多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーに守るべきルールはあるの?

2015年08月21日

このところ、多次元セラピー、ヒプノセラピー、
前世療法スクールの実習や
多次元セラピー研究会などが続いています。

研究生、実習生の皆さまは、残暑厳しい中、熱意をもって
多次元セラピーを探求されており、本当に頼もしく感じます。

スクールのアドバンス・コースの実習は、
習った理論とシナリオ例を参考として、
クライアントをしてくださる方に、
実際にセッションをしてみる貴重な機会となります。

理論を聞いているだけと、それを実際に試してみるのでは、
やはり大きな違いがあります。

ご自分で認識していたことや、理解していたことに、
実は不十分な点や勘違いなどがあった…ということに
気付くチャンスでもあります。

意欲的に取り組む受講生の皆さまの努力と頑張りの結実、
総仕上げとしての実習セッションは、
私にとって、いつも感慨深いものなのですが、
実は、ただそれだけではありません。

お伝えしていることが、きちんと届いていたのかどうか、
言葉不足で誤解を与えてはいないか、
チェックが出来て、今後の解説の改善ポイントに
気付かせてもらえるチャンスとなります。

受講生の皆さまのセッションを見せていただくと、
ほとんどの方に共通と言えるような難所がある一方で、
個性的な問題点やその方だけが陥りやすい落とし穴というものも
はっきりした形で現れてくるのです。

いつも申し上げていることですが、多次元セラピーのセッションでは、
良くも悪くも、恐ろしいほどに、
そのセラピストの人間性が現れてしまうのです。

人生経験値、これまでに乗り越えてきたこと、
未だ乗り越えられていないこと、シャドウ、ウィークポイント、
パーソナリティ特性などが、言葉の端々に表面化してきます。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士が、
セラピーのクオリティを決めるのは、そのセラピストの人間性…
という意味のことをおっしゃっているのも、
深く納得ができるのです。

実習では、その方が、その後の実践において、
ご自分のセラピースタイルを確立していかれるように、
将来に向けてのアドバイスなども差し上げています。

そうすると、今はまだ初心者の方々の場合、
セラピーで「何をしてはいけないか?」という部分に
どうしても意識が向いて偏りがちになります。

多次元セラピー、ヒプノセラピーをするうえで、
「してはいけないこと」が、幾つかあります。

わかりやすい例を挙げてみると、
たとえばクライアントの方が発した言葉を無視して先へ進むということや、
クライアントの方の言葉を言い直す、言い換えるということは、
してはいけないことに含まれるでしょう。

その一方で、「セラピーには、曲げてはならないルールというものは無い」
というハンス・テンダム博士の教えがあります。

こちらも、実践を続けてケースを積めば積むほど、
心から同意が出来ることに気付いてゆく教えです。

実際にあったケースからご紹介してみると、
多次元セラピーでは、原則として、
クライアントの方のリソースを使うことになっています。

そのため、外部の存在 (天使やガイド、守護存在) などには頼りませんし、
またこうした外部の存在に癒しを委ねてしまうということは、
原則としてありません。

ところが、そのクライアントの方が、
ある局面でそれを欲して明確に言葉で伝えている場合には、
その思いを尊重し、外部の存在に協力してもらって、
その方が望むとおりのやり方で、
癒しと解放を進めることになるでしょう。

クライアントの方が何も望んでいないにもかかわらず、
多次元セラピストが、ガイドや天使を勝手に召喚して
難しい局面を乗り切る手助けをしてもらったり、
セラピストは何もせずに、
ガイドや天使が解放してくれると丸投げしてしまうのは、
問題があると思います。

多次元セラピー研究会や実習では、
「基本的にしてはいけないこと」と、
「曲げてはならないルールは無い」ということがクローズアップされて、
そのどちらをも扱うことになります。

初心者である実習生の方にとってみれば、
その線引きや判断のさじ加減が、
よくわからないと感じられることもあるでしょう。

実践が浅い段階の今は、よくわからなくて当然ですし、
それでかまわないと私は考えています。

多次元セラピーは、実に奥が深いものであり、
ある程度、経験があるセラピストであっても、
さらに経験を積むことで視野が広がって理解が深まり、
考え方に変化が起こることがあるでしょう。

