多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

そんなはずはないと思っても… 憑依が関わっている問題

2015年09月15日

多次元セラピーの憑依とは、
その方に属していないエネルギーが
否定的な影響を及ぼしている状態です。

憑依という言葉から、超自然的な事象を連想されたり、
特殊な能力を使って何か特別なことをする印象を受けられるかもしれませんが、
憑依の解放とは、潜在意識の心の深層から現れる
イメージを使った癒しのテクニック、
心理療法の一つとお考えいただければと思います。

一例を挙げると、少し熱っぽい、喉が痛い…という時、
通常は、風邪の引き始めだろうと考えて、
十分に休養を取ったり、体をあたためたりします。

しばらくして体調が良くなられたら、やはり風邪だったのだと思われるでしょう。

けれども、このような時、多次元セラピーを使って探求してみると、
思いも寄らない原因に行き当たることがあります。

イメージの世界に現れてくるのは、
たとえば、子どもの頃に恐ろしいと感じていた
ご近所に住むおじいさんであったりします。

どうしてこの人物が現れてきたのか、
最初のうちは不可解であっても、
探求を続けていくうちに、その理由や動機が解き明かされ、
イメージの中で、おじいさん(のエネルギー)を癒して解放すると、
風邪の症状がたちまち軽減されていくことがあるのです。

わかりやすい例を書いてみましたが、
普通は、風邪のような症状では、
わざわざ多次元セラピーをしてみようとは思われないでしょう。

では、このような場合はどうでしょうか?

ご家族はみな健やかで、仲が良く、暮らしぶりも良好で、
やりがいを感じられる意義深いお仕事をされている方が、
実は、心の中に、常に不安があり、
何かことあるたびに、「最悪のイメージ」が頭に浮かんでくるのです。

それは一般的な警戒心や防衛本能を越えた巨大な不安であり、
ご自分やご家族の将来に対して、
本当に大丈夫だろうかと、心が休まることがありません。

心配性、苦労性という言葉があり、
そう言ってしまえば、そのとおりなのでしょうが、
その不安は、その方にとって、喜びや楽しさを損ない、
先々までを不安の色に染めてしまう、たいへん厄介なものなのです。

浮かんでくる「最悪のイメージ」は、長年に渡って、常に在り続けているため、
すっかりなじんでしまって、もはや問題視されなくなっています。

しかしながら、常に「最悪のイメージ」が浮かんで、
いっそう不安をかきたてられ、
居ても立っても居られないほど心が波立ち、
ストレスや緊張感が高まるのであれば、
思い切って、それをテーマとして、
多次元セラピーをしてみることが出来るでしょう。

このような場合、多次元セラピーの憑依を解放する手法を
使うことが出来ます。

セッションでは、「最悪のイメージ」が、
どこからやってくるのかを探求していきます。

今生の過去、胎児期、子どもの頃、
あるいは、いわゆる前世・過去生など関連するイメージがやってきます。

「最悪のイメージ」に、誰かが関わっているとしたら、
それは、家族・親族、職場の同僚、または身近な人物かもしれません。

もしかすると、記憶にもないような人物、
見ず知らずの人物である可能性もあります。

多次元セラピーをさせていただいていると、
一見、ごく普通の問題のようであっても、
実は、多くのケースで、憑依や憑依に類するものが
関わっていることが、経験からわかってきます。

事前カウンセリングにおいて、問題やお悩みをお聴きしながら、
そこに憑依の可能性を予測するならば、
解放に向けてのワークを提案させていただくなどして、
より深いレベルで問題を癒すことが出来るでしょう。

日常、よく出会うお悩み、たとえばいじめ、嫁姑の不仲、自己否定、自責、
仕事上のミス、意欲の低下、体調不良、繰り返し浮かんでくる想念、
コントロールできない感情などは、
その方の中に、何らかの原因があると同時に、
その背後には、その方に属していないエネルギー作用が
潜んでいることが、しばしばあるようです。

エネルギーや想念、感情など、目に見えない世界は、
意識されずに見過ごされてしまうものです。

けれども、トランスパーソナルな観点に立つならば、
そうしたエネルギー作用が、心の世界に与えている影響は、
おそらく皆さまが想像している以上に
大きいものだと言えるかもしれません。

