多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

ふいに現れた憑依存在 多次元セラピーセッション

2015年07月18日

先日、多次元セラピーの個人セッションで、
ご希望のテーマに関連する前世・過去生へ退行していきました。

多次元セラピーによる前世療法は、
従来の前世療法は少し異なる手法となります。

さて、前世・過去生において、どのような出来事が起こっていたのか、
探求を続けながら、詳細を明らかにしていき、
セッション終盤にさしかかった時、
クライアントの方が、
「誰かがそばにいるような気がする…」とおっしゃいました。

どうやら前世・過去生の中の登場人物なのではなさそうです。

そのままにしておかないほうが良いと言うご希望でもありましたので、
少し働きかけてみると、
それは、この前世・過去生とは何のつながりもない一人の男性でした。

では別の前世・過去生の誰かであるか…? というと、
そういうわけでもないようです。

すなわちクライアントさんの前世・過去生ではなく、
知り合いの人物でもありません。

その方に属していない存在=憑依存在であることが分かりました。

多次元セラピーでは、
その方に属していない何かが、
否定的な影響を及ぼしている状態を憑依と呼んでいます。

セッション中に、前後の脈絡とは関係なく、
探求を遮って現れてきたこの男性は、紛れもなく憑依存在でした。

クライアントの方は、たいそう驚かれたと思いますが、
実は、こうしたことは、それほど珍しいことではありません。

元々、その方に憑依が起こっていた場合は、
思いも寄らないタイミングで出てくることがあります。

またその方に憑依していたわけではなく、
その空間に入り込んできていたり、
もの珍しさからセラピーに興味を持って近づいてきたり
することがあります。

クライアントの方の前世・過去生に関わりのあった誰かと
つながりのある場合もあれば、
全く関係がない人物である場合もあります。

セッションでは、その方のご希望をお聞きして、
最初に選んだテーマからはいったん離れ、
現れた憑依存在にワークすることになります。

このセッションでは、その男性がどんな人で、
なぜここにやってきたのかという目的や動機を明らかにしたうえで、
その存在を癒して解放します。

その後、当初のテーマに戻って
多次元セラピーを続けていきます。

その方は、多次元セラピーのセッションが初めてという方でしたので、
事後カウンセリングの際、こうしたことをお伝えすると、
本当にびっくりされている様子でした。

多次元セラピー中に、
何かよくわからないものや、意外なものが出現してきたとしても、
無意識に遮断してしまったり、気のせいだと思ったりして、
そのことをセラピストに伝えていただけない場合もあります。

この方は、たいへん被暗示性が高く、
比較的しっかりとイメージ世界に入っておられ、
繊細な感性をお持ちだったため、
気付かれたのでしょう。

気付いて伝えていただければ、そのままにしておかず、
適切な対応をとることが出来ます。

憑依は、どんな場合でも、必ず否定的な影響を与えるものです。

ですから気付いて解放できるならば、
それに越したことはありません。

さて、この日のセッションを終えてクライアントの方が帰られた後、
多次元セラピースクールの修了生の方からメールが届いていました。

この方は、基本のベーシック・コース、アドバンス・コースから
多次元セラピー上級コースまでを習得され、
プロとして開業なさっておられる方です。

そのメールは、セッション中にテーマとは関係のない憑依存在が現れて、
セラピーが進まなくなって困る…と言う内容で、
その修了生の方も、ちょうど同じ日に、
ふいに現れた憑依存在にワークすることになったようです。

シンクロしていて面白いと感じました。

憑依が起こっていても、そのことに気付かれていないならば、
起こっていないのと同じことになります。

エネルギーに敏感な方や、サイキックな資質をお持ちの方、
感性の鋭い方は、ご自分の体験として、
見えてしまったり、体感したりされたことがあるかもしれません。

エンパスやいわゆる霊媒体質の方々にとっても、
覚えのあることでしょう。

このような方々には、ご自分のエネルギーフィールドを浄化して
安全に保護するノウハウをお伝えする
エネルギーメンテナンスのセミナー」や、
既に入り込んでいる憑依を解放するノウハウをお伝えする
セミナーなどをご紹介しています。