クライアントの方を大切に思うヒーリングマインドと、
言葉を丁寧に聴き、使っていく心遣いを大切にしながら、
失敗を恐れずに、実践を続けていっていただければと思います。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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多次元セラピーを初めて実践する 多次元セラピー研究会

2015年07月25日

多次元セラピープロ養成スクールでは、
多次元セラピーの理論や手法をお伝えした後、
クライアントの方に対して実践をしていただく機会として、
多次元セラピー研究会を行っています。

多次元セラピー研究会へのご参加は任意ですので、
実践の場は、研究会ではなく、
実際のお仕事で…という方もあります。

クライアントの方を前にして、
多次元セラピーを初めて使ってみる時というのは、
どうしても緊張してしまうものですが、
今回のセッションは、とてもスムーズに進みました。

落ち着いた口調で、不自然な間が空くこともなく、
当初の契約(=セッションの目標)を、
達成することが出来ました。

時間枠もオーバーすることはありませんでした。

最近、初回から上手にセッションをされる
若い世代の方が増えて、たいへん頼もしく感じます。

こうした方々が、さらに実践を積み、
開業されていくならば、
いっそう多くの皆さまの癒しのサポートに、
多次元セラピーを役立てていただけるでしょう。

多次元セラピーでは、定型的なシナリオがないため、
セラピーの途中で考え込み、長い間が空いてしまったり、
どうしたらよいのかわからなくなって、
止まってしまったりすることがあります。

その反対に、最初からすらすらと、
さして迷いもなく進んでいかれる場合もあります。

後者のタイプでは、
元々、その方に具わっている素晴らしい機転や思考力、判断力が、
堂々と、フルに発揮されているのですが、
その反面、落とし穴もあります。

いろいろな要素が頭に浮かんで迷い、
目標から逸れていってしまいがちなこと。

そして、基本のやり方からはずれて
独自の(恣意的な)セラピー運びになっていくことです。

実は世の中で多次元セラピーを実践なさっている方は
ひところに比べますと、だいぶ増えてきているようですが、
その中には、多次元セラピーと言いながら、
その内容は、オリジナルとはかけ離れたものに
なっている場合が少なくありません。

セッションルームにお越しになったクライアントの方から
そうしたお話を耳にすることがありますし、
たまたま目にしたブログやウェブサイトなどでわかることもあります。

シナリオがないということは、
その分、自由度が高いということです。

しかしながら、自由に出来るからといって、
自己流にどんどんアレンジを加えていって良いものではありません。

特にセラピストとしての経験がまだ浅いうちに、
独自の判断で、メソッドに捻りをきかせてしまうのは、
たいへん有害で危険なことだと思います。

それは、クライアントの方に、
まずその影響が及ぶためです。

多次元セラピー=ハンス・テンダムメソッドは、
ハンス・テンダム博士の長年のケーススタディから
さまざまな探求を経て、形作られてきたものです。

そこには、理屈ではなく、豊富な経験値と考察に裏打ちされた
貴重なエッセンスが詰まっているのです。

背景には、試行錯誤や失敗例などもおそらくあったでしょうし、
私たちが想像もしないような問題やお悩み、セッションのテーマがあり、
長年に渡って取り組まれ、磨き上げられてきた重さがあると感じます。

私は、セッションで多次元セラピーを使う時、
いつもその存在感と重み、叡智、洞察の凄味を感じます。

使えば使うほど、また新たな発見があり、
基本のメソッドの底力に驚かされることもあります。

そんなハンス・テンダムメソッドに対するリスペクトをもって、
今、スクールで学ばれている方には、
まず基本に忠実に、練習セッションを積むことをお勧めしています。

上手に出来てしまうと、慢心があり、油断も出てくるでしょう。

けれどもプロのセラピストの方はご存じのとおり、
現実のセッションルームでは、何が起こるかわかりません。

多次元セラピー研究会での練習セッションでは味わえない
闇の深さや意表を突く展開、シンプルにはいかない厄介な局面に
やがて出会うことになるはずです。

そうなった時、
ハンス・テンダムメソッドへの畏敬の念を
新たにされるのではないでしょうか?

