不調や違和感、痛みなどの原因は?
何らかの不調を感じた時、
まずは病院で診察や検査を受けるでしょう。
検査の結果、異常が見つかれば、それに対して治療や投薬を受けることができ、
ひとまず安心するでしょう。
体の問題であることがはっきりすれば、あとは治療や療養を続けることで
回復に向かっていきます。
体や心の不調の原因には、さまざまなものがあります。
その中には、医学的な検査では原因が見つからないものも含まれます。
不調、違和感、痛みなどは、
身体的な問題から派生している場合もある一方で、
メンタルな要素から起こっている場合もあり、
両者が複雑に作用し合って、問題が起きていることもあります。
けれどもそれ以外のところに
問題の起源が在る場合もあるのです。
表現するのが難しいのですが、
トランスパーソナルな視点から言うならば、
目には見えないエネルギーによって…ということになるでしょうか。
身体とマインドからエネルギーというところにまで意識を広げてみると、
これまでは理由がわからなかった不調の陰で
密かに作用を及ぼしている何かに行き当たることがあります。
多次元セラピーでは、その何かを外在化して、
どこからやってきているのか? なぜやってきたのか?
…などを解き明かしていく手法を使います。
このような点が、トランスパーソナルセラピーならではの
優れた特色であるといってよいと思います。
エネルギーとは、とらえどころがないものです。
また最初からエネルギー的な要因を視野にいれないならば、
そこにアプローチしていくことは困難となってしまいます。
現実的な顕在意識での思考や行動などの対処法に比べると、
退行療法で用いる潜在意識からのイメージの世界のほうが、
見えないエネルギーの動きや意味をより理解しやすくなり、
癒して解放することも、比較的たやすく出来るのです。
多次元セラピーでは、退行療法としては画期的なことですが、
セラピーのプロセスにおいて、必ずエネルギーワークを行います。
元々、こうしたエネルギーによる否定的な作用を想定しており、
身体、精神、知覚、感情のみならず、エネルギーの面からも、
しっかりと詳細を明らかにして、解放を促していきます。
セッション中に、どのようにエネルギーと向かい合い、
解放していくのか…などと考えてみても、
想像もつかないと思われるかもしれません。
PM2.5や放射能を想像していただくとよいかと思うのですが、
エネルギーは、たとえ肉眼では見えなくても、はっきりと存在しており、
その方の潜在意識は、その存在や扱い方を既に知っているのです。
催眠状態においては、通常は、どんな方でも
エネルギーと向かい合い、ワークをして、解放することが出来るのです。
エネルギー的な要因というところまで許容するかしないかは
人それぞれだと思うのですが、
オープンなお気持ちで、潜在意識を信頼して取り組むならば、
その効果は、おそらく想像をはるかに超えたものと
なるのではないでしょうか?