多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

なぜ「多次元セラピー・前世療法のスクール」なの?

2015年07月13日

多次元セラピーをお伝えするプロ養成スクール、
「多次元セラピー・前世療法スクール」ページについては、
複雑でわかりにくい、情報が多くて読みにくい…などの
ご感想をいただいておりましたが、
このたび手直しをしまして、更新致しました。

そもそも、なぜ「多次元セラピーのスクール」ではなく、
「多次元セラピー・前世療法のスクール」なのか?

…というところからして、
多次元セラピーも、前世療法も、
まだなさったことがない初心者の方ならば、
さっぱりわからないということになってしまうかもしれません。

「多次元セラピー・前世療法のスクール」の「前世療法」とは、
従来の前世療法を意味しています。

従来の前世療法のほかに、
多次元セラピーによる(多次元セラピーを使った)前世療法があり、
両者は、かなり異なる手法であると言えます。

多次元セラピーは、ハンス・テンダム博士による退行療法ですので、
退行療法である胎児期退行、年齢退行、前世療法などが含まれます。

この中の前世療法が、
「多次元セラピーによる前世療法」であり、
従来の前世療法とは区別してお伝えしています。

将来、セラピストとして開業することを目指し、
前世療法を習得したいとお考えの方は、
何人もいらっしゃると思うのですが、
このような方々は、従来の前世療法と、
多次元セラピーによる前世療法の
どちらを選んだらよいのかと、
考え込んでしまうかもしれません。

実は、多次元セラピーによる前世療法と、従来の前世療法は、
確かに相違点があるのですが、
どちらか一方をマスターしておけば
OKというもの「ではない」というのが私の考えです。

その理由は、それぞれが持っているメリットとデメリットにあります。

多次元セラピーは効果の高いメソッドですが、
テーマによっては、
あるいはクライアントさんによっては、
適合しないことがあると経験的に考えています。

従来のオーソドックスな前世療法は、
ある面では、核心部分に切り込んでいくシャープさに欠け、
問題解決については若干弱いところがあるものの、
こちらの前世療法を用いることで探求しやすくなるテーマがあり、
こちらの前世療法のほうが
圧倒的に適しているクライアントさんもおられるのです。

今、お伝えしていることは、
あくまでも多次元セラピスト、前世療法セラピスト、
ヒプノセラピストとして実際のケースを積む経験の中から引き出した
個人的な意見とお考えください。

私どものスクールでは、
従来の前世療法と多次元セラピーによる前世療法は、
いずれにも他にはない特長があり、
セッションでは、それぞれの良い点、優れた点を
上手に使い分けることをお勧めしています。

そして従来の前世療法を実践なさっている場合のほうが、
多次元セラピーをよりよく理解でき、
多次元セラピーによる前世療法を実践されると
逆に従来の前世療法の優れた点が見えてきます。

私はヒプノセラピー・前世療法を学んで、プロとして開業した後で、
多次元セラピーと出会い、コースを修了して使うようになりました。

多次元セラピーを使い始める前に、
日本人の先生お三方からヒプノセラピーを習いましたが、
多次元セラピーを修了した後のほうが、
なぜかヒプノセラピーのスキルも上がり、
セッションにまつわる気付きを、
たくさん受け取ることができるようになったと感じています。

多次元セラピーは、
従来のヒプノセラピー・前世療法を行えることが、
前提のセラピー手法です。

どういうことかと言いますと、
通常の意識の状態から催眠に入れる催眠誘導の基本や、
アンカー、後催眠暗示など基礎的な部分が、
多次元セラピーの中には、元々、含まれていないということです。

たとえば胎児期のトラウマ・バーストラウマを癒す多次元セラピーでは、
胎児期にどのように退行していったらよいかということには
触れられていませんし、
インナーチャイルドにしても、
そもそもインナーチャイルドワークとは、
どのような目的と効果があるのかという部分は
含まれていないのです。

したがって、仮に基礎部分がない状態で、
多次元セラピーから勉強を始められたとしても、
多次元セラピーの内容の説明の理解はかなり困難となり、
セッションで使う際も、深いカタルシスと癒しには
到達しにくいのではないかと予測されます。

多次元セラピーにご興味があるならば、
ヒプノセラピーの最低限の基礎部分は、
知っておく必要があるでしょう。

では基礎部分は、どのようにして身に着けたらよいでしょうか?