その方がケースを積み、ご自分のケーススタディから、
オリジナルの手法を作り上げられるのは、良いことです。

が、それに至るまでには、多次元セラピーを始め、
それまでに習得されたさまざまなセラピー手法の実践が
あったことでしょう。

ご自分のアイデアを意図的に盛り込んだセラピーは、
もはや多次元セラピーではありません。

別々の名称で呼び、多次元セラピーとは異なる手法として、
使い分けていく必要があります。

多次元セラピーを体験してみると、
その効果の高さや、パワー、魅力などに触れることが出来ます。

もしも使ってみたいと思われたならば、
ぜひ多次元セラピースクールにお越し下さい。

多次元セラピーを学ぶことで、
より普遍的な領域、たとえば、
セラピーとはどのようなものか?
解放、癒し、カタルシスとは、どのようにもたらされるのか?
癒しには、何が必要で、何が不要であるか?
…ということがわかってきます。

それは単に、手法を理解して使うというテクニックを越えた
深遠な洞察と、トランスパーソナルな世界の奥深さに
触れる体験となるでしょう。

それらはハンス・テンダム博士という優れたセラピストが、
さまざまな経験の中から見つけ出し、
多次元セラピーというメソッドを通じて、
惜しげもなく私たちに残してくれた大切な宝です。

スクールの受講生の方は、
そうしたことに気付かれ、敏感に反応してくださっていますので、
お伝えしている私も、日々、やりがいと責任を感じます。

スクール修了後に、多次元セラピーを使われていて、
「どうも上手くいかない」と思われたら、
もう一度、基本に立ち戻ってみましょう。

そしていろいろな方法を試してみて下さい。

多次元セラピーを初めて実践される機会に立ち会うたびに、
私は、かつて自分がトレーニングをしていた頃を思い起こします。

試行錯誤の苦労はあっても、
それを上回って、探求することの楽しさが、
多次元セラピーにはあると実感します。

今は、難しくて到底歯が立たないと思っても、
投げ出さずに、楽しみながら実践を続け、
ご自分の癒しと、他者の癒しのサポートに、
大いに役立てていただければと思います。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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大雨の中、ゆったりとした多次元セラピー研究会で…

2014年06月07日

今日はあいにくのお天気となりましたが、
予定していたとおり、多次元セラピー研究会を行うことが出来ました。

ご参加の方、クライアントをしてくださった方、
本当にお疲れさまでした。

今日は、初対面のクライアントさんに
多次元セラピーによる前世療法をするという
実践的なセッションをしました。

多次元セラピー練習セッションを見て感じるのは、
使わなければ錆びていく…ということです。

たとえばプロのヒプノセラピストであっても、
このようなことは起こり得ることです。

あるヒプノセラピストさんが、
インナーチャイルドを専門的にしていて、日々、そればかりを続けていたら、
そのほかのメニュー、たとえば前世療法は、ほとんどする機会が無くなります。

前世療法の流れは分かっていても、
前世独特の感覚や感触が少し鈍くなってしまうかもしれません。

多次元セラピーを習得したばかりの方は、
調子が出ている時と、不調の時で、
出来栄えや手応えにばらつきがあるようです。

でもそれを乗り越えて、とにかく実践を続けていかれると、
ある時点から、急激にコツがわかるようになり、
スムーズに進められるようになっていくのではないかと思います。

特に今、クライアントさんに起こっていることへの洞察や共感、
問いかけの言葉選び、そしてゴールに向かって軌道に乗せていく推進力などに
それを実感なさることでしょう。

今日、セッションをなさった方は、
ご家族を相手に、日常的に多次元セラピーのワークをなさっているということです。

もしも身近に練習相手がいないのであれば、
ご自分にかけるワークであっても、ある程度のトレーニングにはなります。

まとまったお時間を作れず、それすらも困難な場合は、
テキストやノートを見直して、セッション全体ではなく、
部分的なおさらいや多次元的な問いかけをしてみるのもお勧めです。

