません。

むしろ有害な影響を及ぼすのです。

たとえば亡くなったご先祖さまが、強い執着を抱いている場合、
憑依を受けたその方は、自分のものではないその執着に
振り回されることになるでしょう。

亡くなった方の願望や感情が、その方のなかに入り込み、
違和感を与え、苦しめることになります。

つまり自分の人生が、自分の人生ではなくなり、
まるで亡くなった方の人生であるかのように変わっていってしまうのです。

たとえ憑依しているのが、亡くなった最愛の恋人であっても、
憑依を受けるとその方のエネルギーや活力が失われ、
慢性疲労のようになったり、
心身の不調が起こったりすることがあります。

大切なその相手に思いを向けて偲んだり、
墓前に集まり、想い出話に花を咲かせたりするのは、
美しく自然な心情ですが、
エネルギーというのは、またそれとは別のものとして、
とらえたほうがよいでしょう。

亡くなった相手のことを、心から大切に思い、
幸せであって欲しいと思うならば、
いつまでも一緒にいたい、
あるいはこの世に近い所にずっと居て欲しいと願うのは、
お勧めできることではありません。

にもかかわらず、どうしても離れがたく感じ、
死を受け入れ難い場合には、
まずはセッションで、その喪失感と悲しみ、寂しさ、無念さを
十分に感じてから手放し、解放することが大切です。

伝えたかったけれど伝えられなかったことを存分に表現し、
亡くなった方のお話も聴いて、
心残りのないように、十分に浸り、嘆くことです。

このように、残された側の心の痛手を、まず癒してあげましょう。

心が癒されていくと、亡くなった方に対する思いにも、
少しゆとりが持てるようになり、
ご自分の悲しみや愛着を越えて、
相手の幸せを考えられるようになっていくものです。

亡くなった方にとっての幸せ…、
それは、この世の一切のしがらみや執着から自由になって、
高い次元に向かって旅立つことではないでしょうか?

トランスパーソナルな観点では、
終えてきた人生を振り返り、必要な休養を取って、
次の転生の計画を立て始めることになります。

残された者の悲しみや愛着が強いと、
魂は、帰るべきところに戻っていくことが難しくなります。

それは人間であっても、
生き物、パートナーアニマルであっても、同様です。

憑依は、憑依を受けた方の人生にとってマイナスであるばかりではなく、
亡くなった方にとっても、次のステップへと歩を進めるのを
阻むことになってしまうのです。

ですから、残されたその方の悲しみが癒されたならば、
亡くなった方をも癒して差し上げることが必要になります。

亡くなった方のとらわれや心配などを和らげ、
魂が本来向かうべき次元へと心置きなく向かえるように、
祝福して、送り出してあげられるとよいでしょう。

感情面、精神面、身体面のあらゆるレベルで
丁寧に癒して、もっと身軽に、自由になれるように促していくのが、
多次元セラピーの憑依の解放です。

憑依というと、言葉の響きから、
怪しげで、恐ろしげな印象を受けてしまうかもしれませんが、
大切な方や愛するペットの魂を、想像してみて下さい。

生きることと死ぬことは、常に私たちの身近なところに存在しています。

魂という目には見えない存在と、エネルギーのレベルで上手に付き合い、
適度な距離感をもって、お互いの幸せを考え、癒し合えるように、
多次元セラピーの憑依の解放を、役立てていただければと思います。