些細なことであっても、長引く問題や厄介な問題、
慢性化して慣れてしまった問題などがあれば、
一度、じっくりと掘り下げて、心の世界に足を踏み入れ、
なぜそうなったのかという答えを、
潜在意識の中に探し求めてみるのもよいでしょう。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し





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ふいに現れた憑依存在 多次元セラピーセッション

2015年07月18日

先日、多次元セラピーの個人セッションで、
ご希望のテーマに関連する前世・過去生へ退行していきました。

多次元セラピーによる前世療法は、
従来の前世療法は少し異なる手法となります。

さて、前世・過去生において、どのような出来事が起こっていたのか、
探求を続けながら、詳細を明らかにしていき、
セッション終盤にさしかかった時、
クライアントの方が、
「誰かがそばにいるような気がする…」とおっしゃいました。

どうやら前世・過去生の中の登場人物なのではなさそうです。

そのままにしておかないほうが良いと言うご希望でもありましたので、
少し働きかけてみると、
それは、この前世・過去生とは何のつながりもない一人の男性でした。

では別の前世・過去生の誰かであるか…? というと、
そういうわけでもないようです。

すなわちクライアントさんの前世・過去生ではなく、
知り合いの人物でもありません。

その方に属していない存在=憑依存在であることが分かりました。

多次元セラピーでは、
その方に属していない何かが、
否定的な影響を及ぼしている状態を憑依と呼んでいます。

セッション中に、前後の脈絡とは関係なく、
探求を遮って現れてきたこの男性は、紛れもなく憑依存在でした。

クライアントの方は、たいそう驚かれたと思いますが、
実は、こうしたことは、それほど珍しいことではありません。

元々、その方に憑依が起こっていた場合は、
思いも寄らないタイミングで出てくることがあります。

またその方に憑依していたわけではなく、
その空間に入り込んできていたり、
もの珍しさからセラピーに興味を持って近づいてきたり
することがあります。

クライアントの方の前世・過去生に関わりのあった誰かと
つながりのある場合もあれば、
全く関係がない人物である場合もあります。

セッションでは、その方のご希望をお聞きして、
最初に選んだテーマからはいったん離れ、
現れた憑依存在にワークすることになります。

このセッションでは、その男性がどんな人で、
なぜここにやってきたのかという目的や動機を明らかにしたうえで、
その存在を癒して解放します。

その後、当初のテーマに戻って
多次元セラピーを続けていきます。

その方は、多次元セラピーのセッションが初めてという方でしたので、
事後カウンセリングの際、こうしたことをお伝えすると、
本当にびっくりされている様子でした。

多次元セラピー中に、
何かよくわからないものや、意外なものが出現してきたとしても、
無意識に遮断してしまったり、気のせいだと思ったりして、
そのことをセラピストに伝えていただけない場合もあります。

この方は、たいへん被暗示性が高く、
比較的しっかりとイメージ世界に入っておられ、
繊細な感性をお持ちだったため、
気付かれたのでしょう。

気付いて伝えていただければ、そのままにしておかず、
適切な対応をとることが出来ます。

憑依は、どんな場合でも、必ず否定的な影響を与えるものです。

ですから気付いて解放できるならば、
それに越したことはありません。

さて、この日のセッションを終えてクライアントの方が帰られた後、
多次元セラピースクールの修了生の方からメールが届いていました。

この方は、基本のベーシック・コース、アドバンス・コースから
多次元セラピー上級コースまでを習得され、
プロとして開業なさっておられる方です。

そのメールは、セッション中にテーマとは関係のない憑依存在が現れて、
セラピーが進まなくなって困る…と言う内容で、
その修了生の方も、ちょうど同じ日に、
ふいに現れた憑依存在にワークすることになったようです。

シンクロしていて面白いと感じました。

憑依が起こっていても、そのことに気付かれていないならば、
起こっていないのと同じことになります。

エネルギーに敏感な方や、サイキックな資質をお持ちの方、
感性の鋭い方は、ご自分の体験として、
見えてしまったり、体感したりされたことがあるかもしれません。

エンパスやいわゆる霊媒体質の方々にとっても、
覚えのあることでしょう。

このような方々には、ご自分のエネルギーフィールドを浄化して
安全に保護するノウハウをお伝えする
エネルギーメンテナンスのセミナー」や、
既に入り込んでいる憑依を解放するノウハウをお伝えする
セミナーなどをご紹介しています。

