多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

憑依存在、それは投影されたネガティブなエネルギー

2013年12月09日

物や人間に対する執着の程度には、
個人差が大きいものです。

同じ体験をしても、すぐに忘れてしまう人、
意識的に気持ちを切り替えて忘れようとする人、
いつまでも頭から離れず引きずってしまう人…といろいろです。

物事にこだわらないのは、一見良いことのように思われますが、
本当の意味で気持ちを解放できているかどうかが重要となるでしょう。

不快な体験による嫌な感情や執着、心残りなどが在る時、
それが存在することを認めたうえで、
しばらくの間、その感情を味わい、
その後、手放していかれたらよいのですが、
瞬時に蓋をしてしまうことがあります。

まるでそんな感情は最初から存在しなかったかのように扱うのは、
無意識に自己や他者を守ろうとする作用です。

表面上は何事もなかったかのように平和に見えますが、
実は心の奥深いところでその感情はいつまでも渦を巻き、
消え去ることはありません

そして折に触れ、意識の表面に現れ出ようとします。

たとえばご本人にも予測できない局面で感情が爆発したり、
病気や体調不良の原因となったりすることがあります。

このような場合、ご本人に起こる問題ですので、
自覚ができますし、内省をしたり、
気付きがやってきたりすることもあるでしょう。

もっと厄介なのは、
このネガティブな感情や執着がいわば一人歩きをして、
他者に悪影響を及ぼすような状態となっていくことです。

悪影響を受ける側にとっては何が起こっているのか理解できませんし、
何に起因して問題が起こっているのかもわかりません。

たとえば AさんとBさんが親友同士で、
日頃、仲が良かったとします。

ある時、Aさんは、ちょっとしたことで
Bさんの言動に気持ちを傷つけられ、
怒りと恨みを覚えますが、その怒りを瞬時に抑圧し、
表面的には何事もなくふるまっています。

この怒りと恨みは、Aさんが意識できない心の奥深くに在り続け、
Aさん自身ではなく、Bさんに影響を与えることがあるのです。

多次元セラピーではこうした状態を「憑依」と呼びます。

Bさんにとっては、自分に属していないエネルギーからやってくる
ネガティブな影響や問題ということになります。

多次元セラピーでは、
そのエネルギーが何かの形を取って現れ、
時には人間や見たことのない生きものとして認識されることがあるのですが

それは投影されたAさんの怒りと恨みのエネルギーであると
言ってもよいでしょう。

セッション中、こうしたものと出会い、その正体がわかった時
Bさんはおそらく驚かれるでしょう。

なぜならばAさんとの人間関係は円満であり、
思い当たる問題など何もないからです。

またAさんにとっても、
この怒りと恨みは認識できない領域に在るものですから、
まさかそれがBさんに影響を与えているとは思いも寄らないことでしょう。

無意識の抑圧という防衛反応は、人の心の複雑さ、
普段は意識できない潜在意識のはたらき
を垣間見せてくれます。

私たちの潜在意識(無意識)はつながり合っています。

トランスパーソナルな視点に立つならば、
私たちの日常生活の水面下では、
目には見えないエネルギーが大小の渦を巻き、
波紋を広げ、
お互いにさまざまな影響を与え合っているのです。


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マインドを越えた領域からの癒し 多次元セラピー

2013年12月08日

悩みや迷いがある時、重い心を抱えながら、
出口を探してあれこれと考え続けることがあります。

思考は堂々巡り、時間がのろのろと過ぎて、
今日もまた、何の進展も解決の糸口もなく一日が終わる…

眠りの中に沈む時、ひととき重苦しさを忘れることができるものの、
夜明けとともにまた現実に引き戻され、
憂鬱な気分に包み込まれてしまうのです。

こんな時こそ思考やマインドを超えた領域があることを
思い出してみましょう。

私たちは、自分で考えている「自分」が全てだと
つい思ってしまいがちですが、実はそうではありません。

どんな方にも思考によっては到達できない
潜在意識という領域があります。

潜在意識は、マインドによる思考や分析、判断、計画や思惑を超えた
膨大なデータベースです。

そのデータベースにアクセスしてみれば、
現状を抜け出すヒントや、未来のヴィジョン、
思ってもみなかった可能性と出会うことができるでしょう。

頭を使って熟考し、情報をかき集め、知恵を絞り、
時間を費やして頑張り、努力を積み重ねることも大切ですが、
それに加えて、意識の90パーセントを占める潜在意識のリソースを
活用してみましょう。

