多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーとアレンジ系の相違点は?

2013年11月03日

先日、多次元セラピーが、
TV番組で紹介されていたということをお聞きしました。

皆さまはご覧になりましたでしょうか?

夕方のニュースバラエティ番組のコーナーということで、
お勤めの方には視聴しにくい時間帯だったかもしれません。

私も、翌日、お話を聞いただけで、
残念ながら見ることはできませんでした。

それにしても、TVというメディアに乗れば、
多くの方々に知っていただく機会となるかもしれません。

多次元セラピストの一人としても、嬉しいことです。

まずはさまざまな方々に多次元セラピーの名前を知っていただき、
出来れば正しくご理解いただきたいと願っています。

正しく…というのは、
背景にさまざまな事情があるためです。

ハンス・テンダム博士が伝えた多次元セラピーは、
一期生養成コースが開講
された後、
既に5年もの間、開講予定がない状況です。

そんな中で、一期生養成のロングコース以前に行われた
週末2日間のみのミニワークショップの内容のみに基づいて
カリキュラムを組んだスクールも存在しているようです。

何をどのような形で教えるかは自由であるとはいえ、
独自のアレンジを加えた形のものは、
もはやハンス・テンダム博士由来の
オリジナル多次元セラピーとは呼べないでしょう。

多次元セラピーは、幸か不幸かそのユニークさゆえに、
独自の解釈やアレンジを加えやすいものでもあります。

従来のヒプノセラピーや退行療法にはない
斬新な発想が随所にあるため、
新しい何かをさらに自由に付け加えたいという思いを
刺激されてしまうのでしょうか?

実は 多次元セラピーのセッションには、
クライアントさんに属していないものは
基本的に使わない
という姿勢があります。

たとえば、天使、ガイド、守護存在など。

クライアントさんのリソースを
最大限引き出して使うためです。

セッションでこうしたものが使われていたら、
それはオリジナルの多次元セラピーではないと
いうことになるでしょう。

これが、多次元セラピーかアレンジ系かを見分ける
一つのポイントとなります。

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多次元セラピーとヒプノセラピーはどこが違うの?

2013年10月22日

多次元セラピーとヒプノセラピーがどのように異なるのか、
よくご質問をいただきます。

ご興味を持っていただくのは大変うれしいことです。

多次元セラピーを13ヵ月間のロングコースで学び、
日々、個人セッションで使っている立場からは、
多次元セラピーとヒプノセラピーとの違いは
「かなりある」というお答えになります。

一般的には、両方とも催眠療法ですし、
どこがどう違うのか、はっきりしないかもしれません。

まずヒプノセラピーですが、
ヒプノセラピーは
催眠状態で潜在意識にアクセスするセラピー
です。

この点については多次元セラピーも同じであると言えますが、
催眠の深度について両者には違いがあります。

ヒプノセラピーには、退行する(過去に戻る)種類のものや
順行する(未来へ行く)種類のものがある一方で、
退行も順行もしないものもあります。

皆さんよくご存じの前世療法
年齢退行、胎児期退行などは、退行療法です。

たとえば、ヒプノセラピーのメニューのうち、
行動修正と呼ばれるものは、
望む変容を起こすために暗示をかけていきます

こうした行動修正は
退行も順行もしない暗示療法の一つです。

一方、多次元セラピーは退行療法です。

つまり、退行も順行もしない暗示療法的なタイプのものは
多次元セラピーには含まれません。

ヒプノセラピーのうち退行する種類のもの、
たとえば前世療法と、
多次元セラピーとを比較してみると、
最も際立つ違いはセラピーのモードです。

退行のみで進めていく従来の前世療法に対して、
多次元セラピーには退行のほかにも2つのモードがあり、
1回のセッションでこの3つのモードを全て使います。

セラピーのそれぞれの局面で、
3つのモードを適切に使い分けながら
進めていくことになります。

従来のヒプノセラピーには、
催眠状態に移行するためのリラクセーション誘導があり、
催眠状態となった後のセラピーには定型的なシナリオがあります。

たとえば、前世・過去生に退行するための誘導や、
この人生の未来へ旅する未来順行セッションでは、
どのような流れで、前世や未来を訪れ、(再)体験するのか、
ある程度、定型的な誘導が存在します。