いずれも1日から2日間ほどで、
ご自分で行うことが出来るように実践的にお伝えしています。

見えないエネルギーを感じないほうだという方は、
あまり気にし過ぎることなく、過ごされたらよいと思います。

気にすることで、かえって問題が起こってしまっては、
本末転倒です。

現在、憑依があるのか無いのかを調べて、
憑依がある場合にはそれを癒して解放する個人セッションもあります。

気になる方は、一度お試しになられてはいかがでしょうか。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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エネルギーを動かして解放に導く多次元セラピー

2014年11月12日

先日、多次元セラピーのセッションに初めてお越しになった方から
エネルギー的な変化が感じられた…
…というご感想をいただきました。

エネルギーというと、石油、ガス、原子力などの
資源を想像される方が多いと思うのですが、
人や生き物が発する「気」もまたエネルギーです。

その場の雰囲気や土地の空気といった、
幾分曖昧で、数値化できないようなものもあります。

実は、私たちの体にも、物理的な部分のほかに
エネルギーの領域があると言われています。

それらがエネルギーフィールドとかオーラなどと呼ばれていることは
ご存じの方も多いことでしょう。

五感を越えた能力を持っている方がそれらを透視したり、
写真に写し取る技術が開発されたりしています。

最近では、 (特別な霊能力を持っていなくても)  どんな方でも
ある程度はオーラを感知することができるという見方もあるようです。

目に見え、手で触れられるもの以外を扱うという意味では、
人の心や感情エネルギーもその中に数えられ、
過去のトラウマや、
前世・過去生から持ち越してきている否定的なエネルギーもあります。

これらに対して意図的にはたらきかけていくことは、
癒しと解放にとって自然であり、重要なことであると言えるでしょう。

そうであるにもかかわらず、
ヒプノセラピーを含む心理療法においては、
特にエネルギーを意識するということは、
これまでほとんど行われていませんでした。

ところが多次元セラピーにおいては、
エネルギーワークが最初から想定され、組み込まれ、
大切な役割を担っています。

文字通りその方のエネルギーを動かし、
解放していく直接的なはたらきかけです。

超自然的な力を使ったり、
外部の何らかの存在の力を借りたりするわけではありません。

適切なタイミングと状況を用いるならば、
どんな方でも、ご自分のエネルギーを動かし、解放することが出来ますので、
セラピストは、言葉による誘導でそのプロセスをお手伝いしていきます。

退行して過去に戻り、何が起こっていたのか、
本当はどんな気持ちだったのかを探求することに加えて、
このエネルギーワークを行うと、
マインドのみならず、身体、感情、魂のあらゆる側面から
癒しを促しカタルシスをもたらすことが出来るようになるのです。

ここでは詳しい方法について解説することは控えますが、
実際に多次元セラピーを体験なさった多くの方々から、
通常のヒプノセラピーでは感じられなかった効果を実感していただいています。

