多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

心身の不調の奥に潜む複数の原因 

2013年11月10日

多次元セラピーの個人セッションでは、
今、お困りの問題やお悩みについてお話をお聴きし、
その日に扱うテーマをご相談しながら決めていきます。

お越しになる前から、
その方がテーマを絞って来られる場合もあります。

その後、そのテーマ=設定した目標に向かって
セラピーが始まります。

そのセッションが終わってから、その日に定めたテーマのほかに、
気になることが幾つか浮上してくることがあります。

セッション中に、何か注意を引くものが現れることもあります。

それらは多くの場合、これまでには意識していなかった問題です。

その方はもしかすると
「セッションに行ったのに、かえって良くない状態になってしまった」と
思われるかもしれません。

こうしたことが起こる理由としては、元々心の深層に存在し、
別の問題の影に潜んでいたもう一つの古い問題(群)に、
ようやく光が当たり意識が向けられたということかもしれません

心身の不調が自覚される時、
単独の理由でそうなっていることはあまり多くはありません。

顕在意識で把握でき、思考によって結論付けた理由が、
実は唯一の原因ではない場合があるということです。

私たちには、自己治癒力が具わっています。

少々のストレスや疲労、お悩みなどによる否定的な影響を乗り越えて
バランスを取ることができます。

ところが、日常生活の中のちょっとした問題や不調和が
放置されていたり、見過ごされたり、軽視されたりすると、
数多くの小さな問題が複雑に絡んで蓄積している状態となっていき、
ある時、何かのきっかけによって、その方ご自身が驚くような形で
表面化することがあるのです。

その方にとっては、表面化のきっかけとなった出来事や体験こそが
不調の原因そのものであると認識されるかもしれません。

そして、個人セッションで、その出来事なり体験なりにワークすれば
おそらくバランスが回復されると考えるでしょう。

ところが多次元セラピーのセッションをしてみると、
セラピーのプロセスがスムーズに進み、
十分な理解と解放、癒し、カタルシスがもたらされても、
セッションをしようと思われた当初の不調が
改善されないことがあるのです。

原因がその出来事・体験だけではなく、
実際には複数の思いも寄らなかった何かが、
そこに関わっているためであると
考えています。

潜在意識の中には、問題の起源と共に、
解決に向かうリソースが既に存在しています。

より深いところに存在するもう一つ別の(あるいは複数の)原因が、
それが在ることに気付いて認め、向かい合うことを求めているのだとしたら、
より高いレベルでの癒し、健やかさに向かうために
自己治癒のプロセスが進んでいると考えることができるでしょう。

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多次元セラピーとNLP リソースは全てその方の中に在る 

2013年11月05日

多次元セラピーでは、
クライアントさんに属していない外部の存在の力は
原則として使わないということを、前回お伝えしました。

その方に元々具わっているリソース、
すなわち問題を解決するために必要な資質や思考、力などを
最大限、使うことができるようにするためです。

このように書くと、外部の超越的な存在、
たとえば宗教の教祖さまや天使や守護存在などを
否定するかのように思われるかもしれませんが、
そのようなことは全くありません。

そうした存在からのサポートを使うほかに手段が無いような場合も
時にはあるかもしれないのです。

実は多次元セラピーでは、例外的に
こうした存在の手を借りる場合を想定しています。

私たちには例外なく自分を癒す力が具わっていると
常々、私は考えています。

多次元セラピーと出会った時、
その素晴らしさに圧倒された理由は数々あるのですが、
こうしたリソースへの考え方もその中に含まれていたのだと

今は感じています。

まずはその方のリソースを信頼して使うという姿勢は、
多次元セラピーの優れた特長の一つといってもよいでしょう。

NLP(神経言語プログラミング)の前提の一つに
「リソースは全てその方の中に在る。」があります。

問題を解決するスキルやヒントはしっかりと存在しているのですが、
それが在る場所やそれが在ることに
ただ気付いていないだけだという考え方です。

もしもリソースが在るのにもかかわらずそれに気付かず、
ご自分のパワーを認めることが出来なかったとしたら、
何か問題が起こるたびに、
ご自分以外の誰かに助けを求めることになってしまいます。

