多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーの憑き物払いで解放するのは何? 憑依存在の正体

2014年03月16日

多次元セラピープロ養成スクールには、
さまざまな方々がお越しくださっています。

プロのヒプノセラピストとして開業されている方が、
さらなるスキルアップのために受講なさることがあります。

私自身も、開業後、多次元セラピーに出会い、
その斬新さに驚いてすぐにコースの申し込みを決めましたので、
従来のヒプノセラピー・前世療法には存在しない強味やメリット、
問題解決力に惹かれるのは理解できます。

ほかのニーズとしては、今、なさっておられるお仕事に多次元セラピーを加えて、
セッションの幅を広げたり、クオリティを高めたりしたいという場合です。

これについては、医師、看護師さんなど医療の現場の方、
マッサージ、カイロ、整体、鍼灸、アロマなどボディワーク系、
透視リーディング、チャネリング、占いなどスピリチュアル系、
産業カウンセラーや臨床心理士さんなどもおられます。

開業するご予定はなく、
純粋なご興味や探求心からお越しくださった方もあります。

最近、多いのは、
多次元セラピーの「憑依」に関する部分へのご関心です。

憑依を解放する手法は、従来のヒプノセラピー・前世療法にはありませんので、
この手法に特別感や魅力を感じられるのは肯けることなのですが、
実は、それだけではないようです。

この手法を使って解放するのは、
問題を起こしている「憑依存在」に限られているわけではありません。

そもそも憑依存在とは、その方に属していない何らかのエネルギー。
サブパーソナリティなどとは異なり、その方の外側からやってくる
否定的な影響全般に用いることが出来るのです。

たとえば、何となくやる気が起こらない…
時々不安が襲ってくる…
体のだるさ、疲労感、違和感、痛み…
お部屋の雰囲気…など。

日常、どんな方にもあるけれど、
それほど気をとめることもない、でも気にはなっている問題です。

特に敏感な方、感受性が鋭い方は、
さまざまな刺激や影響が、ご自分の外側からやってきていることに
気付かれていることが多いのです。

たとえばご家族、パートナーさん、かつてお付き合いしていた異性、
職場で接する不特定の方などの、独特の感情や想念、思考などの影響を
知らない間に受けてしまっていることはないでしょうか?

こうした外部からの影響は、たとえ悪気はないとしても、
その方の生命エネルギーを奪い、妨害的に作用します。

本来進んでいくべき道や志を見失ったり、モチベーションを低下させたり、
大げさに言うと、その方のものではない思考や感情、好みの影響を受け、
その方の人生ではない別の方向へ、幾分逸れていってしまうのです。

こうした状態、状況に対して、多次元セラピーの憑依を取り除く手法を使うと、
問題となっているその方に属していないエネルギーが
どこからやってきているのかを理解することができます。

動機や目的がわかれば、むやみに怖れたり腹を立てたりすることもなくなり、
二度と干渉やコントロールをしないように話し合いをして、立ち去らせることが出来るのです。

こうしたセッションを体験なさってみると、
その方に属していないエネルギーにまつわるあらゆる否定的な影響を解消した後の
その方本来のコンディションが取り戻され、
ご自分の中心にしっかりと在る感覚や生き生きと充実した感覚に
驚かれるかもしれません。

多次元セラピー 退行療法 ユニークアイメンタルサポート


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憑依存在を癒す理由は? 多次元セラピーの憑依 その2

2014年03月09日

憑依という言葉から、得体の知れない恐ろしいものという印象を
持たれるかもしれません。

が、憑依を解放する手法は、あくまでも心理療法の一つですので、
憑依現象や憑依存在そのものの有無については問題にすることはなく、
深く考えたくなければそれでもかまわないのです。

多次元セラピーでは、問題の原因を外在化して、対話を続けながら、
なぜ不調や違和感などがあるのかを探求します。

必要があれば、問題の起源に退行して、
何が起こっていたのかを再体験しながら解放していきます。

世の中で憑依を取り除く方法、つまり憑き物払いを行う方法といえば、
超自然的な力や霊能力を使うやり方が連想されます。

多くの場合、問題の原因となっているものが
どのようにして解放されるのかはよくわからないままであるか、
または知らされないことが少なくありません。

それに対して、多次元セラピーでは、
不調の原因を憑依存在とみなし、
クライアントさんがご自分でその存在と向かい合い、
コミュニケーションを通じて癒していきますので、
相手がどんな気持ちでいるのか、何を欲しているのか、
ご自分とどんなつながりがあるのかを直接、知ることが出来ます。