その問いに答える意図をもって構想したのが、
「多次元セラピー・前世療法のスクール」です。

最終目標として、多次元セラピーを使いたい場合、
入り口は、ヒプノセラピーの催眠の基礎となります。

「あくまでも多次元セラピーを習いたいのだから、
ヒプノセラピーなどには興味もないし時間をかけたくない…」
と思われるでしょうか?

実はヒプノセラピーを深く学ぶことで、
多次元セラピーをより的確に柔軟に使いこなすことが出来るようになります。

ですので、ヒプノセラピー自体を学ぶのに
時間とエネルギーを費やすという選択も、
大いにあって良いことだと考えています。

多次元セラピー・前世療法のスクール、
ヒプノセラピー・前世療法のスクールの2種類のスクールがあるのは、
こうした考えによります。

どちらによりウェイトを置くか、
自由に使えるその方のお時間と費用とエネルギー、
習得までにかけられる時間などによって、
ニーズに合うほうを選んでいただくことが出来ます。

実は、「ヒプノセラピー・前世療法のスクール」を選択なさったとしても、
多次元セラピー上級コースへ進むことは可能です。

そのようなコース編成を準備してあります。

各種ヒプノセラピーを学んでいくうちに、
あるいは実際にセッションで使っていくうちに、
ヒプノセラピーの他のメニュー(種類)にも関心を持たれることが、よくあります。

あるいは催眠と潜在意識を使うこの独特なセラピー全般に
さらなるご興味が湧いて、
多次元セラピー=ハンス・テンダム メソッドに惹かれていく方も、
おそらくたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

入口は、基礎を学ぶベーシック・コースです。

その受講中に、さまざまな関連情報を差し上げますので、
将来目指すゴールを思い描きつつ、ゆっくりと検討を加え、
その先のコースを柔軟に選択していただくことが出来ます。

多次元セラピー・前世療法のスクール 


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多次元セラピーと前世療法の間には…

2015年05月16日

多次元セラピーと前世療法の関係については、
よく分かりにくく、
誤解もされやすいのではないかと、
日頃から感じています。

ここで言う前世療法とは、
従来の一般的な前世療法、
すなわち従来のヒプノセラピーのくくりに含まれる
前世・過去生への退行療法を意味します。

多次元セラピーは、
ハンス・テンダム博士が作り上げた
独特のセラピー手法、ハンス・テンダムメソッドです。

この点については、間違いではないのですが、
前世や胎児期に退行するような要素は無いと
思われている方もあるようです。

多次元セラピーは、退行療法の手法ですので、
実は、胎児期退行、年齢退行、前世・過去生退行も
その中に含まれています。

とはいえ、従来の前世療法と、
多次元セラピーによる前世・過去生退行療法には、
かなり多くの相違点があるのです。

これについては、多次元セラピーホームページの
トピックスページにも取り上げていますので、
ご興味のある方は、ご覧下さい。

私どものスクールは、
ヒプノセラピー、前世療法の基本から、
多次元セラピーまで、
幅広く習得していただくことが出来るように
構成されています。

そこで、多くの受講生の皆さまは、
アドバンスコースで、従来の前世療法を学ばれ、
その後、多次元セラピー上級コースに進んで
多次元セラピーによる前世療法をマスターします。

その方のスケジュールによっては、
従来のオーソドックスな前世療法の実習と、
多次元セラピーの実践の機会である
多次元セラピー研究会へのご参加が、
ほぼ同時期に重なってしまうことがあります。

そんな時、よく起こるのが、
この二種類の手法が混じり合ってしまう誘導です。

別々のテキストで解説を見れば、
その違いは一目瞭然なのでしょうが、
実践している最中に、混乱しやすくなるのは
同じ前世・過去生というテーマを扱うため、
ある程度、やむを得ないことかもしれません。

先日、多次元セラピーに高い関心を持たれて
まず「多次元セラピー上級コース」をマスターされた後、
アドバンスコースの「前世療法」を
追加受講された方がありました。

元々、多次元セラピーに魅力を感じ、
気に入っていらっしゃる場合は、
なおさら多次元セラピー的な誘導に傾きやすくなることは
言うまでもありません。

わかっているつもりでも、
どうしてもその方の志向が表面に現れてしまうのが、
催眠療法(ヒプノセラピー)です。

受講生・修了生の方が、プロのセラピストとなられてからは、
どちらの要素をどのくらい取り入れて
セッションを組み立てようとも、
それはその方のご自由です。

従来の前世療法と、
多次元セラピーによる前世療法の二つをベースとして、
新たな手法を生み出される…ということもあるでしょうし、
それは、これまでになく興味深いものになるかもしれません。