それがセラピストだった場合、
その方はセラピストに依存するようになっていくでしょう。

人生のさまざまな体験によって自己価値が低くなり、
自信を喪失されてしまうことがあります

特に問題やお悩みに打ちひしがれて、低迷していたとしたら
なおさらそうなってしまうでしょう。

多次元セラピーは、このような場合でも、
セッションの中でご自分のパワーを見出してそれに触れ、
使っていただけるようなはたらきかけを致します。

そうした誘導をする時、
私はその方の中にあるパワーを見て、感じることができます。

セッション中、そうした局面において、
ご自分のリソースを見出せなかったり、弱すぎたり、
否定されたりして使うことができなかったケースは
これまでにはありません。

癒しのプロセスがいつ、どのくらい進むのかは
その方ご自身が深いレベルでご自分に許可を出し、
選択なさっていることだと思いますが、
いかなるときにもご自分を癒すパワーはここに在るのです。

お悩みの中で、あきらめや絶望を感じておられる方や
これから多次元セラピーをしてみようと思われる方に、
このことを知っていただけたらと思います。

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多次元セラピーとアレンジ系の相違点は?

2013年11月03日

先日、多次元セラピーが、
TV番組で紹介されていたということをお聞きしました。

皆さまはご覧になりましたでしょうか?

夕方のニュースバラエティ番組のコーナーということで、
お勤めの方には視聴しにくい時間帯だったかもしれません。

私も、翌日、お話を聞いただけで、
残念ながら見ることはできませんでした。

それにしても、TVというメディアに乗れば、
多くの方々に知っていただく機会となるかもしれません。

多次元セラピストの一人としても、嬉しいことです。

まずはさまざまな方々に多次元セラピーの名前を知っていただき、
出来れば正しくご理解いただきたいと願っています。

正しく…というのは、
背景にさまざまな事情があるためです。

ハンス・テンダム博士が伝えた多次元セラピーは、
一期生養成コースが開講
された後、
既に5年もの間、開講予定がない状況です。

そんな中で、一期生養成のロングコース以前に行われた
週末2日間のみのミニワークショップの内容のみに基づいて
カリキュラムを組んだスクールも存在しているようです。

何をどのような形で教えるかは自由であるとはいえ、
独自のアレンジを加えた形のものは、
もはやハンス・テンダム博士由来の
オリジナル多次元セラピーとは呼べないでしょう。

多次元セラピーは、幸か不幸かそのユニークさゆえに、
独自の解釈やアレンジを加えやすいものでもあります。

従来のヒプノセラピーや退行療法にはない
斬新な発想が随所にあるため、
新しい何かをさらに自由に付け加えたいという思いを
刺激されてしまうのでしょうか?

実は 多次元セラピーのセッションには、
クライアントさんに属していないものは
基本的に使わない
という姿勢があります。

たとえば、天使、ガイド、守護存在など。

クライアントさんのリソースを
最大限引き出して使うためです。

セッションでこうしたものが使われていたら、
それはオリジナルの多次元セラピーではないと
いうことになるでしょう。

これが、多次元セラピーかアレンジ系かを見分ける
一つのポイントとなります。

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多次元セラピーとヒプノセラピーはどこが違うの?

2013年10月22日

多次元セラピーとヒプノセラピーがどのように異なるのか、
よくご質問をいただきます。

ご興味を持っていただくのは大変うれしいことです。

多次元セラピーを13ヵ月間のロングコースで学び、
日々、個人セッションで使っている立場からは、
多次元セラピーとヒプノセラピーとの違いは
「かなりある」というお答えになります。

