多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

インナーチャイルドと前世療法、憑依のセッションに現れる傷ついた子ども

2013年12月04日

何か問題やお悩みがある時、退行してその起源に戻ってみると
その問題に関連のある重要な出来事に行き着くことがあります。

それは前世の出来事かもしれませんし、
今生の過去、あるいは胎児期の出来事かもしれません。
その出来事を探究していくと、子ども時代のトラウマや、
傷ついたインナーチャイルドが潜んでいる
ことがよくあります。

過去からの否定的な影響には、
多くの場合、傷ついたチャイルドが関わっている…
そう言ってもよいでしょう。

現在の問題が深刻であればあるほど、
まだ癒されていないチャイルドの存在が、
暗い影を落としているのです。

たとえば原因不明の心身の不調がある時、
多次元セラピーを使ってその原因を探求していくと、

その方に属していないエネルギーが原因となっていることがあります。

多次元セラピーではこれを憑依と呼びます。

実はこの憑依にもしばしば傷ついたチャイルドが関わっているのです。

さらにサブパーソナリティ(副人格)と対話をするセッションをしている時も、
サブパーソナリティが、幼い子どもの姿で現れたり、
子どものような要求や振る舞いをしたりすることがあります。

この世に生まれて最初に出会い、深く関わりを持つ親と子ども。

母子の場合には、誕生以前に胎内で数か月をともに過ごし、
いっそう密接なつながりを持ちます。

親と子の絆はあらゆる人間関係の基礎であることを思えば、
幼少期の問題や親子関係の問題が、
その後の人生全般に大きな影響を与えることも頷けることです。

純粋で傷付きやすく、無力な子ども。

子どもは、その未熟さと無知のために、
何か途方もないことが起こっていても、
その出来事の意味を理解することができず、
検討や分析を加えることも困難となります。

そのためにチャイルドの心はいっそう傷を深め、
ダメージを受けて混乱してしまいます。

大人ならば理性的に受けとめ、防衛し、客観視もできるのですが
子どもにはそれが難しく、全てを自分に引き寄せて解釈しがちです。

インナーチャイルド…傷ついた子どもは、
インナーチャイルドをテーマとするセッションだけに登場するのではありません。

インナーチャイルドを癒すことをテーマとしたセッションは、
それ自体が深い癒しをもたらす貴重な機会となります。

けれども前世療法など他のテーマのセッションにおいても
さまざまな局面で、傷ついた子どもの影が見え隠れして、
部分的にはインナーチャイルドを癒す流れとなることが少なくないのです。

前世療法であれ、憑依存在の解放であれ、
そこに傷ついた子どもが現れたら、
何をおいてもまずはその子どもを十分に癒し
安心させ、安全に守ってあげる必要があります。

このようにチャイルドの癒しは普遍的で重要性の高い要素なのです。

私たちは誰でも、多かれ少なかれ、
子どものころの心の傷を持っています。

大人になるまでのプロセスで新たな悩みが増えていったとしても、
その根っこには古くて忘れ去られた小さな痛みが
今も疼いているかもしれません。


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