多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

不可解さに耐えて探求を続ける多次元セラピー

2015年06月26日

多次元セラピーの個人セッションのテーマの中で、
皆さまからのご希望が多いものの一つが、
「原因のわからない心身の不調」です。

たとえば起床してすぐに
全身の倦怠感を覚える…などということがあります。

お薬やサプリ、医学的な検査、まとまった休養など
いろいろ試してみても、すっきりとしない感覚が残り、
状態には波があります。

こうしたテーマに対して、
多次元セラピーでは、まず、
「なぜそうなってしまったのか?」
というそもそもの起源に戻って(退行して)、
探求を始めます。

言葉で書くと、簡単そうですが、
実は、探求のプロセスはなかなか複雑に込み入っていて、
一筋縄ではいかない場合も少なくありません。

時間もかかります。

私どもの個人セッションでは、
インテイク(事前カウンセリング)の後、
リクライニングソファに移動して催眠状態に入り、
そこから最長120分間という時間枠を取っていますが、
あとで振り返ると、クライアントさんもセラピストも、
この120分間を長かったと感じることは、
ほとんどありません。

セッションが複雑になる要因として、
問題の原因が一つではなく、
複数に渡っているということも挙げられるでしょう。

一つひとつの原因に対して、
多次元セラピーでは、順番に丹念にワークして
解き明かしていきます。

多次元セラピープロ養成スクールで、
こうしたことをお話すると、
「難しい…」「大変そう…」という反応が
受講生の方々から返ってきます。

たしかにそうではあるのですが、
ただ難しいだけではなく、
次第に明らかになっていく事の次第は
驚きに満ち、心の不思議さや
見えない世界の奥深さなど、
感慨深い要素をたくさん含むのです。

ゼロから積み上げていく探求のプロセスは、
おおげさに言うと、
未踏の地を行く探検家のような体験と言えるでしょう。

何もわからず、手がかりもほとんどない状態から、
時空を超えて、潜在意識のイメージ世界へと分け入る時、
大切なのは、先入観を持たないこと。

わからないという状態に耐えて
いったん踏み留まらないことには、
ゴールに向かって進むことは叶わないのです。

探求や探検は、その方によって、
好き嫌いが分かれます。

そのポイントとなるのが、不可解さに耐えながら、
わかるところまで進み続ける姿勢なのではないかと思います。

多次元セラピーのクライアントさんも、
多次元セラピストも、その構えを持てるのであれば、
先入観を手放して、先へ先へと続けていくことができます。

一般的に、人は、わからないという状態には
心安らいでいることは出来ません。

あれこれと思考や分析を巡らし、
自分なりにつじつまの合う説明なり解釈なりを思いつくと、
たとえ状態そのものは改善していなくても、
少し安心感が湧いて、
対応するゆとりを持てるようになります。

わからないことは、
この世界には、まだたくさん在る…
というのが、私が常日頃、感じていることです。

科学技術が発達しても、
眼に見えないトランスパーソナルな世界には、
解けない謎が溢れかえっているようです。

なぜそうなのか、今のところは不明だけれど、
ゴールを目指す意図を持ち、
投げ出さずにご一緒に探求を続けていくと、
その方の潜在意識に具わっている
ご自分を癒そうとするパワーが動き始めます。

そして多次元セラピーのセッションが
終盤に近づくころには、謎は解かれ、
不要なエネルギーや否定的なエネルギーは、
解放に向かっていきます。

この探求のプロセスをサポートし、
未踏の地を伴走する多次元セラピストにとっては、
「終えてみなければわからないけれど、
終えてみれば全てが明らかになり理解される」ことが、
経験的にわかって落とし込まれているのですが、
初めて多次元セラピーのセッションにお越しになった方には、
不可解さに耐えるストレスや、
トランスパーソナルアプローチへの違和感など、
消耗してしまうことがあるかもしれません。

探求してみようという意思があれば、
プロセスは自然に動き出し、
その瞬間に必要なイメージを受け取ることが出来ます。

わからないことをあきらめず、
またわからないままに遠ざけて置くのでもなく、
もう一度、取り組んでみようと思われましたら、
ぜひ多次元セラピーをお試しいただければと思います。

多次元セラピー 退行療法 多次元に渡るトランスパーソナルな探求と癒し


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過去に退行して現在を癒す  退行療法の心の癒し

2014年12月01日

今年も残すところ、あとひと月…。

師走を迎えて、今年一年を振り返ってみる機会も
増えているのではないでしょうか?