一般的には、両方とも催眠療法ですし、
どこがどう違うのか、はっきりしないかもしれません。

まずヒプノセラピーですが、
ヒプノセラピーは
催眠状態で潜在意識にアクセスするセラピー
です。

この点については多次元セラピーも同じであると言えますが、
催眠の深度について両者には違いがあります。

ヒプノセラピーには、退行する(過去に戻る)種類のものや
順行する(未来へ行く)種類のものがある一方で、
退行も順行もしないものもあります。

皆さんよくご存じの前世療法
年齢退行、胎児期退行などは、退行療法です。

たとえば、ヒプノセラピーのメニューのうち、
行動修正と呼ばれるものは、
望む変容を起こすために暗示をかけていきます

こうした行動修正は
退行も順行もしない暗示療法の一つです。

一方、多次元セラピーは退行療法です。

つまり、退行も順行もしない暗示療法的なタイプのものは
多次元セラピーには含まれません。

ヒプノセラピーのうち退行する種類のもの、
たとえば前世療法と、
多次元セラピーとを比較してみると、
最も際立つ違いはセラピーのモードです。

退行のみで進めていく従来の前世療法に対して、
多次元セラピーには退行のほかにも2つのモードがあり、
1回のセッションでこの3つのモードを全て使います。

セラピーのそれぞれの局面で、
3つのモードを適切に使い分けながら
進めていくことになります。

従来のヒプノセラピーには、
催眠状態に移行するためのリラクセーション誘導があり、
催眠状態となった後のセラピーには定型的なシナリオがあります。

たとえば、前世・過去生に退行するための誘導や、
この人生の未来へ旅する未来順行セッションでは、
どのような流れで、前世や未来を訪れ、(再)体験するのか、
ある程度、定型的な誘導が存在します。

こうした定型的な誘導法があるため、
初心者であっても途中で行き詰まることはなく、
大きなミスをしないで、
セッションを無難にまとめることが可能となるでしょう。

多次元セラピーにはこうした定型的な誘導がありません。

クライアントさんの言葉を聴いて、
次にどのような誘導をするか、
どちらの方向へ進んでいくかはその瞬間の判断に任され、
セラピストの経験や力量、人間性などが反映されます。

ですのでプロのセラピストとして多次元セラピーを使うのであれば、
ある程度のトレーニングを積むことが必要となるでしょう。

また多次元セラピーの前世療法においては、前世に退行する際、
長々とした儀式的誘導を行わず、ブリッジという方法で、
数分のうちに前世へ退行する
ことも大きな特長です。

多次元セラピーは、身体面、感情面、精神面、霊的な面など、
あらゆるレベルで解放と癒し、カタルシスを目指します。

こうした点も、従来のヒプノセラピーとは異なるところでしょう。

ヒプノセラピーには存在せず、
多次元セラピーに在るのは「憑依」という概念です。

何か問題やお悩みがある時、その原因が、
その方に属していないエネルギーであるとみなし、
外在化して、取り除くことができる手法です。

これによって、多次元セラピーは、
原因のわからない心身の不調にも対応できることになります。

細かいところを見ていくと、
ほかにもまだたくさんの違いがあります。

多次元セラピーを一度体験していただくと、
ヒプノセラピーとの違いを実感され、
納得していただけることでしょう。

ご興味のある方は、
ぜひ個人セッションにお越しいただければと思います。

ユニーク アイ メンタル サポートには、
その方のご希望やセッションのテーマに合わせて、

1 多次元セラピーのみのセッション、

2 ヒプノセラピーのみのセッション、

3 多次元セラピーとヒプノセラピーを併用するセッション

… の 3タイプの個人セッションがあります。

多次元セラピーに関心がある、特に悩みはないけれど、
多次元セラピーを一度体験してみたいといった
軽いご興味やご希望でも歓迎申し上げますので、
お気軽にご相談下さい。

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インナーチャイルド、年齢退行、そして多次元セラピー

2013年10月21日

ヒプノセラピーには、
インナーチャイルドを癒すセッションがあります。

多くは退行(過去に戻ること)をしない方法であり、
チャイルドに会いに行くか、
またはチャイルドが訪ねてくる…という
イメージを使うものです。

インナーチャイルドは、内なる傷ついた子ども。

年齢退行のセッションで、退行する時空は、
数十年前、昨年などさまざまですが、
多くの場合、子ども時代となります。

そのためにインナーチャイルドを癒すセッションは、
年齢退行のセッションとしばしば間違えられるのですが、
基本的には、両者は同じではなく、
効果や目的も異なるものであると考えます。