しかしながら、前世療法の実習や、
多次元セラピー研究会などを経て
スクール修了証を手にされるまでは、
一つ一つの手法を、
個別に正しくご理解いただきたいというのが
スクールとしての姿勢であり、願いでもあります。

多次元セラピーは、定型的な誘導シナリオがないため、
良くも悪くもアレンジされやすい性質を持っています。

またハンス・テンダム博士は、
「セラピーには曲げてはならないルールというものは存在しない」
とおっしゃっています。

そのアレンジが、的を射て、確かな効果をもたらし
その方の長年の経験値に裏付けられているならば、良いのですが、
思い付きや単なる好み、苦し紛れの一時しのぎ的なものであったら、
オリジナルとは似ても似つかない、
軽薄で陳腐な誘導になりかねないと
常々、危惧しています。

残念ながら、世の中には、
多次元セラピーのオリジナルとは
かけ離れた誘導を採りながら、
多次元セラピーと称しているものが
幾つも出回っているようです。

現在、多次元セラピーを受講中の皆さま、
そして多次元セラピーにご興味を持ち
今後学んでみたいとお考えの皆さまには、
このあたりの事情について、ご理解いただければと思います。

意識的に区別をして、
状況やテーマに応じて、的確に使い分けることによって、
それぞれのメリットが最大限に引き出され、
セッションのクオリティも、いっそう高まることでしょう。

多次元セラピー 退行療法 多次元に渡る意識時空を探求して癒す 


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その前世は、本当に自分の前世…?  多次元セラピーによる前世療法

2014年05月01日

原因のわからない心身の不調が起こり、
その原因を探求していくうちに、
前世・過去生へ自然に退行していくことがあります。

多次元セラピーとは、トランスパーソナルな退行療法ですので、
年齢退行、胎児期退行のほか、
前世・過去生への退行=すなわち前世療法などが
元々含まれているのです。

前世・過去生へ退行し、そこでどんな出来事が起こっていたのか、
具に再体験しながら、現在の不調との関連性を探求し、
解放が起こるように促します。

この時、リアルに再体験していたその前世・過去生が、
実際にはその方の前世ではなく、誰か別の人の前世であることが
判明することがあります。

こ自分の前世のパーソナリティであると思っていたその人物が、
実はその方とは何の関係もない誰か(の前世)であるらしい…と気付かれると、
少なからずショックを受け、驚かれることでしょう。

多次元セラピーによる前世療法では、
その前世のパーソナリティが感じていたこと、考えていたことなどを、
体感覚、知覚、感情、思考などあらゆる面から体験していきますので、
退行している間は、それが他人のものだとは思われないほど迫真性があり、
心を揺り動かされます。

たとえばその方と親密な関係にある誰かの前世ならば、
まるでご自分の前世であるかのように感じられることがあるでしょう。

そうであるだけに、多くの場合、まさか他人の前世であるとは到底思われないのです。

ご自分の前世と思っていたものが、実は他人の前世であったいうケースは、
実際のセッションのほか、多次元セラピー研究会などでもしばしば体験されることです。

ご自分の前世であるか、他者の前世であるか、どうして判別できるの…?
と思われるかもしれませんが、実は、多次元セラピーでは、
前世に登場する人物が、本当にその方の前世のパーソナリティであるか、
確認が必要となる局面が少なくありません。

その理由としては、
まず「憑依」という、その方に属していないエネルギーを視野に入れた
トランスパーソナルセラピーであること、
そして多次元に渡る意識時空を行き来することで、
セッションに登場する人物の数が多くなり、
人間関係が複雑になることなどが挙げられるでしょう。

そしてこれは特筆すべきことですが、
多次元セラピーは、イメージの中に現れたある人物が、
本当にその方の前世のパーソナリティであるか否かを
確認することが出来る方法を持っています。

こうした方法は、従来の前世療法にはなかった斬新なものです。

それ以前に、そもそも退行して訪れた前世が、その方の前世ではなく、
別人の前世であるという可能性自体が、
これまでは想定されていなかったと言ってもよいかもしれません。

多次元セラピーを体験していただくと、
その方ではない別人の前世に自然に退行していき、
しかもそれをリアルに再体験するということが
きわめて自然に起こり得ることを
受け入れていただけるようになるのではないでしょうか?