対話のやり取りの中で、相手(憑依存在=問題の原因)がどのように変化していくのか、
手に取るように理解でき、相手の言い分や背景にある事情、
人間関係などの情報も受け取ることが出来ます。

憑依存在を解放するプロセスについても、
その一部始終に関与し、主導権を持って進めていただき、
多次元セラピストはそれをしっかりとサポートする形となります。

解放した後は、今、イメージの中で起こったことを
納得していただけると思います。

多次元セラピーでは、憑依存在のことを、
癒される必要のある哀れな存在と考えています。

憑依存在などという忌まわしいものを癒すなんて
とんでもないと思われるかもしれませんが、
憑依存在をよく理解してあげたうえで十分に癒すのは、
それが結果的に問題の解決につながるからであり、
クライアントさんに深い癒しをもたらすことになるためです。

多次元セラピー 退行療法 憑依


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何となくいつもと違う気分と体調… 多次元セラピーの憑依

2014年03月08日

ご家族やご友人を見ていると、
どことなくいつもと違うのがわかる時がよくあります。

気分が沈んでいる…
元気がない…
そわそわしている…
テンションが上がり過ぎ…

ご自分についてはいかがでしょうか?

人は自分のことにはなかなか気付けないことがあるものです。
特に子育てや介護、お仕事などで多忙な方は、
自分の面倒を見ている余裕などはないかもしれません。

朝、起きた時から、今日は何となくおかしいと異変に気付くことができたら、
いつものコンディションを取り戻すためのアクションを取れるかもしれません。

生きていれば、多少のアップダウンや体調の変化はあります。

日常生活に支障をきたすほどではない場合もあれば、
お仕事を休まなくていけないほど重い状態となることもあります。

いずれにしても、気付くことが出来たならば、
そうなった理由について、考えてみることが出来ます。

一例を挙げてみると…
散漫になり頭がぼうっとしている、
なぜかやる気が全く起こらない、
ぼんやりして仕事の効率が上がらない、
予定していたことを実行するのが難しい…という時。

このようなことはどんな方にもあることで、
ストレスや疲労が原因だと考えて、
少し休養を取ろうとする方は多いでしょう。

けれども振り返ってみても、
疲れるようなことはしていなかったり、
不安や怒りの原因となるようなことが見つからなかったり、
なぜ突然このような状態になってしまったのかよくわからないことも
時にはあるのではないでしょうか?

休養を取ったり、気分転換してみたりしても、
違和感がそのまま何日も続いてしまうことはないでしょうか?

このような時、多次元セラピーでは、
その方に属していない何らかの要因が関わっていると仮に想定して
それに取り組む手法を持っています。

それが多次元セラピーの「憑依」という考え方です。 

(次回に続く…)

多次元セラピー 退行療法 憑依


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レイキと多次元セラピーに登場するハイアーセルフって?

2014年02月12日

ハイアーセルフは、多次元セラピー、ヒプノセラピーのセッションの一つですが、
レイキセミナーにも出てきます。

現代霊気法のレイキセミナーレベル3は、
ハンドヒーリングの世界を越えて、
臼井先生の「安心立命の境地」を目指して
波動を上げるためのさまざまなワークを学んでいきます。

その中には、一日中ハイアーセルフの導きを受けるワークや、
ハイアーセルフとコンタクトしてメッセージを受け取るワークが
含まれているのです。

このように書くと、たいへんスピリチュアルで、抽象的で
実体を想像しにくいように感じられるかもしれません。

ハイアーセルフという言葉自体にあまりなじみが薄い場合や、
特定の宗教の信仰をお持ちの場合などは、
高次元の自己、神さまのような自己…と言われても、
ぴんとこないことがあるでしょう。

実はこのハイアーセルフ、その方によって、
思い描くイメージや定義はかなり異なっているようです。

たとえば守護存在、ガイド、天使などと同様な存在と考えられているならば、
それはその方にとってご自分ではない誰か、
すなわちその方に属していない存在…ということになってしまうでしょう。

どんな方の中にも、ロウアーな自己、中間レベルの自己、
そして最高次元の自己などが在ると考えてみますと、
ハイアーセルフは、その方の、ある特別な意識の状態であると
考えてみることもできるのではないでしょうか?

