2013年05月29日
先日、行ったレイキ・ヒーリングセミナー、
ご遠方よりお越しくださったその方は、
現代霊気法のレベル2を修了なさいました。
レイキのレベル1を修了すると、
21日間のセルフヒーリングが始まります。
一日のうちの数十分間、
基本12ポジションに手を当ててご自分を癒すひとときです。
育児と家事でお忙しい毎日をお過ごしですが、
21日間のセルフヒーリングをきちんと続けられ、
セミナー当日は、ちょうど20日目ということでした。
この方は、最初は手応えが何もなく、
これでよいのかと思っていたけれど、
少しずつレイキとつながる際の感覚が
わかるようになってきたということでした。
ご感想をお聴きして安心し、頼もしさを感じました。
通常、私たちは、社会生活に適応するために
自分の感覚をあえて鈍らせて
雑多な波動エネルギーに適応しています。
感覚を開いてしまうと、
さまざまな事物や場所、人々のエネルギーを鋭敏に受け取り、
それが粗い波動であれば、心地よく感じないこともあるでしょう。
レイキを始めても、多くの場合、
ほとんど何も感じることがないのは、
こうした理由によると言われます。
そうでありながらもレイキを信頼して、
実践を続けられていくならば、
どんな方でも、ゆっくりとレイキの感触になじみ、
ほんのわずかな手応えを受け取られるようになると思います。
多くの方々が、わからない、感じない、物足りないという理由で
始めて間もなくレイキをやめてしまうのは、
たいへん残念なことです。
レイキは、感じる・感じないに関わらず、
確実に流れていき、癒し、調和へと導いてくれます。
初心者の皆さまが驚かれるのは、
感じる能力と癒す能力には、
ほとんど関係がないということかもしれません。
レイキは念を使いませんので、
強い意志や集中力などは全く要りません。
まずはこうしたレイキの使い方を正しく認識したうえで
感覚をジャッジすることなく、
とにかく21日間のセルフヒーリングを続けてみることが大切です。
ご自分や周囲の方々を癒そうとする姿勢、
そしてエゴを離れて無心であることと、癒しへの信頼が、
レイキをいつまでも楽しく続けていただく秘訣かもしれません。
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タグ:レイキヒーリングセミナー, 現代レイキ
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2013年05月05日
先日、関西方面のご遠方から
多次元セラピーのセッションにお越しいただきました。
ご遠方といえば、北海道、東北、山陰、東海地域などから
お越しいただいたことがありますが、
今回は、あまり例のない時間制限のあるセッションでした。
たいへんお忙しくスケジュールが立て込んでおられるその方が、
セッションに使えるお時間は120分間のみ。
すぐに次のご予定へと移動しなければなりません。
前回のセッションで、既にじっくりとお話をお聴きしており、
あらかじめ今回のテーマを絞っていただいていました。
セッションルームに入ってからお帰りまで
あらかじめきっちりと時間が決まっていることは
それほど多くはないことです。
多次元セラピーには定型的な誘導がありません。
その代りに一足飛びに問題の核心に迫り
必要な時空の再体験だけを、念入りに行っていきます。
退行の再体験は、通常のヒプノセラピーよりももっと念入りで、
感情、思考、知覚、身体感覚、魂などあらゆる角度から
まるで探偵のように詳細を明らかにしていきます。
セッションの目標を達成するために
費やすべきところには十分な時間を配分し、
関連の薄い部分は省くような形です。
今回のセッションのテーマは比較的重いものでしたが、
問題となっていることの複数の起源に戻り、
なぜそうなってしまったのかを探求して癒し、
解放することができました。
120分の間、クライアントさんは沈黙する間がほとんど無く、
常に速いペースの対話がずっと続いていく密度の濃さです。
このようなフットワークの軽さと効率性が、
多次元セラピーの一つの特長です。
セッションの時間枠の中で
数多くのさまざまな時空へ退行し、たくさんのワークをします。
従来のヒプノセラピーのほうにも、良い点があります。
ゆっくりとしたペースで進みますので安心感が持てますし、