いずれも1日から2日間ほどで、
ご自分で行うことが出来るように実践的にお伝えしています。

見えないエネルギーを感じないほうだという方は、
あまり気にし過ぎることなく、過ごされたらよいと思います。

気にすることで、かえって問題が起こってしまっては、
本末転倒です。

現在、憑依があるのか無いのかを調べて、
憑依がある場合にはそれを癒して解放する個人セッションもあります。

気になる方は、一度お試しになられてはいかがでしょうか。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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その方に属していない原因の可能性 憑依と憑き物払い

2014年06月28日

多次元セラピープロ養成スクールにお越しくださった方に、
「思っていた以上だった…」と
多次元セラピーの素晴らしさを知って頂けた時、
お伝えしているこちらも嬉しくなります。

特に多次元セラピーのセッションにお越しいただいた方が、
今度はご自分で多次元セラピーを使ってみようと思われて
このスクールを受講くださるのは、
本当に有り難く、楽しみなことです。

多次元セラピーは、たしかに簡単なセラピーとは言えませんが、
その効果を実感していただけると、
ぜひとも習得したいというお気持ちになられるのでしょう。

たとえヒプノセラピーの素養やご経験がなかったとしても、
多次元セラピーを使ってご自分の探求や癒しに役立てたり、
プロとして開業したりすることは可能です。

その方に目的やニーズに合わせ、
さまざまに活用していただける奥行や魅力を持っています。

従来のヒプノセラピー・退行療法に存在せず、
多次元セラピーに在るものは、「憑依」という概念です。

たとえば、何か問題やお悩みがある時、
胎児期、子どもの頃、前世・過去生、数年前などに
その起源が存在している場合もありますが、
それぱかりとは限りません。

その方に属していない何らかのエネルギーが、
問題の直接的な原因となっていることがあります。

インナーチャイルドやサブパーソナリティを癒して統合することが出来たとしても、
それだけでは問題が解決に向かわない時、
憑依という考え方を取り入れることで、劇的に問題の経緯が解きほぐされ、
解放のプロセスが促されることもあるのです。

その方に属していない原因の可能性を視野に入れていない場合、
どれほど退行を続けてみても、解放へのヒントは見つからず、
問題は不可解で理解し難いものとして後に残されてしまうでしょう。

優れた特長が数多く含まれる多次元セラピーの中でも
この憑依という考え方は、とりわけ斬新なものだといえます。

憑依という言葉の持つ独特な響きや雰囲気などにとらわれることなく、
心の深層を、より深い側面から探求していく優れたツールとして、
憑依と憑き物払いの手法にご興味をお持ちいただけたらと思います。

