多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

前世の恨みとカルマ 多次元セラピーの「憑依」

2014年08月27日

多次元セラピーは、退行療法ですので、胎児期や子どもの頃に戻ったり、
前世や過去生に退行する前世療法となることもあります。

前世療法ならば、多くの皆さまに知られるようになってきていますので、
実際のセッションでは、何となくこんな感じ…と思い描いていただきやすいでしょう。

けれども憑依については、お伝えしようとしても、
なかなかご理解いただきにくいようです。

そもそも憑依しているものが何であるか? ということを考えてみても、
体験したこともなければ、身近に起こっているわけでもないという方が
ほとんどなのではないでしょうか?

具体的にどのような理由で憑依を受けてしまうことになるのか、
今回、わかりやすいケースを一つ、ご紹介させていただくことになりました。

前世・過去生の悲惨な出来事によって生じたカルマが、
憑依の原因となってしまったケースです。

前世・過去生での執着、愛着、恨み、復讐心、後悔、罪悪感、
心残りや未完了の思いが、その後も持ち越され、
似たような状況や相手を再現するようにはたらくのが、
カルマの引力と言われるものです。

こちらのケースでは、前世・過去生での被害者・加害者関係が、
逆転して今生に持ち越されていたことが、探求を続ける中で、
明らかになっていきました。

まるで小説かドラマのように、
シンプルな構図を見て取ることが出来ます。

とはいえ、ご本人にとっては、たいへん深刻な問題が
引き起こされていたことになるののです。

わかりやすいとか、シンプルなどという表現では、
言い尽くせず、失礼に当たるかもしれません。

カルマについては、さまざまな誤解があるようです。

因果応報と言いますが、
過去に為された「悪いこと」の罰が、
今生のカルマを作るわけではありません。

むしろ本当は悪いことをしていたのかもしれない…という
ほんのわずかな後悔や罪悪感が、
同じ状況に、その方を連れていくのです。

カルマ的な状況では、激しい感情が生み出され、
それが転生を越えて続いていくことがあります。

前世・過去生のカルマによって、憑依が起こることは、
実際のセッションでは少なくありません。

ご興味のある方は、
多次元セラピーのセッションケースをご覧ください。

前世・過去生のカルマによって起こった憑依のケース


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多次元セラピーのセッションケース 掃除機と怒りの関係は?

2014年06月02日

多次元セラピーの最近のセッションケースから、
掃除機をかけている時に湧いてくる怒りの原因を探求するケースを
ホームページにて、ご紹介しています。

日常誰でも行う掃除機かけですが、
Rさんは、掃除機をかけていると、なぜか怒りが湧いてきます。

一見、何の結びつきもないように思われる掃除機と怒り…
その起源は、前世・過去生にありました。

怒りの理由を探求する興味深いケースです。

セッションケースの紹介ページの
掃除機をかけていると湧いてくる怒りのケース


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ツインソウルの干渉 と 前世での過酷な体験 

2014年01月30日

多次元セラピーでは、原因がはっきりしない問題の起源に戻り、
本当の原因を探求して解放することが出来ます。

先日、させていただいたセッションケースでは、
イメージの中に、その方のツインソウルが現れました。

ツインソウルとは、双子の魂です。

ツインソウルとは、通常、親密な存在という印象ですが、
このケースではそうではありませんでした。

なぜツインソウルがその方を妨害するような結果となってしまったのか?