私たちの潜在意識の持つ不思議さや複雑さ、
人と人との心の親密さや境界線などということを
思い出させてくれる機会となるかもしれません。

多次元セラピー 退行療法


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複雑なプロセスとなるトラウマの解放 多次元セラピーのセッション

2014年04月27日

トランスパーソナルセラピーである多次元セラピーでは、
今生の辛い出来事と前世のトラウマとは関連があると考えています。

たとえば幼少期に親元を離れ、
しばらくの間、どこかへ預けられたことがあったとしましょう。

預け先では十分に面倒を見てもらえず、
寂しさや辛い気持ちを持ち続けることとなりました。

そうなった起源へさらに遡ってみると、
そこはいわゆる前世・過去生。

幼い子どもが親に見捨てられ、あてもなく荒野をさまよっています。

偶然、通りかかった商人の一家に拾われて、
子どもにとってはさらに苦しい旅を続けることとなります。

命拾いをした子どもでしたが、その後、起こった出来事を考えると、
生きながらえて果たして良かったのかどうか…という展開となり、
間もなく悲惨な死を迎えることになってしまうのです。

前世での幼少期の孤独と苦難、今生の親との別離と冷淡で苛酷な環境は、
密接につながり合っています。

魂、カルマ、輪廻転生などの視点から考えてみると、
前世でのトラウマ的な出来事と死の体験が、
今生の幼少期に繰り返されているかのように見えることがあります。

このように繰り返されることで、前世でのトラウマは再浮上しやすくなります。

前世のその時点から、癒されないまま、今生に持ち越された否定的な感情や感覚が、
今もここに在ることを意識化でき、認めることができるようになります。

そしてその否定的な全てを癒し、解放することによって、
カルマ的なバランスが回復されていくと考えることができるでしょう。

何か問題やお悩みがある時、直接的な原因は、
比較的近い過去に見つかることがあります。

たとえば10年前、幼少期、胎児期などです。

その時起こった出来事を再体験して、十分に癒すことができたならば、
問題やお悩みは軽減に向かうはず…、
普通はそう考えることができるでしょう。

ところが実際のケースでは、さらにそこから遡った遠い過去の時点に、
さらに深刻な出来事があったことが分かることがあるのです。

問題の原因から、さらにその起源へ遡るという
少し複雑で、時間も要するプロセスを踏むと、
今生の辛い出来事の再体験と癒しだけではもたらされることのない
より深く本質的な理解と癒し、解放が起こることでしょう。

セッションルームにお越しになる方の問題が、
全てこうしたプロセスとなるわけではありません。

が、多次元セラピーは、それがどれほど昔の出来事であれ、
どこまでも探求を続けて、癒していきます。

セッションを始める前から予測できる場合と出来ない場合があります。

多くのケースでは、解催眠の後のフィードバックの機会に、その問題の全貌がわかり、
どのようにして現在に至っているのか、納得していただけることでしょう。

多次元セラピーでは、出来事の詳細を明らかにしていくため、
あらかじめ定めた時間枠でセッションを打ち切ることは、
現実的に困難です。

とはいえ、何時間もセラピーを継続するのは、
心身の疲労や集中力の喪失につながるため、
催眠状態に入ってから、最長120分までとさせていただいています。

解決するのに必要な情報や、今も癒しを必要としている要素などは、
どこまでもしっかりと探求して解放していきますので、
お時間には少し余裕をもってセッションの日時を決められることをお勧めしています。

多次元セラピー 退行療法 


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多次元セラピーとヒプノセラピーはどこが違う…?

2014年04月22日

多次元セラピーにご興味を持たれていても、
いきなり個人セッションを体験するのはちょっと…
…と言う方もあるかと思います。

ヒプノセラピーや従来の前世療法と、多次元セラピーとは、
クライアントさんの側からどのようにその違いを感じられるのでしょうか?