私たちの日常には、イライラしている時、落ち込んでいる時もあれば、
穏やかで感謝や愛にあふれている状態の時もあります。

後者の状態では、前者よりも波動が高くなっており、
平和や幸せや喜びをより多く感じられるものです。

こうしたものをハイアーセルフとお考えていただくと、
波動を上げるレイキのワークとのつながりが
腑に落ちるのではないかと思います。

ちなみに多次元セラピーのハイアーセルフと
ヒプノセラピーのハイアーセルフのセッションは、
それぞれ手法が異なります。

けれども両者に共通しているのは、
ハイアーセルフが、本来、元々、その方の一部分であることと、
通常の状態や現在の状態をはるかに超越した高次の存在であるということです。

多次元セラピー、ヒプノセラピーのセッションにおいては、
催眠状態で潜在意識の中に在るハイアーセルフのイメージを受け取りますので、
通常の意識の状態で行うレイキのワークよりも、
たやすく体験していただけるのではないでしょうか?

超越的な心の平和、喜び、最善の選択、
理想を既に実現している自己に出会ってみたいと思われたら
多次元セラピー、ヒプノセラピーのハイアーセルフセッションを
一度お試しいただければと思います。

多次元セラピー 退行療法


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多次元セラピーの「オーラ調査」

2014年01月23日

多次元セラピーの中に「オーラ調査」というものがありますが、
オーラが見えないと、使うことができない手法なのでしょうか…?

… 以前、いただいたことのあるご質問です。

多次元セラピー・ヒプノセラピー・前世療法のスクールの上級コースでは、
最新の「多次元セラピー」の基本要素をお伝えしています。

おそらくホームページに記載されているそのシラバスをご覧になって
疑問に感じられたのでしょう。

「オーラ調査」とは、多次元セラピー独特の手法であり
問題を外在化して取り扱うための有効な手段の一つです。

ここではその詳細をお伝えすることは控えておきますが、
たいへんユニークで、
しかも初めての方にも違和感なく受け入れられる、
シンプルでわかりやすい方法です。

もちろん、実際には、
いわゆるオーラ(人間のエネルギーフィールド)
そのものを扱うのではありません。

代替療法の世界には、
オーラ・リーディングやオーラ・ヒーリングといった癒しの手法があり、
そこから超常的な能力を使うワークが連想されて、
オーラを透視して調べるイメージを持たれたのだと思います。

多次元セラピーには、超常能力を必要とする手法はありません。
どなたでも習得して使いこなしていただくことができます。

ただし多次元セラピー
=マルチディメンショナル・トランスパーソナル・セラピー
という名も表すとおり、
トランスパーソナルな立場から、
魂や霊性を含む人間の全体性や
目には見えないエネルギーなどを前提として行う退行療法
ですから、
そうした領域に対する柔軟な姿勢や直観は求められ、必要となるでしょう。

目に見えないエネルギーや魂などに対して
セラピスト側に無意識の怖れや否定的な感情がある場合
抵抗が生まれ、セラピーがスムーズに進んでいかないことも考えられます。

受け手であるクライアントさんの側にも、
その方の世界観や人間観によっては、
セラピー中、違和感を覚え、ブロックとなる可能性があります。

スピリチュアル人気と共に、
オーラという言葉は、ポピュラーになってきてはいますが、
日本国内では、少々怪しげなイメージが付きまとい、
神秘的と受け取られがちです。

多次元セラピーがあえてこの名称を使い、
世界各国で多次元セラピーのスクールが開催され、
普及しているのは、興味深いことですが、
オーラという言葉、
皆さまはどのように感じられるでしょうか?


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胎児期のトラウマと多次元セラピー

2014年01月15日

退行催眠療法のひとつに、
お母さんのお腹の中にいた頃まで戻る
「胎児期退行」があります。

戻るといっても、
「胎児に感覚や記憶があるの? 」と
疑問に思われるかもしれません。

初めて胎児期に戻った時の体験は、
今も忘れられない強い印象を残しました。

お母さんのお腹の中にいるとはどんな感じなのか、
想像もできない…と思いつつも、
実際に催眠状態に入ってみると…

体温の暖かさや暑さ、
お腹の内側で、日増しにどんどん強くなっていく、
圧迫される感じや動きなどが、
驚くほどリアルに感じられたのです。

それだけではありません。

母親の感情の動きはもちろんのこと、
周囲にいる大人たちのことは、
透視でもしているかのように、何もかも伝わってきて、
言葉に出さなくても、ひとりひとりがどんなことを考え、
何を感じているのかが判っていました。