ご興味のある方は、左サイドメニューから、
「セッションケース紹介」ページの
「ツインソウルの干渉 と 前世での過酷な体験 」をご覧下さい。

多次元セラピー・退行療法 ユニークアイメンタルサポート


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多次元セラピープロ養成スクールの特長を追加

2014年01月18日

多次元セラピープロ養成スクールのページに
スクールの特長を追加して更新
致しました。

数ある特長の中で、特に注目いただきたいのは、
デモセッションと実習のスタイルです。

デモセッションとは、受講生の方をクライアントとして、
講師がセラピーを行い、どのようにセラピーを進めるのかを体験して頂くものです。

クラス授業や少人数制のスクールでは、時間的な制限があり、
講師によるデモセッションを受けられるのは、
受講生の中のお一人のみ…というところがほとんどです。

実習についても、お一人の方が代表でなさり、
ほかの方々はそれを見るだけ…ということもしばしばあります。

私どものスクールはマンツーマンのプライベートスクールです。

お一人ずつ、しっかりとデモセッションを体験していただき、
実習のほうもお一人ずつ、じっくりと振り返りを致します。

デモセッションは、通常の個人セッションと同じように
その方のご希望のテーマで行うことが出来ます。

マンツーマンですので、プライバシーも守られますし、
他の方の視線もありませんので安心して受けていただけるでしょう。

心の癒しと解放に役立つ機会となれば幸いです。

ただしデモセッションと実習は、
ご希望でない場合や、必要がないという場合には、
パスしていただくのもOKです。

デモセッションと実習のタイミングがご自由であるのも、
マンツーマンならではのメリットかもしれません。

その方のご希望やご都合に合わせて、
すぐに行っていただいてもよいですし、
ご都合がつくまで先に延ばすのもご自由です。

無理なく、無駄なく、ハンディなく、というのが
スクールの基本的な姿勢です。

ご多忙な方や子育て中の方などさまざまな制限がおありでも、
できる限りご希望に沿って進め、
多次元セラピーの学びとプロとしての開業を
サポートさせていただければと思います。


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「疑ってしまう気持ち」の起源を探求する多次元セラピー

2014年01月11日

許可をいただきましたので、最近のセッションケースをご紹介致します。

このセッションのテーマは
「ほとんどのものに疑ってかかる」原因を探求して解放することです。

クライアントのAさんは、
何に対しても疑いをもってしまう傾向に気付いておられました。

何に対しても疑いを持ってしまう傾向は、
場合によっては人間関係の信頼感を損ない、
物事に対して神経質になり、心配、不安、緊張感などが増え、
余計なエネルギーと時間を費やすことにもなりかねません。

人間関係においては、
相手に安心感を持つことがなかなか出来ず、
打ち解けるまでにはさまざまな段階を踏むこととなるでしょう。

敏感な方は、相手が自分を信頼してくれているか否かについて、
感覚的に分かってしまうものですので、
疑いや不信感によって第一印象が悪くなることもあるかもしれません。

こうした疑いや懐疑、不信には、必ず原因となった出来事があります。

多次元セラピーでは、ブリッジなどの方法を使って
その起源である時空へ退行していきます。

現れたのは、ある風景でした。

一面の焼野原… 13歳くらいの少女が立っています。

汚れている緩いモンペを身に付けて
何をするでもなく、そこに佇んでいます。

その場所は、少女にとってなじみのない場所でした。
「自分がどうしたらよいのかわからない…」
「ここがどこなのかわからない…」
なぜ自分がそこにいるのかもわかっていない様子です。

周囲には人の気配は全くありません。

焼野原の中にいるにもかかわらず、
少女は怪我をしておらず、空腹や渇きも全くありませんでした。

やがて彼女は歩き始めます。
とりあえず休む場所を見つけるために…。

この少女は、既に亡くなっているらしいことがわかってきました。

亡くなった後、自らの死に気付かずにさまよっていたのです。

この少女がどのように亡くなっていったのか、
さらに退行を続けていきます。

すると現れたイメージは、卓袱台を前に座っている幼い女の子。
まだ5歳くらいです。

家の中にたった一人で、母親が帰宅するのを待っています。
「お母さんが早く帰ってくるといいな…」

周囲は静かで何の物音もしていません。
女の子は心細い気持ちでいっぱいでした。

その子は、家から出ることなく、
おとなしく待っているように母親から言われていました。

母親は働きに出ていました。
この子の父親は、早く亡くなっており、
母親と二人暮らしであり、身寄りはほかにありません。
ご近所には、民家がまばらで、
親しく付き合いをするような人は住んでいませんでした。