多次元セラピーは、問題解決力に優れた斬新な心理療法ですが、
それを可能にするプロセスの一つが
このエネルギーワークであると言ってよいでしょう。

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多次元セラピー セッションのテーマが複数ある時

2014年09月18日

「多次元セラピーの個人セッションでは、
一回のセッションで、幾つかのテーマを扱うことができますか?」

最近、何件かのお問い合わせをいただいているご質問です。

多次元セラピーのセッションでは、原則として、
1セッション1テーマとなります。

私どもの多次元セラピーのセッションは、
まず事前カウンセリングでご相談しながら、今回ワークするテーマを選びます。

その際、テーマや目標が一つではなく、複数のテーマとなることがよくあります。

このような場合には、時間をかけてじっくりとお話をお聴きしながら、
最優先したいテーマを一つ選んでいきます。

次にリクライニングソファに移り、催眠状態に誘導して、
多次元セラピーか始まります。

催眠状態に入ってから、セラピー後に通常の意識に戻るまでの時間は、
最長2時間までとさせていただいています。

それ以上の時間になると、集中力が切れてきますし、
後まだ疲労感が残ってしまうことが多いためです。

もしもテーマや目標が複数ある場合は、
この120分枠の中で、出来るところまで扱います。

始めに優先順位を決めておいて、その順番に従って進めていきます。

潜在意識からイメージを受け取るペースは、個人差があり、
その方によって要する時間が異なります。

たとえば本日させていただいたセッションでは、前半60分、後半60分で、
2つのテーマをワークすることが出来ました。

過去には、ハイペースで進んだ結果、
3つのテーマを1セッションで扱ったことがあります。

通常は、ほとんどの場合、1セッション1テーマとなります。

事前にご相談しながら選んだテーマ・目標によっても、
ワークするのに必要な時間は違ってくるものです。

テーマによっては、非常に複雑なプロセスとなったり、
なかなか解決の糸口が見つからず、
さまざまな角度から丹念に解きほぐしていったりすることがあります。

120分が経過する前に、
疲労のためにその方のご希望で終えることもありますし、
必要なことをすべて完了して終了となる場合もあります。

その方の元々のペースや、テーマによって、
扱えるテーマの数には開きが出ることをご理解いただければ幸いです。

多次元セラピーを使った前世療法は、比較的、時間がかかるメニューです。

もしも2つの前世をどうしても見たい…という場合は、
1つの前世に要する時間を半分にして行うこととなり、
どうしても軽いワークとならざるを得ません。

1つの前世をじっくりと再体験するほうが、
深いレベルの探求が出来ますので、
複数入れることはあまりお勧めしていません。

私どもは、1回のセッションで、出来る限りのことを、
可能な限り効率よく進めさせて頂きたいと考えています。

テーマ・目標は、あらかじめ絞れていなければならないとお考えの方もあるのですが、
当日、ゆっくりとお話を伺いますので、問題はありません。

どの問題から手を付けてよいのか迷っていらっしゃる場合は、
事前カウンセリングでご相談いただければと思います。

多次元セラピー 退行療法


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複雑なプロセスとなるトラウマの解放 多次元セラピーのセッション

2014年04月27日

トランスパーソナルセラピーである多次元セラピーでは、
今生の辛い出来事と前世のトラウマとは関連があると考えています。

たとえば幼少期に親元を離れ、
しばらくの間、どこかへ預けられたことがあったとしましょう。

預け先では十分に面倒を見てもらえず、
寂しさや辛い気持ちを持ち続けることとなりました。

そうなった起源へさらに遡ってみると、
そこはいわゆる前世・過去生。

幼い子どもが親に見捨てられ、あてもなく荒野をさまよっています。

偶然、通りかかった商人の一家に拾われて、
子どもにとってはさらに苦しい旅を続けることとなります。

命拾いをした子どもでしたが、その後、起こった出来事を考えると、
生きながらえて果たして良かったのかどうか…という展開となり、
間もなく悲惨な死を迎えることになってしまうのです。

前世での幼少期の孤独と苦難、今生の親との別離と冷淡で苛酷な環境は、
密接につながり合っています。

魂、カルマ、輪廻転生などの視点から考えてみると、
前世でのトラウマ的な出来事と死の体験が、
今生の幼少期に繰り返されているかのように見えることがあります。

このように繰り返されることで、前世でのトラウマは再浮上しやすくなります。

前世のその時点から、癒されないまま、今生に持ち越された否定的な感情や感覚が、
今もここに在ることを意識化でき、認めることができるようになります。

そしてその否定的な全てを癒し、解放することによって、
カルマ的なバランスが回復されていくと考えることができるでしょう。

何か問題やお悩みがある時、直接的な原因は、
比較的近い過去に見つかることがあります。

たとえば10年前、幼少期、胎児期などです。

その時起こった出来事を再体験して、十分に癒すことができたならば、
問題やお悩みは軽減に向かうはず…、
普通はそう考えることができるでしょう。

ところが実際のケースでは、さらにそこから遡った遠い過去の時点に、
さらに深刻な出来事があったことが分かることがあるのです。

問題の原因から、さらにその起源へ遡るという
少し複雑で、時間も要するプロセスを踏むと、
今生の辛い出来事の再体験と癒しだけではもたらされることのない
より深く本質的な理解と癒し、解放が起こることでしょう。

セッションルームにお越しになる方の問題が、
全てこうしたプロセスとなるわけではありません。

が、多次元セラピーは、それがどれほど昔の出来事であれ、
どこまでも探求を続けて、癒していきます。

セッションを始める前から予測できる場合と出来ない場合があります。

多くのケースでは、解催眠の後のフィードバックの機会に、その問題の全貌がわかり、
どのようにして現在に至っているのか、納得していただけることでしょう。

多次元セラピーでは、出来事の詳細を明らかにしていくため、
あらかじめ定めた時間枠でセッションを打ち切ることは、
現実的に困難です。

とはいえ、何時間もセラピーを継続するのは、
心身の疲労や集中力の喪失につながるため、
催眠状態に入ってから、最長120分までとさせていただいています。

解決するのに必要な情報や、今も癒しを必要としている要素などは、
どこまでもしっかりと探求して解放していきますので、
お時間には少し余裕をもってセッションの日時を決められることをお勧めしています。

多次元セラピー 退行療法 


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多次元セラピーとヒプノセラピーはどこが違う…?