多次元セラピー 退行療法 憑依と憑き物払い 


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2つの前世が関連し合って影響を与えていた憑依

2014年06月21日

先日、セッションにお越しいただいた方は、
身体的な痛みがあり、それを探求していくうちに、
前世・過去生へ退行していきました。

最初に現れたイメージは、近代ヨーロッパと思われる場所の家庭。

妻は、夫が自分の気持ちを理解してくれないことを嘆き悲しみ、
お互いに次第に距離を取るようになっていきます。

ある日、家庭内で不慮の事故が起こり、
一人で家にいた妻が、大怪我を負ってしまいます。

その怪我は治療を続けてもなかなか治りません。

その前世で、妻が怪我をした部位は、
クライアントさんが痛みを訴えていたところと一致していました。

ところが、探求を続けていくと、
ケガをした妻は、クライアントさんの前世ではなかったのです。

そこにもう一つの前世・過去生のイメージが現れました。

ある猟師町に住んでいる十代の少女が二人。
たいへん仲が良い親友同士です。

何も揉め事がない穏やかで平和な土地で暮らしていた二人に
別れの時がやってきます。

さまざまな理由によって、魚が取れなくなり、
漁業をしていた村人たちは、ほかに仕事を求めて散り散りになっていきます。

二人の少女たちも、家族がその地を離れることとなり、
それぞれ別々の土地へ旅立つこととなりました。

その時に感じた別れの悲しみと心残りは、
二人の心に強く刻み込まれ、カルマとして持ち越されました。

クライアントさんは、この少女のうちの一人でした。

そして別の転生で大怪我をした女性が、もう一人の少女でした。

セッション中に現れた2つの前世・過去生のイメージは、
それぞれ独立したものであり、相互に関連し合っているわけではありません。

2つの転生をつなぐのは、それがどちらもクライアントさんではない、
一人の女性の転生であったことです。

その女性が不慮の事故で負った怪我は、今も癒されずに残っており、
前世で離ればなれにならざるを得なかった悲しみと心残りもまた、
そのまま持ち続けられたままでした。

そんな状態の女性が、現在のクライアントさんに影響を与えて
痛みの原因となっていることがわかりました。

多次元セラピーでは、その方に属していないエネルギーが
否定的な影響を与えていることを、憑依と呼びます。

これは、クライアントさんではない女性の怪我の痛みを
クライアントさんが感じているため、
憑依であるということになります。

もう一度出会いたいというお互いの強い願いが、
憑依を招き、その際、女性の怪我の痛みも一緒に入ってきたと考えられます。

クライアントさんにとっては、思い当たる理由がない上に、
思いも寄らないところからやってきた痛みというとになるでしょう。

このセッションケースでは、
実はもう一つ、驚くような出来事が絡んでいるのですが、
このブログに書くと、かなり長くなってしまいますので、
いずれホームページのほうにページを追加して、
詳細をご紹介させていただくつもりです。

多次元セラピー 退行療法 憑依と憑き物払い


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他者の激しい感情が否定的に作用する時 多次元セラピーの憑依

2014年05月06日

多次元セラピーの憑依という考え方は、
その方の受け取り方によっては、怪しげな印象を与え、
誤解を受けやすいものとなる可能性があります。

心や潜在意識、エネルギーといった目には見えない世界のことですから、
それを体験なさったご本人でないと、リアリティが感じられず、
作り話のように思われるかもしれません。

実際に憑依を扱ったセッションケースをご紹介しにくい理由の一つには、
それをお伝えする的確な表現や言葉の選び方の難しさもあります。

イメージ世界の中で何が起こったのかということと、
現実にそのようなことが起こり得るのか…という点を区別して受け取って頂かないと、
思わぬ誤解を生み、多次元セラピーそのものに対する見方にも
よくない影響を与えてしまうでしょう。

多次元セラピーの憑依を解放する手法は、
潜在意識から受け取るイメージを使った心理療法ですので、
予想外の人物が登場し、想像もしていなかった展開となっても、
心身の癒しや問題の解決、軽減につながるならば、
意義あるものということになります。

最近のケースから、憑依の例をご紹介してみましょう。

AさんとBさんは、お知り合い同士、
特に仲が良いというわけではありませんが、
適度な距離を取りながら、お仕事上、時々顔を合わせる間柄です。

ある時Aさんは、Bさんのことが頭に浮かぶと、
Bさんのことを「怖い」と感じることに気付くようになりました。

Bさんは穏やかな人柄ですし、怖さを感じさせるような言動はこれまでに全くありません。

理由を考えてみても、思い当たることはありませんでした。

同席したくないほどの怖さではなかったものの、
週に何度かは会うことになる相手であったため、
Aさんは、Bさんに対して、なぜ理由のわからない怖さを覚えるのか、
探求してみたいと思われたのです。