忙しさに紛れ、数年来、手を付けられなかった家族の遺品整理を
先日、ようやく終えることが出来ました。

経験なさった方はご存じのことと思いますが、
遺品の整理は、たいへんエネルギーを必要とするものです。

想い出深い過去の品々に触れると、
自然にその当時に意識に戻るような状態となり、
忘れていたことを思い出したり、過去の様々な気持ちがよみがえってきたりします。

思いがさまよっていくと、懐かしく楽しい想い出ばかりではなく、
多くの場合、心残りや未完了の出来事に向かってしまうようです。

相手が故人の場合ですと、心残りや後悔することがあっても、
もはややり直す機会を作ることはかないません。

前世・過去生のことであれば、なおさらです。

前世・過去生の心残りは、通常は、意識にのぼることはなく、
そのほとんどが、無意識のレベルに留まっています。

けれどもその無意識が、思いも寄らない反応を引き起こしたり、
感情を波立たせたりすることがあります。

ご自分でも、なぜそれほど心を揺り動かされるのかよく判らない…
ということになり、困惑されるでしょう。

私たちは、日常生活で、情報を集めて検討し、
思考を巡らせて行動していると思いがちですが、
意識全体の90パーセントを占める潜在意識は、もっと深い心の深層で、
愛着や回避、違和感の根の部分に関与しているのかもしれません。

二度とやり直せず、表現もかなわない思い…と書いたのですが、
実は、そんなことはありません。

たとえば大切な方を亡くした喪失感や悲しみ、ペットロスなどは、
イメージの中で再体験したり、癒したりすることが出来ます。

心の深い部分に存在し、今も重荷になっている辛い気持ちがあるならば、
潜在意識に導かれて、その時点に退行し、
本当は言いたかったのに言えなかった思いを表現してみましょう。

同様に、それが前世・過去生の喪失の悲しみや、未完了の出来事であっても、
潜在意識から現れるイメージ世界の中では、
私たちは、いつでも本当の思いに触れて、
それを相手に伝えることが出来るのです。

潜在意識は、過去や未来へ自由自在に赴き、
しかも事実とフィクションの区別がありません。

そのため現実には困難なことであっても、
時空を遡ったり、会いたくても会えなかった誰かと再会を果たしたり
感謝を伝えたり、謝罪したりすることが出来ます。

胸の内に溜まっていた、重くて苦しいやり場のない感情を
十分に感じて手放していくことは、
大きな開放感を生み出します。

亡くなった方につながる遺品と記憶にお別れを告げて、
手放していくことに似ています。

残ってしまった思いをそのままに放置しないで、
ゆっくりと向かい合ってみると、
想像していたのとは違う別の感情が湧いてきたり、
相手との絆のかけがえのなさに、
あらためて気付かされたりすることもあるでしょう。

潜在意識とつながって、ある特定の過去に戻るのが、退行療法です。

退行して再体験をしている間は、心穏やかではいられないかもしれません。

けれども、もう振り返りたくないと心に蓋をして無かったことにするよりも
はるかに心が軽くなり、その出来事に光を当てて、
これまでとは異なる見方や解釈をなさるようになるでしょう。

現在も残る辛さを投影して過去を眺めると、
過去は常に辛いものとして感じられるばかりですが、
現在の心が癒されていくならば、
現在から振り返ってみる過去も、
より明るく、希望につながるものとなっていくはずです。

多次元セラピー 退行療法 心の癒しと探求


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エネルギーを動かして解放に導く多次元セラピー

2014年11月12日

先日、多次元セラピーのセッションに初めてお越しになった方から
エネルギー的な変化が感じられた…
…というご感想をいただきました。

エネルギーというと、石油、ガス、原子力などの
資源を想像される方が多いと思うのですが、
人や生き物が発する「気」もまたエネルギーです。

その場の雰囲気や土地の空気といった、
幾分曖昧で、数値化できないようなものもあります。

実は、私たちの体にも、物理的な部分のほかに
エネルギーの領域があると言われています。

それらがエネルギーフィールドとかオーラなどと呼ばれていることは
ご存じの方も多いことでしょう。

五感を越えた能力を持っている方がそれらを透視したり、
写真に写し取る技術が開発されたりしています。

最近では、 (特別な霊能力を持っていなくても)  どんな方でも
ある程度はオーラを感知することができるという見方もあるようです。

目に見え、手で触れられるもの以外を扱うという意味では、
人の心や感情エネルギーもその中に数えられ、
過去のトラウマや、
前世・過去生から持ち越してきている否定的なエネルギーもあります。

