前世療法の2つの手法 多次元セラピーのスクールガイド
ヒプノセラピーと前世療法のスクールは、
「ベーシックコース」、「アドバンスコース」、
「多次元ヒプノセラピー上級コース」という構成になっています。
「アドバンスコース」は、
ヒプノセラピーの各メニューに対応したユニットの中から、
お好きなユニットを自由に選択して受講していただくことができます。
そのユニットの中の一つに、前世療法があります。
「多次元セラピー上級コース」は、
多次元セラピーの基本要素を習得するコースですが、
多次元セラピーは退行療法ですので、
このコースでもう一度前世療法を扱います。
すなわち、アドバンスに前世療法があり、
上級コースにも前世療法があることになります。
実は、この2つ、名称は同じであるものの、
内容は、かなり異なっています。
アドバンスの前世療法は、従来のオーソドックスな前世療法、
上級コースの前世療法は、多次元セラピーによる前世療法です。
スクールで、異なる2つの前世療法をお伝えしているのは
何故でしょうか?
その理由は、それぞれを習得しておくことに
メリットがあると考えられるためです。
どちらか一方だけを習得なさっても、
プロとして開業するのに支障はありません。
が、クライアントさんによって、
またはセッションのテーマによって、
それぞれの前世療法を使い分けることで、
いっそう効果を上げることができるのです。
2つの前世療法を臨機応変に、自在に使っていくならば、
扱えるセッションの幅が格段に広がり、
どんなテーマにも対応できるようになるでしょう。
現時点では、まだ従来の前世療法のほうが
数の上では、より多く行われています。
ということは、クライアントさんの中には、
従来の方法に慣れておられる方が多いということになります。
前世療法を、数回、体験なさっている方の場合は、
これまで通りの従来の方法のほうが、
違和感なく受け入れられやすい場合もあるでしょう。
これに対して、多次元セラピーによる前世療法は、
従来の手法ではカバーし得なかった
複雑なトラウマやハングオーバーなどにも適した手法を持ち、
問題解決力が高く、原因不明の不調をも扱うことが可能です。
今後、多次元セラピーが普及していくにつれて、
ケースバイケースで、柔軟に手法を選ぶ判断力が、
セラピストには、いっそう求められていくのではないでしょうか?