こうした定型的な誘導法があるため、
初心者であっても途中で行き詰まることはなく、
大きなミスをしないで、
セッションを無難にまとめることが可能となるでしょう。

多次元セラピーにはこうした定型的な誘導がありません。

クライアントさんの言葉を聴いて、
次にどのような誘導をするか、
どちらの方向へ進んでいくかはその瞬間の判断に任され、
セラピストの経験や力量、人間性などが反映されます。

ですのでプロのセラピストとして多次元セラピーを使うのであれば、
ある程度のトレーニングを積むことが必要となるでしょう。

また多次元セラピーの前世療法においては、前世に退行する際、
長々とした儀式的誘導を行わず、ブリッジという方法で、
数分のうちに前世へ退行する
ことも大きな特長です。

多次元セラピーは、身体面、感情面、精神面、霊的な面など、
あらゆるレベルで解放と癒し、カタルシスを目指します。

こうした点も、従来のヒプノセラピーとは異なるところでしょう。

ヒプノセラピーには存在せず、
多次元セラピーに在るのは「憑依」という概念です。

何か問題やお悩みがある時、その原因が、
その方に属していないエネルギーであるとみなし、
外在化して、取り除くことができる手法です。

これによって、多次元セラピーは、
原因のわからない心身の不調にも対応できることになります。

細かいところを見ていくと、
ほかにもまだたくさんの違いがあります。

多次元セラピーを一度体験していただくと、
ヒプノセラピーとの違いを実感され、
納得していただけることでしょう。

ご興味のある方は、
ぜひ個人セッションにお越しいただければと思います。

ユニーク アイ メンタル サポートには、
その方のご希望やセッションのテーマに合わせて、

1 多次元セラピーのみのセッション、

2 ヒプノセラピーのみのセッション、

3 多次元セラピーとヒプノセラピーを併用するセッション

… の 3タイプの個人セッションがあります。

多次元セラピーに関心がある、特に悩みはないけれど、
多次元セラピーを一度体験してみたいといった
軽いご興味やご希望でも歓迎申し上げますので、
お気軽にご相談下さい。

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インナーチャイルド、年齢退行、そして多次元セラピー

2013年10月21日

ヒプノセラピーには、
インナーチャイルドを癒すセッションがあります。

多くは退行(過去に戻ること)をしない方法であり、
チャイルドに会いに行くか、
またはチャイルドが訪ねてくる…という
イメージを使うものです。

インナーチャイルドは、内なる傷ついた子ども。

年齢退行のセッションで、退行する時空は、
数十年前、昨年などさまざまですが、
多くの場合、子ども時代となります。

そのためにインナーチャイルドを癒すセッションは、
年齢退行のセッションとしばしば間違えられるのですが、
基本的には、両者は同じではなく、
効果や目的も異なるものであると考えます。

相違点を挙げてみますと、たとえば、
退行をしないのがインナーチャイルド、
退行するのが年齢退行。

傷付いた内なる子どもの総体を癒すのがインナーチャイルド。

具体的な出来事の中の子どもや
特定の時点での子どもを癒すのが年齢退行。

現在のその方に心の中に住んでいるのがインナーチャイルド、
過去のある時点でのその子が年齢退行。

こんなふうにまとめてみると、
ご理解いただけるのではないでしょうか?

子ども時代のトラウマ体験を直接癒すには、
シンプルに年齢退行を行うことが出来ますが、
退行するのが辛すぎる場合には、無理に退行をせず、
インナーチャイルドのセッションをして、
チャイルドの心の傷を癒すことができます。

現在、行われているインナーチャイルドのセッションの中には、
退行する要素を含むタイプのものもあり、
ヒプノセラピストによって、
その構成や誘導法はかなり異なっているようです。

今、ここでお伝えしている年齢退行が、
「インナーチャイルド」として
さまざまなHPに掲載されているのもよく見かけます。

どれが正しい、間違っているということではありませんが、
その方のセッションの目的に合わせ、
効果を認識したうえで適切に使い分けたり、
組み合わせたりすることが求められるでしょう。