本日の研究会では、後半に多次元セラピーのケースの
分析方法をお伝えし、サンプルケースを読み合わせました。

またハンス・テンダム博士の著書から、
ハンス先生のケースを幾つかご紹介し、検討しました。

ハンス・テンダム博士のケースは、さすがに高度で難解なものですが、
私たちのセッションにすぐにでも取り入れたい要素や、
固定観念をはずしてセラピーの幅を広げてくれるようなヒントが含まれています。

通常、研究会で交換セッションをしていると、
セッションと振り返りだけでほとんどの時間がなくなってしまいますが、
今日は1セッションのみとなり、余裕を持ってさまざまな疑問にお答えしたり、
周辺情報をお伝えしたりすることが出来ました。

多次元セラピープロ養成スクールと研究会


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雪とオリンピックを癒しの機会に

2014年02月16日

雪りんご

 

雪だるまや「かまくら」が、あちらにもこちらにも見られた雪景色。
セッションルームの近くには、写真のようなりんごが…。

女の子が二人、楽しそうに作っているのを見かけ、翌日見てみたら、
絵具で彩色までされ、美味しそうに実った大きなりんごでした。

もっと大きかったのですが、
既に融けかかってすこし凸凹しています。

なぜりんごを作ろうと思い立ったのでしょうか…?

…独創的です。

先週に続いて今週も、積雪のため交通機関に影響が出て、
セッションや練習会の予定も変わってしまいました。

でもこのような時こそ、日頃出来ないことに着手するチャンスかもしれません。

少しずつ訳しながら読みかけていたハンス・テンダム博士の本を読んだり、
あたためていた新しいワークショップのページを作ったり、
多次元セラピー上級コースのテキストを改定したり、
いつか時間を作れたらしようと思っていたことは
たくさんあることに気付きました。

仕事だけではありません。

ゆっくりと心の中を見つめ、心の声を聴くひととき、
自分に対して多次元セラピーでワークする時間などにも
ちょうどよいかもしれません。

日頃、遮二無二頑張っていらっしゃる方は、
オリンピックを見ながら、心身を休めてリラックスしてみるのも
良いのではないでしょうか?

多次元セラピー 退行療法


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難しい多次元セラピー いつかセッションで使いこなす日まで…

2014年01月07日

今日は、今年初めての「多次元セラピープロ養成スクール」がありました。

多次元セラピーは、簡単そうに見えて、
実はなかなか難しいものです。

これまでにない概念や要素がたくさんあるため、
気軽にアレンジを加えて、自己流で実践しやすいところがあり、
人によっては、そのあたりが「簡単そう」と感じられるのかもしれません。

少しでも異なる要素を入れたら、
それはもう多次元セラピーとは呼べないものになります。

多次元セラピーには、ハンス・テンダム博士による
キャリアを積んだプロのセラピストとしての経験的な知恵が
随所にあります。

理論的な部分にも、
そしてハンス・テンダム博士によるデモセッションにも。

ハンス・テンダム博士の長年の探求と積み上げたケースから
導き出されたのであろうそれらの成果は、
いつでもさまざまなことを考えさせてくれますし、
実践するほどに、その奥深さに気付かせてくれます。

従来のヒプノセラピーと大きく異なっている
「定型的なシナリオがない」という部分に注目しただけでも、
その難しさやつかみどころのない感触を
イメージしていただけるのではないでしょうか?

セラピー中は、知性、思考、感覚、直観、共感性などを
日頃使わないほどのレベルでフル稼働させて
毎瞬の判断や選択を求められます。

今日のスクールでも「難しい…」という言葉がありましたが、
それはスクールの皆さん全員が共通して感じられていることです。

自己流を加えて単純なものに変えていないからこそ
難しいと感じられるのかもしれません。

スクール受講生、修了生の皆さまには、
その難解さややりにくさ、とまどいなどを乗り越えて、
ケースを積みながら、ご一緒に多次元セラピーの真髄に
近付いていかれたらといつも
願っています。