潜在意識は、苦しみや生き辛さ、不安、罪悪感、
特定の信念などがどこからやってきたのか、
時空を超えた広大な視野に立ち、
過去を癒し、現在を変容させるイメージを示してくれます。

潜在意識は、解決に向かう最善の道筋を既に知っているのです。

それはマインドが出した結論とは異なることがよくあり、
想定外と驚かれることもあるかもしれません。

トランスパーソナルな世界観では、人間を体、精神、心だけでなく、
潜在意識(個人的無意識、普遍的無意識)、
変性意識、超常意識、魂といったところまで広くとらえます。

多次元セラピーでは、さらに目に見えないエネルギーをも扱い、
深いレベルでの癒しと解放を目指します。

行き詰ってしまった時や、どうしてよいか途方にくれている時、
意志の力で頑張れることは、既にし尽くしたと感じている時、
日常、意識することのない、その方の意識のさらなる深層、
トランスパーソナルな領域に
アクセスできることを思い出していただければと思います。

多次元セラピーは、その方の潜在意識とつながって、
その時に必要なイメージと気付きを受け取り、
思考、感情、感覚、魂、エネルギーなどあらゆるレベルにおいて
心身魂を癒し、新しい可能性と出会うためのパワフルなサポートです。


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インナーチャイルドと前世療法、憑依のセッションに現れる傷ついた子ども

2013年12月04日

何か問題やお悩みがある時、退行してその起源に戻ってみると
その問題に関連のある重要な出来事に行き着くことがあります。

それは前世の出来事かもしれませんし、
今生の過去、あるいは胎児期の出来事かもしれません。
その出来事を探究していくと、子ども時代のトラウマや、
傷ついたインナーチャイルドが潜んでいる
ことがよくあります。

過去からの否定的な影響には、
多くの場合、傷ついたチャイルドが関わっている…
そう言ってもよいでしょう。

現在の問題が深刻であればあるほど、
まだ癒されていないチャイルドの存在が、
暗い影を落としているのです。

たとえば原因不明の心身の不調がある時、
多次元セラピーを使ってその原因を探求していくと、

その方に属していないエネルギーが原因となっていることがあります。

多次元セラピーではこれを憑依と呼びます。

実はこの憑依にもしばしば傷ついたチャイルドが関わっているのです。

さらにサブパーソナリティ(副人格)と対話をするセッションをしている時も、
サブパーソナリティが、幼い子どもの姿で現れたり、
子どものような要求や振る舞いをしたりすることがあります。

この世に生まれて最初に出会い、深く関わりを持つ親と子ども。

母子の場合には、誕生以前に胎内で数か月をともに過ごし、
いっそう密接なつながりを持ちます。

親と子の絆はあらゆる人間関係の基礎であることを思えば、
幼少期の問題や親子関係の問題が、
その後の人生全般に大きな影響を与えることも頷けることです。

純粋で傷付きやすく、無力な子ども。

子どもは、その未熟さと無知のために、
何か途方もないことが起こっていても、
その出来事の意味を理解することができず、
検討や分析を加えることも困難となります。

そのためにチャイルドの心はいっそう傷を深め、
ダメージを受けて混乱してしまいます。

大人ならば理性的に受けとめ、防衛し、客観視もできるのですが
子どもにはそれが難しく、全てを自分に引き寄せて解釈しがちです。

インナーチャイルド…傷ついた子どもは、
インナーチャイルドをテーマとするセッションだけに登場するのではありません。

インナーチャイルドを癒すことをテーマとしたセッションは、
それ自体が深い癒しをもたらす貴重な機会となります。

けれども前世療法など他のテーマのセッションにおいても
さまざまな局面で、傷ついた子どもの影が見え隠れして、
部分的にはインナーチャイルドを癒す流れとなることが少なくないのです。