これらに対して意図的にはたらきかけていくことは、
癒しと解放にとって自然であり、重要なことであると言えるでしょう。

そうであるにもかかわらず、
ヒプノセラピーを含む心理療法においては、
特にエネルギーを意識するということは、
これまでほとんど行われていませんでした。

ところが多次元セラピーにおいては、
エネルギーワークが最初から想定され、組み込まれ、
大切な役割を担っています。

文字通りその方のエネルギーを動かし、
解放していく直接的なはたらきかけです。

超自然的な力を使ったり、
外部の何らかの存在の力を借りたりするわけではありません。

適切なタイミングと状況を用いるならば、
どんな方でも、ご自分のエネルギーを動かし、解放することが出来ますので、
セラピストは、言葉による誘導でそのプロセスをお手伝いしていきます。

退行して過去に戻り、何が起こっていたのか、
本当はどんな気持ちだったのかを探求することに加えて、
このエネルギーワークを行うと、
マインドのみならず、身体、感情、魂のあらゆる側面から
癒しを促しカタルシスをもたらすことが出来るようになるのです。

ここでは詳しい方法について解説することは控えますが、
実際に多次元セラピーを体験なさった多くの方々から、
通常のヒプノセラピーでは感じられなかった効果を実感していただいています。

多次元セラピーは、問題解決力に優れた斬新な心理療法ですが、
それを可能にするプロセスの一つが
このエネルギーワークであると言ってよいでしょう。

多次元セラピー 退行療法 トランスパーソナルな探求と癒し


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多次元セラピーと潜在意識の恐るべきパワー

2014年11月09日

潜在意識による癒しの効果は、
催眠状態を用いるヒプノセラピー、前世療法の世界では
よく知られていることです。

私は、ヒプノセラピー、多次元セラピーをさせていただいて
10年ほどになりますが、これまでのセッション経験から、
潜在意識は、常に最適なイメージを現わしてくれると確信するようになりました。

このように断定してしまうと、
ヒプノセラピーをご存じない方には、疑念を持たれ、
怪しくさえ思われかねないと思いますが、
セラピー場面で出会った数々のミラクルのような展開は、
実は奇跡などではなく、
潜在意識の驚異的なはたらきによるものなのだと考えています。

恐るべきパワーが発揮されていると思うのは、
全てを蓄積しているデータベースである潜在意識が、
機械的反射的に反応を返すという特性を持ち、
そのベースに自己治癒力の叡智が根付いているためです。

マインドの意志の力や思考を越えて、それらは作用し始めます。

私は、全ての人に、ご自分を癒そうとするセルフヒーリングパワーが
具わっていると考えていますが、
潜在意識は、解放、癒し、気付きなどに最も役立つイメージを
最適なタイミングで見せてくれるのです。

その方が、懐疑を持たず、十分に受容的、受動的な状態となり、
リラックスして適度な催眠状態に導かれ、
真実を探求して癒したいというお気持ちがあるならば、
その時に必要なイメージは、必ず出てくる…と言ってもよいでしょう。

一般的なヒプノセラピーには、定型的な誘導の流れがあるため、
場合によっては、せっかく現れたそのイメージをスルーしてしまったり、
流れをせき止めるものと受け取って捨ててしまったりすることが
時として起こってしまうかもしれません。

定型的な誘導のシナリオがあると、
道筋を大きく外れていく危険性がなくなり、
まとまりが保たれる代わりに、
思いも寄らない展開や驚くようなイメージの発現に
対応できなくなるデメリットもあるようです。

多次元セラピーには、こうした定型的な流れが元々ありません。

そのため次の瞬間、その方に何が起こるのか、
潜在意識がどのようなヒントを見せてくれるのか、
先入観を持たずにそれと気付き、
大切に受け取りながら、セラピーを進めていくことが出来ます。

既にヒプノセラピーを実践なさっておられる方が、
多次元セラピーを習得されると、
これまで以上に潜在意識のパワーに触れる機会を得られるはずです。

シナリオがある世界では、どうしてもその流れを意識してしまい、
特にまだ経験値が少ない間は、シナリオ通りの流れに依存、執着してしまいますので、
その瞬間、その方のイメージ世界に起こっていることを信じられなかったり、
重要なヒントに気付きにくくなったりしてしまうのでしょう。