ハンス・テンダム博士によるロングコースの開講は、
これまでにただ一度限り、
残念ながら、今のところ二期生養成の情報はありません。

そうした状況の中では、本物の多次元セラピーを
とにかくオリジナルに忠実な形で
多くの方々にお伝えしていかれたら…という気持ちがあります。

多次元セラピー研究会でも、かつて私が一期生として学んだ時の、
ロングコースにおける練習方法のエッセンスを
出来る限り取り入れて行っています。

難しいということにひるまず、
2014年もトレーニングを続けていきましょう。

間違いや失敗を怖れずに実践してみることから
少しずつ自信が得られ、
その方のペースで着実にスキルアップをしていかれるはずです。


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多次元セラピーとボディワーク 過去の身体的なトラウマを癒す

2013年12月27日

多次元セラピーのディプロマを頂き、
プロフェッショナルメンバーとして入会を許されたEARThは、
ヨーロッパの退行催眠療法の協会です。

現在では、ヨーロッパという地域を越えて、
全世界的な退行催眠療法セラピストが集い、
研究発表やシンポジウムなどを行う大きな団体となっています。

先日、EARThから届いたニューズレターには、
にぎやかでポップなクリスマスカードのほか、
ハンス・テンダム博士によるワークショップの記事もありました。

紹介されていたのは、
「アクシデントトラウマリリース」、
そして「背中の指圧」という手法です。

事故や外科手術は、身体面、精神面、そして魂にまで
大きな影響を与えているものです。

アクシデントトラウマリリースは、
事故や手術の時点に退行し、
その時の衝撃や影響を緻密に再体験するように誘導しながら、
丁寧に解放していくというものです。

事故や外科手術の問題に対して、退行療法を行うのは
たいへん珍しく、他に例を見ないユニークなものです。

もう一つの背中の指圧は、さらに画期的なものです。

心理療法でありながら、
まるで整体やカイロ、マッサージなどのボディワークさながらに、
背中を指圧していくのです。

背中のあるポイントには、
精神的、身体的な衝撃のエネルギーが、
現在も残留しています。

過去、あるいは前世・過去生における身体面でのトラウマ、
トラウマ的な死の体験を探求して見つけ出したならば、
その時いったい何が起こっていたのかを理解することが出来ます。

そのうえで、その時点での感情、感覚、知覚などを
しっかりと解放できるように促していくのです。

このニュースレターの記事には、
たとえば石器時代のような原始的な時代の過去生での
トラウマもよくあるとのこと。

その当時の生活を想像してみれば、
適切な手当や治療法の無い環境での
身体の酷使や現代では考えられないような大怪我は
日常的にあったことでしょう。

そうした古い時代の転生の痛手は、
現在もその方の中に留まり続けており、
この背中を押すという手法によって、
過去と現在のつながりをたどっていくことが
可能となるのです。

もしかするとちょっとした違和感や慢性的な不調などから、
その方にとって思いも寄らなかった過去の
痛みや苦痛に満ちたバーストラウマ、事故、
外科手術、身体的な衝撃、死の体験などがわかり、
驚かれるかもしれません。

このアクシデントトラウマリリースと背中の指圧、
日本で開講されたロングコースの一期生として
私もハンス先生から学んでいます。

ボディワーク的な側面もあり、
当時も今も、通常の退行療法よりも難しいと感じていますが、
実に斬新な手法だと感心しています。

私が皆さまにお伝えしているスクールの
「多次元セラピー上級コース
」のシラバスには含まれていませんが、
多次元セラピー研究会にて、ご希望の方にはお伝えしています。


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クリスマスの思い出と多次元セラピー

2013年12月25日

クリスマスと言えば、
ツリーを飾ってケーキを食べて
プレゼント交換…というのが定番かと思いますが、
その方ならではの個性的なクリスマスの過ごし方もあるでしょう。

大人になってからは、クリスマスにちなんだイベントやコンサートなど
多彩なクリスマスが在ったはずなのに、
なぜか思い出されるのは、もっと昔のクリスマスです。

それは小学生の時に体験したキャロリング。

キリスト教の信仰をお持ちの方や教会関係の方は
よくご存知だと思うのですが、
皆でクリスマスキャロルを歌いながら巡り歩くのです。

クリスマスの聖歌については、
幼稚園がたまたまキリスト教系だったこともあって、
なじみ深いものではありましたが、
自宅から遠く離れた都内某所で、
夜、知らない人たちに混じって見知らぬ街かどを移動しながら、
キャンドルを灯して歌う…というのは初めてのことでした。

