多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

憑依存在、それは投影されたネガティブなエネルギー

2013年12月09日

物や人間に対する執着の程度には、
個人差が大きいものです。

同じ体験をしても、すぐに忘れてしまう人、
意識的に気持ちを切り替えて忘れようとする人、
いつまでも頭から離れず引きずってしまう人…といろいろです。

物事にこだわらないのは、一見良いことのように思われますが、
本当の意味で気持ちを解放できているかどうかが重要となるでしょう。

不快な体験による嫌な感情や執着、心残りなどが在る時、
それが存在することを認めたうえで、
しばらくの間、その感情を味わい、
その後、手放していかれたらよいのですが、
瞬時に蓋をしてしまうことがあります。

まるでそんな感情は最初から存在しなかったかのように扱うのは、
無意識に自己や他者を守ろうとする作用です。

表面上は何事もなかったかのように平和に見えますが、
実は心の奥深いところでその感情はいつまでも渦を巻き、
消え去ることはありません

そして折に触れ、意識の表面に現れ出ようとします。

たとえばご本人にも予測できない局面で感情が爆発したり、
病気や体調不良の原因となったりすることがあります。

このような場合、ご本人に起こる問題ですので、
自覚ができますし、内省をしたり、
気付きがやってきたりすることもあるでしょう。

もっと厄介なのは、
このネガティブな感情や執着がいわば一人歩きをして、
他者に悪影響を及ぼすような状態となっていくことです。

悪影響を受ける側にとっては何が起こっているのか理解できませんし、
何に起因して問題が起こっているのかもわかりません。

たとえば AさんとBさんが親友同士で、
日頃、仲が良かったとします。

ある時、Aさんは、ちょっとしたことで
Bさんの言動に気持ちを傷つけられ、
怒りと恨みを覚えますが、その怒りを瞬時に抑圧し、
表面的には何事もなくふるまっています。

この怒りと恨みは、Aさんが意識できない心の奥深くに在り続け、
Aさん自身ではなく、Bさんに影響を与えることがあるのです。

多次元セラピーではこうした状態を「憑依」と呼びます。

Bさんにとっては、自分に属していないエネルギーからやってくる
ネガティブな影響や問題ということになります。

多次元セラピーでは、
そのエネルギーが何かの形を取って現れ、
時には人間や見たことのない生きものとして認識されることがあるのですが

それは投影されたAさんの怒りと恨みのエネルギーであると
言ってもよいでしょう。

セッション中、こうしたものと出会い、その正体がわかった時
Bさんはおそらく驚かれるでしょう。

なぜならばAさんとの人間関係は円満であり、
思い当たる問題など何もないからです。

またAさんにとっても、
この怒りと恨みは認識できない領域に在るものですから、
まさかそれがBさんに影響を与えているとは思いも寄らないことでしょう。

無意識の抑圧という防衛反応は、人の心の複雑さ、
普段は意識できない潜在意識のはたらき
を垣間見せてくれます。

私たちの潜在意識(無意識)はつながり合っています。

トランスパーソナルな視点に立つならば、
私たちの日常生活の水面下では、
目には見えないエネルギーが大小の渦を巻き、
波紋を広げ、
お互いにさまざまな影響を与え合っているのです。


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