多次元セラピーのセッションが始まります。

イメージの中に現れたのは、無表情な蝋人形のような女性、
瞬きもせず直立不動です。

話しかけてみると、不気味な笑いを見せました。
どうやらこの女性 (=bさん)は、Bさんのことを知っているようでした。

AさんがBさんを怖いと感じる原因は、この女性(=bさん)に関係があったようです。

AさんとBさんの間に、過去にどんなことが起こっていたのか
退行してみることにしました。

イメージは、ヨーロッパの石畳と馬車、
さらに美しい草原でくつろぐその女性一人の女性のイメージに変わっていきました。

その女性=aさんは17歳くらいで、長い髪をしています。貴族の令嬢のようです。
当時の社会では、そろそろ結婚する年齢に当たり、
親に決められたいいなずけがいました。

その直後、とんでもないことが起こりました。

実はこの女性の家と敵対するもう一つの家があり、                           
その家にも17歳くらいの娘さん=bさんがありました。
二人は同じ年であったため、何かに付けて比較され、
競争させられていたのです。

当人同士は、幼いころ、いっしょに遊んだこともある仲でした。
お互いのことを特に意識しているわけではなく、憎しみなども全くありません。

けれども地位や土地などをめぐる家同士の争いに巻き込まれ、
その争いは次第にエスカレートし、やがて激しい対立となっていったのです。

日本でも古来より、超自然的な力を用いる呪術師、陰陽師などを使って
敵対する相手をターゲットとして攻撃を加えることがあったようですが、
この時代にも、同様なことが行われていました。

aさんの一族は、呪術師に依頼して、秘密裡にbさんに呪いをかけ、
その結果、bさんは正気を失ってしまうのです。
暴れて物を壊したり、人をののしったり、
家族と使用人たちは部屋の外から
その様子を心配そうに見守ることしか出来ません。

怖ろしげな形相と常軌を逸したふるまいに、母親はノイローゼとなり、
bさんは、人目につかないように邸宅の奥深くに隔離されます。

このような状態ですから、いいなづけにすら合わせることが出来なくなり、
間もなく結婚話は白紙に戻ります。

一方、敵を陥れたaさんの一族は繁栄を続け、
aさんは結婚して子供を授かります。

aさんは、自分の親たちがbさんに何をしたのか知りません。

やがて少しずつ情報が漏れ伝わり、薄々気付くようになりましたが、
平穏に暮らしていました。

一方、bさんと、bさんの一族は、なぜ突然、こんなことになってしまったのか
分かりませんでした。

bさんの一族は新興勢力であり、呪術というものになじみがなかったようです。

bさんの呪いは解かれることなく、発狂状態のまま、年老いていきます。

長い間の隔離状態によって、bさんは人間としてのまともな生活を送ることが出来ず、
結婚をあきらめざるを得ず、子どもを授かることもない自分には価値が無いと落ち込み、
失意のうちに息を引き取ります。

これは、いわゆる前世で起こった出来事です。
加害者側一族のaさんは、Aさんの前世であり、
呪いをかけられて正気を失ったbさんは、Bさんの前世でした。

aさんの生まれ変わりであるAさんが、
なぜbさんの生まれ変わりであるBさんを怖いと感じるか
ここまでの経緯ではよくわからない部分があります。

なぜならば、一族同士、対立していたものの、
aさんとbさんは憎み合っていたわけではなく、
正気を失い直ちに隔離されたbさんの姿を、aさんが見ることはなかったからです。

またbさんは、なぜこうなってしまったのかわからないまま、亡くなっていますので、
狂気の原因がaさんやaさん一族にあるとは思ってもみなかったでしょう。

そこで、もう少し探求を続けてみると、
bさんが憑依を受けていることがわかってきたのです。
憑依していたのは、bさんの母親でした。

bさんの母親は、誇り高く、欲が深く、
家柄や地位、お金などに、元々大きな執着を持っており、
一族の実権を握っていました。
娘であるbさんを結婚させるに当たっても、
一族にとって有利な条件となるように目論み、画策していました。

それほどまでに期待をかけていた愛娘が、結婚を目前にして、
突然、正気を失ってしまい、全てが水の泡となったことをあきらめることが出来ず、
自分の思うとおりにならなかったことに対する怒りと恨みに我を忘れていたのです。