多次元セラピーを学び、
多次元セラピーのセッションをさせていただいている現在、
この記憶をたどってみると、
それまで感じていた以上に独特な感慨(?)があります。

多次元セラピーでは、
現在の中に過去がある…と考えているためです。

今、起こっている出来事の起源は過去にあることとなり、
そうなると、クリスマスキャロルをその地で歌うこととなったのにも、
何か理由のようなものがあるのかもしれない…と感じます。

この記憶は、不快なものではなく、どちらかといえば楽しい思い出ですので、
これまで多次元セラピーを使って
その起源に退行してみたことはありません。

通常、起源に退行していくのは、何か問題が起こったり、
否定的な感情や感覚を解放したいと望んだりする時。
たとえば体の痛みや違和感、悲しみや怒り、コントロールできない不安など。

しかしながら、クリスマスの今日、
再びこの記憶がよみがえってきたことや、
クリスマスと言えばすぐにこのことを思い出すことを考えてみると、
この出来事の奥には、今まで気に留めてみることのなかった
特別な何かが潜んでいるのかもしれません。

その何かを探求してみるのも
なかなか興味深いことです。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
「繰り返し起こることは解放を待ち望んでいる」ともおっしゃっています。

多次元セラピーを学ばれると、
他者に対するセッションはもちろんのこと、
ご自分に対しても多次元セラピーでワークすることが出来ます。

多次元セラピーのスクールにお越しになる方の中には、
何らかの必要に迫られて、ご自分を探求し癒すために
習得される
場合もあります。

自分にかける多次元セラピーは、
センタリングやエネルギーフィールドの浄化、
コンディションの向上などに役立ちますので、
プロの多次元セラピストを目指す方々にも、
皆さんにお勧めしています。

ご自分を探求するチャンスは、
日常のちょっとした体験の中にも見つけることができるものです。

お悩みや解決したい問題がない場合にも、
潜在意識から過去の時空に退行して
その時、何が起こっていたのかをわかることは、
ご自分に対する理解がいっそう深まる
エキサイティングなひとときとなるに違いありません。


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スクールの中で共有する 多次元セラピーの魅力

2013年12月07日

このところ「多次元セラピー・前世療法のスクール」のうち
「多次元セラピー上級コース」をお伝えする日々が続いています。

多次元セラピーは、新しい退行療法の手法ですので、
これをマスターして癒しのサポートをしたいという方は、
とても先進的で敏感な方が多いといつも感じています。

将来、さらに発展していくであろう手法に惹かれるのは、
思考によってだけではなく、
おそらく直観や予見、インスピレーションなども
関わっているのではないでしょうか?

既にヒプノセラピーを学ばれ、
プロのセラピストとして開業なさっている方が
セッションの幅を広げ、良い刺激を求めてお越しになることがあります。

またカイロプラクターの方や、整体師さん、
アロマセラピストさん、マッサージ、キネシオロジーなど
ボディワークをなさっている方もあります。

占いやエネルギーワーク、
リーディンクやチャネリングをなさっておられる方の中にも
多次元セラピーの魅力を感じておられる方があるようです。

主婦の方や会社員、専門職の方もあります。

ご年齢、ご職業などはさまざま、こうした背景は、
一見すると共通点などないかのように感じられるかもしれません。

が、トランスパーソナルな領域にご興味をお持ちだということと、
人の心の深層に関心があることは、皆さまに共通して言えることでしょう。

多次元セラピーは、セラピー手法の中に、
魂、人生の計画、輪廻、カルマ、エネルギーなどを含みます。

こうした目に見えないものを許容しながら、
癒しのツールとして取り入れ、駆使することが
大きな特長と言えるかもしれません。

深く思考し、感受性が鋭く、繊細で、柔軟な方々によって、
楽しみながら習得され、実践していただけるならば
これほど嬉しいことはありません。

ハンス・テンダム博士の多次元セラピーは、私にとって、
いつでも発見と驚きをもたらしてくれる、深淵で頼もしく、
スリリングで斬新な手法
でした。

多次元セラピーのスクールや研究会で、
受講生・修了生の皆さまが、同じように革新性や効果に驚かれる時、
私も、あらためて多次元セラピーの優れた点を見直して感心し、
最初に出会った時の衝撃と感動を思い出します。

