なぜ「多次元セラピー・前世療法のスクール」なの?
多次元セラピーをお伝えするプロ養成スクール、
「多次元セラピー・前世療法スクール」ページについては、
複雑でわかりにくい、情報が多くて読みにくい…などの
ご感想をいただいておりましたが、
このたび手直しをしまして、更新致しました。
そもそも、なぜ「多次元セラピーのスクール」ではなく、
「多次元セラピー・前世療法のスクール」なのか?
…というところからして、
多次元セラピーも、前世療法も、
まだなさったことがない初心者の方ならば、
さっぱりわからないということになってしまうかもしれません。
「多次元セラピー・前世療法のスクール」の「前世療法」とは、
従来の前世療法を意味しています。
従来の前世療法のほかに、
多次元セラピーによる(多次元セラピーを使った)前世療法があり、
両者は、かなり異なる手法であると言えます。
多次元セラピーは、ハンス・テンダム博士による退行療法ですので、
退行療法である胎児期退行、年齢退行、前世療法などが含まれます。
この中の前世療法が、
「多次元セラピーによる前世療法」であり、
従来の前世療法とは区別してお伝えしています。
将来、セラピストとして開業することを目指し、
前世療法を習得したいとお考えの方は、
何人もいらっしゃると思うのですが、
このような方々は、従来の前世療法と、
多次元セラピーによる前世療法の
どちらを選んだらよいのかと、
考え込んでしまうかもしれません。
実は、多次元セラピーによる前世療法と、従来の前世療法は、
確かに相違点があるのですが、
どちらか一方をマスターしておけば
OKというもの「ではない」というのが私の考えです。
その理由は、それぞれが持っているメリットとデメリットにあります。
多次元セラピーは効果の高いメソッドですが、
テーマによっては、
あるいはクライアントさんによっては、
適合しないことがあると経験的に考えています。
従来のオーソドックスな前世療法は、
ある面では、核心部分に切り込んでいくシャープさに欠け、
問題解決については若干弱いところがあるものの、
こちらの前世療法を用いることで探求しやすくなるテーマがあり、
こちらの前世療法のほうが
圧倒的に適しているクライアントさんもおられるのです。
今、お伝えしていることは、
あくまでも多次元セラピスト、前世療法セラピスト、
ヒプノセラピストとして実際のケースを積む経験の中から引き出した
個人的な意見とお考えください。
私どものスクールでは、
従来の前世療法と多次元セラピーによる前世療法は、
いずれにも他にはない特長があり、
セッションでは、それぞれの良い点、優れた点を
上手に使い分けることをお勧めしています。
そして従来の前世療法を実践なさっている場合のほうが、
多次元セラピーをよりよく理解でき、
多次元セラピーによる前世療法を実践されると
逆に従来の前世療法の優れた点が見えてきます。
私はヒプノセラピー・前世療法を学んで、プロとして開業した後で、
多次元セラピーと出会い、コースを修了して使うようになりました。
多次元セラピーを使い始める前に、
日本人の先生お三方からヒプノセラピーを習いましたが、
多次元セラピーを修了した後のほうが、
なぜかヒプノセラピーのスキルも上がり、
セッションにまつわる気付きを、
たくさん受け取ることができるようになったと感じています。
多次元セラピーは、
従来のヒプノセラピー・前世療法を行えることが、
前提のセラピー手法です。
どういうことかと言いますと、
通常の意識の状態から催眠に入れる催眠誘導の基本や、
アンカー、後催眠暗示など基礎的な部分が、
多次元セラピーの中には、元々、含まれていないということです。
たとえば胎児期のトラウマ・バーストラウマを癒す多次元セラピーでは、
胎児期にどのように退行していったらよいかということには
触れられていませんし、
インナーチャイルドにしても、
そもそもインナーチャイルドワークとは、
どのような目的と効果があるのかという部分は
含まれていないのです。
したがって、仮に基礎部分がない状態で、
多次元セラピーから勉強を始められたとしても、
多次元セラピーの内容の説明の理解はかなり困難となり、
セッションで使う際も、深いカタルシスと癒しには
到達しにくいのではないかと予測されます。
多次元セラピーにご興味があるならば、
ヒプノセラピーの最低限の基礎部分は、
知っておく必要があるでしょう。
では基礎部分は、どのようにして身に着けたらよいでしょうか?
その問いに答える意図をもって構想したのが、
「多次元セラピー・前世療法のスクール」です。
最終目標として、多次元セラピーを使いたい場合、
入り口は、ヒプノセラピーの催眠の基礎となります。
「あくまでも多次元セラピーを習いたいのだから、
ヒプノセラピーなどには興味もないし時間をかけたくない…」
と思われるでしょうか?
実はヒプノセラピーを深く学ぶことで、
多次元セラピーをより的確に柔軟に使いこなすことが出来るようになります。
ですので、ヒプノセラピー自体を学ぶのに
時間とエネルギーを費やすという選択も、
大いにあって良いことだと考えています。
多次元セラピー・前世療法のスクール、
ヒプノセラピー・前世療法のスクールの2種類のスクールがあるのは、
こうした考えによります。
どちらによりウェイトを置くか、
自由に使えるその方のお時間と費用とエネルギー、
習得までにかけられる時間などによって、
ニーズに合うほうを選んでいただくことが出来ます。
実は、「ヒプノセラピー・前世療法のスクール」を選択なさったとしても、
多次元セラピー上級コースへ進むことは可能です。
そのようなコース編成を準備してあります。
各種ヒプノセラピーを学んでいくうちに、
あるいは実際にセッションで使っていくうちに、
ヒプノセラピーの他のメニュー(種類)にも関心を持たれることが、よくあります。
あるいは催眠と潜在意識を使うこの独特なセラピー全般に
さらなるご興味が湧いて、
多次元セラピー=ハンス・テンダム メソッドに惹かれていく方も、
おそらくたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
入口は、基礎を学ぶベーシック・コースです。
その受講中に、さまざまな関連情報を差し上げますので、
将来目指すゴールを思い描きつつ、ゆっくりと検討を加え、
その先のコースを柔軟に選択していただくことが出来ます。