多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

心身の不調の奥に潜む複数の原因 

2013年11月10日

多次元セラピーの個人セッションでは、
今、お困りの問題やお悩みについてお話をお聴きし、
その日に扱うテーマをご相談しながら決めていきます。

お越しになる前から、
その方がテーマを絞って来られる場合もあります。

その後、そのテーマ=設定した目標に向かって
セラピーが始まります。

そのセッションが終わってから、その日に定めたテーマのほかに、
気になることが幾つか浮上してくることがあります。

セッション中に、何か注意を引くものが現れることもあります。

それらは多くの場合、これまでには意識していなかった問題です。

その方はもしかすると
「セッションに行ったのに、かえって良くない状態になってしまった」と
思われるかもしれません。

こうしたことが起こる理由としては、元々心の深層に存在し、
別の問題の影に潜んでいたもう一つの古い問題(群)に、
ようやく光が当たり意識が向けられたということかもしれません

心身の不調が自覚される時、
単独の理由でそうなっていることはあまり多くはありません。

顕在意識で把握でき、思考によって結論付けた理由が、
実は唯一の原因ではない場合があるということです。

私たちには、自己治癒力が具わっています。

少々のストレスや疲労、お悩みなどによる否定的な影響を乗り越えて
バランスを取ることができます。

ところが、日常生活の中のちょっとした問題や不調和が
放置されていたり、見過ごされたり、軽視されたりすると、
数多くの小さな問題が複雑に絡んで蓄積している状態となっていき、
ある時、何かのきっかけによって、その方ご自身が驚くような形で
表面化することがあるのです。

その方にとっては、表面化のきっかけとなった出来事や体験こそが
不調の原因そのものであると認識されるかもしれません。

そして、個人セッションで、その出来事なり体験なりにワークすれば
おそらくバランスが回復されると考えるでしょう。

ところが多次元セラピーのセッションをしてみると、
セラピーのプロセスがスムーズに進み、
十分な理解と解放、癒し、カタルシスがもたらされても、
セッションをしようと思われた当初の不調が
改善されないことがあるのです。

原因がその出来事・体験だけではなく、
実際には複数の思いも寄らなかった何かが、
そこに関わっているためであると
考えています。

潜在意識の中には、問題の起源と共に、
解決に向かうリソースが既に存在しています。

より深いところに存在するもう一つ別の(あるいは複数の)原因が、
それが在ることに気付いて認め、向かい合うことを求めているのだとしたら、
より高いレベルでの癒し、健やかさに向かうために
自己治癒のプロセスが進んでいると考えることができるでしょう。

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