その方のパーソナリティやセッションのテーマによっても、
セッション中の雰囲気や進み方は異なるものですが、
全体として言えることとして、まず最も異なるのは、
セラピストからの問いかけの頻度とペースでしょう。

多次元セラピーでは、まるで探偵のように
出来事の詳細を明らかにしていきます。

そのために、事実関係はもちろんのこと、
その時の感情、身体感覚、思考、知覚などあらゆる面から
一体、何が起こっているのかについて問いかけていくのです。

そのやり取りは、かなりハイペースなものとなり、
もしもオブザーバーがいたとしたら、
クライアントさんと多次元セラピストとの対話のやり取りには
途絶える間がほとんどないと感じられるでしょう。

クライアントさんの立場では、セッション開始から、終えるまでの間、
ずっと話し続けているような感じを持たれるかもしれません。

たとえば、多次元セラピーを使った前世療法で、ある前世・過去生へ退行すると、
そこでどんな出来事があったのかということのほかに、
感情、体感覚、思考、知覚など全てについて、
リアルに再体験していただくことが出来ます。

この辺りの詳しさや精度も、多次元セラピーならではの特長です。

多次元セラピーのセッションに初めてお越しになった方のご感想で多いのは、
あちらこちらの複数の時空に移動し、プロセスが複雑だった…ということです。

多次元という名のとおり、多次元に渡る時空を自在に行き来しながら
進めていくのが多次元セラピーです。

また現在と過去のある時点とが共に視野に入る状態で行うのも
従来のヒプノセラピー・前世療法とは異なる点でしょう。

複数の意識時空を何度も移動しますので、
1セッションの内容の密度が、たいへん濃いように感じられます。

もしかすると少し疲労感が残ることがあるかもしれませんが、
自然に解消されていきますので問題はありません。

限られたセッションの時間枠の中で、たくさんの要素を扱い、
数多くの時空移動が含まれる多次元セラピー。

この斬新な退行療法には不思議な魅力があり、
ご遠方からも、多次元セラピーを体験したい、使ってみたいという方に
お越しいただけるのは、たいへん有り難く喜ばしいことです。

最初から多次元セラピー100パーセントのセッションを
させていただくこともある一方で、
従来のヒプノセラピーや前世療法に、
部分的に多次元セラピーを取り入れて行うこともあります。

どちらにしようか迷っていらっしゃる場合には、
セッションの当日までに決めていただかなくてもかまいません。

その方のご希望や状態、解決したい問題などによって、
インテイク(事前カウンセリング)にて、ご相談しながら選んでまいりますので、
お気軽にお問い合わせいただければと思います。

多次元セラピー 退行療法


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より深い統合を目指す多次元セラピー

2014年02月05日

私どもの多次元セラピー研究会では、受講生、修了生の方同士が
交換セッションと振り返りをすることが多いのですが、
それとは異なるスタイルもあります。

たとえばお一人でご参加になる研究会では、
交換セッションの時よりもさらに丁寧に
細部に関わるご質問にもお答えすることが出来ます。

その方にとって苦手な要素や使い慣れない手法を
部分的に繰り返し練習して強化することもよくあります。

多次元セラピー上級コースを終えた後、
交換セッション前に、さまざまな手法を確認しておきたい場合や、
苦手な要素を克服したい場合などにお勧めできるスタイルです。

これ以外にも、ハンス・テンダム博士の英文の著書をご一緒に読み合わせたり、
自主練習セッションのケース記録を持ち寄って、検討したりすることがあります。

今月、予定している研究会では、より深い統合を目指す手法について
ご希望の方々にお伝えすることになりました。

この手法は、「多次元セラピー上級コース」の中では扱っていない手法です。

多次元セラピー上級コースは、
ハンス・テンダム博士による多次元セラピーの基本要素を
オリジナルに忠実にお伝えしていますが、
あくまでも基本要素ですので、中にはこうしたお伝えしていない部分もあり、
その手法を解説して練習し合う研究会は、
修了生の方にとっても興味深い機会となるでしょう。

通常の統合、たとえば前世・過去生のパーソナリティ、インナーチャイルド、
サブバーソナリティなどを統合するほかにも、さまざまな統合が存在します。

たとえば一つのテーマで複数の転生を過ごしていた場合、
それらのパーソナリティを統合できると、
そのテーマに関連する深い癒し、解放、気付きがもたらされます。

そのプロセスは複雑であり、
トランスパーソナルセラピーの醍醐味を味わっていただけることと思います。

多次元セラピー 退行療法


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「疑ってしまう気持ち」の起源を探求する多次元セラピー

2014年01月11日

許可をいただきましたので、最近のセッションケースをご紹介致します。

このセッションのテーマは
「ほとんどのものに疑ってかかる」原因を探求して解放することです。

クライアントのAさんは、
何に対しても疑いをもってしまう傾向に気付いておられました。

何に対しても疑いを持ってしまう傾向は、
場合によっては人間関係の信頼感を損ない、
物事に対して神経質になり、心配、不安、緊張感などが増え、
余計なエネルギーと時間を費やすことにもなりかねません。