前世療法であれ、憑依存在の解放であれ、
そこに傷ついた子どもが現れたら、
何をおいてもまずはその子どもを十分に癒し
安心させ、安全に守ってあげる必要があります。

このようにチャイルドの癒しは普遍的で重要性の高い要素なのです。

私たちは誰でも、多かれ少なかれ、
子どものころの心の傷を持っています。

大人になるまでのプロセスで新たな悩みが増えていったとしても、
その根っこには古くて忘れ去られた小さな痛みが
今も疼いているかもしれません。


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多次元セラピーの代理セッション

2013年11月26日

昨日行った多次元セラピー研究会で、
代理セッションについてのご質問がありました。

多次元セラピーでは、
セッションを受けることが難しい場合に
代理セッションを行うことができます。

たとえば小さなお子さんの代わりに
ご家族の方をクライアントとして多次元セラピーを致します。

お子さんのほかには、障害をお持ちの方、耳の不自由な方、
意識が戻らない方、認知症の方、パートナーアニマルなど。

多次元セラピーのセッションをするかどうかについて、
その方がご自分で判断し意思表示ができる場合には、
第三者が勝手に代理セッションをすることは出来ません。

小さなお子さんに起こっている
原因のわからない身体的な問題をテーマとして、
ハンス・テンダム博士が
そのお子さんの親御さんにセッションをしたケースを
見る機会がありました。

また心の病で入院中のご家族に代わって
その方に近いご家族に多次元セラピーをされたケースもあります。

多次元セラピーのスクールでも、
代理セッションについて実践的にお伝えしており

多次元セラピー研究会の交換セッションが、
代理セッションの形となることもあります。

クライアントの代理となっていただくのに
どんな方が適切であるかというと、
ご本人と親密でつながりの深い方や近くにいらっしゃる方、
出来ることならば生活を共にしている方などが良いでしょう。

身近な方の問題で、
ご本人がセラピーを受けることが困難な状況でしたら、
どうぞ一度ご相談いただければと思います。


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書きかえをしない多次元セラピー

2013年11月23日

多次元セラピーでは、
「書きかえ」を行いません。

これは多次元セラピーならではの
大きな特長といってよいことです。

従来、ヒプノセラピーでは、
クライアントさんのトラウマを癒すために、
トラウマとなる出来事が起こった時空へと誘導し、
「本当はそんなことは起こらなかった」かのように
事実を「書きかえ」ることが行われてきました。

トラウマの痛みや苦しみそのものを
セラピーの対象とするのではなく、
トラウマの事実を実体のない記憶に変えて
心の重荷を軽くするということになるでしょうか?

書きかえは以前から行われてきた手法であり、
なかなか良いアイデアのように見えるのですが、
問題がないわけではありません。

書きかえを行うと、
クライアントさんの意識が捉えている時間に狂いが生じ、
またどんなに巧みに書きかえを行ったとしても、
時間の経過とともにトラウマが再燃することがあるのです。

一時的には良くなられたように見えても、
深い部分の心の傷が完全に癒されないまま在り続けることに
なってしまうのです。

多次元セラピーでは、書きかえをしない方法で
トラウマを解放し、カタルシスへと導き、
しかもその効果が持続する手法が確立されています。

最先端の「多次元セラピー」のエッセンスは、
多次元セラピー・前世療法のスクール 
でもお伝えしています。

従来のヒプノセラピーよりも
幅広い領域の問題に対応可能な手法として
プロのヒプノセラピストの方々にも
多次元セラピーをお勧めしています。


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多次元セラピーとトランスパーソナルな領域

2013年11月21日

多次元セラピーは、
マルチディメンショナル・トランスパーソナル・リグレッションセラピー

その名称のとおり見えない領域やエネルギーに
きわめて深く関係している手法といえるでしょう。

ふだん意識出来ず顧みられることもない
「潜在意識」にアプローチするという点では
従来のヒプノセラピー
と共通する部分ですが、
そこにトランスパーソナルな視点が含まれます。

物理的な(3次元的な)視界と多次元的な視界とでは、
人間観が異なり、
セラピーのベースにも大きな違いが生まれます。

例えば「幸せな人生」とは、
どのような人生なのでしょうか…?

物理次元における幸せは、普通に考えると、
理解のある両親、家族の絆、あたたかい友人関係、
望むとおりの仕事、成功、ステイタス、地位、名誉、安定した収入。
愛のあるパートナーシップ、
おだやかで不自由のない幸せな家庭生活、
何か夢があるならばそれがかなう…といった表現になるでしょうか?