子ども時代の辛い出来事や、
親子の間のトラウマ的出来事を癒す目的で
セッションにお越しになるのでしたら、
ご希望をお聴きして、ご相談しながら
インナーチャイルド、年齢退行、
インナーペアレント、胎児期退行など、
さまざまな手法を取り入れたり、組み合わせたりして行うことができますので
ご相談いただければと思います。

さて、最新の退行療法の手法である「多次元セラピー」においては、
「インナーチャイルド」のセッションは
退行する要素と退行しない要素を共に含んでおり、
従来のヒプノセラピーの「インナーチャイルド」と「年齢退行」を
融合したような形をとっています。

このうち、退行する要素には、
再体験することで、
深いレベルでの癒しや解放をもたらすメリットがあるわけですが、
あまりにも辛すぎる過去がある場合にも配慮した
独特な方法が準備されています。

従来の年齢退行ではインパクトが強過ぎてしまう時、
あるいは従来のインナーチャイルドではどこか不十分で物足りない時にも
何が問題となったのかをしっかりと理解し、
チャイルドを辛い状況から助け出して癒すことができます。

実際にどんな出来事が起こっていたのかはっきりと覚えていない場合や
記憶にない場合などにもお勧めできるセッションです。

多次元セラピーのインナーチャイルド

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自己変革を妨害する要因は? 多次元セラピーによる探求

2013年10月15日

このところ、ご自分の心と向かい合い、
真摯に自己変革に取り組まれている方々と
セッションルームでお会いしています。

内省と自己覚知から、たくさんの課題を挙げてこられたり、
お忙しい中で、毎日、言動を静かに顧みる時間を取られていたり、
見えないところで努力を重ねていらっしゃることに
心から感心しています。

人は誰でも、
自分自身に対しては甘くなりがちなところがあるものです。

何か気になることがあったとしても、
「まあ、いいか…」と流してしまうほうが楽ですし、
自分の心の深層に本当は何が潜んでいるのか、
見たくない気持ちもあるのかもしれません。

心の奥には、シャドウ、サブパーソナリティ、過去のトラウマ、
抑圧した感情などが渦を巻いています。

それらに正面から目を向けるためには
たくさんの勇気や決意、精神力、体力が必要となります。

悲しみや自己嫌悪、辛さ、憎悪、恨みなど、
あってはならないものや、無かったことにしたいものたちには
忘却され表層に浮上してこないように、
頑丈な鍵がかけられているかもしれません。

前向きに、そして懸命に癒しと自己変革に取り組まれていても、
多次元セラピーのセッションを進めていくにつれて、
少しずつ意欲が薄れ、
どうでもよいような気分になってしまうことがあります。

深刻な状況や辛いお悩みがある時には
何とかして良くなりたい、改善したいと熱望するものです。

ところが、数回のセッションを経て変化を実感され、
気持ちが楽になってくると、
テンションが降下してしまうのでしょうか?

そういう場合もあるかもしれません。

けれどもそれ以外にも、前に進むことを阻む要因はあります。

内面から沸き起こるジャッジ、批評、懐疑など…。

こんなことをして何か意味があるのだろうかという疑い、
あるいは期待しているほど変化が起こっていないという
否定的な気分、自責の念。

楽なほうに流されやすい傾向、心の傷や辛さを認めたくないプライド、
被害者、犠牲者でいることから得られる自己憐憫は
不思議な満足感をもたらしてくれるものです。

辛い状態に留まり続け、良い方向に向かわないことが、
自分を傷つけた相手に対する復讐であるかのように、
不思議な気分の良さを覚えることもあります。

外部から妨害するエネルギー的な要素もあります。

よくあるのは、その方が自己変革するのを快く思わない
身近な誰かの存在です。

彼(彼ら)は、自己中心的な理由によって、
その人に「今までどおりのその人であって欲しい」
「今までと同じ状況にずっと居続けて欲しい」と願い、
そうした想念や感情を意識的、無意識的に送ってきます。

