霊感の有無と、多次元セラピーによる探求
先日、首都圏を中心とする若者向けの
大手フリーペーパーのウェブサイトで、
「霊感」についての調査結果が紹介されていました。
霊感があると思うか、ないと思うか…というシンプルな質問です。
その結果、自分に霊感があると答えたのは、
10人に1人だったそうです。
結果もさることながら、
興味を引くのは、それぞれの方が、
ご自分の霊感の有無について、
どのように受けとめているのかというコメントでした。
その理由を見ていくと、
霊感がある方の中には、そのことを歓迎していないという意見があり、
知らないほうが良い、日常生活が穏やかではなくなる…
という方も、少なからずあったということです。
霊感とは、物理的に感知できる領域を越えて、
眼には見えない世界の情報に触れ得ること。
それを視覚、聴覚、体感覚的に受け取ると、
霊が見え、感じられ、声が聞こえるということに
なるのでしょう。
接する情報が倍増するのでは、
忙しくなりたいへんなことかもしれません。
とはいえ、本当に必要な局面では、
第六感や虫の知らせといった形で、
多かれ少なかれ、誰でもこうした情報に
接しているのではないでしょうか?
霊感、そして霊能力というと、特殊な才能であり、
生まれ持った特別な資質ということになるのでしょうが、
通常の意識の状態でわからない事柄や情報に、
誰でもアクセス出来る方法があります。
それは、潜在意識の領域に入っていくことです。
多次元セラピーでは、医学的に原因がはっきりしない
問題やお悩みにワークして、
その隠された原因を探求することが出来ます。
なぜならば、その方は、
なぜ不調なのかわからない…とお考えですが、
その方の潜在意識は、既にその答えを知っているからです。
そして好都合なことに、
潜在意識下の情報を受け取ることに対して、
特別な才能や能力といった個人差は
ほとんど影響を与えないのです。
潜在意識にアクセスして、真実を探求する資質は、
ほとんどすべての方に、等しく具わっていると考えられます。
その方が、心から探求したいと望み、
それをブロックする要素がないならば…。
そして潜在意識そのものと、
潜在意識からの情報を受け取るご自分の力を
信頼するならば…。
多次元セラピーは、
たとえば霊感が強い方がキャッチするような情報であっても、
催眠誘導と独特のテクニックを使って、
どなたにでも受け取っていただけるように進めていきます。
もちろん幽霊や火の玉など
怪しく不気味な存在のことを言っているわけではなく、
相手の方の感情や、その時の本当の気持ち、
別の時間・別の場所で、いったい何が起こっていたのか…
というような事柄です。
これらは、日常、接していない領域や情報ですので、
最初は違和感や戸惑いがあるかもしれません。
けれども、潜在意識の特性として、
元々、私たちは、顕在意識では把握していない
たくさんの要素ともに生きており、
ただそれを自覚していないだけであると言えるのです。
もしも、現在、特に悩みなどがなく、
平穏な毎日を過ごされている場合は、
霊感や思考の届かない領域は、
特に意識してみる必要もないでしょう。
しかしながら、もしも危機的な状況や、
厄介で深刻な問題に悩まされているのならば、
潜在意識のことを思い起こしてみましょう。
そうした状況においては、
頭で考えることが全てではなく、
眼に見えるものが全てであるわけでもないと
比較的楽に納得していただけるかもしれません。
心の深層には、その方にも想像し得なかった
たくさんのものが存在しています。
多次元セラピーを使って、それを解きほぐし、
文字通り、目の当たりにすることが叶います。
何年、セラピストを続けていても、
多次元セラピーセッションをさせていただくたびに、
潜在意識の不思議さ、広大さ、パワーに触れ、
想像を越えた展開に驚かされ、
探求することへの興味を
いっそうかきたてられています。