多次元セラピーとアレンジ系の相違点は?
先日、多次元セラピーが、
TV番組で紹介されていたということをお聞きしました。
皆さまはご覧になりましたでしょうか?
夕方のニュースバラエティ番組のコーナーということで、
お勤めの方には視聴しにくい時間帯だったかもしれません。
私も、翌日、お話を聞いただけで、
残念ながら見ることはできませんでした。
それにしても、TVというメディアに乗れば、
多くの方々に知っていただく機会となるかもしれません。
多次元セラピストの一人としても、嬉しいことです。
まずはさまざまな方々に多次元セラピーの名前を知っていただき、
出来れば正しくご理解いただきたいと願っています。
正しく…というのは、
背景にさまざまな事情があるためです。
ハンス・テンダム博士が伝えた多次元セラピーは、
一期生養成コースが開講された後、
既に5年もの間、開講予定がない状況です。
そんな中で、一期生養成のロングコース以前に行われた
週末2日間のみのミニワークショップの内容のみに基づいて
カリキュラムを組んだスクールも存在しているようです。
何をどのような形で教えるかは自由であるとはいえ、
独自のアレンジを加えた形のものは、
もはやハンス・テンダム博士由来の
オリジナル多次元セラピーとは呼べないでしょう。
多次元セラピーは、幸か不幸かそのユニークさゆえに、
独自の解釈やアレンジを加えやすいものでもあります。
従来のヒプノセラピーや退行療法にはない
斬新な発想が随所にあるため、
新しい何かをさらに自由に付け加えたいという思いを
刺激されてしまうのでしょうか?
実は 多次元セラピーのセッションには、
クライアントさんに属していないものは
基本的に使わないという姿勢があります。
たとえば、天使、ガイド、守護存在など。
クライアントさんのリソースを
最大限引き出して使うためです。
セッションでこうしたものが使われていたら、
それはオリジナルの多次元セラピーではないと
いうことになるでしょう。
これが、多次元セラピーかアレンジ系かを見分ける
一つのポイントとなります。