相違点を挙げてみますと、たとえば、
退行をしないのがインナーチャイルド、
退行するのが年齢退行。

傷付いた内なる子どもの総体を癒すのがインナーチャイルド。

具体的な出来事の中の子どもや
特定の時点での子どもを癒すのが年齢退行。

現在のその方に心の中に住んでいるのがインナーチャイルド、
過去のある時点でのその子が年齢退行。

こんなふうにまとめてみると、
ご理解いただけるのではないでしょうか?

子ども時代のトラウマ体験を直接癒すには、
シンプルに年齢退行を行うことが出来ますが、
退行するのが辛すぎる場合には、無理に退行をせず、
インナーチャイルドのセッションをして、
チャイルドの心の傷を癒すことができます。

現在、行われているインナーチャイルドのセッションの中には、
退行する要素を含むタイプのものもあり、
ヒプノセラピストによって、
その構成や誘導法はかなり異なっているようです。

今、ここでお伝えしている年齢退行が、
「インナーチャイルド」として
さまざまなHPに掲載されているのもよく見かけます。

どれが正しい、間違っているということではありませんが、
その方のセッションの目的に合わせ、
効果を認識したうえで適切に使い分けたり、
組み合わせたりすることが求められるでしょう。

子ども時代の辛い出来事や、
親子の間のトラウマ的出来事を癒す目的で
セッションにお越しになるのでしたら、
ご希望をお聴きして、ご相談しながら
インナーチャイルド、年齢退行、
インナーペアレント、胎児期退行など、
さまざまな手法を取り入れたり、組み合わせたりして行うことができますので
ご相談いただければと思います。

さて、最新の退行療法の手法である「多次元セラピー」においては、
「インナーチャイルド」のセッションは
退行する要素と退行しない要素を共に含んでおり、
従来のヒプノセラピーの「インナーチャイルド」と「年齢退行」を
融合したような形をとっています。

このうち、退行する要素には、
再体験することで、
深いレベルでの癒しや解放をもたらすメリットがあるわけですが、
あまりにも辛すぎる過去がある場合にも配慮した
独特な方法が準備されています。

従来の年齢退行ではインパクトが強過ぎてしまう時、
あるいは従来のインナーチャイルドではどこか不十分で物足りない時にも
何が問題となったのかをしっかりと理解し、
チャイルドを辛い状況から助け出して癒すことができます。

実際にどんな出来事が起こっていたのかはっきりと覚えていない場合や
記憶にない場合などにもお勧めできるセッションです。

多次元セラピーのインナーチャイルド

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否定的なパターン その起源に戻る退行療法

2013年10月14日

辛い過去の出来事を乗り越えて、
変わろうとしている時。

新しい環境や人間関係になじんで
自分の居場所を築こうとしている時。

今までとは違う自分になりたいと望む時。

夢や目標を達成しようと努力する時

このような時、心のエネルギーが大きく動きます。

不安や緊張、プレッシャーが重くのしかかって
息切れしそうになることがあるかもしれません。

どのくらい辛さを感じるかは個人差が大きく、
どちらかといえば緊張が心地よく感じられて
ワクワクする気持ちのほうが勝る方もあります。

これまでに数多くの方々とセッションルームでお会いして感じるのは、
このような局面で、ストレスを増す要因の一つに、
セルフジャッジメントがあるということです。

自分を厳しく監視して、
あるべき状態にはほど遠いと断じたり、
怠惰やスローペースをなじったり、
まるで厳格な親や上司のように自分を追い込みます。

人がこうしたモードにある時、
自分の美点や努力は無視され、
ささやかな成功は評価に値しないと感じられ、
あるべき理想と比較して落ち込むことになります。

少しずつでも進化しつつある喜びを、
日々、ゆっくりと味わいながら、
それを糧として進んでいかれたらよいのですが、
なかなかそうはなりません。

それどころか、着実に前に進んでいるにもかかわらず、
理想に届いていない自分に腹を立てたり、否定したり…。

過去の失敗や挫折を何度も思い出して責め、
まだ起こっていない未来の失敗を怖れ、
警戒や防衛することに意識を向け過ぎて、
未来、注ぐべき目標にエネルギーが行き渡らなくなっていきます。

