多次元セラピーにおける憑依とは?
退行療法である多次元セラピーには、
前世療法 と 憑き物払い が含まれています。
「前世」や「憑依」といったものは
検証できるものではありませんので、
受け入れられないという方も多いことと思います。
前世療法については、
前世や輪廻を信じるかどうかは別として、
一定のセラピー効果があることが
かなり知られるようになってきているようです。
前世や輪廻などを含む
トランスパーソナルな視点に立たなくても、
癒しの効果があるならば試してみたいと思われる方も
あるかもしれません。
前世を受け入れられない方は、
前世を無理に信じようとする必要はありません。
「前世」のイメージを、ご自身の癒しのために
潜在意識から立ち現れた「装置」と
受け取っていただければよいかと思います。
セラピーの背景や小道具として、
いわゆる「前世」を体験すると、
気付きや洞察を受け取り、心が解放されて、
お悩みや問題を解決するヒントを受け取ることがあります。
このあたりについては、
前世療法・過去生セラピーの専門サイトにて
「前世を受け入れられない方のための前世療法ガイド」を
ご覧いただければと思います。
存在するかどうかわからない前世に対する
好奇心や興味から、
前世療法をお試しいただくのもよいですし
前世は信じないが
セラピーとして割り切ってやってみるというのでも
かまわないのです。
憑き物払いについては、
前世よりもさらに怪しげな印象を持たれるかもしれません。
憑依とは、多次元セラピーにおいて、
本人に属していない何らかのエネルギーが
否定的な影響を及ぼしている状態のことを
表現する言葉です。
たとえば心身の不調、痛み、違和感、疲労感、
自殺願望、うつ、その他のお悩みなど不調和な状態です。
憑依現象というものが実際にあるか否かは
前世・過去生と同様に検証ができません。
しかし、いわゆる憑依という考え方を借りると、
問題を引き起こしている「何か」を外在化して、
そうなった経緯や理由などを
よりたやすく探求していくことができるようになります。
憑き物払いとは、
問題にお悩みの方と、問題そのものとを分離すること。
そうすることで、より明確に、スピーディーに、
原因究明を行えるようになるのです。
ですから「憑依なんて信じない、あるわけがない」
とお考えでも、それでかまいません。
前世療法と同様に、
憑依や憑き物払いとは、
セラピー手法に必要な装置、枠組みと
受け取っていただければよいかと思います。
その装置、枠組みを上手に用いることによって、
セラピーの効果を上げ、
問題をスムーズに短時間で解決することができるのですから。