スクールで多次元セラピーをお伝えする機会は
多次元セラピーに対する自分自身の理解や気付きが
さらに深まるきっかけでもあります。

多次元セラピーの魅力に触れ、
学んでセッションで使いたい、実践していきたいという方が、
これからますます増えていくことを願っています。


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自己変革を妨害する要因は? 多次元セラピーによる探求

2013年10月15日

このところ、ご自分の心と向かい合い、
真摯に自己変革に取り組まれている方々と
セッションルームでお会いしています。

内省と自己覚知から、たくさんの課題を挙げてこられたり、
お忙しい中で、毎日、言動を静かに顧みる時間を取られていたり、
見えないところで努力を重ねていらっしゃることに
心から感心しています。

人は誰でも、
自分自身に対しては甘くなりがちなところがあるものです。

何か気になることがあったとしても、
「まあ、いいか…」と流してしまうほうが楽ですし、
自分の心の深層に本当は何が潜んでいるのか、
見たくない気持ちもあるのかもしれません。

心の奥には、シャドウ、サブパーソナリティ、過去のトラウマ、
抑圧した感情などが渦を巻いています。

それらに正面から目を向けるためには
たくさんの勇気や決意、精神力、体力が必要となります。

悲しみや自己嫌悪、辛さ、憎悪、恨みなど、
あってはならないものや、無かったことにしたいものたちには
忘却され表層に浮上してこないように、
頑丈な鍵がかけられているかもしれません。

前向きに、そして懸命に癒しと自己変革に取り組まれていても、
多次元セラピーのセッションを進めていくにつれて、
少しずつ意欲が薄れ、
どうでもよいような気分になってしまうことがあります。

深刻な状況や辛いお悩みがある時には
何とかして良くなりたい、改善したいと熱望するものです。

ところが、数回のセッションを経て変化を実感され、
気持ちが楽になってくると、
テンションが降下してしまうのでしょうか?

そういう場合もあるかもしれません。

けれどもそれ以外にも、前に進むことを阻む要因はあります。

内面から沸き起こるジャッジ、批評、懐疑など…。

こんなことをして何か意味があるのだろうかという疑い、
あるいは期待しているほど変化が起こっていないという
否定的な気分、自責の念。

楽なほうに流されやすい傾向、心の傷や辛さを認めたくないプライド、
被害者、犠牲者でいることから得られる自己憐憫は
不思議な満足感をもたらしてくれるものです。

辛い状態に留まり続け、良い方向に向かわないことが、
自分を傷つけた相手に対する復讐であるかのように、
不思議な気分の良さを覚えることもあります。

外部から妨害するエネルギー的な要素もあります。

よくあるのは、その方が自己変革するのを快く思わない
身近な誰かの存在です。

彼(彼ら)は、自己中心的な理由によって、
その人に「今までどおりのその人であって欲しい」
「今までと同じ状況にずっと居続けて欲しい」と願い、
そうした想念や感情を意識的、無意識的に送ってきます。

また、同じお悩みや問題を持つ他の人々も、
その人が良くなっていくことが
抜け駆けのように感じられて喜ぶことが出来ず、
むしろ足を引っ張るようなエネルギーを送ってくることがあるのです。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
大きなボールに入れられて蠢いているたくさんの蟹にたとえています。

蟹たちは皆、何とかボールの外に逃れようと懸命によじのぼります。

一匹の蟹が、ようやくボールのふちまで登りきり、
あともう少しで外に出られそうな時、
他の多くの蟹たちが、文字通り寄ってたかってその蟹の足を引っ張り、
脱出は阻止されてしまうのです。