そうなるとチャレンジとは脅威そのものであり、
新しいことをする喜びとは結びつかなくなってしまいます。

自分をそこまで厳しくジャッジするのは
かつて自分がジャッジを受けた経験から
学習した結果であることが多いのです。

幼い子どもの頃に受けた厳しい態度や扱い、言葉などを、
周囲や自分自身に対して無意識に繰り返します。

両親や周囲の大人が、その方を厳しくジャッジしたのならば、
大人となった今、同じことを自分に対して繰り返していないか、
調べてみるとよいかもしれません。

そのことに気付くことが出来れば、変えていくことができます。

記憶をたどってみても、
どこからそれがやってきているのか思い当たらないならば、
潜在意識のデータベースにアクセスして、
そもそも最初にそうなった時点に戻ってみることができます。

それは幼少期かもしれませんし胎児期であるかもしれません

あるいはいわゆる前世である可能性もあります。

自分でもよくわからない行動傾向や考え方の癖、
繰り返されるパターンは、
多次元セラピーで過去に退行してその起源に戻ることで、
いつ、どんな状況で、なぜそうなったのか、
理解して癒し、解放することが
可能となります。

漠然とした居心地の悪さや生き辛さ、
低い自己価値や否定的なセルフイメージがある時、
そのような状態に慣れたり、諦めたりしないで下さい。

多次元セラピー、退行療法は、
マインドでは解明できない答えを引き出すきっかけとなるでしょう。


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多次元セラピーと従来の退行療法との違い

2013年10月11日

多次元セラピーには、
従来の退行療法…日本国内で広く普及している退行療法とは、
大きく異なる点があります。

セラピーを受ける側の立場から、
その違いの一つをご紹介してみましょう。

多次元セラピーは退行療法であるため、
年齢退行、胎児期退行、前世療法などを全てカバーしています。

何か問題やお悩みがある場合、従来の退行療法の方法では、
胎児期に退行するか、幼少期に退行するか、あるいは前世療法を用いるか
ある程度見通しを持ち手法を選択して行うことが一般的です。

胎児期退行、年齢退行、前世療法などは、
それぞれ定型的なシナリオを元に進められますので、
通常はその流れに沿ってセラピーが行われ、
そこから大きく離れることはほとんどありません。

1回のセッションが終了した後、まだ問題が解決されていなかったり、
効果が現れなかったりする場合には、
もう一つ別のアプローチを取ることになります。

それを繰り返す場合、
セッションの時間や回数が多く必要となることも少なくありません。

例えるならば、一話完結のTVドラマのようなスタイルです。

一回ごとに、退行する時空や目的が異なり、
最終目標=問題の解決・軽減に向かって、
さまさまな切り口からアプローチしていくことになります。

一方、多次元セラピーは、初回のセッションで、
問題の起源にすぐさま直接退行します。

それは胎児期であるかもしれませんし、
今生の過去、あるいはいわゆる前世かもしれません。

さらには家族からの影響や、
その方に属していない何らかのエネルギーによるものかもしれません。

それが何であれ、問題の原因を探求するのに必要な時空ならば、
一度のセッションの中で、どのような時空へも退行します。

退行する先は、問題と最も関連が深く、
最終目標に到達するのに必要な時空に絞られるため、
試行錯誤がなく、無駄もありません。

その際、通常の退行療法では行わないほどリアルな再体験を促し、
その時の感情、体感覚、知覚、思考などをあらゆる角度から探求して
まるで探偵のように、出来事と体験の詳細を明らかにしていきます。