多次元セラピー 退行療法 憑依と憑きもの払い


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自己信頼とリソース 多次元セラピーの探求と癒し

2015年08月11日

多次元セラピーの優れた点は数多くありますが、
その中でも、特に素晴らしいと思うのは、
クライアントの方のリソースを使うことです。

リソースとは、
問題に取り組んだり改善したりする際の精神力や資質、経験値など。

多次元セラピーでは、外部の何かに頼ったりすがったり、
助けてもらうということは、通常はありません。

なぜならば、その方の中には、卓越したリソースが、
既に存在していると考えているためです。

何か問題やお悩みがあったとしても、
それと向かい合い、乗り越え、解放し、癒すことが、
その方は出来るということです。

私が常々考え、ブログにも書いているのは、
セラピストの役割は、クライアントの方が、
ご自分の自己治癒力を十分に使えるように
お手伝いすることだということです。

お悩みがあり、辛く苦しい日々を過ごしていると、
無力感や不安を覚え、気分が沈んでくるものです。

そうした状況では、自己価値が低下し、
自己信頼を持つことが難しくなっていきます。

ご自分の中に、解放と癒しのリソースがあるということを
いつの間にか忘れてしまうのです。

そして、絶望してしまったり、
誰かに助けてもらわなければ救いはないと思い込んでしまうのです。

そうなると、その方本来のパワー、生命力、
活力、生き抜く力がどんどん弱まり、
たまたま手を差し伸べてくれた相手がいると、その相手に依存してしまい、
離れられなくなり、不健全な関係が生じやすくなるでしょう。

苦境に陥った時、他者に助けてもらうのは、
悪いことではありません。

私たちは、日々、お互いに、持ちつ持たれつ、
助け合い、支え合いながら生活しています。

とはいえ、本来その方に具わっているリソースを、
まるで存在していなかったように忘れ去り、
ご自分を過少評価して自信を失うことになれば、
お悩みが解決した後でも、
自己信頼や自己受容を持ちにくくなってしまうかもしれません。

頼った相手が、問題のあるパーソナリティであった場合は、
状況はさらに複雑で厄介な問題を生むことになっていくでしょう。

ご自分のリソース、癒して前進する力を信頼しましょう。

多次元セラピーの個人セッションで、癒しと解放が起こり、
問題が解決に向かっていくのは、
まさにこの自己治癒力=リソースがあればこそと言えるのです。

自己啓発や目標達成などに幅広く活用されている
神経言語プログラミング(NLP) をご存じでしょうか?

私は多次元セラピーやヒプノセラピーの個人セッションで、
しばしばNLPを併用することがあります。

このNLP には幾つかの前提があり、
その一つが、必要なリソースは、既にその方の中に存在している
…というものです。

優れた手法は、その方がご自分の足で
自律的に一歩踏み出せるように促す点で共通するものがあります。

では、リソースを使うということの反対を考えてみましょう。

その方に具わっているリソースを、使わないとしたら、
何を使うかというと、それはその方の外側にあるものということになります。

多次元セラピーは、トランスパーソナルセラピーですので、
トランスパーソナルな世界観の中で例を挙げてみると、
守護存在、ガイド、天使、妖精などが含まれます。

もしもこうした外部の存在に助けてもらったとしたら、
一時的には、状態が良くなっていくかもしれませんが、
持続的な癒しと変容は、おそらく起こらないでしょう。

そして、その後、また辛くなった時、
再びこうした外的な存在を頼りたくなり、
助けてもらうことになるでしょう。

トランスパーソナルなセラピーでありながら、
天使やガイドを頼らないと聞いて、
意外に思われる方もいらっしゃると思います。

トランスパーソナルな観点では、
試練や逆境は、その方の魂が
人生の計画に盛り込んだものであるという考え方があります。

そうなると、乗り越えられない試練はなく、
試練はその方にとって、長い目で見れば
何らかの形で役に立つということになります。

本当の精神、身体、感情、魂の癒しと解放は、
その方の気付き、洞察、癒し、成長、進化につながっていきます。

ご自分のイメージ世界の中で、
潜在意識に導かれ、自己治癒力のパワーを使って、
トランスパーソナルな探求をしてみたいと思われるならば、
多次元セラピストは、その方の自律と自主性を尊重しながら
癒しのプロセスをサポートさせていただきます。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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人生が邪魔されていると感じる時 憑依の探求と解放

2015年08月06日

人生を振り返ってみると、山あり、谷あり…。

全てが上手くいって、完璧…と言いきれる方は
おそらく多くはないと思うのですが、いかがでしょうか?

生きていれば、楽しいことや喜ばしいことばかりに
出会うわけではありません。

だからといって、否定的なところばかりが記憶に残って、
敗北感や後悔ばかり…ということも、
普通はあまり無いのではないでしょうか?