イメージの中に現れてこない部分にあえて触れ、
掘り起すことはあまりありません。
たとえば前世療法でしたら、
どんな前世だったのかひととおり全てを体験していきたい場合や
そもそも前世なるものを一度体験してみたい場合などは、
従来のヒプノセラピーの前世療法のほうをお勧めしています。
これに対して、はっきりとしたテーマがあり、
解決したいお悩みや、探求したい問題があるのならば、
問題解決力の高い多次元セラピーをするほうが良いでしょう。
原因のわからない心身の不調がある場合にも、
その起源が何であれ、そこに退行してワークできる
多次元セラピーが適しています。
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タグ:多次元セラピー個人セッション
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2013年05月03日
私どものセミナーやワークショップ、
「多次元セラピーと前世療法のスクール」では、
テキストの内容から離れて
さまざまな話題に発展していくことがよくあります。
ヒプノセラピーや多次元セラピーの現状や課題、
最近のケース、過去にあったケース、
その方の近況、将来のご相談、身近な出来事…etc.
中心的なテーマに関する補足的な情報が多いことはもちろんですが、
それ以外のトピックスもたくさん含まれます。
今日のスクールでは、それが雑談、脱線なのか…?
そうでないとしたらどんな意味があるのか…というお話に発展し、
熱心なやり取りとなっていきました。
しばしばお話に逸れるとテキストが進まなくなります。
その結果としてスクールの回数が多くなるのは申し訳ないという
お気遣いをいただき、恐縮致しました。
私の考えでは、お話には大きな意味があります。
私たちが扱うのは、人の心身であり、
時には精神や魂などトランスパーソナルな領域にも及びます。
スクールでは、マンツーマンで人間同士が向かい合い、
化学反応のようにしてさまざまなことが起こります。
予測不可能なことや、有り得ないと思っていたことによる刺激、
シンクロしていることや、お互いを支え合う何か、
鏡のように映しあうこと、共感できること、
シャドウ、心を波立たせること、
今、興味を持っていることなどが、自然に共有され合い、
そのことを通じて、自分をいっそう深く理解でき、探求できるのです。
ヒプノセラピスト、多次元セラピストは、
他者だけでなく
自己をも探求し癒し続ける姿勢を持つ必要がある…
他者への癒しと自己の探求は、
どちらか一方に偏るのではなく、両方を併せ行うバランスが求められると
ハンス・テンダム博士は考えておられます。
こうしたお話の中から、日常の生活よりもっと深いレベルで
他者を理解し自分を知ることは、理論や手法と同じくらい大切ですし、
役立つことではないでしょうか?
人は、他者の存在があってこそ、
自己を客観的にとらえることができるものです。
今まで気付いていなかった部分に
光を当てて見ることもできます。
心の深層に、わくわくする方もあれば、
防衛的になって心を閉ざしてしまう方もあります。
自分の内面の防衛したい領域は、
クライアントさんの同じ領域を探求することを阻む要因となってしまいます。
セラピストにとって、それは致命的な弱点となります。
そうした領域には個人差があり、癒すのに時間がかかってもよいですし、
場合によっては、一生をかけて取り組むような
大きな課題となるかもしれません。
現時点では、まだほとんど癒されていなかったとしても、
少なくともそれが在ることを認識し、
それに取り組む姿勢を持ち続けたいものです。
自己覚知、他者理解は、セラピーの基本です。
スクールでのこうしたお話は、
一見、脱線や回り道のようですが、
今すぐにではなくても、いつかどこかで、
自己探求のきっかけとなり、
自分を変容させ、新たな自分を発見することに
つながっていくことを願っています。
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タグ:セミナー, 多次元セラピープロ養成スクール, 自己覚知
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