多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

過去に退行して現在を癒す  退行療法の心の癒し

2014年12月01日

今年も残すところ、あとひと月…。

師走を迎えて、今年一年を振り返ってみる機会も
増えているのではないでしょうか?

忙しさに紛れ、数年来、手を付けられなかった家族の遺品整理を
先日、ようやく終えることが出来ました。

経験なさった方はご存じのことと思いますが、
遺品の整理は、たいへんエネルギーを必要とするものです。

想い出深い過去の品々に触れると、
自然にその当時に意識に戻るような状態となり、
忘れていたことを思い出したり、過去の様々な気持ちがよみがえってきたりします。

思いがさまよっていくと、懐かしく楽しい想い出ばかりではなく、
多くの場合、心残りや未完了の出来事に向かってしまうようです。

相手が故人の場合ですと、心残りや後悔することがあっても、
もはややり直す機会を作ることはかないません。

前世・過去生のことであれば、なおさらです。

前世・過去生の心残りは、通常は、意識にのぼることはなく、
そのほとんどが、無意識のレベルに留まっています。

けれどもその無意識が、思いも寄らない反応を引き起こしたり、
感情を波立たせたりすることがあります。

ご自分でも、なぜそれほど心を揺り動かされるのかよく判らない…
ということになり、困惑されるでしょう。

私たちは、日常生活で、情報を集めて検討し、
思考を巡らせて行動していると思いがちですが、
意識全体の90パーセントを占める潜在意識は、もっと深い心の深層で、
愛着や回避、違和感の根の部分に関与しているのかもしれません。

二度とやり直せず、表現もかなわない思い…と書いたのですが、
実は、そんなことはありません。

たとえば大切な方を亡くした喪失感や悲しみ、ペットロスなどは、
イメージの中で再体験したり、癒したりすることが出来ます。

心の深い部分に存在し、今も重荷になっている辛い気持ちがあるならば、
潜在意識に導かれて、その時点に退行し、
本当は言いたかったのに言えなかった思いを表現してみましょう。

同様に、それが前世・過去生の喪失の悲しみや、未完了の出来事であっても、
潜在意識から現れるイメージ世界の中では、
私たちは、いつでも本当の思いに触れて、
それを相手に伝えることが出来るのです。

潜在意識は、過去や未来へ自由自在に赴き、
しかも事実とフィクションの区別がありません。

そのため現実には困難なことであっても、
時空を遡ったり、会いたくても会えなかった誰かと再会を果たしたり
感謝を伝えたり、謝罪したりすることが出来ます。

胸の内に溜まっていた、重くて苦しいやり場のない感情を
十分に感じて手放していくことは、
大きな開放感を生み出します。

亡くなった方につながる遺品と記憶にお別れを告げて、
手放していくことに似ています。

残ってしまった思いをそのままに放置しないで、
ゆっくりと向かい合ってみると、
想像していたのとは違う別の感情が湧いてきたり、
相手との絆のかけがえのなさに、
あらためて気付かされたりすることもあるでしょう。

潜在意識とつながって、ある特定の過去に戻るのが、退行療法です。

退行して再体験をしている間は、心穏やかではいられないかもしれません。

けれども、もう振り返りたくないと心に蓋をして無かったことにするよりも
はるかに心が軽くなり、その出来事に光を当てて、
これまでとは異なる見方や解釈をなさるようになるでしょう。

現在も残る辛さを投影して過去を眺めると、
過去は常に辛いものとして感じられるばかりですが、
現在の心が癒されていくならば、
現在から振り返ってみる過去も、
より明るく、希望につながるものとなっていくはずです。

多次元セラピー 退行療法 心の癒しと探求


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