私の場合、母親が直前に流産をしていたため、
無事に生まれてくるかどうかということを、非常に心配しており
胎児の私は、その不安な気持ちと怖れを感じ取って、
「大丈夫!」と何とか伝えようとしていました。

一般に、家族から何も聞かされていなかったり、
大人になった今、記憶には何も残っていなかったりしても
この時期に母親が大きなストレスを感じていたり、
家族に何か辛い出来事や重要な事件などが起こっていた場合、
胎児は、かなり大きな影響を受け、それが現在にも尾を引いて、
否定的な影響が残ってしまうことが少なくありません。

また不幸なことに、何らかの事情で、
子どもの誕生が歓迎されていなかったということもあるのです。

その場合はさらに深刻です。

多次元セラピーのセッションでは、
従来のヒプノセラピーの胎児期退行よりもさらに詳細に
現在の問題の原因となった胎児期の出来事を再体験し、
否定的な影響を軽減し、感情的なブロックを解放していきます。

ほとんどの人が持っていると云われる
バーストラウマも癒していきます。

胎児期退行によって期待できる効果は、
これだけではありません。

通常、この人生の目的や使命、
家族とのつながりなどを知りたい時、
前世療法(過去生退行)のセッションを行いますが、
この胎児期退行によっても、
前世への退行とは異なる視点から、
この人生の深い意味を探求したり、
洞察を得たりすることができます。

どのようなビジョンを持って新しい人生に臨むのか、

何故、この人たちを両親として生まれてくるのか?

生まれた瞬間に感じたのは、どんなことだったか?
 
この世界や家庭環境、家族の最初の印象は…? etc. 

胎児は、周囲に対して無防備、
傷つきやすく、イノセントな存在です。

そして、母親とは、文字通り一心同体、
完全に依存して生きている状態です。

それだけに、胎内で体験したことは、
数ヶ月だけの期間とはいえ、言葉では言えないくらい、
その後の人生に大きな意味を持つのです。

多次元セラピーには、
複雑な出来事にもアプローチする手法があります。

母親や周囲の人々からの否定的な影響、
兄弟姉妹の反応と、カルマ的な影響、
生まれてくるこに対する否定的な感情、
強制された人生の計画など、
トランスパーソナルな領域に渡って
その時、何が起こったのか、
胎児はそれをどのように体験し、何を感じていたのか
探求をしていくことが出来ます。


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多次元セラピーとボディワーク 過去の身体的なトラウマを癒す

2013年12月27日

多次元セラピーのディプロマを頂き、
プロフェッショナルメンバーとして入会を許されたEARThは、
ヨーロッパの退行催眠療法の協会です。

現在では、ヨーロッパという地域を越えて、
全世界的な退行催眠療法セラピストが集い、
研究発表やシンポジウムなどを行う大きな団体となっています。

先日、EARThから届いたニューズレターには、
にぎやかでポップなクリスマスカードのほか、
ハンス・テンダム博士によるワークショップの記事もありました。

紹介されていたのは、
「アクシデントトラウマリリース」、
そして「背中の指圧」という手法です。

事故や外科手術は、身体面、精神面、そして魂にまで
大きな影響を与えているものです。

アクシデントトラウマリリースは、
事故や手術の時点に退行し、
その時の衝撃や影響を緻密に再体験するように誘導しながら、
丁寧に解放していくというものです。

事故や外科手術の問題に対して、退行療法を行うのは
たいへん珍しく、他に例を見ないユニークなものです。

もう一つの背中の指圧は、さらに画期的なものです。

心理療法でありながら、
まるで整体やカイロ、マッサージなどのボディワークさながらに、
背中を指圧していくのです。

背中のあるポイントには、
精神的、身体的な衝撃のエネルギーが、
現在も残留しています。

過去、あるいは前世・過去生における身体面でのトラウマ、
トラウマ的な死の体験を探求して見つけ出したならば、
その時いったい何が起こっていたのかを理解することが出来ます。

そのうえで、その時点での感情、感覚、知覚などを
しっかりと解放できるように促していくのです。

このニュースレターの記事には、
たとえば石器時代のような原始的な時代の過去生での
トラウマもよくあるとのこと。

その当時の生活を想像してみれば、
適切な手当や治療法の無い環境での
身体の酷使や現代では考えられないような大怪我は
日常的にあったことでしょう。

そうした古い時代の転生の痛手は、
現在もその方の中に留まり続けており、
この背中を押すという手法によって、
過去と現在のつながりをたどっていくことが
可能となるのです。