そのどこかに破綻する要素があれば、
人生の翳りや失敗、挫折、敗北などとみなされることでしょう。

これに対して魂や、精神、輪廻、進化を含む世界観に立つと、
先に表現したような幸せな人生は、
数ある転生のうちのひとつということになります。

たとえ失敗や遠回りがたくさんあった人生であっても、
もしかするとカルマのバランスを回復させたり、
未完了の仕事を完了させることが
出来たり
したのかもしれません。

トランスパーソナルな観点では、
人生には何らかの目的や計画があると考えます。

主観的に満足できる幸せな人生であっても、
反対にどん底の人生であっても、
一つひとつの出来事への評価を超えて、
果たして魂の目的や計画が
どのくらい達成されているのかという視点に立ち、
異なる角度から振り返ってみることが出来ます。

一つ一つの転生は、
魂の長い旅路の中のかけがえのないひとコマ。

多次元セラピーでは魂の転生の計画、
輪廻を通じてその魂が選択している固有の大きなテーマ

全ての人間に共通する成長や進化といった壮大な要素も
視野に入れています。

こうした領域を鳥のような視点から眺めてみると、
無限の可能性という言葉が頭に浮かんでくるほどです。

一瞬のような一つの人生、
永遠に続くかのように繰り返される輪廻転生。

皆さまはどのように感じられるでしょうか?


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本当の感情に触れる退行療法 多次元セラピー

2013年11月16日

TVを見ているとタレントや芸人さんの表情豊かな様子、
体全体での大仰な反応を目にすることがあります。

喜怒哀楽の表出が大きく、
見ているほうにもわかりやすいリアクションです。

TVの世界を離れて現実を見ると、
このような様子を見かけることはあまり多くはありません。

駅や通勤電車の中でも、
母親に連れられた幼い子どもたち、
話しに夢中になっている学生たち、若い女性、
そしてお酒がまわった方々は別として、
今、何を感じているのか見た目だけではわかりません。

感情表現の大きさと質は、育った家庭環境やしつけ、
親のパーソナリティや価値観などによっても影響を受けます。

社会人になると、通常は社会通念、マナーや気遣いなどによって、
感情を表に出さないようにすることが推奨されます。

本当はいろいろな感情を持ちながらも、
それを出さないように心がけている‥

そうした自覚があるうちはよいのですが、
感情と切り離されて久しく、
自分がどんなことを感じているのか、
既によくわからなくなっていることも少なくありません。

自分の感情よりもその場の雰囲気や、他者の都合、
相手への配慮を優先し続けて生活していると、
思考のみを使って態度や行動を決めるようになり、
次第に、まるで感情など存在しないかのようになってしまうことがあります。

感情は蔑ろにされ、
やがて無視されるようになっていきます。

小さな子どもだった頃のことを思い出してみましょう。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、何かに大きく心を揺り動かされ
さまざまな感情に彩られていた毎日。

天にも昇る有頂天から、落胆のどん底まで、
感情の幅広さ、豊かさ、微妙さを味わいながら、
日々を過ごしていたはずです。

忙しい毎日の中で、
責任ある立場や、締め切りのある仕事などに追われ、
思考分析的な”頭”の作業を強いられているうちに、
「何となくやる気が出ない」
「理由もなくもの悲しい」
「体の調子がよくない」状態になっていたら、
感情のことを思い出してみるのもよいかもしれません。

大人になった私たちは、
子どもの頃のような感情生活には戻れません。

けれども今現在、あるいは過去のある時点で、
本当はどんな感情がある(あった)のかに気付くならば、
その思いを再体験して解放することに
役立つのです。

退行療法では、ゆったりとリラックスして思考のはたらきを緩め、
催眠状態となって潜在意識にアクセスすると、
その時の「本当の気持ち」に触れてみることができます。

その方がある感情を感じたくないと考えていたとしても、
サブパーソナリティ(副人格)としてその感情を招き入れ、
どんなことを望んでいるのか客観的に理解することができます。

多次元セラピーでは、
思考、感情、感覚などあらゆるレベルからの癒しと解放を目指します

感情の解放が求められているにもかかわらず、
感情を切り離してしまったり、
感情に触れることが困難であったりするケースが少なくありません。

ふと気付いたら毎日の生活が無味乾燥、
何も楽しいことが見つからないというのも、
もしかすると感情を置き忘れている
ひとつの兆候かもしれません。

過去のある時点に退行して
その時どんなことを感じていたのかを再体験し、
忘れられ、覆いをかぶせられていた自分の気持ちに、
気付いてあげましょう。

生きるはりあいや、生きている喜び、幸福感などは、
思考によって把握するものではなく、
生き生きとした感情が自然に伝えてくれるものなのですから…。


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過去・未来への旅を望む自分と阻むサブパーソナリティ

2013年11月15日

過去への退行。
未来への順行。

多次元セラピー=退行療法の醍醐味は、
次元を超えたイメージの旅です。

「過去生を見たい」「未来を体験したい」と希望される方は、
たとえ多次元セラピーをこれまでに一度も受けたことがなくても、
多くの場合、初回からスムーズに過去や未来を訪れることができるものです。