多次元セラピーの世界に足を踏み入れると、
癒しに必要なヒントは、既に全てそこに存在しているということを
あらためて感じます。

多次元セラピーでは、その方のリソースを何よりも信頼し、重視しています。

外部の要素、たとえばガイドや天使などに頼ることは、
依存や自己不信に陥る危険があります。

多次元セラピー中
予期せぬイメージがふいに現れてきても、
そこには何かしらの関連性や意味が必ず潜んでいると
考えてみて下さい。

多次元セラピストがクライアントさんとともに
恣意的な誘導を離れ、ニュートラルになり、
真摯に一歩ずつ探求を続けていくことで、
その方のリソースを最大限活かしながら、しかも無理なく自然に
癒しと解放のプロセスが促され、進んでいくことでしょう。

多次元セラピー 退行療法  トランスパーソナルな探求と癒し


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その方に属していない原因の可能性 憑依と憑き物払い

2014年06月28日

多次元セラピープロ養成スクールにお越しくださった方に、
「思っていた以上だった…」と
多次元セラピーの素晴らしさを知って頂けた時、
お伝えしているこちらも嬉しくなります。

特に多次元セラピーのセッションにお越しいただいた方が、
今度はご自分で多次元セラピーを使ってみようと思われて
このスクールを受講くださるのは、
本当に有り難く、楽しみなことです。

多次元セラピーは、たしかに簡単なセラピーとは言えませんが、
その効果を実感していただけると、
ぜひとも習得したいというお気持ちになられるのでしょう。

たとえヒプノセラピーの素養やご経験がなかったとしても、
多次元セラピーを使ってご自分の探求や癒しに役立てたり、
プロとして開業したりすることは可能です。

その方に目的やニーズに合わせ、
さまざまに活用していただける奥行や魅力を持っています。

従来のヒプノセラピー・退行療法に存在せず、
多次元セラピーに在るものは、「憑依」という概念です。

たとえば、何か問題やお悩みがある時、
胎児期、子どもの頃、前世・過去生、数年前などに
その起源が存在している場合もありますが、
それぱかりとは限りません。

その方に属していない何らかのエネルギーが、
問題の直接的な原因となっていることがあります。

インナーチャイルドやサブパーソナリティを癒して統合することが出来たとしても、
それだけでは問題が解決に向かわない時、
憑依という考え方を取り入れることで、劇的に問題の経緯が解きほぐされ、
解放のプロセスが促されることもあるのです。

その方に属していない原因の可能性を視野に入れていない場合、
どれほど退行を続けてみても、解放へのヒントは見つからず、
問題は不可解で理解し難いものとして後に残されてしまうでしょう。

優れた特長が数多く含まれる多次元セラピーの中でも
この憑依という考え方は、とりわけ斬新なものだといえます。

憑依という言葉の持つ独特な響きや雰囲気などにとらわれることなく、
心の深層を、より深い側面から探求していく優れたツールとして、
憑依と憑き物払いの手法にご興味をお持ちいただけたらと思います。