逆上した母親の怒りと恨み、そして嫉妬は、
主に娘のライバルであったaさんに向けられました。

我が娘に比べると、aさんのほうは健康であり、
何事もなく一族に利益をもたらす結婚をして、
順調に跡継ぎとなる子供も授かり、
穏やかに暮らしているのですから、その様子を見聞きするたびに、
妬ましさで気が狂わんばかりになっていました。

隔離されたままの娘の現状にプライドを傷つけられ、
もっと優秀な娘が欲しかった…と悔やみます。

b さんは、幼少期より母親に支配され、言いなりにさせられてきました。

正気を失っていても、そうでなかったとしても、
自由な意思や選択などは、おそらく認めてもらえなかったでしょう。

前世の加害者であるAさんが、被害者であるBさんを怖いと感じたのは、
Bさんではなく、Bさんに憑依していた母親の
怒りと恨み、妬みに対するものであったことが分かりました。

仮に憑依というとらえ方がなかったならば、
直接手を下していたのではないaさんが、
何が起こっているのかわからないまま亡くなったbさんを
「怖い」と感じる理由を解明することは困難であったはずです。

娘に執着し、あきらめきれない母親が、その娘に憑依するケースは、
多次元セラピーでは、珍しいものではありません。

血縁、利害関係やエネルギー的、感情的なつながりがあるためです。

この母親の想念や感情、特に怨念が、
娘であるbさんの中に入り込むと、まずbさんに否定的な影響を与え、
それ以外の関係者にもさまざまな影響が及ぶことになるのです。

多次元セラピー 退行療法 


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多次元セラピーの憑き物払いで解放するのは何? 憑依存在の正体

2014年03月16日

多次元セラピープロ養成スクールには、
さまざまな方々がお越しくださっています。

プロのヒプノセラピストとして開業されている方が、
さらなるスキルアップのために受講なさることがあります。

私自身も、開業後、多次元セラピーに出会い、
その斬新さに驚いてすぐにコースの申し込みを決めましたので、
従来のヒプノセラピー・前世療法には存在しない強味やメリット、
問題解決力に惹かれるのは理解できます。

ほかのニーズとしては、今、なさっておられるお仕事に多次元セラピーを加えて、
セッションの幅を広げたり、クオリティを高めたりしたいという場合です。

これについては、医師、看護師さんなど医療の現場の方、
マッサージ、カイロ、整体、鍼灸、アロマなどボディワーク系、
透視リーディング、チャネリング、占いなどスピリチュアル系、
産業カウンセラーや臨床心理士さんなどもおられます。

開業するご予定はなく、
純粋なご興味や探求心からお越しくださった方もあります。

最近、多いのは、
多次元セラピーの「憑依」に関する部分へのご関心です。

憑依を解放する手法は、従来のヒプノセラピー・前世療法にはありませんので、
この手法に特別感や魅力を感じられるのは肯けることなのですが、
実は、それだけではないようです。

この手法を使って解放するのは、
問題を起こしている「憑依存在」に限られているわけではありません。

そもそも憑依存在とは、その方に属していない何らかのエネルギー。
サブパーソナリティなどとは異なり、その方の外側からやってくる
否定的な影響全般に用いることが出来るのです。

たとえば、何となくやる気が起こらない…
時々不安が襲ってくる…
体のだるさ、疲労感、違和感、痛み…
お部屋の雰囲気…など。

日常、どんな方にもあるけれど、
それほど気をとめることもない、でも気にはなっている問題です。

特に敏感な方、感受性が鋭い方は、
さまざまな刺激や影響が、ご自分の外側からやってきていることに
気付かれていることが多いのです。

たとえばご家族、パートナーさん、かつてお付き合いしていた異性、
職場で接する不特定の方などの、独特の感情や想念、思考などの影響を
知らない間に受けてしまっていることはないでしょうか?

