多次元セラピーとトランスパーソナルな領域
多次元セラピーは、
マルチディメンショナル・トランスパーソナル・リグレッションセラピー。
その名称のとおり見えない領域やエネルギーに
きわめて深く関係している手法といえるでしょう。
ふだん意識出来ず顧みられることもない
「潜在意識」にアプローチするという点では
従来のヒプノセラピーと共通する部分ですが、
そこにトランスパーソナルな視点が含まれます。
物理的な(3次元的な)視界と多次元的な視界とでは、
人間観が異なり、
セラピーのベースにも大きな違いが生まれます。
例えば「幸せな人生」とは、
どのような人生なのでしょうか…?
物理次元における幸せは、普通に考えると、
理解のある両親、家族の絆、あたたかい友人関係、
望むとおりの仕事、成功、ステイタス、地位、名誉、安定した収入。
愛のあるパートナーシップ、
おだやかで不自由のない幸せな家庭生活、
何か夢があるならばそれがかなう…といった表現になるでしょうか?
そのどこかに破綻する要素があれば、
人生の翳りや失敗、挫折、敗北などとみなされることでしょう。
これに対して魂や、精神、輪廻、進化を含む世界観に立つと、
先に表現したような幸せな人生は、
数ある転生のうちのひとつということになります。
たとえ失敗や遠回りがたくさんあった人生であっても、
もしかするとカルマのバランスを回復させたり、
未完了の仕事を完了させることが出来たり
したのかもしれません。
トランスパーソナルな観点では、
人生には何らかの目的や計画があると考えます。
主観的に満足できる幸せな人生であっても、
反対にどん底の人生であっても、
一つひとつの出来事への評価を超えて、
果たして魂の目的や計画が
どのくらい達成されているのかという視点に立ち、
異なる角度から振り返ってみることが出来ます。
一つ一つの転生は、
魂の長い旅路の中のかけがえのないひとコマ。
多次元セラピーでは魂の転生の計画、
輪廻を通じてその魂が選択している固有の大きなテーマ
全ての人間に共通する成長や進化といった壮大な要素も
視野に入れています。
こうした領域を鳥のような視点から眺めてみると、
無限の可能性という言葉が頭に浮かんでくるほどです。
一瞬のような一つの人生、
永遠に続くかのように繰り返される輪廻転生。
皆さまはどのように感じられるでしょうか?