多次元セラピー 退行療法 憑依と憑き物払い 


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2つの前世が関連し合って影響を与えていた憑依

2014年06月21日

先日、セッションにお越しいただいた方は、
身体的な痛みがあり、それを探求していくうちに、
前世・過去生へ退行していきました。

最初に現れたイメージは、近代ヨーロッパと思われる場所の家庭。

妻は、夫が自分の気持ちを理解してくれないことを嘆き悲しみ、
お互いに次第に距離を取るようになっていきます。

ある日、家庭内で不慮の事故が起こり、
一人で家にいた妻が、大怪我を負ってしまいます。

その怪我は治療を続けてもなかなか治りません。

その前世で、妻が怪我をした部位は、
クライアントさんが痛みを訴えていたところと一致していました。

ところが、探求を続けていくと、
ケガをした妻は、クライアントさんの前世ではなかったのです。

そこにもう一つの前世・過去生のイメージが現れました。

ある猟師町に住んでいる十代の少女が二人。
たいへん仲が良い親友同士です。

何も揉め事がない穏やかで平和な土地で暮らしていた二人に
別れの時がやってきます。

さまざまな理由によって、魚が取れなくなり、
漁業をしていた村人たちは、ほかに仕事を求めて散り散りになっていきます。

二人の少女たちも、家族がその地を離れることとなり、
それぞれ別々の土地へ旅立つこととなりました。

その時に感じた別れの悲しみと心残りは、
二人の心に強く刻み込まれ、カルマとして持ち越されました。

クライアントさんは、この少女のうちの一人でした。

そして別の転生で大怪我をした女性が、もう一人の少女でした。

セッション中に現れた2つの前世・過去生のイメージは、
それぞれ独立したものであり、相互に関連し合っているわけではありません。

2つの転生をつなぐのは、それがどちらもクライアントさんではない、
一人の女性の転生であったことです。

その女性が不慮の事故で負った怪我は、今も癒されずに残っており、
前世で離ればなれにならざるを得なかった悲しみと心残りもまた、
そのまま持ち続けられたままでした。

そんな状態の女性が、現在のクライアントさんに影響を与えて
痛みの原因となっていることがわかりました。

多次元セラピーでは、その方に属していないエネルギーが
否定的な影響を与えていることを、憑依と呼びます。

これは、クライアントさんではない女性の怪我の痛みを
クライアントさんが感じているため、
憑依であるということになります。

もう一度出会いたいというお互いの強い願いが、
憑依を招き、その際、女性の怪我の痛みも一緒に入ってきたと考えられます。

クライアントさんにとっては、思い当たる理由がない上に、
思いも寄らないところからやってきた痛みというとになるでしょう。

このセッションケースでは、
実はもう一つ、驚くような出来事が絡んでいるのですが、
このブログに書くと、かなり長くなってしまいますので、
いずれホームページのほうにページを追加して、
詳細をご紹介させていただくつもりです。

多次元セラピー 退行療法 憑依と憑き物払い


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他者の激しい感情が否定的に作用する時 多次元セラピーの憑依

2014年05月06日

多次元セラピーの憑依という考え方は、
その方の受け取り方によっては、怪しげな印象を与え、
誤解を受けやすいものとなる可能性があります。

心や潜在意識、エネルギーといった目には見えない世界のことですから、
それを体験なさったご本人でないと、リアリティが感じられず、
作り話のように思われるかもしれません。

実際に憑依を扱ったセッションケースをご紹介しにくい理由の一つには、
それをお伝えする的確な表現や言葉の選び方の難しさもあります。

イメージ世界の中で何が起こったのかということと、
現実にそのようなことが起こり得るのか…という点を区別して受け取って頂かないと、
思わぬ誤解を生み、多次元セラピーそのものに対する見方にも
よくない影響を与えてしまうでしょう。

多次元セラピーの憑依を解放する手法は、
潜在意識から受け取るイメージを使った心理療法ですので、
予想外の人物が登場し、想像もしていなかった展開となっても、
心身の癒しや問題の解決、軽減につながるならば、
意義あるものということになります。

最近のケースから、憑依の例をご紹介してみましょう。

AさんとBさんは、お知り合い同士、
特に仲が良いというわけではありませんが、
適度な距離を取りながら、お仕事上、時々顔を合わせる間柄です。

ある時Aさんは、Bさんのことが頭に浮かぶと、
Bさんのことを「怖い」と感じることに気付くようになりました。

Bさんは穏やかな人柄ですし、怖さを感じさせるような言動はこれまでに全くありません。

理由を考えてみても、思い当たることはありませんでした。

同席したくないほどの怖さではなかったものの、
週に何度かは会うことになる相手であったため、
Aさんは、Bさんに対して、なぜ理由のわからない怖さを覚えるのか、
探求してみたいと思われたのです。

多次元セラピーのセッションが始まります。

イメージの中に現れたのは、無表情な蝋人形のような女性、
瞬きもせず直立不動です。

話しかけてみると、不気味な笑いを見せました。
どうやらこの女性 (=bさん)は、Bさんのことを知っているようでした。

AさんがBさんを怖いと感じる原因は、この女性(=bさん)に関係があったようです。

AさんとBさんの間に、過去にどんなことが起こっていたのか
退行してみることにしました。

イメージは、ヨーロッパの石畳と馬車、
さらに美しい草原でくつろぐその女性一人の女性のイメージに変わっていきました。

その女性=aさんは17歳くらいで、長い髪をしています。貴族の令嬢のようです。
当時の社会では、そろそろ結婚する年齢に当たり、
親に決められたいいなずけがいました。

その直後、とんでもないことが起こりました。

実はこの女性の家と敵対するもう一つの家があり、                           
その家にも17歳くらいの娘さん=bさんがありました。
二人は同じ年であったため、何かに付けて比較され、
競争させられていたのです。

当人同士は、幼いころ、いっしょに遊んだこともある仲でした。
お互いのことを特に意識しているわけではなく、憎しみなども全くありません。

けれども地位や土地などをめぐる家同士の争いに巻き込まれ、
その争いは次第にエスカレートし、やがて激しい対立となっていったのです。

日本でも古来より、超自然的な力を用いる呪術師、陰陽師などを使って
敵対する相手をターゲットとして攻撃を加えることがあったようですが、
この時代にも、同様なことが行われていました。

aさんの一族は、呪術師に依頼して、秘密裡にbさんに呪いをかけ、
その結果、bさんは正気を失ってしまうのです。
暴れて物を壊したり、人をののしったり、
家族と使用人たちは部屋の外から
その様子を心配そうに見守ることしか出来ません。