こうした外部からの影響は、たとえ悪気はないとしても、
その方の生命エネルギーを奪い、妨害的に作用します。

本来進んでいくべき道や志を見失ったり、モチベーションを低下させたり、
大げさに言うと、その方のものではない思考や感情、好みの影響を受け、
その方の人生ではない別の方向へ、幾分逸れていってしまうのです。

こうした状態、状況に対して、多次元セラピーの憑依を取り除く手法を使うと、
問題となっているその方に属していないエネルギーが
どこからやってきているのかを理解することができます。

動機や目的がわかれば、むやみに怖れたり腹を立てたりすることもなくなり、
二度と干渉やコントロールをしないように話し合いをして、立ち去らせることが出来るのです。

こうしたセッションを体験なさってみると、
その方に属していないエネルギーにまつわるあらゆる否定的な影響を解消した後の
その方本来のコンディションが取り戻され、
ご自分の中心にしっかりと在る感覚や生き生きと充実した感覚に
驚かれるかもしれません。

多次元セラピー 退行療法 ユニークアイメンタルサポート


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憑依存在を癒す理由は? 多次元セラピーの憑依 その2

2014年03月09日

憑依という言葉から、得体の知れない恐ろしいものという印象を
持たれるかもしれません。

が、憑依を解放する手法は、あくまでも心理療法の一つですので、
憑依現象や憑依存在そのものの有無については問題にすることはなく、
深く考えたくなければそれでもかまわないのです。

多次元セラピーでは、問題の原因を外在化して、対話を続けながら、
なぜ不調や違和感などがあるのかを探求します。

必要があれば、問題の起源に退行して、
何が起こっていたのかを再体験しながら解放していきます。

世の中で憑依を取り除く方法、つまり憑き物払いを行う方法といえば、
超自然的な力や霊能力を使うやり方が連想されます。

多くの場合、問題の原因となっているものが
どのようにして解放されるのかはよくわからないままであるか、
または知らされないことが少なくありません。

それに対して、多次元セラピーでは、
不調の原因を憑依存在とみなし、
クライアントさんがご自分でその存在と向かい合い、
コミュニケーションを通じて癒していきますので、
相手がどんな気持ちでいるのか、何を欲しているのか、
ご自分とどんなつながりがあるのかを直接、知ることが出来ます。

対話のやり取りの中で、相手(憑依存在=問題の原因)がどのように変化していくのか、
手に取るように理解でき、相手の言い分や背景にある事情、
人間関係などの情報も受け取ることが出来ます。

憑依存在を解放するプロセスについても、
その一部始終に関与し、主導権を持って進めていただき、
多次元セラピストはそれをしっかりとサポートする形となります。

解放した後は、今、イメージの中で起こったことを
納得していただけると思います。

多次元セラピーでは、憑依存在のことを、
癒される必要のある哀れな存在と考えています。

憑依存在などという忌まわしいものを癒すなんて
とんでもないと思われるかもしれませんが、
憑依存在をよく理解してあげたうえで十分に癒すのは、
それが結果的に問題の解決につながるからであり、
クライアントさんに深い癒しをもたらすことになるためです。

多次元セラピー 退行療法 憑依


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何となくいつもと違う気分と体調… 多次元セラピーの憑依

2014年03月08日

ご家族やご友人を見ていると、
どことなくいつもと違うのがわかる時がよくあります。

気分が沈んでいる…
元気がない…
そわそわしている…
テンションが上がり過ぎ…

ご自分についてはいかがでしょうか?

人は自分のことにはなかなか気付けないことがあるものです。
特に子育てや介護、お仕事などで多忙な方は、
自分の面倒を見ている余裕などはないかもしれません。

朝、起きた時から、今日は何となくおかしいと異変に気付くことができたら、
いつものコンディションを取り戻すためのアクションを取れるかもしれません。

生きていれば、多少のアップダウンや体調の変化はあります。

日常生活に支障をきたすほどではない場合もあれば、
お仕事を休まなくていけないほど重い状態となることもあります。

いずれにしても、気付くことが出来たならば、
そうなった理由について、考えてみることが出来ます。

一例を挙げてみると…
散漫になり頭がぼうっとしている、
なぜかやる気が全く起こらない、
ぼんやりして仕事の効率が上がらない、
予定していたことを実行するのが難しい…という時。

このようなことはどんな方にもあることで、
ストレスや疲労が原因だと考えて、
少し休養を取ろうとする方は多いでしょう。

けれども振り返ってみても、
疲れるようなことはしていなかったり、
不安や怒りの原因となるようなことが見つからなかったり、
なぜ突然このような状態になってしまったのかよくわからないことも
時にはあるのではないでしょうか?