2014年04月22日

多次元セラピーにご興味を持たれていても、
いきなり個人セッションを体験するのはちょっと…
…と言う方もあるかと思います。

ヒプノセラピーや従来の前世療法と、多次元セラピーとは、
クライアントさんの側からどのようにその違いを感じられるのでしょうか?

その方のパーソナリティやセッションのテーマによっても、
セッション中の雰囲気や進み方は異なるものですが、
全体として言えることとして、まず最も異なるのは、
セラピストからの問いかけの頻度とペースでしょう。

多次元セラピーでは、まるで探偵のように
出来事の詳細を明らかにしていきます。

そのために、事実関係はもちろんのこと、
その時の感情、身体感覚、思考、知覚などあらゆる面から
一体、何が起こっているのかについて問いかけていくのです。

そのやり取りは、かなりハイペースなものとなり、
もしもオブザーバーがいたとしたら、
クライアントさんと多次元セラピストとの対話のやり取りには
途絶える間がほとんどないと感じられるでしょう。

クライアントさんの立場では、セッション開始から、終えるまでの間、
ずっと話し続けているような感じを持たれるかもしれません。

たとえば、多次元セラピーを使った前世療法で、ある前世・過去生へ退行すると、
そこでどんな出来事があったのかということのほかに、
感情、体感覚、思考、知覚など全てについて、
リアルに再体験していただくことが出来ます。

この辺りの詳しさや精度も、多次元セラピーならではの特長です。

多次元セラピーのセッションに初めてお越しになった方のご感想で多いのは、
あちらこちらの複数の時空に移動し、プロセスが複雑だった…ということです。

多次元という名のとおり、多次元に渡る時空を自在に行き来しながら
進めていくのが多次元セラピーです。

また現在と過去のある時点とが共に視野に入る状態で行うのも
従来のヒプノセラピー・前世療法とは異なる点でしょう。

複数の意識時空を何度も移動しますので、
1セッションの内容の密度が、たいへん濃いように感じられます。

もしかすると少し疲労感が残ることがあるかもしれませんが、
自然に解消されていきますので問題はありません。

限られたセッションの時間枠の中で、たくさんの要素を扱い、
数多くの時空移動が含まれる多次元セラピー。

この斬新な退行療法には不思議な魅力があり、
ご遠方からも、多次元セラピーを体験したい、使ってみたいという方に
お越しいただけるのは、たいへん有り難く喜ばしいことです。

最初から多次元セラピー100パーセントのセッションを
させていただくこともある一方で、
従来のヒプノセラピーや前世療法に、
部分的に多次元セラピーを取り入れて行うこともあります。

どちらにしようか迷っていらっしゃる場合には、
セッションの当日までに決めていただかなくてもかまいません。

その方のご希望や状態、解決したい問題などによって、
インテイク(事前カウンセリング)にて、ご相談しながら選んでまいりますので、
お気軽にお問い合わせいただければと思います。

多次元セラピー 退行療法


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コントロールできないほどの圧倒的な怒り

2014年01月12日

ふとしたきっかけで噴出する
我を忘れるほどの激しい怒り。

こうした怒りは、
いったいどこから生じたのでしょうか?