怖ろしげな形相と常軌を逸したふるまいに、母親はノイローゼとなり、
bさんは、人目につかないように邸宅の奥深くに隔離されます。

このような状態ですから、いいなづけにすら合わせることが出来なくなり、
間もなく結婚話は白紙に戻ります。

一方、敵を陥れたaさんの一族は繁栄を続け、
aさんは結婚して子供を授かります。

aさんは、自分の親たちがbさんに何をしたのか知りません。

やがて少しずつ情報が漏れ伝わり、薄々気付くようになりましたが、
平穏に暮らしていました。

一方、bさんと、bさんの一族は、なぜ突然、こんなことになってしまったのか
分かりませんでした。

bさんの一族は新興勢力であり、呪術というものになじみがなかったようです。

bさんの呪いは解かれることなく、発狂状態のまま、年老いていきます。

長い間の隔離状態によって、bさんは人間としてのまともな生活を送ることが出来ず、
結婚をあきらめざるを得ず、子どもを授かることもない自分には価値が無いと落ち込み、
失意のうちに息を引き取ります。

これは、いわゆる前世で起こった出来事です。
加害者側一族のaさんは、Aさんの前世であり、
呪いをかけられて正気を失ったbさんは、Bさんの前世でした。

aさんの生まれ変わりであるAさんが、
なぜbさんの生まれ変わりであるBさんを怖いと感じるか
ここまでの経緯ではよくわからない部分があります。

なぜならば、一族同士、対立していたものの、
aさんとbさんは憎み合っていたわけではなく、
正気を失い直ちに隔離されたbさんの姿を、aさんが見ることはなかったからです。

またbさんは、なぜこうなってしまったのかわからないまま、亡くなっていますので、
狂気の原因がaさんやaさん一族にあるとは思ってもみなかったでしょう。

そこで、もう少し探求を続けてみると、
bさんが憑依を受けていることがわかってきたのです。
憑依していたのは、bさんの母親でした。

bさんの母親は、誇り高く、欲が深く、
家柄や地位、お金などに、元々大きな執着を持っており、
一族の実権を握っていました。
娘であるbさんを結婚させるに当たっても、
一族にとって有利な条件となるように目論み、画策していました。

それほどまでに期待をかけていた愛娘が、結婚を目前にして、
突然、正気を失ってしまい、全てが水の泡となったことをあきらめることが出来ず、
自分の思うとおりにならなかったことに対する怒りと恨みに我を忘れていたのです。

逆上した母親の怒りと恨み、そして嫉妬は、
主に娘のライバルであったaさんに向けられました。

我が娘に比べると、aさんのほうは健康であり、
何事もなく一族に利益をもたらす結婚をして、
順調に跡継ぎとなる子供も授かり、
穏やかに暮らしているのですから、その様子を見聞きするたびに、
妬ましさで気が狂わんばかりになっていました。

隔離されたままの娘の現状にプライドを傷つけられ、
もっと優秀な娘が欲しかった…と悔やみます。

b さんは、幼少期より母親に支配され、言いなりにさせられてきました。

正気を失っていても、そうでなかったとしても、
自由な意思や選択などは、おそらく認めてもらえなかったでしょう。

前世の加害者であるAさんが、被害者であるBさんを怖いと感じたのは、
Bさんではなく、Bさんに憑依していた母親の
怒りと恨み、妬みに対するものであったことが分かりました。

仮に憑依というとらえ方がなかったならば、
直接手を下していたのではないaさんが、
何が起こっているのかわからないまま亡くなったbさんを
「怖い」と感じる理由を解明することは困難であったはずです。

娘に執着し、あきらめきれない母親が、その娘に憑依するケースは、
多次元セラピーでは、珍しいものではありません。

血縁、利害関係やエネルギー的、感情的なつながりがあるためです。

この母親の想念や感情、特に怨念が、
娘であるbさんの中に入り込むと、まずbさんに否定的な影響を与え、
それ以外の関係者にもさまざまな影響が及ぶことになるのです。

多次元セラピー 退行療法 


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複雑なプロセスとなるトラウマの解放 多次元セラピーのセッション