いつまで経っても、母親は帰ってきません。
それでも女の子はずっと待ち続けていました。

突然、空にあちらこちらから飛行機が現れて、爆弾が投下され、
火が燃え広がり、たちまち村中は火の海となりました。

広い範囲で燃え続けています。
人々は逃げ惑い、女の子の家の中にも煙がどんどん入ってきます。
天井が崩れ、周りの壁も崩れ落ちてきます。

それでも女の子は逃げません。
お母さんが出かける前に「ここにいて」と言い残していたからです。

「この場所を動かずにいれば、お母さんがきっと迎えに来てくれる…」
「外へ逃げたら、お母さんに会えなくなってしまうかも…」

燃え盛る炎が迫り、家はつぶれて煙に覆われ、女の子はそのまま、
その場所で死を迎えました。

子どもには、大人のような判断力や理解力、経験値などがありません。

そのために、大きな戦争が起こっていて、命の危険が迫っていることが
この女の子には分からなかったのです。

女の子は、母親の言葉を信じて待ち続けたのですが、
母は戻ってきてはくれませんでした。

最期を迎えた時、この子が感じていたのは
大好きなお母さんのことを心の底から信じていたのに
お母さんは迎えに来てくれなかったということ。

幼い女の子にとっては、打ちのめされるような衝撃だったはずです。

その刹那にこの子が下したであろう決断は、
「もう信じられない、誰のことも信じない…」というものです。

多次元セラピーでは、こうした決断は、その後の転生にまで持ち越され、
潜在的な信念となって、行動や思考全般に大きな影響を与える
と考えます。

影響下にありながら、その信念や決断がなぜ在るのかは
ご本人には自覚が出来ませんし、
そのような信念・決断が在ることにすら気付かないことも多いのです。

この前世は、現在の東京都内の下町のあたり、
おそらく第二次世界大戦中のことです。

女の子は、焼け跡をさまよっていました。
すなわち自分の死を自覚できないまま、
癒されるのをずっと待ち続けていたことになります。

セッションでは、この後、この女の子を救いだして、
精神、感情、身体のあらゆる面から十分に癒していきます。

子どもは、大人以上に傷つきやすいものですので、
インナーチャイルドワークと同様に、
配慮を持って丁寧に対応することが求められます。

この出来事は、女の子にとって深刻なトラウマとなり得ますが、
母親にとっても、それを上回るほどの不幸な体験となることでしょう。

我が子に会うこともかなわず、子どもを案じながら、
母親も仕事先で爆撃に遭い、命を落としています。

幼い子どもを守れなかった罪悪感や後悔、自責の念は、
はかり知れないものがあります。

母子が十分に癒されるために、二人が安全な場所で
再び会えるように誘導していきます。

帰宅出来なかった事情を女の子に説明して謝罪することは、
母親に心の安らぎをもたらすためにはどうしても必要なことですし、
女の子にとっても必要な癒しとなります。

そうなることによって、あの前世でのトラウマ的な死の瞬間に下した決断は解放され、
女の子は、基本的な信頼を取り戻すことができるようになっていきます。

「何に対しても疑いを持ってしまう」ことの背後には、
たった一人の相手(母親)に対する無条件の信頼と、
それが裏切られた強烈なショックがありました。

死の直前のほんのわずかな疑いが、
これほどまでに長く残り続けることとなったのは、
あらゆるものの中で最も大切な存在であった
母親に寄せていた信頼のためであることは
言うまでもありません。

この前世の母親は、現在、転生しておらず、
妻子を残して早死にしてしまった父親は、
このクライアントさんの現在のお父様であるということです。


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パーソナリティと人間関係を引き出す多次元セラピー

2012年02月12日

前回2月10日にご紹介した多次元セラピーのケースでは、
事実ではないことをそうだと思い込んでしまい、
死後にまで怒りやくやしさという感情が残ってしまいました。

具体的には、部下である班長が、
上官の作戦を遂行しなかったという思い込みでした。

多次元セラピーでは、
探偵のように出来事の詳細を明らかにしていきます。

何が起こったのかを解明するべく必要な場面に退行し、
もう一度、死を迎える前の二人の様子を再体験してみると、
実はこの班長は上官が立てた作戦の欠点に気付いていました。