多次元セラピーの退行療法セッションを行うと、
催眠状態に誘導し潜在意識にアクセスでき、
通常の意識の状態では自覚できないその理由・原因を、
努力することなく突き止めて、理解することができます。

多くの場合、それは幼い子どもの頃の両親や養育者との関係、
あるいは、胎児期の体験、
いわゆる前世の出来事である場合もあります。

これまでのセッションのケースを振り返りますと、
幼い子どもだった時、両親との間に起こった出来事に、
端を発していたということが少なくありません。

成人してからの怒りに比べると、
子ども時代の怒りは、比較にならないほど大きいことがあります。

それは、幼い子どもは、知恵や経験が乏しく、
その幼さゆえに、怒りを怒りと捉えることが困難であり
怒りを受け止めて持ちこたえることができず、
怒りをどのようにして表現したらよいのかも
わからないことがあるからです。

怒りを表現することができるならば、
次第に気持ちが収まっていくものですが
両親によって、表現することを禁止されたり
怒りを表すと厳しく罰せられたり、
子どもの言い分をきちんと受け止めて聴いてもらえなかったりすると、
子どもの心には、怒りが在り続け、深刻な傷が残ってしまうのです。

そして怒りは水面下でどんどん蓄積していきます。

ここで付け加えておきたいのは、
子ども時代の怒りは、
あくまでもその子どもの主観によるということです。

客観的に見て、よく出来た立派なご両親で、
躾としては決して行き過ぎているわけではない
叱り方の範囲であったとしても、
「その子どもにとってどうであったか」ということが重要なのです。

叱られて、ひどい体罰を受けても、
すぐに忘れて遊び始めるお子さんもいれば、
感受性が鋭く、いつまでも辛さが尾を引いてしまうお子さんもいます。

怒りがあることに気付いたら、
無意識に他者に投影することなく、
その怒りは、本当は誰に対する怒りなのか
理解する必要があります。

怒りを身近な誰かにぶつけないためにも、
怒りと向かい合い、理解して解放しましょう。

感情を解放する癒しの手法には、さまざまなものがあります。

本当に怒りをぶつけたい相手が誰なのかを探求したいと望まれ、
真の原因に気付くことができたならば
手放すのは、それほど難しいことではないのです。

個人セッションでは、必要に応じて、
こうした解放のテクニックをお伝えしています。

個人セッションに加えて、ご自宅で継続して取り組んでいただくことで、
さらに効果が期待できることになります。

多次元セラピーは、
原因のわからない感情や、コントロール出来ない感情、
心身の不調の起源に戻り
解放と癒し、カタルシスをもたらすことが出来ます。


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「疑ってしまう気持ち」の起源を探求する多次元セラピー

2014年01月11日

許可をいただきましたので、最近のセッションケースをご紹介致します。

このセッションのテーマは
「ほとんどのものに疑ってかかる」原因を探求して解放することです。

クライアントのAさんは、
何に対しても疑いをもってしまう傾向に気付いておられました。

何に対しても疑いを持ってしまう傾向は、
場合によっては人間関係の信頼感を損ない、
物事に対して神経質になり、心配、不安、緊張感などが増え、
余計なエネルギーと時間を費やすことにもなりかねません。

人間関係においては、
相手に安心感を持つことがなかなか出来ず、
打ち解けるまでにはさまざまな段階を踏むこととなるでしょう。

敏感な方は、相手が自分を信頼してくれているか否かについて、
感覚的に分かってしまうものですので、
疑いや不信感によって第一印象が悪くなることもあるかもしれません。

こうした疑いや懐疑、不信には、必ず原因となった出来事があります。

多次元セラピーでは、ブリッジなどの方法を使って
その起源である時空へ退行していきます。

現れたのは、ある風景でした。

一面の焼野原… 13歳くらいの少女が立っています。

汚れている緩いモンペを身に付けて
何をするでもなく、そこに佇んでいます。

その場所は、少女にとってなじみのない場所でした。
「自分がどうしたらよいのかわからない…」
「ここがどこなのかわからない…」
なぜ自分がそこにいるのかもわかっていない様子です。

周囲には人の気配は全くありません。

焼野原の中にいるにもかかわらず、
少女は怪我をしておらず、空腹や渇きも全くありませんでした。

やがて彼女は歩き始めます。
とりあえず休む場所を見つけるために…。

この少女は、既に亡くなっているらしいことがわかってきました。

亡くなった後、自らの死に気付かずにさまよっていたのです。

この少女がどのように亡くなっていったのか、
さらに退行を続けていきます。

すると現れたイメージは、卓袱台を前に座っている幼い女の子。
まだ5歳くらいです。

家の中にたった一人で、母親が帰宅するのを待っています。
「お母さんが早く帰ってくるといいな…」

周囲は静かで何の物音もしていません。
女の子は心細い気持ちでいっぱいでした。

その子は、家から出ることなく、
おとなしく待っているように母親から言われていました。

母親は働きに出ていました。
この子の父親は、早く亡くなっており、
母親と二人暮らしであり、身寄りはほかにありません。
ご近所には、民家がまばらで、
親しく付き合いをするような人は住んでいませんでした。

