多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

自分らしくいられない原因 その2

2017年09月02日

「自分らしくいられない」原因として、
前回は、ヒプノセラピーサイトのブログのほうに、
幼少期の親子関係のことを書きました。

今回は、また別の原因や理由について、考えてみましょう。

多次元セラピーには、「前提条件」という考え方があります。

前提条件の例を挙げてみると、たとえば…

「常に完璧でなければならない」

「(自分は)人の上に立たねばならない」 

「人を信じることは危険なことだ」

…などのように、
何かについて、固定されてしまった思考のことを指します。

「常に完璧でなければならない」という前提条件を持って
生きているAさんがいるとしましょう。

Aさんは、完璧であろうとして、あらゆる物事に対して、
いつでも完璧を目指して一生懸命に取り組みます。

そこに思考や検討が入り込む余地はなく、選択の余地さえなく、
ほとんど反射的、自動的という感じです。

Aさんは、自分が「常に完璧でなければならない」という思考を
持っていることに気付いていません。

また、なぜ完璧でなくてはならないのか、実はよくわかりません。

けれども、完璧であることは、Aさんにとって、当然のことであり、
絶対に譲れないこと、生きる基本姿勢になっているのです。

完璧であることは、高い評価や報酬、信頼や人望をもたらすかもしれません。

その一方で、完璧であろうとして頑張る中で、
神経をすり減らし、周囲と摩擦を起こして消耗し、
ストレスを溜めて、燃え尽きてしまう可能性もあるでしょう。

このような時、Aさんの前提条件は、Aさんを苦しめ、
否定的な影響を与えてしまいますので、
前提条件を見つけて、解放することが役立ちます。

多次元セラピーでは、前提条件が作られた起源に退行して、
なぜそうなったのか探求し、詳細を明らかにしていきます。

前提条件が解放されると、
完璧でなければならないという強い思いや衝動、
自動的な反応から、Aさんは自由になることが出来るのです。

さて、今度は、
本題である「自分らしくいられない」ことの理由に戻りましょう。

自分らしくいられないことの背景に、
もしもこうした前提条件があるとしたら、
その前提条件は、たとえば、
「自分らしくあってはならない」
あるいは「自分らしくしていたら危険である」
というものかもしれません。

多次元セラピーを使って、その起源に退行していくと、
今生の過去、たとえば幼少期や胎児期などに行き着くことがあります。

そして、そこからさらにおおもとの起源をたどって進むと、
しばしば前世・過去生の出来事に行き着きます。

自分らしく振舞ったことによって、兄弟姉妹の中で、
自分だけが親・養育者から愛されなかったり、

自分らしい言動によって、
家や財産、地位や仕事、大切な家族などを失い、
途方もない後悔や罪悪感を体験していたり、

大多数の人々とは異なる考えを持っていることで、
共同体や権力者から疎まれていたり、裁かれ処刑されていたり、

こうした何らかの深刻なトラウマ体験のさなかに、
「私はもう決して自分らしくしない」と決意してしまうのです。

その強い決意と苦悩が、転生を越えて持ち越され、
前提条件となって、その方の現在の人生全体に
影響を投げかけ続けるのです。

前提条件を解放するためには、
なぜそれが作られたのかを探求して、よく理解し、
その背後にあった出来事や人間関係を丹念に癒し、
前提条件を持っている必要がもはやなくなるまで
十分に癒す必要があります。

前提条件は、私たちが想像する以上に、
多くの人々の潜在意識下に存在しているようです。

生き辛さ、窮屈さ、生きている虚しさなどを感じることが多いならば、
前提条件があるかもしれない…と考えてみるのも良いでしょう。

さて、自分らしくいられないことの理由は、ほかにもありますので、
それについては、また次回、投稿します。

多次元セラピーで前提条件を癒す


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