また、同じお悩みや問題を持つ他の人々も、
その人が良くなっていくことが
抜け駆けのように感じられて喜ぶことが出来ず、
むしろ足を引っ張るようなエネルギーを送ってくることがあるのです。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
大きなボールに入れられて蠢いているたくさんの蟹にたとえています。

蟹たちは皆、何とかボールの外に逃れようと懸命によじのぼります。

一匹の蟹が、ようやくボールのふちまで登りきり、
あともう少しで外に出られそうな時、
他の多くの蟹たちが、文字通り寄ってたかってその蟹の足を引っ張り、
脱出は阻止されてしまうのです。

同じ境遇の人々への仲間意識や遠慮、愛着などから、
現状維持を選ぶこともあるかもしれません。

変容は、それを心から望む強い気持ちと
その気持ちを継続的に持ち続ける意志を必要とします。

心の内側からと、外側からの二重の障害物を乗り越えて
あくまでも変容を目指すことは、
どれほどたいへんなことであるか…。

しかしながら、こうした妨害や阻止にもかかわらず
人は、本来、成長、進化を続けるものだと私は思います。

トランスパーソナルな観点では、
自己変革と自己成長は、全ての人間に共通する
輪廻転生の意味や目的そのものといえるでしょう。

その方によって困難の度合いは異なり
ペースには個人差があるでしょうが、
一進一退を繰り返しながらも、
ゆっくりと進んでいくことは可能です。

あたたかく見守り、心から変容を支援してくれる誰かが
どこかで力いっぱいエールを送ってくれているかもしれません。

止まったり、休んだり、迷ったり、
時には後退したりしながらも、
長い目で見れば壮大で宇宙的な転生の流れの中で
これまでに歩んできた道のりを振りかえってみるのもよいでしょう。

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否定的なパターン その起源に戻る退行療法

2013年10月14日

辛い過去の出来事を乗り越えて、
変わろうとしている時。

新しい環境や人間関係になじんで
自分の居場所を築こうとしている時。

今までとは違う自分になりたいと望む時。

夢や目標を達成しようと努力する時

このような時、心のエネルギーが大きく動きます。

不安や緊張、プレッシャーが重くのしかかって
息切れしそうになることがあるかもしれません。

どのくらい辛さを感じるかは個人差が大きく、
どちらかといえば緊張が心地よく感じられて
ワクワクする気持ちのほうが勝る方もあります。

これまでに数多くの方々とセッションルームでお会いして感じるのは、
このような局面で、ストレスを増す要因の一つに、
セルフジャッジメントがあるということです。

自分を厳しく監視して、
あるべき状態にはほど遠いと断じたり、
怠惰やスローペースをなじったり、
まるで厳格な親や上司のように自分を追い込みます。

人がこうしたモードにある時、
自分の美点や努力は無視され、
ささやかな成功は評価に値しないと感じられ、
あるべき理想と比較して落ち込むことになります。

少しずつでも進化しつつある喜びを、
日々、ゆっくりと味わいながら、
それを糧として進んでいかれたらよいのですが、
なかなかそうはなりません。

それどころか、着実に前に進んでいるにもかかわらず、
理想に届いていない自分に腹を立てたり、否定したり…。

過去の失敗や挫折を何度も思い出して責め、
まだ起こっていない未来の失敗を怖れ、
警戒や防衛することに意識を向け過ぎて、
未来、注ぐべき目標にエネルギーが行き渡らなくなっていきます。

そうなるとチャレンジとは脅威そのものであり、
新しいことをする喜びとは結びつかなくなってしまいます。

自分をそこまで厳しくジャッジするのは
かつて自分がジャッジを受けた経験から
学習した結果であることが多いのです。

幼い子どもの頃に受けた厳しい態度や扱い、言葉などを、
周囲や自分自身に対して無意識に繰り返します。

両親や周囲の大人が、その方を厳しくジャッジしたのならば、
大人となった今、同じことを自分に対して繰り返していないか、
調べてみるとよいかもしれません。

そのことに気付くことが出来れば、変えていくことができます。

記憶をたどってみても、
どこからそれがやってきているのか思い当たらないならば、
潜在意識のデータベースにアクセスして、
そもそも最初にそうなった時点に戻ってみることができます。