不可思議な体験やストレスを生み出した出来事は、
意識の外に追い出され、忘れられていくこともあるでしょう。

では、簡単に見過ごすことが出来ないような
深刻度の高い出来事の場合はどうでしょうか?

トランスパーソナルな観点では、
ある転生で心残りや自責の念、執着などがあると、
それがカルマとなって、のちの転生に持ち越され、
バランスがとれるような体験を引き寄せると言われます。

身に覚えがないのにやってくる理不尽で困難な状況、
不可解な失敗、普通に考えるとありえないような不幸・不運は、
そんなカルマバランスの結果、
もたらされたという見方も出来るかもしれません。

そして、もう一つの可能性として考えられるのが、
何ものかの否定的な作用や、悪意のある介入という捉え方です。

こうした否定的な作用や影響が及ぶ状態でお困りの方が、
多次元セラピーの個人セッションによくお越しになっています。

運が悪い…、努力や注意力が不足していた…と
受けとめていたことが、
多次元セラピーをしてみると、実はそうではなく、
何か特定の原因に行き着いた…ということがあるのです。

もちろん最初からそうした原因があると
感知されていたわけではありません。

多次元セラピーを使って問題にアプローチしていくうちに、
そのプロセスのどこかで、
思いも寄らない原因に遭遇するのです。

理屈で説明できないことは、私たちを混乱させ、心を傷付け、
落ち込ませたり、イライラさせたりします。

なぜそうなるのかわからないだけに、解釈のしようがなく、
どう対応したらよいか、行き詰ってしまうのです。

多次元セラピーでは、
こうした「よくわからない何か」を「憑依」とみなし、
潜在意識を丹念に探求していきます。

人生の重要な選択を左右し、
おおげさに言うと生死にかかわるような問題がある一方で、
日常的で些細な問題もあります。

たとえば、学生の頃、仲の良かった友人と
久しぶりに会う約束をした日に、
待ち合わせの場所を勘違いして会えなかった…、

大切な会議の会場に、
別の資料を間違えて持っていってしまった…
…というようなことがあります。

またいつも空いているはずのドアの鍵が、
(誰も触れていないはずなのに)
その日はなぜか閉まっていた…

昨日まで良好な人間関係だった相手が、
ある日、突然、無視するようになった…
…ということもあります。

大きな問題からそれほどではない問題に至るまで、
そこには介入している憑依存在があり、
憑依存在にも、さまざまなバックグラウンドや動機、目的、
ねらいなどがあることが、探求の中で徐々に判明し、
理解できるようになっていきます。

人生、嫌なことばかり…と感じられている方にとっては、
日々の努力や向上心、運気アップなどばかりでは
進む道が開けない場合もあるということになるでしょう。

何が起ころうと、その方の心が動揺せず、
身体的なコンディションや人間関係などにも
深刻な影響が及ばないのであれば、
特に問題はないかと思いますが、
心理的なダメージを受け、落ち込み、鬱々とした気分、
食欲不振、不眠、疲労感、無気力などに襲われた時には、
心の深層にある何らかの原因に意識を合わせ、
思い切って向かい合ってみてはいかがでしょうか?

潜在意識は、その答えを知っています。

そしてどのようにしたら、より良い状態となれるか、
心身が癒されていくのかをわかっていて、
それをやり遂げるパワーをしっかりと持っているのです。

憑依存在という呼び方は、一見、怪しげではありますが、
顕在意識では把握できず、目につかないところに隠れていて、
否定的なエネルギーを発している要因を指す言葉と
考えていただいてもよいでしょう。

意識の外に追いやっていた何かが、
潜在意識からのシグナルとして
癒されるべき重要な要素に
気付かせてくれることがあります。

日常の中には、顕在意識(通常の意識の状態) を越えた
トランスパーソナルで見えないエネルギーの動きというものが
想像している以上に存在しており、
心身の不調やちょっとした不運、非日常的な出来事という形で、
その片鱗を垣間見せてくれているのかもしれません。

日頃、目に見え、手で触れられる物理次元に
フォーカスして生活している私たちには、
それが少し不思議でもあり、幾分不気味にも感じられるのでしょう。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求 憑依の解放


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