2014年04月27日

トランスパーソナルセラピーである多次元セラピーでは、
今生の辛い出来事と前世のトラウマとは関連があると考えています。

たとえば幼少期に親元を離れ、
しばらくの間、どこかへ預けられたことがあったとしましょう。

預け先では十分に面倒を見てもらえず、
寂しさや辛い気持ちを持ち続けることとなりました。

そうなった起源へさらに遡ってみると、
そこはいわゆる前世・過去生。

幼い子どもが親に見捨てられ、あてもなく荒野をさまよっています。

偶然、通りかかった商人の一家に拾われて、
子どもにとってはさらに苦しい旅を続けることとなります。

命拾いをした子どもでしたが、その後、起こった出来事を考えると、
生きながらえて果たして良かったのかどうか…という展開となり、
間もなく悲惨な死を迎えることになってしまうのです。

前世での幼少期の孤独と苦難、今生の親との別離と冷淡で苛酷な環境は、
密接につながり合っています。

魂、カルマ、輪廻転生などの視点から考えてみると、
前世でのトラウマ的な出来事と死の体験が、
今生の幼少期に繰り返されているかのように見えることがあります。

このように繰り返されることで、前世でのトラウマは再浮上しやすくなります。

前世のその時点から、癒されないまま、今生に持ち越された否定的な感情や感覚が、
今もここに在ることを意識化でき、認めることができるようになります。

そしてその否定的な全てを癒し、解放することによって、
カルマ的なバランスが回復されていくと考えることができるでしょう。

何か問題やお悩みがある時、直接的な原因は、
比較的近い過去に見つかることがあります。

たとえば10年前、幼少期、胎児期などです。

その時起こった出来事を再体験して、十分に癒すことができたならば、
問題やお悩みは軽減に向かうはず…、
普通はそう考えることができるでしょう。

ところが実際のケースでは、さらにそこから遡った遠い過去の時点に、
さらに深刻な出来事があったことが分かることがあるのです。

問題の原因から、さらにその起源へ遡るという
少し複雑で、時間も要するプロセスを踏むと、
今生の辛い出来事の再体験と癒しだけではもたらされることのない
より深く本質的な理解と癒し、解放が起こることでしょう。

セッションルームにお越しになる方の問題が、
全てこうしたプロセスとなるわけではありません。

が、多次元セラピーは、それがどれほど昔の出来事であれ、
どこまでも探求を続けて、癒していきます。

セッションを始める前から予測できる場合と出来ない場合があります。

多くのケースでは、解催眠の後のフィードバックの機会に、その問題の全貌がわかり、
どのようにして現在に至っているのか、納得していただけることでしょう。

多次元セラピーでは、出来事の詳細を明らかにしていくため、
あらかじめ定めた時間枠でセッションを打ち切ることは、
現実的に困難です。

とはいえ、何時間もセラピーを継続するのは、
心身の疲労や集中力の喪失につながるため、
催眠状態に入ってから、最長120分までとさせていただいています。

解決するのに必要な情報や、今も癒しを必要としている要素などは、
どこまでもしっかりと探求して解放していきますので、
お時間には少し余裕をもってセッションの日時を決められることをお勧めしています。

多次元セラピー 退行療法 


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多次元セラピーとヒプノセラピーはどこが違う…?

2014年04月22日

多次元セラピーにご興味を持たれていても、
いきなり個人セッションを体験するのはちょっと…
…と言う方もあるかと思います。

ヒプノセラピーや従来の前世療法と、多次元セラピーとは、
クライアントさんの側からどのようにその違いを感じられるのでしょうか?

その方のパーソナリティやセッションのテーマによっても、
セッション中の雰囲気や進み方は異なるものですが、
全体として言えることとして、まず最も異なるのは、
セラピストからの問いかけの頻度とペースでしょう。

多次元セラピーでは、まるで探偵のように
出来事の詳細を明らかにしていきます。

そのために、事実関係はもちろんのこと、
その時の感情、身体感覚、思考、知覚などあらゆる面から
一体、何が起こっているのかについて問いかけていくのです。

そのやり取りは、かなりハイペースなものとなり、
もしもオブザーバーがいたとしたら、
クライアントさんと多次元セラピストとの対話のやり取りには
途絶える間がほとんどないと感じられるでしょう。

クライアントさんの立場では、セッション開始から、終えるまでの間、
ずっと話し続けているような感じを持たれるかもしれません。

たとえば、多次元セラピーを使った前世療法で、ある前世・過去生へ退行すると、
そこでどんな出来事があったのかということのほかに、
感情、体感覚、思考、知覚など全てについて、
リアルに再体験していただくことが出来ます。