休養を取ったり、気分転換してみたりしても、
違和感がそのまま何日も続いてしまうことはないでしょうか?

このような時、多次元セラピーでは、
その方に属していない何らかの要因が関わっていると仮に想定して
それに取り組む手法を持っています。

それが多次元セラピーの「憑依」という考え方です。 

(次回に続く…)

多次元セラピー 退行療法 憑依


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憑依存在、それは投影されたネガティブなエネルギー

2013年12月09日

物や人間に対する執着の程度には、
個人差が大きいものです。

同じ体験をしても、すぐに忘れてしまう人、
意識的に気持ちを切り替えて忘れようとする人、
いつまでも頭から離れず引きずってしまう人…といろいろです。

物事にこだわらないのは、一見良いことのように思われますが、
本当の意味で気持ちを解放できているかどうかが重要となるでしょう。

不快な体験による嫌な感情や執着、心残りなどが在る時、
それが存在することを認めたうえで、
しばらくの間、その感情を味わい、
その後、手放していかれたらよいのですが、
瞬時に蓋をしてしまうことがあります。

まるでそんな感情は最初から存在しなかったかのように扱うのは、
無意識に自己や他者を守ろうとする作用です。

表面上は何事もなかったかのように平和に見えますが、
実は心の奥深いところでその感情はいつまでも渦を巻き、
消え去ることはありません

そして折に触れ、意識の表面に現れ出ようとします。

たとえばご本人にも予測できない局面で感情が爆発したり、
病気や体調不良の原因となったりすることがあります。

このような場合、ご本人に起こる問題ですので、
自覚ができますし、内省をしたり、
気付きがやってきたりすることもあるでしょう。

もっと厄介なのは、
このネガティブな感情や執着がいわば一人歩きをして、
他者に悪影響を及ぼすような状態となっていくことです。

悪影響を受ける側にとっては何が起こっているのか理解できませんし、
何に起因して問題が起こっているのかもわかりません。

たとえば AさんとBさんが親友同士で、
日頃、仲が良かったとします。

ある時、Aさんは、ちょっとしたことで
Bさんの言動に気持ちを傷つけられ、
怒りと恨みを覚えますが、その怒りを瞬時に抑圧し、
表面的には何事もなくふるまっています。

この怒りと恨みは、Aさんが意識できない心の奥深くに在り続け、
Aさん自身ではなく、Bさんに影響を与えることがあるのです。

多次元セラピーではこうした状態を「憑依」と呼びます。

Bさんにとっては、自分に属していないエネルギーからやってくる
ネガティブな影響や問題ということになります。

多次元セラピーでは、
そのエネルギーが何かの形を取って現れ、
時には人間や見たことのない生きものとして認識されることがあるのですが

それは投影されたAさんの怒りと恨みのエネルギーであると
言ってもよいでしょう。

セッション中、こうしたものと出会い、その正体がわかった時
Bさんはおそらく驚かれるでしょう。

なぜならばAさんとの人間関係は円満であり、
思い当たる問題など何もないからです。

またAさんにとっても、
この怒りと恨みは認識できない領域に在るものですから、
まさかそれがBさんに影響を与えているとは思いも寄らないことでしょう。

無意識の抑圧という防衛反応は、人の心の複雑さ、
普段は意識できない潜在意識のはたらき
を垣間見せてくれます。

私たちの潜在意識(無意識)はつながり合っています。

トランスパーソナルな視点に立つならば、
私たちの日常生活の水面下では、
目には見えないエネルギーが大小の渦を巻き、
波紋を広げ、
お互いにさまざまな影響を与え合っているのです。