しっかりと再体験すれば、完全な解放と癒しへ向かい、
カタルシスがもたらされるという考えがベースにあるためです。

たとえば、死の場面では、
死を迎える状況や死因、どのように死んでいくのか、
死ぬ前と死後、何を考え、何を感じたのか、周囲の反応はどうか、
魂が体を離れるまでにどのくらい時間がかかったか…など。

多次元セラピーはトランスパーソナルな手法ですので、
出来事の事実関係だけではなく、
身体、感情、精神、魂などの全ての領域で、
その方が何を体験し、何が起こったのかについて
情報を総合的に受け取ることを促します。

試行錯誤も含めて一つ一つを単発で積み上げるのとは異なり
壮大なスケールと複雑さを持つ長編映画のようなアプローチと言えるかもしれません。

胎児期を一度体験してみたい、
前世に興味がある…というご希望ならば、
シンプルな胎児期退行や前世療法をなさるのが良いでしょう。

しかしながら、問題の原因が複数ある場合や、
原因がよくわからない場合、
複数の問題・テーマが重層的にからんでいるような場合には、
多次元セラピーを使うほうが、プロセスが速やかに進み、
いっそう効果を実感していただけると思います。

多次元セラピー 退行療法

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多次元セラピー、個人セッションに要する時間

2013年10月06日

ユニーク アイ メンタル サポート のホームページには、
多次元セラピーの初回個人セッションに要する時間について、
およそ3~4時間と記載されています。

これは、事前カウンセリング(インテイク)、
セラピー、フィードバックを含む時間です。

ただし、必ず4時間前後を必要とするということではありません。

私どもは、事前カウンセリングにおいて、
お話を出来るだけゆっくりとお聴きしたいと考えています。

その方がお話なさりたいことは、最後まで全てお聴きしています。

お悩みや問題がある時、それについて、誰かに伝えようとするだけで、
心がほぐれ、気持ちが楽になると共に、
問題を客観的に捉えて整理し、自然に解決への糸口を見い出すことがあるためです。

多次元セラピーは催眠状態で潜在意識にアクセスするもの。

それに対して、事前カウンセリングでは、
通常の意識の状態、すなわち顕在意識で、問題を取り扱うことになります。

もしも、あまりお話がないようでしたら、
事前カウンセリングは、30分程度になるでしょう。

そのようなケースもないわけではありません。

数ヶ月前、ご遠方の方より、
お電話でお問い合わせをいただいたことがあり、
4~5時間ということをお伝えしたところ、
「長過ぎる」とお断りになられました。

お問い合わせをいただいたのは、移動中で、
その方が、たいへんお急ぎだったこともあり、
詳しくご説明ができなかったことが残念です。

事前カウンセリングは、その方次第、
およそ30分~2時間くらい、というのが正確なところです。

さて、事前カウンセリング終了後、
リクライニングチェアに移動していただき、
セラピー開始、催眠状態に誘導していきます。

ここから先は、セラピーの目標、展開、その方のご希望、
被暗示性(催眠のかかりやすさ)などによって、
個人差が大きく現れてくるところです。

こちらが質問を投げかける前から、
次々と現れてくるイメージをどんどん伝えてくださる方もあれば、
一問一答、間を取りながら、ゆっくりとしたペースで
セラピストとの対話が進んでいく方もあります。