もしかするとちょっとした違和感や慢性的な不調などから、
その方にとって思いも寄らなかった過去の
痛みや苦痛に満ちたバーストラウマ、事故、
外科手術、身体的な衝撃、死の体験などがわかり、
驚かれるかもしれません。

このアクシデントトラウマリリースと背中の指圧、
日本で開講されたロングコースの一期生として
私もハンス先生から学んでいます。

ボディワーク的な側面もあり、
当時も今も、通常の退行療法よりも難しいと感じていますが、
実に斬新な手法だと感心しています。

私が皆さまにお伝えしているスクールの
「多次元セラピー上級コース
」のシラバスには含まれていませんが、
多次元セラピー研究会にて、ご希望の方にはお伝えしています。


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多次元セラピーの探偵モード リアルな再体験を促す

2013年12月23日

先日、セッションを初めて体験なさった方から
あるご感想をいただきました。

セラピストの問いかけに対して、その方が何か答えた後、
次の問いかけに進むのではなく、
最初の答えからさらに「突っ込む」のが印象に残った…
ということでした。

その方は、ヒプノセラピー・前世療法のスクールを受講なさっているのですが
多次元セラピーはまだ学ばれていません。

おそらく多次元セラピーの「探偵モード」のことを言っておられるのでしょう。

多次元セラピーには、
従来のヒプノセラピーや前世療法と異なる特長が幾つもあります。
探偵モードはその一つといってよいかもしれません。

退行して過去の時空間に戻り、出来事を再体験する時、
その時の思考、感情、感覚などを出来る限りリアルに受け取っていただくために、
細やかで適切な問いかけを重ね、まるで探偵のように詳細を明らかにしていくのです。

このように書くと、シンプルで簡単そうに思われるかもしれませんが、
実際には易しいことではありません。

「突っ込み」は、共感や受容とはまた違った姿勢や言葉、
切り込むための視点を必要とします。

セラピストには、探求への意図や、粘り強さ、
細部を見過ごさない注意深さなどが要求されるでしょう。

多次元セラピーには、リアルな再体験を促すためのテクニックというものもあり、
深化やフォーカシング、ドレッジングなどがそれに当たります。

私たちは、人の言葉を聞くと、無意識のうちに自分なりの解釈をして、
相手の意図がわかったような気になり、
その自分なりの理解に基づいて、同意をしたり、
次の質問を投げかけたりしているものです。

しかしながらイメージ世界の体験には、
その方独特の価値観や世界観、パーソナリティなどが反映され、
他者には計り知れない要素もあるでしょう。

特に(多次元セラピーを使った)前世療法では、
前世のイメージ世界の中で、
見たことも聞いたこともないような想像を超えた出来事が起こります。

こうした出来事に対して、
実際に何が起こったのかを正確にわかり、理解していることは、
それを体験している人物(前世のパーソナリティ) の感情や思考、感覚、行動などを
とらえるためには不可欠なのです。

日本人の共感的な民族性(?) のためか、
あるいはセラピストを目指す方々に共通する共感性のためか(?)
受講生、修了生の多くの方々が、探偵モードを苦手とされています。

多次元セラピー研究会では、
この突っ込みだけのパート(部分)練習も行われるほどです

それも全て、リアルな再体験のため、
問題となる出来事の中心をしっかりと通過していくことで、
より深い解放とカタルシスが実現する…というのが
多次元セラピーの基本的な姿勢なのです。


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多次元セラピーのハイアーセルフと他のハイアーセルフ

2013年12月15日

多次元セラピーには
「ハイアーセルフ」のセッションがあります。

よく知られているヒプノセラピーの「ハイアーセルフ」セッションとは
異なるものです。

多次元セラピーでは、その方のリソースを大切にして、
外部の存在、たとえばガイドや天使などの力には
頼らないように進めていきます。

ハイアーセルフとは、こうした外部の存在ではなく、
その方に属するその方の一部。

その方が望み、求めているものは、既にどこかに存在しており、
それをハイアーセルフととらえて行うのが
多次元セラピーのハイアーセルフ
です。

それに対して、ヒプノセラピーのセッションの「ハイアーセルフ」では、
その方の中の最高次元の自己=ハイアーセルフに会いに行き、
メッセージやアドバイスを受け取ります。

多次元セラピーのハイアーセルフと従来のハイアーセルフは、
最高次元の神のような自己という意味では共通ですが、
多次元セラピーのセッションのほうが、より具体的であり、
そのセッションのテーマに沿ったアプローチとなります。