人間関係においては、
相手に安心感を持つことがなかなか出来ず、
打ち解けるまでにはさまざまな段階を踏むこととなるでしょう。

敏感な方は、相手が自分を信頼してくれているか否かについて、
感覚的に分かってしまうものですので、
疑いや不信感によって第一印象が悪くなることもあるかもしれません。

こうした疑いや懐疑、不信には、必ず原因となった出来事があります。

多次元セラピーでは、ブリッジなどの方法を使って
その起源である時空へ退行していきます。

現れたのは、ある風景でした。

一面の焼野原… 13歳くらいの少女が立っています。

汚れている緩いモンペを身に付けて
何をするでもなく、そこに佇んでいます。

その場所は、少女にとってなじみのない場所でした。
「自分がどうしたらよいのかわからない…」
「ここがどこなのかわからない…」
なぜ自分がそこにいるのかもわかっていない様子です。

周囲には人の気配は全くありません。

焼野原の中にいるにもかかわらず、
少女は怪我をしておらず、空腹や渇きも全くありませんでした。

やがて彼女は歩き始めます。
とりあえず休む場所を見つけるために…。

この少女は、既に亡くなっているらしいことがわかってきました。

亡くなった後、自らの死に気付かずにさまよっていたのです。

この少女がどのように亡くなっていったのか、
さらに退行を続けていきます。

すると現れたイメージは、卓袱台を前に座っている幼い女の子。
まだ5歳くらいです。

家の中にたった一人で、母親が帰宅するのを待っています。
「お母さんが早く帰ってくるといいな…」

周囲は静かで何の物音もしていません。
女の子は心細い気持ちでいっぱいでした。

その子は、家から出ることなく、
おとなしく待っているように母親から言われていました。

母親は働きに出ていました。
この子の父親は、早く亡くなっており、
母親と二人暮らしであり、身寄りはほかにありません。
ご近所には、民家がまばらで、
親しく付き合いをするような人は住んでいませんでした。

