多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーの探偵モード リアルな再体験を促す

2013年12月23日

先日、セッションを初めて体験なさった方から
あるご感想をいただきました。

セラピストの問いかけに対して、その方が何か答えた後、
次の問いかけに進むのではなく、
最初の答えからさらに「突っ込む」のが印象に残った…
ということでした。

その方は、ヒプノセラピー・前世療法のスクールを受講なさっているのですが
多次元セラピーはまだ学ばれていません。

おそらく多次元セラピーの「探偵モード」のことを言っておられるのでしょう。

多次元セラピーには、
従来のヒプノセラピーや前世療法と異なる特長が幾つもあります。
探偵モードはその一つといってよいかもしれません。

退行して過去の時空間に戻り、出来事を再体験する時、
その時の思考、感情、感覚などを出来る限りリアルに受け取っていただくために、
細やかで適切な問いかけを重ね、まるで探偵のように詳細を明らかにしていくのです。

このように書くと、シンプルで簡単そうに思われるかもしれませんが、
実際には易しいことではありません。

「突っ込み」は、共感や受容とはまた違った姿勢や言葉、
切り込むための視点を必要とします。

セラピストには、探求への意図や、粘り強さ、
細部を見過ごさない注意深さなどが要求されるでしょう。

多次元セラピーには、リアルな再体験を促すためのテクニックというものもあり、
深化やフォーカシング、ドレッジングなどがそれに当たります。

私たちは、人の言葉を聞くと、無意識のうちに自分なりの解釈をして、
相手の意図がわかったような気になり、
その自分なりの理解に基づいて、同意をしたり、
次の質問を投げかけたりしているものです。

しかしながらイメージ世界の体験には、
その方独特の価値観や世界観、パーソナリティなどが反映され、
他者には計り知れない要素もあるでしょう。

特に(多次元セラピーを使った)前世療法では、
前世のイメージ世界の中で、
見たことも聞いたこともないような想像を超えた出来事が起こります。

こうした出来事に対して、
実際に何が起こったのかを正確にわかり、理解していることは、
それを体験している人物(前世のパーソナリティ) の感情や思考、感覚、行動などを
とらえるためには不可欠なのです。

日本人の共感的な民族性(?) のためか、
あるいはセラピストを目指す方々に共通する共感性のためか(?)
受講生、修了生の多くの方々が、探偵モードを苦手とされています。

多次元セラピー研究会では、
この突っ込みだけのパート(部分)練習も行われるほどです

それも全て、リアルな再体験のため、
問題となる出来事の中心をしっかりと通過していくことで、
より深い解放とカタルシスが実現する…というのが
多次元セラピーの基本的な姿勢なのです。


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