先日、誘導瞑想ワークショップにご参加いただいた方から、
誘導瞑想のハイアーセルフと、セッションとしてのハイアーセルフとは
どのように異なるのかというご質問をいただきました。

誘導瞑想では、ハイアーセルフに出会うための誘導をセラピストが行い、
その方にご自由にイメージを受け取っていただきます。

イメージは、必ずしも誘導どおりでなくてもかまいませんし、
誘導の言葉とは異なる別のどこかへ行ってしまうのでもよいのです。

誘導瞑想では、その方とセラピストとの対話はありません。

そのため、今、どんなイメージを受け取り、
何が起こっているのか、
セラピスト側からお聞きすることはなく、
その方の自由に委ねられるのです。

周囲を気にすることなく、心ゆくまで
イメージの世界に浸りたい時にお勧めです。

セッションでは、対話のやり取りによってプロセスが進んでいきますので、
セラピストはその方のイメージ世界に寄添い、
もしもイメージが現れなかったならば、
現れやすくなるように促すはたらきかけを行うこともあります。

またハイアーセルフはどんな存在なのか、
どのようなメッセージを伝えてきたのかをお聞きして、
言葉にして表現していただくため、
解催眠後に、イメージを思い起こしやすくなるでしょう。

その反対に、イメージに現れた内容について
あまり他者に話したくない、秘めておきたいという方は、
誘導瞑想のほうが気楽に感じられるかもしれません。

誘導瞑想とセッションは、
その方によって、好みが分かれるところだと思います。

多次元セラピーセッションのハイアーセルフ。
ヒプノセラピーセッションのハイアーセルフ。
そして誘導瞑想のハイアーセルフ。

「ハイアーセルフ」には3種類がありますが、
あなたはどれにご興味をお持ちでしょうか?


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退行催眠療法 多次元セラピー

2013年12月12日

多次元セラピーは、退行療法。

過去の時点へと遡っていく退行催眠は、
回帰療法と呼ばれることもあります。

たとえば先月や昨日に戻るものも、
退行催眠といえます。

退行催眠といって、すぐに思い浮かべていただけるのは、
年齢退行と胎児期退行ではないでしょうか?

どんな時に受けていただくとよいかというと…

過去の不愉快な出来事や悲しい出来事から、
今もなお、否定的な影響を受けており、
そのことで、家族との関係や、人間関係、
日常生活などがうまくいかず、
生き辛さがある時だと思います。

心の傷は、ふだんは意識にのぼることがなく、
気には留めてはいなかったとしても、

何かの折りに、
自分でも驚くような激しい感情となって、
湧き起こってくることがあります。

出来事そのものの嫌な記憶が、
繰り返し、よみがえってくるということもあるでしょう。

たとえば、人前で緊張してしまいやすいのは、
過去に味わったことのある
何らかの不快な体験に由来しているのかもしれません。

たとえ原因が全く思い当たらず、
すっかり忘れてしまっている場合でも、

多次元セラピーの催眠状態では、
瞬時にその時点へと戻り、
その時の状況を再体験することができるのです。

その時の気持ちをしっかりと感じることによって、
わだかまりやこだわりがほぐれ、
重荷となっている感情を手放して心を癒すことができ、
思考や行動パターンの変容を促すことになるのです。

これは悩みや問題の原因と向かい合って乗り越え、
問題の解決に直接効果を期待できるセッションとなります。

さて、これとは別に、
現在、必要としている資質やエネルギーなどを
過去のポジティブな体験の中から探し出し、
現在の状況に呼び戻して定着させるセッションもあります。

今のところ、それほど深刻な悩みがあるわけではないけれども、
よりよい状態を目指したいような場合、
ワンステップ飛躍していきたい場合、

または、逆にあまりにも辛すぎて、
過去の出来事を再体験するのが困難である場合、
こうしたセッションを行うことができるでしょう。

過去あるいは過去生の成功体験や至福の体験、
愛され大切に育まれた喜びの記憶などを再体験
しますので、
たいへん勇気付けられ、パワーや心の平和を
取り戻すことができるセッションとなるでしょう。

多次元セラピー・退行催眠というと、
「過去のトラウマ体験と
どうしても向かい合わなければならない…」
と思われがちなのですが、
こうした希望や勇気を取り戻すセッションもあることを
ぜひ知っていただきたいと思います。


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