ふいに現れた憑依存在 多次元セラピーセッション
先日、多次元セラピーの個人セッションで、
ご希望のテーマに関連する前世・過去生へ退行していきました。
多次元セラピーによる前世療法は、
従来の前世療法は少し異なる手法となります。
さて、前世・過去生において、どのような出来事が起こっていたのか、
探求を続けながら、詳細を明らかにしていき、
セッション終盤にさしかかった時、
クライアントの方が、
「誰かがそばにいるような気がする…」とおっしゃいました。
どうやら前世・過去生の中の登場人物なのではなさそうです。
そのままにしておかないほうが良いと言うご希望でもありましたので、
少し働きかけてみると、
それは、この前世・過去生とは何のつながりもない一人の男性でした。
では別の前世・過去生の誰かであるか…? というと、
そういうわけでもないようです。
すなわちクライアントさんの前世・過去生ではなく、
知り合いの人物でもありません。
その方に属していない存在=憑依存在であることが分かりました。
多次元セラピーでは、
その方に属していない何かが、
否定的な影響を及ぼしている状態を憑依と呼んでいます。
セッション中に、前後の脈絡とは関係なく、
探求を遮って現れてきたこの男性は、紛れもなく憑依存在でした。
クライアントの方は、たいそう驚かれたと思いますが、
実は、こうしたことは、それほど珍しいことではありません。
元々、その方に憑依が起こっていた場合は、
思いも寄らないタイミングで出てくることがあります。
またその方に憑依していたわけではなく、
その空間に入り込んできていたり、
もの珍しさからセラピーに興味を持って近づいてきたり
することがあります。
クライアントの方の前世・過去生に関わりのあった誰かと
つながりのある場合もあれば、
全く関係がない人物である場合もあります。
セッションでは、その方のご希望をお聞きして、
最初に選んだテーマからはいったん離れ、
現れた憑依存在にワークすることになります。
このセッションでは、その男性がどんな人で、
なぜここにやってきたのかという目的や動機を明らかにしたうえで、
その存在を癒して解放します。
その後、当初のテーマに戻って
多次元セラピーを続けていきます。
その方は、多次元セラピーのセッションが初めてという方でしたので、
事後カウンセリングの際、こうしたことをお伝えすると、
本当にびっくりされている様子でした。
多次元セラピー中に、
何かよくわからないものや、意外なものが出現してきたとしても、
無意識に遮断してしまったり、気のせいだと思ったりして、
そのことをセラピストに伝えていただけない場合もあります。
この方は、たいへん被暗示性が高く、
比較的しっかりとイメージ世界に入っておられ、
繊細な感性をお持ちだったため、
気付かれたのでしょう。
気付いて伝えていただければ、そのままにしておかず、
適切な対応をとることが出来ます。
憑依は、どんな場合でも、必ず否定的な影響を与えるものです。
ですから気付いて解放できるならば、
それに越したことはありません。
さて、この日のセッションを終えてクライアントの方が帰られた後、
多次元セラピースクールの修了生の方からメールが届いていました。
この方は、基本のベーシック・コース、アドバンス・コースから
多次元セラピー上級コースまでを習得され、
プロとして開業なさっておられる方です。
そのメールは、セッション中にテーマとは関係のない憑依存在が現れて、
セラピーが進まなくなって困る…と言う内容で、
その修了生の方も、ちょうど同じ日に、
ふいに現れた憑依存在にワークすることになったようです。
シンクロしていて面白いと感じました。
憑依が起こっていても、そのことに気付かれていないならば、
起こっていないのと同じことになります。
エネルギーに敏感な方や、サイキックな資質をお持ちの方、
感性の鋭い方は、ご自分の体験として、
見えてしまったり、体感したりされたことがあるかもしれません。
エンパスやいわゆる霊媒体質の方々にとっても、
覚えのあることでしょう。
このような方々には、ご自分のエネルギーフィールドを浄化して
安全に保護するノウハウをお伝えする
「エネルギーメンテナンスのセミナー」や、
既に入り込んでいる憑依を解放するノウハウをお伝えする
セミナーなどをご紹介しています。
いずれも1日から2日間ほどで、
ご自分で行うことが出来るように実践的にお伝えしています。
見えないエネルギーを感じないほうだという方は、
あまり気にし過ぎることなく、過ごされたらよいと思います。
気にすることで、かえって問題が起こってしまっては、
本末転倒です。
現在、憑依があるのか無いのかを調べて、
憑依がある場合にはそれを癒して解放する個人セッションもあります。
気になる方は、一度お試しになられてはいかがでしょうか。