いつまで経っても、母親は帰ってきません。
それでも女の子はずっと待ち続けていました。

突然、空にあちらこちらから飛行機が現れて、爆弾が投下され、
火が燃え広がり、たちまち村中は火の海となりました。

広い範囲で燃え続けています。
人々は逃げ惑い、女の子の家の中にも煙がどんどん入ってきます。
天井が崩れ、周りの壁も崩れ落ちてきます。

それでも女の子は逃げません。
お母さんが出かける前に「ここにいて」と言い残していたからです。

「この場所を動かずにいれば、お母さんがきっと迎えに来てくれる…」
「外へ逃げたら、お母さんに会えなくなってしまうかも…」

燃え盛る炎が迫り、家はつぶれて煙に覆われ、女の子はそのまま、
その場所で死を迎えました。

子どもには、大人のような判断力や理解力、経験値などがありません。

そのために、大きな戦争が起こっていて、命の危険が迫っていることが
この女の子には分からなかったのです。

女の子は、母親の言葉を信じて待ち続けたのですが、
母は戻ってきてはくれませんでした。

最期を迎えた時、この子が感じていたのは
大好きなお母さんのことを心の底から信じていたのに
お母さんは迎えに来てくれなかったということ。

幼い女の子にとっては、打ちのめされるような衝撃だったはずです。

その刹那にこの子が下したであろう決断は、
「もう信じられない、誰のことも信じない…」というものです。

多次元セラピーでは、こうした決断は、その後の転生にまで持ち越され、
潜在的な信念となって、行動や思考全般に大きな影響を与える
と考えます。

影響下にありながら、その信念や決断がなぜ在るのかは
ご本人には自覚が出来ませんし、
そのような信念・決断が在ることにすら気付かないことも多いのです。

この前世は、現在の東京都内の下町のあたり、
おそらく第二次世界大戦中のことです。

女の子は、焼け跡をさまよっていました。
すなわち自分の死を自覚できないまま、
癒されるのをずっと待ち続けていたことになります。

セッションでは、この後、この女の子を救いだして、
精神、感情、身体のあらゆる面から十分に癒していきます。

子どもは、大人以上に傷つきやすいものですので、
インナーチャイルドワークと同様に、
配慮を持って丁寧に対応することが求められます。

この出来事は、女の子にとって深刻なトラウマとなり得ますが、
母親にとっても、それを上回るほどの不幸な体験となることでしょう。

我が子に会うこともかなわず、子どもを案じながら、
母親も仕事先で爆撃に遭い、命を落としています。

幼い子どもを守れなかった罪悪感や後悔、自責の念は、
はかり知れないものがあります。

母子が十分に癒されるために、二人が安全な場所で
再び会えるように誘導していきます。

帰宅出来なかった事情を女の子に説明して謝罪することは、
母親に心の安らぎをもたらすためにはどうしても必要なことですし、
女の子にとっても必要な癒しとなります。

そうなることによって、あの前世でのトラウマ的な死の瞬間に下した決断は解放され、
女の子は、基本的な信頼を取り戻すことができるようになっていきます。

「何に対しても疑いを持ってしまう」ことの背後には、
たった一人の相手(母親)に対する無条件の信頼と、
それが裏切られた強烈なショックがありました。

死の直前のほんのわずかな疑いが、
これほどまでに長く残り続けることとなったのは、
あらゆるものの中で最も大切な存在であった
母親に寄せていた信頼のためであることは
言うまでもありません。

この前世の母親は、現在、転生しておらず、
妻子を残して早死にしてしまった父親は、
このクライアントさんの現在のお父様であるということです。


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“嫌な”感情を無視しないで 多次元セラピーで感情と向かい合う

2013年12月30日

感情は、やってきては、やがて流れ去っていくものです。

何らかの感情が停滞していたり、脅威と感じられたりする時、
感情の問題は、その方の信念と深く関わっていることがあります。

たとえば、幼い頃、ご両親から、
特定の感情表現を禁止されていたり

禁止まではいかずともたしなめられたり、軽く非難されたり
…ということはなかったでしょうか?