どちらが良い、悪いというのでないことは、
もちろん言うまでもありません。

セラピーは、音楽の即興演奏のようなもの。

始めてみないとどのような展開になるかわからないのです。

これまでのケースでは、
前世療法・過去生退行や、憑依・憑き物払い
サブパーソナリティなどを含むセラピーの場合、
比較的、長時間となる傾向があるようです。

平均するとおよそ、1~2時間程度が多く、
3時間近くかかったこともありました。

セラピーが終わり、通常の意識の状態に戻ってから、
フィードバックを行います。

ご希望に応じて、セラピーのプロセスを振り返り、
ご感想をお聴きし、ご質問にお答えします。

こちらも、その方によって、要する時間が異なります。

事前カウンセリングと、フィードバックの時間帯には、お話をするだけでなく、
NLPやイメージ・ワークなど、催眠療法以外のアプローチ
取り入れて行うことがあります。

これが1セッションの流れです。

「トータル4~5時間で長過ぎて困る」
忙しいので、短い時間で早く終わらせたい」という方は、
ご予約時、またはセッション開始時に、遠慮なく、その旨お知らせ下さい。

まとまったお時間を取りにくい場合は、
「事前カウンセリング」と、「セラピー+フィードバック」を、
それぞれ別の日時に分けて行うことも可能です。

ちなみに、2時間であろうと、4時間であろうと、
初回、1セッションの料金は同じです。

時間超過による追加料金の発生はございません。

問題にじっくりと向かい合い、心の声に耳を傾け、
潜在意識、顕在意識の両面から働きかけることで

たとえ一度だけのセッションであっても、
その方が望む変化が起こりやすくなります。

他の療法で、改善があまり見られないような場合には
どうぞ一度、多次元セラピーをお試し下さい。

多次元セラピーは、
魂や霊性などを含むトランスパーソナルな領域を扱う、
斬新で秀逸な退行療法の手法です。

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多次元ヒプノセラピーとリソース

2013年10月03日

ヒプノセラピーのセッションでは、
まずカウンセリングを行った後、
リクライニングチェアに目を閉じてリラックスして座り、
言葉とBGMの誘導によって催眠状態に入っていきます。

そのため、一見、受け身で 他人任せの、
気楽なセラピーのように思われがちなのですが、
実際はそうではありません。

催眠状態で、潜在意識にアクセスしながら、
セラピストとの対話を通して、
時空を越えたイメージの旅路をたどっていくことになります。

その旅では、
クライアントさんご自身が 問題を解決しようとする意思を持っていることが
不可欠なのです。

問題が存在していることに気づいて認めること。

それがよい方向へ向かって進む第一歩。

もしも、心配するご家族がヒプノセラピーを勧めたとしても、
ご本人が問題意識を持たず、取り組む意志がないならば、
残念ながらおそらく効果は上がらないでしょう。

ヒプノセラピーでは、
自分の本当の心と 向かい合おうとする姿勢があるならば、
必ずよい結果が生まれます。

セラピストが特定の方法で問題の解決を促すのではなく、
その方が持っているリソースをうまく使って、
その方にとって快適なペースとプロセスで、
ご自身を癒すお手伝いをしていきます。

催眠中は、見る準備のできたものだけを見ることになり、
(セラピストではなく) その方が望む変化だけが起きます。

これまで意識にのぼらなかったようなことでも、
潜在意識へのアクセスによって、
背景にある深い理由やその場面での本当の気持ちを
自分自身で知ることができます。

表層意識の内に気づきが生まれてきますので、
問題の根本的な原因や、起きていることの意味に触れ、
明確に理解して、納得することができるのです。

たとえ一度のセッションでも、その方には変化が起こり、
自分の変化は、やがてさざ波のように
環境や周りの人たちの変化につながっていきます。

問題の根本を見てはたらきかけることで、
問題解決へと導くヒントや永続的な変化があるのです。

ヒプノセラピーを初めて受けるに当たっては、
少々、勇気が要るかもしれませんが、

現在の問題を解決し、乗り越えて、
もっと成長していこうと思われる方には、
実に頼もしく、効果的な手法であると思います。

特にヨーロッパ発の最新の回帰療法の手法である
多次元セラピーの手法では、
従来のヒプノセラピーよりも、
さらにその方のリソースを大切にして、
それを使うことで その方がご自分のリソースで
癒しのプロセスを進むことができるように誘導していきます。