あまり神経質にならずに、好奇心をもって
セッションに臨んでいただければ大丈夫。

私の体験からも、どうしても催眠に入れなかった方は
数えるほどしかおられません。

けれども「どうしても過去生を見たい」と望む方で、
催眠状態へ誘導すると
どうしたことか、イメージがさっぱり出てこなかったり、
眠ってしまったりすることがまれにあります。

ご予約をいただく時に
「ぜひ前世療法を」と希望され、
セッション当日、お話をうかがっていても、
大きな期待に満ちていらっしゃる様子です。

それなのに、
なぜこのようなことに…?

表層意識では前世を体験したいと思っていても、
実は心の奥に見たくない気持ちが潜んでいることがあるのです。

まだ(再)体験する準備が整っていない
…という場合もあるでしょう。

過去生(未来生)を体験したいからこそ、
お問い合せのメールをくださり、
セッションルームまでお越しくださるわけですが、
心とは実に複雑で不可思議なものです。

さまざまな方法で催眠誘導を試みて、
どうやら葛藤があるらしいとわかったら、
ご了解をいただいたうえで、
「サブパーソナリティ」のセッションに切り替え、
こちらを先に行うこともあります。

次元間旅行を阻む原因(存在)=サブパーソナリティに出てきてもらって、
なぜ退行(順行)を邪魔するのか言い分を聞くのです

その原因とは、その方の
副人格(サブパーソナリティ)であることもあります。

また副人格というよりは、
見たことのないようなものやエネルギーなど、
つかみ所のない存在である場合も多いです。

多次元セラピーでは、
こうしたその方に属していないネガティブなエネルギーを
憑依と呼んでいます。

いずれにしましても、
そのサブパーソナリティ(または憑依存在)を擬人化して、
対話ができるようにします。

この場合、催眠に入らない状態でも、
通常の意識の状態のままで、
イメージワークによって進めてゆくことが可能です。

こうすることで
クライアントさん自身も気づいていなかった
思いも寄らない〝こころの声〟を意識化することができ、
心の奥底でどのような感情や思考やエネルギーが動いているのか、
はっきりと理解することができるのです。

対話を続けて折り合う地点を見い出し両者を統合するか、
あるいは不要なエネルギーならば解放していくと、
心が軽くなりすっきりした感じが生まれます。

そしてそれ以降は、
スムーズに過去や未来を訪れることが
できるように変化していきます。

これまでに上手くいかなかった場合でも、
過去や未来への旅をあきらめずに
お気軽にご相談いただければと思います。


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胎児期のトラウマと多次元セラピー

2013年11月14日

今日の多次元セラピープロ養成スクールでは、
「魂の計画・人生の目的」についてお伝えしました。

人生の計画を探究する方法は複数あり、
その一つが胎児期からさらに遡っていくという方法です。

この部分は、その前にお伝えした
「胎児期のトラウマ・バーストラウマ」と関連が深いものです。

胎児期退行とは、
お母さんのお腹の中にいた頃まで戻るセラピー。

戻るといっても、
「胎児に感覚や記憶があるの? 」と
疑問に思われるかもしれません。

何年も前に、ヒプノセラピーのスクールで、
トレーニングをしていた頃のこと、

初めて胎児期に戻った時の体験は、
今も忘れられない強い印象を残しました。

お母さんのお腹の中にいるとは、どんな感じなのか、
想像もできない…と思いつつも、

実際に催眠状態に入ってみると…

体温の暖かさや暑さ、
お腹の内側で、
日増しにどんどん強くなっていく
圧迫される感じや動きなどが、
驚くほどリアルに感じられたのです。

それだけではありません。

母親の感情の動きはもちろんのこと、
周囲にいる大人たちのことは、
透視でもしているかのように、何もかも伝わってきて、
言葉に出さなくても、ひとりひとりがどんなことを考え、
何を感じているのかが判っていました。

私の場合、母が直前に流産をしていたため、
無事に生まれてくるかどうかということを非常に心配しており
胎児の私はその不安な気持ちと怖れを感じ取って、
「大丈夫!」と何とか伝えようとしていました。