それは幼少期かもしれませんし胎児期であるかもしれません

あるいはいわゆる前世である可能性もあります。

自分でもよくわからない行動傾向や考え方の癖、
繰り返されるパターンは、
多次元セラピーで過去に退行してその起源に戻ることで、
いつ、どんな状況で、なぜそうなったのか、
理解して癒し、解放することが
可能となります。

漠然とした居心地の悪さや生き辛さ、
低い自己価値や否定的なセルフイメージがある時、
そのような状態に慣れたり、諦めたりしないで下さい。

多次元セラピー、退行療法は、
マインドでは解明できない答えを引き出すきっかけとなるでしょう。


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多次元セラピーと従来の退行療法との違い

2013年10月11日

多次元セラピーには、
従来の退行療法…日本国内で広く普及している退行療法とは、
大きく異なる点があります。

セラピーを受ける側の立場から、
その違いの一つをご紹介してみましょう。

多次元セラピーは退行療法であるため、
年齢退行、胎児期退行、前世療法などを全てカバーしています。

何か問題やお悩みがある場合、従来の退行療法の方法では、
胎児期に退行するか、幼少期に退行するか、あるいは前世療法を用いるか
ある程度見通しを持ち手法を選択して行うことが一般的です。

胎児期退行、年齢退行、前世療法などは、
それぞれ定型的なシナリオを元に進められますので、
通常はその流れに沿ってセラピーが行われ、
そこから大きく離れることはほとんどありません。

1回のセッションが終了した後、まだ問題が解決されていなかったり、
効果が現れなかったりする場合には、
もう一つ別のアプローチを取ることになります。

それを繰り返す場合、
セッションの時間や回数が多く必要となることも少なくありません。

例えるならば、一話完結のTVドラマのようなスタイルです。

一回ごとに、退行する時空や目的が異なり、
最終目標=問題の解決・軽減に向かって、
さまさまな切り口からアプローチしていくことになります。

一方、多次元セラピーは、初回のセッションで、
問題の起源にすぐさま直接退行します。

それは胎児期であるかもしれませんし、
今生の過去、あるいはいわゆる前世かもしれません。

さらには家族からの影響や、
その方に属していない何らかのエネルギーによるものかもしれません。

それが何であれ、問題の原因を探求するのに必要な時空ならば、
一度のセッションの中で、どのような時空へも退行します。

退行する先は、問題と最も関連が深く、
最終目標に到達するのに必要な時空に絞られるため、
試行錯誤がなく、無駄もありません。

その際、通常の退行療法では行わないほどリアルな再体験を促し、
その時の感情、体感覚、知覚、思考などをあらゆる角度から探求して
まるで探偵のように、出来事と体験の詳細を明らかにしていきます。

しっかりと再体験すれば、完全な解放と癒しへ向かい、
カタルシスがもたらされるという考えがベースにあるためです。

たとえば、死の場面では、
死を迎える状況や死因、どのように死んでいくのか、
死ぬ前と死後、何を考え、何を感じたのか、周囲の反応はどうか、
魂が体を離れるまでにどのくらい時間がかかったか…など。

多次元セラピーはトランスパーソナルな手法ですので、
出来事の事実関係だけではなく、
身体、感情、精神、魂などの全ての領域で、
その方が何を体験し、何が起こったのかについて
情報を総合的に受け取ることを促します。

試行錯誤も含めて一つ一つを単発で積み上げるのとは異なり
壮大なスケールと複雑さを持つ長編映画のようなアプローチと言えるかもしれません。

胎児期を一度体験してみたい、
前世に興味がある…というご希望ならば、
シンプルな胎児期退行や前世療法をなさるのが良いでしょう。

しかしながら、問題の原因が複数ある場合や、
原因がよくわからない場合、
複数の問題・テーマが重層的にからんでいるような場合には、
多次元セラピーを使うほうが、プロセスが速やかに進み、
いっそう効果を実感していただけると思います。

