多次元セラピーをどう活かすか…? 開業を視野に入れて
多次元セラピープロ養成スクール中、
今後のお仕事や開業についてのご相談をいただくことがあります。
スクールにお越し下さる方々は、多次元セラピーを学ぶうちに、
漠然とした展望から、具体的な開業プランへと、
よりはっきりとしたビジョンを形作られていかれるようです。
具体的に検討していくにつれて、さまざまな疑問が湧き起こり、
不安なお気持ちになられることもあるでしょう。
私どものスクールは、原則としてマンツーマンのプライベートレッスンですので、
個人的な状況やお悩みなどについても、お気軽にお話いただけます。
開業を視野に入れた方々にとって、クリアしていくテーマは、
大きく分けると2つになります。
1つ目は、多次元セラピーをセッションにおいてどのように使いこなしていくか、
あるいは現在のお仕事に多次元セラピーを取り入れて、どのように活用していくか、
ということになるでしょう。
スクールを修了していない段階では、
使いこなすといっても、雲をつかむような感覚になってしまうかもしれません。
まだ何も始めていない状態では、イメージが像を結びにくく、
迷いが生じることもあるでしょう。
最近、いただいたご相談の一つをご紹介してみましょう。
スクールのアドバンスコースにて、既に従来の前世療法を習得され、
現在、多次元セラピーを学びつつある方です。
この方は、開業なさる予定があり、
多次元セラピーを学び、トレーニングをしている間に、
前世療法を使わずにいる期間があると、
前世療法を忘れてしまうのではないかと心配されていました。
ここでちょっと説明をさせていただくと、
アドバンスコースの前世療法と、多次元セラピーを用いた前世療法は、
いろいろな点で異なっています。
多次元セラピーを用いた前世療法をするにあたっては、
従来の前世療法をマスターしておくことは役立ちます。
この二種類の前世療法は、テーマやその方のご希望によって、
上手に使い分けて選択することが出来ます。
すなわち、プロとなった場合には、
どちらもたいへん役立つ癒しのツールとなるわけです。
さてこの方がご心配になるとおり、
いったん習得しても、使わずにいたら、さび付いてしまうものです。
多次元セラピーをマスターするまでには、
相当の時間を要するとお考えだったのですが、
スクールのレクチャーは、およそ6~8回程度、
そのあと、どのくらいトレーニングを積んだら
実際のセッションで使えるようになるのかについては、
個人差が大きいものなのです。
このような場合に、私がお勧めするのは、
多次元セラピーがまだ終わっていなくても、
まずは習得済みの前世療法を実践されることです。
状況が整うならば、まずは前世療法のみを使って
開業なさるという選択もあるでしょう。
前世療法も多次元セラピーも、
実際にセッションをさせていただくことで、いろいろなことに気付くことが出来て
少しずつ上達していきます。
多次元セラピーをマスターするまでの間に、前世療法を使わない理由はありません。
いずれ多次元セラピーをマスターされたら、
従来の前世療法も、多次元セラピーによる前世療法も、
それぞれの特長がわかるようになり、
相乗効果でいっそうスキルアップしていくはずです。
それまでは、なるべく時間を見つけて、
前世療法の経験を積まれるとよいでしょう。
開業を視野に入れた方々にとって、クリアされるべきもう1つのテーマは、
セッションルームや会計処理などのより実務的な側面です。
こちらも皆さんの関心が高く、
スクール中に、たくさんのご質問をいただくことがあります。
セッション以前に、個人事業主として
どうしても扱わなくてはならない問題です。
こちらについては、また次の機会にご紹介してみたいと思います。