いつまで経っても、母親は帰ってきません。
それでも女の子はずっと待ち続けていました。

突然、空にあちらこちらから飛行機が現れて、爆弾が投下され、
火が燃え広がり、たちまち村中は火の海となりました。

広い範囲で燃え続けています。
人々は逃げ惑い、女の子の家の中にも煙がどんどん入ってきます。
天井が崩れ、周りの壁も崩れ落ちてきます。

それでも女の子は逃げません。
お母さんが出かける前に「ここにいて」と言い残していたからです。

「この場所を動かずにいれば、お母さんがきっと迎えに来てくれる…」
「外へ逃げたら、お母さんに会えなくなってしまうかも…」

燃え盛る炎が迫り、家はつぶれて煙に覆われ、女の子はそのまま、
その場所で死を迎えました。

子どもには、大人のような判断力や理解力、経験値などがありません。

そのために、大きな戦争が起こっていて、命の危険が迫っていることが
この女の子には分からなかったのです。

女の子は、母親の言葉を信じて待ち続けたのですが、
母は戻ってきてはくれませんでした。

最期を迎えた時、この子が感じていたのは
大好きなお母さんのことを心の底から信じていたのに
お母さんは迎えに来てくれなかったということ。

幼い女の子にとっては、打ちのめされるような衝撃だったはずです。

その刹那にこの子が下したであろう決断は、
「もう信じられない、誰のことも信じない…」というものです。

多次元セラピーでは、こうした決断は、その後の転生にまで持ち越され、
潜在的な信念となって、行動や思考全般に大きな影響を与える
と考えます。

影響下にありながら、その信念や決断がなぜ在るのかは
ご本人には自覚が出来ませんし、
そのような信念・決断が在ることにすら気付かないことも多いのです。

この前世は、現在の東京都内の下町のあたり、
おそらく第二次世界大戦中のことです。

女の子は、焼け跡をさまよっていました。
すなわち自分の死を自覚できないまま、
癒されるのをずっと待ち続けていたことになります。

セッションでは、この後、この女の子を救いだして、
精神、感情、身体のあらゆる面から十分に癒していきます。

子どもは、大人以上に傷つきやすいものですので、
インナーチャイルドワークと同様に、
配慮を持って丁寧に対応することが求められます。

この出来事は、女の子にとって深刻なトラウマとなり得ますが、
母親にとっても、それを上回るほどの不幸な体験となることでしょう。

我が子に会うこともかなわず、子どもを案じながら、
母親も仕事先で爆撃に遭い、命を落としています。

幼い子どもを守れなかった罪悪感や後悔、自責の念は、
はかり知れないものがあります。

母子が十分に癒されるために、二人が安全な場所で
再び会えるように誘導していきます。

帰宅出来なかった事情を女の子に説明して謝罪することは、
母親に心の安らぎをもたらすためにはどうしても必要なことですし、
女の子にとっても必要な癒しとなります。

そうなることによって、あの前世でのトラウマ的な死の瞬間に下した決断は解放され、
女の子は、基本的な信頼を取り戻すことができるようになっていきます。

「何に対しても疑いを持ってしまう」ことの背後には、
たった一人の相手(母親)に対する無条件の信頼と、
それが裏切られた強烈なショックがありました。

死の直前のほんのわずかな疑いが、
これほどまでに長く残り続けることとなったのは、
あらゆるものの中で最も大切な存在であった
母親に寄せていた信頼のためであることは
言うまでもありません。

この前世の母親は、現在、転生しておらず、
妻子を残して早死にしてしまった父親は、
このクライアントさんの現在のお父様であるということです。


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多次元セラピープラス従来の前世療法で…

2013年12月02日

今日は多次元セラピー・前世療法のスクールがありました。

一般的に、このスクールで初めてセラピーを学ぶ場合、
まずはベーシック・コース、次にアドバンス・コース、
そして多次元セラピー上級コースへと進んでいただきます。

けれども多次元セラピーにご興味をお持ちの方は、
多次元セラピーをとにかく早く学んでみたいということで、
多次元セラピー上級コースを先に受講なさることもあります。

ベーシック・コース修了後、アドバンス・コースを後回しにして、
多次元セラピー上級コースへ進まれ、
その後、アドバンスに戻って受講なさる場合もあります。

実は「多次元セラピー上級コース」には、
ヒプノセラピー・前世療法の基礎は含まれていません。

ヒプノセラピー・前世療法の基本を
ひととおり理解なさっていることが前提のコースとなっており、
基本がないと理解や実践が難しい要素が多数含まれているのです。

基本とは、たとえば潜在意識や暗示、催眠誘導法、後催眠暗示、
解催眠、セッション中に起こる問題やブロックなど。

先に多次元セラピーを学ばれて、
あとから従来の前世療法を受講されると、
多次元セラピーの理解がいちだんと深まり、
今までよくわからなかった部分が腑に落ちた…ということも
よくあることです。

その方のご興味に応じて、
どのような順序で受講なさってもかまわないのですが、
従来の前世療法をマスターすることは、
多次元セラピーを学ぶにあたって、
おそらく強い味方となり、お役に立つでしょう。

開業後、個人セッションの際に多次元セラピーを用いて、
それがクライアントさんに合わなかったり、
または何らかの理由でセラピーが上手く進まなかったりした場合、
従来の前世療法を知っていれば、そちらを使って進めることができます。

またクライアントさんが望むセッションの目標やテーマによっては、
従来の前世療法の要素を取り入れることで
より高い効果を上げることができる場合もあります。

私どものスクールでは、
多次元セラピー上級コースまで受講なさる予定の方には、
こうしたことをお伝えしたうえで、
アドバンスの(従来の)前世療法を選択することをお勧めしています。

多次元セラピーによる前世療法と、従来の前世療法、
どちらも身に付けておくことで、
将来、より幅広いテーマを扱うことができる
オールマイティの前世療法セラピストとなられることでしょう。


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不安や心配、過剰なストレス反応と原因の探求

2013年11月13日

何か新しいこと(状況・人)と出会ったりチャレンジしたりする際に、
何も考えずに大胆に飛び込んでいくタイプと、
多くの情報を集めてメリット・デメリットを仔細に分析、検討し、
その上で慎重に踏み出すタイプの方があります。

