多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

自己変革を妨害する要因は? 多次元セラピーによる探求

2013年10月15日

このところ、ご自分の心と向かい合い、
真摯に自己変革に取り組まれている方々と
セッションルームでお会いしています。

内省と自己覚知から、たくさんの課題を挙げてこられたり、
お忙しい中で、毎日、言動を静かに顧みる時間を取られていたり、
見えないところで努力を重ねていらっしゃることに
心から感心しています。

人は誰でも、
自分自身に対しては甘くなりがちなところがあるものです。

何か気になることがあったとしても、
「まあ、いいか…」と流してしまうほうが楽ですし、
自分の心の深層に本当は何が潜んでいるのか、
見たくない気持ちもあるのかもしれません。

心の奥には、シャドウ、サブパーソナリティ、過去のトラウマ、
抑圧した感情などが渦を巻いています。

それらに正面から目を向けるためには
たくさんの勇気や決意、精神力、体力が必要となります。

悲しみや自己嫌悪、辛さ、憎悪、恨みなど、
あってはならないものや、無かったことにしたいものたちには
忘却され表層に浮上してこないように、
頑丈な鍵がかけられているかもしれません。

前向きに、そして懸命に癒しと自己変革に取り組まれていても、
多次元セラピーのセッションを進めていくにつれて、
少しずつ意欲が薄れ、
どうでもよいような気分になってしまうことがあります。

深刻な状況や辛いお悩みがある時には
何とかして良くなりたい、改善したいと熱望するものです。

ところが、数回のセッションを経て変化を実感され、
気持ちが楽になってくると、
テンションが降下してしまうのでしょうか?

そういう場合もあるかもしれません。

けれどもそれ以外にも、前に進むことを阻む要因はあります。

内面から沸き起こるジャッジ、批評、懐疑など…。

こんなことをして何か意味があるのだろうかという疑い、
あるいは期待しているほど変化が起こっていないという
否定的な気分、自責の念。

楽なほうに流されやすい傾向、心の傷や辛さを認めたくないプライド、
被害者、犠牲者でいることから得られる自己憐憫は
不思議な満足感をもたらしてくれるものです。

辛い状態に留まり続け、良い方向に向かわないことが、
自分を傷つけた相手に対する復讐であるかのように、
不思議な気分の良さを覚えることもあります。

外部から妨害するエネルギー的な要素もあります。

よくあるのは、その方が自己変革するのを快く思わない
身近な誰かの存在です。

彼(彼ら)は、自己中心的な理由によって、
その人に「今までどおりのその人であって欲しい」
「今までと同じ状況にずっと居続けて欲しい」と願い、
そうした想念や感情を意識的、無意識的に送ってきます。

また、同じお悩みや問題を持つ他の人々も、
その人が良くなっていくことが
抜け駆けのように感じられて喜ぶことが出来ず、
むしろ足を引っ張るようなエネルギーを送ってくることがあるのです。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
大きなボールに入れられて蠢いているたくさんの蟹にたとえています。

蟹たちは皆、何とかボールの外に逃れようと懸命によじのぼります。

一匹の蟹が、ようやくボールのふちまで登りきり、
あともう少しで外に出られそうな時、
他の多くの蟹たちが、文字通り寄ってたかってその蟹の足を引っ張り、
脱出は阻止されてしまうのです。

同じ境遇の人々への仲間意識や遠慮、愛着などから、
現状維持を選ぶこともあるかもしれません。

変容は、それを心から望む強い気持ちと
その気持ちを継続的に持ち続ける意志を必要とします。

心の内側からと、外側からの二重の障害物を乗り越えて
あくまでも変容を目指すことは、
どれほどたいへんなことであるか…。

しかしながら、こうした妨害や阻止にもかかわらず
人は、本来、成長、進化を続けるものだと私は思います。

トランスパーソナルな観点では、
自己変革と自己成長は、全ての人間に共通する
輪廻転生の意味や目的そのものといえるでしょう。

その方によって困難の度合いは異なり
ペースには個人差があるでしょうが、
一進一退を繰り返しながらも、
ゆっくりと進んでいくことは可能です。

あたたかく見守り、心から変容を支援してくれる誰かが
どこかで力いっぱいエールを送ってくれているかもしれません。

止まったり、休んだり、迷ったり、
時には後退したりしながらも、
長い目で見れば壮大で宇宙的な転生の流れの中で
これまでに歩んできた道のりを振りかえってみるのもよいでしょう。

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多次元の自己と出会い癒すヒプノセラピー、多次元セラピー

2012年12月19日

先日、多次元セラピー・前世療法のスクールで、
自分の癒しにどう取り組むか
…という話題になりました。

どんな方でも、自分を癒せば癒すほど、
人生そのものがよりポジティブに、明るく、豊かに変容し
生きていることをいっそう楽しめるようになり、
人間関係が改善されていくものです。

多次元セラピストであれば、もちろん自分の中の癒すべき領域と
向かい合う必要があるでしょう。

自分の問題をクライアントさんに投影したり、
クライアントさんの問題に巻き込まれたりしないためです。

「自分を癒す」と言葉でいうのは簡単ですが、
実は、人それぞれ、癒しに対する解釈や理想、好みが異なり、
何が癒しで何が癒しでないのか、一概には言えないものがあるようです。

ある人にとっては、森林浴や観劇、スポーツが癒しとなり、
かわいい小動物、美しく咲いている花々を眺めること、
大勢でにぎやかに騒いだり、美味しいものを食べたりすることも、
心癒されるひとときとなることがあるでしょう。

しかしながら、こうした癒しは文字どおり、ひとときの安らぎであり、
根本的に人生を変えたい、問題を解決したいと思うならば、
勇気をもって、あるがままの自分自身と向かい合うことが
どうしても必要となりそうです。

ひとりの人間の中には、幼少期の体験誕生以前の胎内体験があり
トランスパーソナルな観点に立てば、いわゆる前世の体験記憶もあります。
その全てが、現在のその人のパーソナリティや価値観、世界観、
人間関係、人生を歩む姿勢に反映されています。

潜在意識と顕在意識、
心、体、魂全体のホリスティックな存在であるとすれば、
今の自分は、はるかな過去から未来までの全ての時空とつながっている
広大な意識体ということもできます。

日常生活においては、心や魂などを感じる間もないほど
現実的な必要に迫られて動いている私たちが、
潜在意識という領域にアクセスしてみると、
このような時空を超えた多次元的な自己に気付くことができるのです

そこには、思いがけないトラウマや
悲惨な人間関係があるかもしれませんが
今の人生からは想像できない静謐、活力、栄光、心豊かさなどがあり、
同時に、眠っている才能や資質、叡智、人間的な力も
存在しているはずです。

その全てが、かけがえのない要素として、
今、ここにいる自分に集約されていると言ってもよいでしょう。

五感を楽しませ、心をくつろがせる癒しを超えた、
さらに深いレベルの癒しを体験されると、
自分に対する認識が変化していきます。

そして、おそらく日常生活や周囲の環境、
身近な人々に向けるまなざしも、
これまでとは違ってくるのではないでしょうか?

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