よくある普通の怒りが、
「絶対に在ってはいけない怒り」となり、

自然な反応としての不安が、
「在ることを知られてはまずい不安」になるかもしれません。

たとえば怒りを認めることができないと、
その怒りは内側に潜伏し、積み重なり、
思いがけない意地悪な気持ちや皮肉、
密かな冷笑、批判などとなって表に出てくるかもしれません。

ご本人は全く気にしていないというのに、
(むしろ解放感を持っているのに)
その小さな皮肉や冷笑の威力はなかなかのもので、
周囲の人々を驚かせたり、
ショックを与えてしまったりすることになります。

自分の中に怒りがあると気付くのは、
あまり心地よいものではありません。

けれども、だからといって見なかったことにはできません。

生まれた時、全ての人には、
人間としてのひとそろいの感情があります。

社会通念や文化的背景の影響によって、
成長に伴い、怒り、不安、憎しみ、悲しみ、寂しさなどは
喜び、楽しさほどは、陽の目をみなくなっていくかもしれません。

とはいえ感情は感情。

ワンセット全て、どんな感情があっても良いのですし、
あるのが当然なのです。

「嫌な」感情から逃げず、敵視もしないことをお勧めします。

実は、感情は、いろいろなことに気付かせてくれる
有り難いものでもあります。

何がこんなに寂しくさせているの?

なぜ、これほどまでに怒りを感じてしまうの?

感情を深く味わい、気付きを受け取り、
感情ともう少しだけ、仲良くしてみましょう。

そうすると、これまでは認めることができなかったり、
気付かずにいたりした何かが、深い領域から立ち現れ、
心の奥にある本当の気持ちや自分という存在の全体を、
いっそう理解できるように、手助けをしてくれることでしょう。

多次元セラピーは、安全な環境で感情と向かい合い、
その背景や理由を探求し、癒して解放するのに役立つセラピー手法です。

ひとりで感情と向かい合うのは心もとない時や、
コントロールできないほど強い感情があるような場合には、
どうぞお気軽にご相談下さい。


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生まれてきた目的、人生の計画を知るには…  潜在意識は宝の山

2013年12月26日

人生の目的や魂の計画、
出会うことを約束している相手、
ソウルメイトなどについての興味は、
どんな方にもあるのではないでしょうか?

これまでの人生を振り返り、思考を巡らしてみても、
その答えは見つかりません。

ところが、前世療法、あるいは
胎児期退行からプランニングステージへの退行などによって、
「何のために、今、ここに生きているのか」という、
根源的な問いかけへの答えを
その方の潜在意識の中から受け取ることができるのです。

ちなみに、人生の目的や計画を知るヒプノセラピーは、
前世療法、プランニングステージのほかにも、
幾つかの方法があります。

退行療法が苦手、あまり退行したくないという方には、
退行を一切行わない方法もありますので、
どうぞご安心下さい。

潜在意識とは、
すべての情報が蓄積されたデータベースのようなもの。

潜在意識とは、迷いや問題に直面している時に、
その答えをいつでも見つけ出し、引き出すことができる、
いわば宝の山です。

そうしたいと望むならば、
どんな方でも、潜在意識にアクセスすることができます。

この無限大の情報あふれる宝の山を活用しないのは、
あまりにももったいないことではないでしょうか?

私たちは、思考や分析といった左脳的なはたらきと
顕在意識で意識的に把握できる情報だけを使いながら、
それがすべてだと思って、日常を過ごしていますが、
実のところは、それだけではありません。

人生とは、もっと深みと奥行きのあるものなのです。

潜在意識の特性を知り、潜在意識を味方につけると、
今まで想像もしなかったような多くのことが可能となります。

たとえば…
悩みや問題を癒し解決する(癒し)、
人生に対する根源的な問いかけの答えを見出す(探求)、
潜在的な才能や資質を発見する(自己実現)、
望むとおりの未来を実現する(未来創造)、
夢や目標を達成する(願望達成)、 etc.

潜在意識を活用することで、人生はさらに充実し、
顕在意識で思い描く以上に豊かに、幸せになり、
生きている喜びを、日々、実感できるようになるでしょう。

多次元セラピーを使うと、従来の前世療法よりも
さらに詳細な魂の計画や人生の目的を探究することができます。

お仕事やパートナーシップ、家族関係、
ご病気や障害、逆境や試練、気になる癖など
心に引っかかっている謎や疑問の起源に退行し、
探究してみませんか?


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