内心この作戦では上手くいかないとわかっていたのですが、
実際には命令に従っていました。

上官は、班長の密かな気持ちに気付いていたからこそ
事実を確認したわけでもないのに、死ぬ直前、班長を疑い、
死後まで怒りやくやしさを持ち越していたのでしょう。

死を越えて続く強い感情。

こうしたことが起こる背景には、
日頃の二人の人間関係があります。

上官と班長それぞれのパーソナリティも
大きく関わってきます。

おそらくこの件だけではなく、相性やカルマ、
不信感、猜疑心などが元々存在していた可能性があります。

執着やこだわり、不当な目に合わされたという思いを
持続しやすい気質か否かということも重要です。

パーソナリティをつかむために、
丁寧に心の状態を追っていき、感情、思考、感覚反応など
細かい部分についての情報も取っていきます。

従来の前世療法が、
どちらかと言えば事実関係やストーリーの流れをたどるのに対して、
多次元セラピーでは、思考、感情、感覚のあらゆる動きを見ていく
ことになります。

このあたりが、深い理解と解放、癒しにつながる
大切な要素となっているのです。


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前世の誤解と怒りによる身体的な不調

2012年02月10日

多次元セラピーの最近のケースです。

クライアントさんの許可をいただきましたので
ご紹介致します。

今回のセッションのテーマは「胃の調子が何となくおかしい」。

胃が不調となることは、どんな方にでもあるかと思いますが、
この方の場合は、めったにそのようなことがないため、
不思議に思われていたそうです。

多次元セラピーでは、
原因のよくわからない身体的、精神的、感情的な問題の
原因を探求して解放することができます。

胃の不調を引き起こしている原因の印象を受け取ってみると、
それは30歳過ぎの冷たい感じの男性のようでした。

腕組みをして、大柄で、印象としては、「上官」という雰囲気です。

セッションでは上官とクライアントさん(の前世)が一緒に過ごした
転生の時空へ自然に退行していきました。

前世において上官とクライアントさんとがどんな関係にあり、
二人の間に何が起こったのかについて、
退行しながら、再体験をしていきます。

戦争中、上官の作戦どおりに行動した班長(クライアントさん)は、
班員とともに山中で狙撃され、全員が命を落とします。

一方、上官も、戦闘の中で銃弾を受け、死んでしまいます。

その時上官は班長が命令に従わなかったせいで
作戦が失敗してしまったのだと思い込み、
怒りと悔しさを持ち続けながら息絶えるのです。

上官を十分に癒し、作戦に従っていたことを説明して誤解を解き、
班長と和解してもらうと、クライアントさんの胃の不調は消失しました。

言葉で解説すると、シンプルな印象ですが、
それなりに時間もかけ、
実際には、さまざまなテクニックを用いて
まるで探偵のように詳細を明らかにしていきます。

上官には誤解に気付いてもらうことが大切です。

このケースのように問題の原因が前世にあり、
誤解や逆恨み、思い違いという場合があります。

そうした思いが転生を越えて、現在に影響を及ぼすことがあるのです。

問題に悩む方にとっては、
理不尽で迷惑と感じられることかもしれませんが、
相手には相手の言い分があり、まずはそれを理解することが必要となります

通常の前世療法とは異なり、
無駄がなく、一足飛びに起源に戻り、
時空を行き来しながら細部まで理解を深める
点が、
多次元セラピーの優れたところです。

この場合は、銃弾を受けた上官と班長の二人に対して、
理解と和解、怒りとくやしさの解放、致命傷の処置など、
精神、感情、身体の全てにおいて癒し、カタルシスを目指します。

問題の原因が一つに絞られる場合、
一度のセッションだけで目に見える改善や変容が起こることも、
多次元セラピーならではと言えるでしょう。


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