一般に家族から何も聞かされていなかったり、
大人になって記憶には何も残っていなかったりしても、

この時期、母親が大きなストレスを感じていたり、
家族に何か辛い出来事や重要な事件などが起こっていた場合、
胎児は、かなり大きな影響を受け、それが現在にも尾を引いて、
否定的な影響が残ってしまうことが少なくありません。

また、不幸なことに、何らかの事情で、
子どもの誕生が歓迎されていなかったということもあるのです。

その場合はさらに深刻です。

多次元ヒプノセラピーのセッションでは、
胎児期に戻り、
現在の問題の原因を知り、否定的な影響を軽減し、
感情的なブロックを解放
していきます。

ほとんどの人が持っていると云われる
バーストラウマも癒していきます。

胎児期退行によって期待できる効果は、
これだけではありません。

この人生の目的や使命、
家族とのつながりなどを知りたい時、
前世療法(過去生退行)のセッションを行いますが

この胎児期退行によっても、
前世への退行とは異なる視座から、
この人生の深い意味を探求したり、
洞察を得たり
することができます。

どのようなビジョンを持って新しい人生に臨むのか、
何故、この人たちを両親として生まれてくるのか?
生まれた瞬間に感じたのは、どんなことだったか?
この世界や家庭環境、家族の最初の印象は…? etc. 

胎児は、周囲に対して無防備、
傷つきやすく、イノセントな存在です。

そして、母親とは、文字通り一心同体、
完全に依存して生きている状態です。

それだけに、胎内で体験したことは、
数ヶ月だけの期間とはいえ、言葉では言えないくらい、
その後の人生に大きな意味を持つのです。


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不安や心配、過剰なストレス反応と原因の探求

2013年11月13日

何か新しいこと(状況・人)と出会ったりチャレンジしたりする際に、
何も考えずに大胆に飛び込んでいくタイプと、
多くの情報を集めてメリット・デメリットを仔細に分析、検討し、
その上で慎重に踏み出すタイプの方があります。

前者のタイプですと、出だしは好調ですが、
予想外の困難にぶつかってうろたえる…ということがあるかもしれません。

もしくは頭の中で無意識に楽しいイメージのみを思い描き、
いざ、実行という矢先、
思いもよらなかった厄介な問題に遭遇…ということもあるでしょう。

楽天的な人はこうした体験を何度か重ねても、
チャレンジするのが楽しく、始まりはいつもワクワクしているものです。

後者のタイプでは、最初はストレスがかかり心配や不安もいっぱいありますが、
その後は最後まで難なくスムーズに進んでいくかもしれません。

こうした成功体験を経てそれが潜在意識に落ち、
不安やストレスが軽減
していったらよいのですが、
現実にはパーソナリティや生育歴などによって、
いつまでも同じ反応がパターンとなって続くこともあるようです。

不安や心配は誰にでもある感情反応ですが、
実は個人差が大変大きいものなのです。

ダメージを受けとめ、身をかわす力、
打たれ強さ、ストレス耐性なども然り。

たとえ不安や心配、ストレスなどをその方が自覚していない場合でも、
不眠や過食、胃の痛み、過敏性大腸症候群など、
深刻な状態が起こっていることがあります。

ユニーク アイメンタル サポート にご相談をいただく場合、
他の問題や症状が特になければ、
通常、不安やストレスを取り除くための暗示をかけ、
潜在意識にはたらきかける方法を希望される方が多いです。
「行動修正」のセッションです。

一定期間、自己暗示を続けていただくことで効果が現れてきますが、
中には、それだけでは改善しにくいケースもあるのです。

何か原因となるきっかけがあってそうなっている場合です

多次元セラピーでは、
不安や心配がどこからやってくるのか、
何か原因となる出来事があったのかどうかについて調べ、
その起源に退行して出来事の詳細を見ていくことができます

そしてその出来事に由来するネガティブな影響を解放していきます。

何か原因がある場合、
それは幼い頃、その方が既に忘れてしまった過去の出来事であるほか、
胎児期に起こった出来事
いわゆる前世の出来事である可能性もあるでしょう

さらに多次元セラピーには憑依という捉え方があり、
その方に属していない何かが何らかの理由によって、
不安や心配を引き起こしていることがあります

日頃、お忙しい毎日を過ごされていると、
感情や体とのつながりが薄れ、
どのくらい深刻であるか自覚がないまま、
突然、身体的症状が現れたり、鬱々とした気分に陥ったりしがちです。

不安や心配を軽視することなく、
性格や性分だけのものとは限らないこと、
多次元セラピーによって軽減しうるものであることを
知っておいていただければと思います。


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