前者のタイプですと、出だしは好調ですが、
予想外の困難にぶつかってうろたえる…ということがあるかもしれません。

もしくは頭の中で無意識に楽しいイメージのみを思い描き、
いざ、実行という矢先、
思いもよらなかった厄介な問題に遭遇…ということもあるでしょう。

楽天的な人はこうした体験を何度か重ねても、
チャレンジするのが楽しく、始まりはいつもワクワクしているものです。

後者のタイプでは、最初はストレスがかかり心配や不安もいっぱいありますが、
その後は最後まで難なくスムーズに進んでいくかもしれません。

こうした成功体験を経てそれが潜在意識に落ち、
不安やストレスが軽減
していったらよいのですが、
現実にはパーソナリティや生育歴などによって、
いつまでも同じ反応がパターンとなって続くこともあるようです。

不安や心配は誰にでもある感情反応ですが、
実は個人差が大変大きいものなのです。

ダメージを受けとめ、身をかわす力、
打たれ強さ、ストレス耐性なども然り。

たとえ不安や心配、ストレスなどをその方が自覚していない場合でも、
不眠や過食、胃の痛み、過敏性大腸症候群など、
深刻な状態が起こっていることがあります。

ユニーク アイメンタル サポート にご相談をいただく場合、
他の問題や症状が特になければ、
通常、不安やストレスを取り除くための暗示をかけ、
潜在意識にはたらきかける方法を希望される方が多いです。
「行動修正」のセッションです。

一定期間、自己暗示を続けていただくことで効果が現れてきますが、
中には、それだけでは改善しにくいケースもあるのです。

何か原因となるきっかけがあってそうなっている場合です

多次元セラピーでは、
不安や心配がどこからやってくるのか、
何か原因となる出来事があったのかどうかについて調べ、
その起源に退行して出来事の詳細を見ていくことができます

そしてその出来事に由来するネガティブな影響を解放していきます。

何か原因がある場合、
それは幼い頃、その方が既に忘れてしまった過去の出来事であるほか、
胎児期に起こった出来事
いわゆる前世の出来事である可能性もあるでしょう

さらに多次元セラピーには憑依という捉え方があり、
その方に属していない何かが何らかの理由によって、
不安や心配を引き起こしていることがあります

日頃、お忙しい毎日を過ごされていると、
感情や体とのつながりが薄れ、
どのくらい深刻であるか自覚がないまま、
突然、身体的症状が現れたり、鬱々とした気分に陥ったりしがちです。

不安や心配を軽視することなく、
性格や性分だけのものとは限らないこと、
多次元セラピーによって軽減しうるものであることを
知っておいていただければと思います。


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統合のための多次元セラピー 複数の前世を体験するセッション

2013年10月09日

トランスパーソナルな観点に立つならば、
人は輪廻転生を繰り返す際、
一つのテーマを探求して解決するまでに
3転生、またはそれ以上を費やすことがあると言われます。

現在、何か問題やお悩みがある場合、
その起源に遡って退行すると、
この人生の過去、
あるいは一つの過去生のイメージが現れてきます

その過去(生)において、なぜその体験が起こったのか、
さらに遡って探求を続けると、
異なるもう一つの過去生に行き着くことが少なくありません。

そのようにして、退行を続けていった結果、
同一テーマに関わりの深い
数転生(の過去生)を体験することになるのです。

カルマとは、
やり残したことや、行う必要があったのに行えなかったこと、
後悔していること、執着やこだわりなどから
生まれると
考えられています。

カルマのバランスを取るためには、
一つのテーマに付随する出来事や体験を
多角的に数多く積み重ね、
それらを消化して魂に統合する必要がある、
…という言い方をしてもよいかもしれません。

多次元セラピーによる前世療法を行って、
あるテーマを探求する際、

最も古い起源から、現在に至るまでの
転生の一連の流れを概観する手法を採ることがあります。

テーマの例を挙げてみますと、
たとえば、「自由」「攻撃性」「裏切り」
「富と貧しさ」「怠惰と勤勉」「愛と拒絶」など。

「環境保護」や「食の安全」、何らかのビジネスに対する
志向などもあるでしょう。

このような前世療法では、
洞察や気付き、未来への展望を受け取ることができます。

統合のセッションは、ある程度、前世療法になじんでおられ
既に幾つかの前世を体験なさっている場合に
たいへん効果があり意義深いものとなります。

たくさんの前世を知っているけれど、
それぞれがばらばらで関連が薄い場合、
あるテーマに沿って、より広い視野から
より深く探究してみたい方にお勧めのセッションです。

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