この辺りの詳しさや精度も、多次元セラピーならではの特長です。

多次元セラピーのセッションに初めてお越しになった方のご感想で多いのは、
あちらこちらの複数の時空に移動し、プロセスが複雑だった…ということです。

多次元という名のとおり、多次元に渡る時空を自在に行き来しながら
進めていくのが多次元セラピーです。

また現在と過去のある時点とが共に視野に入る状態で行うのも
従来のヒプノセラピー・前世療法とは異なる点でしょう。

複数の意識時空を何度も移動しますので、
1セッションの内容の密度が、たいへん濃いように感じられます。

もしかすると少し疲労感が残ることがあるかもしれませんが、
自然に解消されていきますので問題はありません。

限られたセッションの時間枠の中で、たくさんの要素を扱い、
数多くの時空移動が含まれる多次元セラピー。

この斬新な退行療法には不思議な魅力があり、
ご遠方からも、多次元セラピーを体験したい、使ってみたいという方に
お越しいただけるのは、たいへん有り難く喜ばしいことです。

最初から多次元セラピー100パーセントのセッションを
させていただくこともある一方で、
従来のヒプノセラピーや前世療法に、
部分的に多次元セラピーを取り入れて行うこともあります。

どちらにしようか迷っていらっしゃる場合には、
セッションの当日までに決めていただかなくてもかまいません。

その方のご希望や状態、解決したい問題などによって、
インテイク(事前カウンセリング)にて、ご相談しながら選んでまいりますので、
お気軽にお問い合わせいただければと思います。

多次元セラピー 退行療法


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不調や違和感、痛みなどの原因は?

2014年04月05日

何らかの不調を感じた時、
まずは病院で診察や検査を受けるでしょう。

検査の結果、異常が見つかれば、それに対して治療や投薬を受けることができ、
ひとまず安心するでしょう。

体の問題であることがはっきりすれば、あとは治療や療養を続けることで
回復に向かっていきます。

体や心の不調の原因には、さまざまなものがあります。

その中には、医学的な検査では原因が見つからないものも含まれます。

不調、違和感、痛みなどは、
身体的な問題から派生している場合もある一方で、
メンタルな要素から起こっている場合もあり、
両者が複雑に作用し合って、問題が起きていることもあります。

けれどもそれ以外のところに
問題の起源が在る場合もあるのです。

表現するのが難しいのですが、
トランスパーソナルな視点から言うならば、
目には見えないエネルギーによって…ということになるでしょうか。

身体とマインドからエネルギーというところにまで意識を広げてみると、
これまでは理由がわからなかった不調の陰で
密かに作用を及ぼしている何かに行き当たることがあります。

多次元セラピーでは、その何かを外在化して、
どこからやってきているのか? なぜやってきたのか? 
…などを解き明かしていく手法を使います。

このような点が、トランスパーソナルセラピーならではの
優れた特色であるといってよいと思います。

エネルギーとは、とらえどころがないものです。

また最初からエネルギー的な要因を視野にいれないならば、
そこにアプローチしていくことは困難となってしまいます。

現実的な顕在意識での思考や行動などの対処法に比べると、
退行療法で用いる潜在意識からのイメージの世界のほうが、
見えないエネルギーの動きや意味をより理解しやすくなり、
癒して解放することも、比較的たやすく出来るのです。

多次元セラピーでは、退行療法としては画期的なことですが、
セラピーのプロセスにおいて、必ずエネルギーワークを行います。

元々、こうしたエネルギーによる否定的な作用を想定しており、
身体、精神、知覚、感情のみならず、エネルギーの面からも、
しっかりと詳細を明らかにして、解放を促していきます。

セッション中に、どのようにエネルギーと向かい合い、
解放していくのか…などと考えてみても、
想像もつかないと思われるかもしれません。

PM2.5や放射能を想像していただくとよいかと思うのですが、
エネルギーは、たとえ肉眼では見えなくても、はっきりと存在しており、
その方の潜在意識は、その存在や扱い方を既に知っているのです。

催眠状態においては、通常は、どんな方でも
エネルギーと向かい合い、ワークをして、解放することが出来るのです。

エネルギー的な要因というところまで許容するかしないかは
人それぞれだと思うのですが、
オープンなお気持ちで、潜在意識を信頼して取り組むならば、
その効果は、おそらく想像をはるかに超えたものと
なるのではないでしょうか?

多次元セラピー 退行療法  


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