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多次元セラピーの「憑依」とサブパーソナリティ

2012年06月11日

「憑依」の解放、憑き物払いは、
多次元セラピーの手法の一つです

たとえば原因のわからない心身の不調や問題がある時、
その原因を「憑依存在」ととらえて、
対話をしながら解決の糸口を探っていくのです。

このように書いてみるとシンプルでわかりやすいのですが、
憑依という言葉から、どうしても不穏で不可解な印象を受けられ、
さまざまな誤解を招きやすく、
不安を持たれ敬遠されることが少なくありません。

そもそも多次元セラピーは、
それ自体、きわめて斬新なアプローチなのですが、
その中でもこの憑き物払いは特に注目を集め
何かと話題に上る領域かもしれません。

憑依と憑き物払い。

セッションにおいても、スクールにおいても、
皆さまによりよくご理解いただければと願い
折に触れブログにも投稿してきましたが、
このたびホームページ上に、
トピックスとしてアップロード致しました。

題して「憑依って何? 憑き物払いとサブパーソナリティ」。

サブパーソナリティとは、副人格。
その方の心の一部です。

それに対して憑依存在は、
その方に属していない何らかのエネルギー(体)です。

この二つは全く性質が異なるものであるにもかかわらず、
同じような深刻な問題を引き起こすことがあります。

両者がどんな関係にあるのか、
ご興味のある方は、
多次元セラピー 退行療法サイトの
トピックスをご覧いただければと思います。


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憑依をどう考えるか?  多次元セラピーの憑き物払い

2012年05月24日

多次元セラピーには、「憑依」という考え方があります。

たとえば、その方の心身に不調が起こっている時
否定的な影響を及ぼしている原因を
「その方に属していない何らかのエネルギー」と考え、
その作用を「憑依」と呼んでいます。

問題の原因がわからないため、
その原因を、「憑依」とみなすことで
憑依存在と向かい合い
話をすることができるようになります。

なぜ問題を起こすのか、その理由を聴き
必要な対策を講じることができるのです。

このように問題を外在化するということでは
サブパーソナリティのセッションとよく似ています。

サブパーソナリティは副人格、
その方の心の一部であるのに
対して
心に属していないものが憑依存在ということになります。

では、憑依存在とは
一体どのようなものなのでしょうか?

憑依(存在)という言葉から連想するのは
超自然的現象、浮遊霊、霊障、何か異常で恐ろしい体験…
などでしょうか。

憑依存在などとという怪しいものが本当にいるのかと
不可解に思われ、不安を持たれてしまうおそれもあります。

退行療法の手法である多次元セラピーは
問題の原因を探求して効率よく突きとめ
解放と癒し、カタルシスを目指します。

解放と癒しをもたらすために
憑依という枠組みは役に立ち
セラピーのプロセスを促してくれるのです。

憑依や憑依存在が
実際に在るのかどうかということは
おそらく検証ができませんが
実は、どちらでもよいことだと思います。

状態が改善され、望む変容が起こるならば
憑依存在なるものを想定し
癒しのための装置や手続きとして
憑依の解決=憑き物払いを活用したらよいのです。

前世療法においては
前世や輪廻があるか否かはともかく
もう一つの異なる人生(いわゆる前世)のイメージを体験することで
癒しが起こり、気付きを受け取ることができます。

憑依についても、同じようにとらえることができます。

多次元セラピーの
「サブパーソナリティ」と「憑き物払い」は
問題の探求を助け、癒しの効果が高いだけでなく

心の奥深さや不思議さを垣間見せてくれます。

今日は、スクールの「多次元セラピー上級コース」
憑依と憑き物払いについてお伝えし、
多次元セラピーのさまざまなケース事例をご紹介しました。

従来のヒプノセラピーにはなかった斬新で大胆、ユニークな手法、
興味が尽きないとあらためて感じています。


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