同じ境遇の人々への仲間意識や遠慮、愛着などから、
現状維持を選ぶこともあるかもしれません。

変容は、それを心から望む強い気持ちと
その気持ちを継続的に持ち続ける意志を必要とします。

心の内側からと、外側からの二重の障害物を乗り越えて
あくまでも変容を目指すことは、
どれほどたいへんなことであるか…。

しかしながら、こうした妨害や阻止にもかかわらず
人は、本来、成長、進化を続けるものだと私は思います。

トランスパーソナルな観点では、
自己変革と自己成長は、全ての人間に共通する
輪廻転生の意味や目的そのものといえるでしょう。

その方によって困難の度合いは異なり
ペースには個人差があるでしょうが、
一進一退を繰り返しながらも、
ゆっくりと進んでいくことは可能です。

あたたかく見守り、心から変容を支援してくれる誰かが
どこかで力いっぱいエールを送ってくれているかもしれません。

止まったり、休んだり、迷ったり、
時には後退したりしながらも、
長い目で見れば壮大で宇宙的な転生の流れの中で
これまでに歩んできた道のりを振りかえってみるのもよいでしょう。

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多次元セラピーの磨き方 ハンス・テンダム博士のトレーニング方法

2012年09月04日

多次元セラピーにご興味をお持ちの方、
スクールの「多次元セラピー上級コース」を受講中の方、
あるいは修了なさった方
などから
多次元セラピーの練習方法についてご相談を受けることがあります。

ハンス・テンダム博士の多次元セラピーのロング・コースでは、
多次元セラピーの手法以外に
トランスパーソナルな視点や、魂、目に見えないエネルギー、
輪廻転生などへの感性と知識を養い身につけることができました。

そればかりではなく、
セラピーのトレーニング方法を学ぶことができたことが
たいへん良い経験になったと感じています。

それは以前体験した国内のヒプノセラピーのスクールや講座での
学びとは比較できないほど
実践的なトレーニング方法だと言えるでしょう。

ハンス・テンダム博士の多次元セラピーのロング・コースは、
世界中で開講されています。

日本国内での一期生養成当時、
アジアではまだほとんど開催されていなかった状況もあり、
ヨーロッパなどよりも幾分優しいトレーニングとなるよう
配慮して頂いたようですが、それでも十分にハードで、
たくさんの時間とエネルギーを要するものでした。

練習はまず受講生同士、何時間も費やして練習セッションをします。

セラピスト、クライアント、オブザーバー、
記録係を交代しながら行うセッションを録音し、文字起こしをし、
振り返り、分析を加え、レポートにまとめます。

次にボランティアのクライアントさんに対して、
練習セッションをします。

受講生同士の練習と同じように、
録音、録画し、レポートにまとめます。

ハンス・テンダム博士は、
「練習すること、もっと練習すること、そしてさらに練習すること…」
という意味のことをおっしゃっています。

出来る限り何度も繰り返して練習しなさいということでしょう。

受講生同士が練習をする理由は、
多次元セラピーを知っているクライアントに対して
セッションをするほうがやりやすいこと。

そして多次元セラピーはインパクトが大きいセラピー手法ですので、
未熟な初心者セラピストが、
適していないテーマや問題、不向きなクライアントさんに
セッションをすることで、
不用意に問題を引き起こさないためです。

しかしながらプロとしての開業を目指すならば、
当然のことながら、いずれは受講生以外の
多次元セラピーをご存じない方にも
セッションを行うことになります。

受講生同士から
一般のクライアントさんに対する練習セッションへと
移行するあたりが、難しくもあり
おもしろくもなるステップアップかもしれません。

私どものスクールで多次元セラピーを学ばれる際も、
コース修了後の多次元セラピー研究会で、
まずは修了生の方同士で練習セッションを行い、

次にボランティアのクライアントさんにお願いして
練習セッションをさせていただくことが多いです。

研究会、練習会、交流会などで、何度か顔を合わせ、
お互いに気を許し、親密になった相手にセッションをするのは、
気楽で、安心できるものです。

そんな練習を十分に積みましたら、そこから一歩踏み出し、
勇気を持って修了生以外の方へのセッションにチャレンジです。

コツは、まず失敗を恐れないこと。

多次元セラピーには定型的な誘導がありません。

そこでクライアントさんの言葉をよく聴いて直観もはたらかせ、
セラピー中の対話のやり取りを滞らせないことが大切です。

クライアントさんのお答えを聴いてから、
即座にその局面での的確な問いかけができたらよいですね。

そのためにはやはりハンス・テンダム博士の言葉のとおり、
とにかくたくさんの練習を積むことだと思います。


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