自分の中に眠っていたパワーを思い出し、
統合がもたらす全体性のエネルギーの力強さを
再発見していただく体験となるかもしれません。

多次元セラピーの詳細はこちら


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原因の思い当たらない問題を多次元セラピーで

2013年10月02日

私たちの悩みの中には、
あれこれ考えても原因の思い当たらないことや、
理由の不可解なものがあるようです。

因果関係を分析しようとしても、結論は出ず、
同じところをぐるぐると回っているように感じられます。

重くて深刻なお悩みや問題に、
原因も解決法も見い出せないとしたら、
どんな人でも絶望的な気分に陥り、
生きる気力を失ってしまうかもしれません。

わかりやすい例を幾つか挙げてみましょう。

まずアダルトチルドレンと呼ばれる傾向。

いわゆる機能不全家庭で成長し、
そのプロセスで、幼い頃から心を傷つけられる体験をします。

幼い子どもにとって家庭は生きる世界の全てであり、
親は絶対的でまるで神のような存在です。

親や家庭なしで生きることは不可能なのです。

親や家庭に問題があるために、
その子はトラウマとなる体験をするのですが
幼い子どもは無力であるうえに、
自分自身を守る術を持たず、
出来事の正邪もまだわかりません。

その子どもが、
行きづらさを抱えて「何かがおかしい」と気付くのは、
かなり時が経ち、成長してからのことになるのです。

アダルトチルドレン傾向を持つ方は、自分ではなく、
養育者や周囲の大人の方に問題があったことを
理解する必要があります。

しかし、一般的に子どもは自分が悪いのだと感じ、
必要のない自責の念や罪悪感を覚え、
それがパターンとなって継続することになりやすいのです。

2つ目の例は、いわゆる前世のカルマと云われる問題です。

今の人生を振り返ってみても、特に思い当たることがない場合、
前世療法(過去生退行)のセッションを行ってみると、
現在の問題の起源と呼べるような
あるいはどこかしらつながりあるような 出来事のイメージが現れることがあります。

この人生ではないもうひとつの転生(前世)。

もちろん前世を検証することは出来ませんが、
今、見る必要のある、
そして その問題に大きな影響を及ぼしているイメージとして
潜在意識が見せてくれたものです。

異なる時代で、異なる国に生きている もうひとりの自分のイメージと、
いわゆる前世で体験した特異な出来事。

一見、現在の問題とは関連がなさそうですが、
この前世を理解して癒し、解放すると、
現在の問題は、解決に向かって変化していきます。

前世に起こった出来事ですから
通常の意識の状態で考えてみても、
その方には身に覚えがないことになるでしょう。

3つ目の例。 それは、誤解を恐れずに言うと「憑依」です。

憑依とは、(多次元セラピーにおいては) 自分に属さないエネルギーが、
ネガティブな影響を与えている状態を指すとお考え下さい。

自分に属さないエネルギーとは、
たとえば、他者の憎悪や妬み、怒り、苦痛など。

生者や死者の思考・感情エネルギーです。

理由もなく、突然、コントロールできないほどの怒りが湧いてくる、
理由もなく、鬱々として、死にたい気分になる etc.

その怒りや鬱々とした気分は、自分自身ではなく、
憑依存在が引き起こしているのかもしれません。

そんなことが、実際にあるのかと問われれば、
こちらもまた、検証は不可能です。

しかし、セッションを行ってみると、
多次元セラピーの手法を使って憑依存在を取り除くことで、
問題が軽減または消滅するケースは、決して少なくないのです。

「憑依」という言葉も、「前世」と同様に、
問題の原因を外在化して癒し、
解放するために用いる セラピー手法上の概念と
お考えいただければよいでしょう。

3つほど、例を挙げてみました。

問題やお悩みをお持ちの方は、
「自分のどこかに問題があるせいでこうなった」
「自分に何か欠落している資質があるからこうして悩んでいる」と
どうしても考えてしまいがちですが、 必ずしもそうではないのです。

少なくとも、上記の3つの例は、
私がこれまでに 多次元セラピーのセッションをさせていただいた
クライアントさんの問題について見てみると、
相当数多い部類であることを強調しておきたいと思います。

とにかくひとりで悩まずに、
そして自分を責めることなく、
一度、ご相談いただければと思います。

多次元セラピーはトランスパーソナルな退行療法です。


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