多次元セラピー 退行療法

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多次元セラピーを使った前世療法

2013年10月08日

多次元セラピーを使った前世療法が、
従来の前世療法と異なる
点は、
定型的な誘導を行わないことです。

決まった手順で、前世を順番に見ていくのではなく、
問題やテーマに沿って必要な場面にフォーカスし、
多次元に渡る意識時空を、自在に行き来するのです。

時系列に沿った単純な誘導ではありませんので、
重要な出来事や感情・思考・感覚そのものを、
よりはっきりと追いかけて再体験することができます。

そして見る必要のない場面を再体験する無駄が一切ありません。

時空をあちらへこちらへと移動していきますので、
従来の前世療法に慣れていらっしゃる方は、
少しお疲れになるかもしれませんが、
その分セッションの内容が濃くなり、
セッションの目標達成度が高いものとなります。

多次元セラピーを体験していただくと、
「前世療法とは前世を見て帰ってくるもの」という意識が
おそらく無くなっていくでしょう。

これまでの前世療法に満足できなかった方や、
問題を解決して癒したい方には、
ぜひお勧めしたい手法です。

さらに前世療法をなさっておられる
プロのヒプノセラピスト
の方にとっては、
きわめて斬新で、新境地を開くきっかけや刺激となるに違いありません。

スキルアップを目指す方、 ご自身の手法を客観的に見てみたい方、
新しい手法からよい刺激を受けたい方はもちろん、
多次元セラピーのどのあたりがそんなに違うのか
好奇心とご興味をお持ちの方は、
「多次元セラピー上級コース」をお試しいただければと思います。

多次元セラピー上級コース」は、
多次元セラピーの基本要素を、
わかりやすく実践的にお伝えする
コースです。

かつてハンス・テンダム博士による
週末2日間だけのセミナーを受講された方も、
多次元セラピーの全体像をつかみ、
より具体的に各手法の意義と手順をご理解いただける
絶好の機会になるかと思います。

多次元セラピーを学ぶコースは、
マンツーマンのプライベートレッスン、
ご希望の日時にご予約いただけます。

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多次元セラピー、個人セッションに要する時間

2013年10月06日

ユニーク アイ メンタル サポート のホームページには、
多次元セラピーの初回個人セッションに要する時間について、
およそ3~4時間と記載されています。

これは、事前カウンセリング(インテイク)、
セラピー、フィードバックを含む時間です。

ただし、必ず4時間前後を必要とするということではありません。

私どもは、事前カウンセリングにおいて、
お話を出来るだけゆっくりとお聴きしたいと考えています。

その方がお話なさりたいことは、最後まで全てお聴きしています。

お悩みや問題がある時、それについて、誰かに伝えようとするだけで、
心がほぐれ、気持ちが楽になると共に、
問題を客観的に捉えて整理し、自然に解決への糸口を見い出すことがあるためです。

多次元セラピーは催眠状態で潜在意識にアクセスするもの。

それに対して、事前カウンセリングでは、
通常の意識の状態、すなわち顕在意識で、問題を取り扱うことになります。

もしも、あまりお話がないようでしたら、
事前カウンセリングは、30分程度になるでしょう。

そのようなケースもないわけではありません。

数ヶ月前、ご遠方の方より、
お電話でお問い合わせをいただいたことがあり、
4~5時間ということをお伝えしたところ、
「長過ぎる」とお断りになられました。

お問い合わせをいただいたのは、移動中で、
その方が、たいへんお急ぎだったこともあり、
詳しくご説明ができなかったことが残念です。

事前カウンセリングは、その方次第、
およそ30分~2時間くらい、というのが正確なところです。

さて、事前カウンセリング終了後、
リクライニングチェアに移動していただき、
セラピー開始、催眠状態に誘導していきます。

ここから先は、セラピーの目標、展開、その方のご希望、
被暗示性(催眠のかかりやすさ)などによって、
個人差が大きく現れてくるところです。

こちらが質問を投げかける前から、
次々と現れてくるイメージをどんどん伝えてくださる方もあれば、
一問一答、間を取りながら、ゆっくりとしたペースで
セラピストとの対話が進んでいく方もあります。

どちらが良い、悪いというのでないことは、
もちろん言うまでもありません。

セラピーは、音楽の即興演奏のようなもの。

始めてみないとどのような展開になるかわからないのです。

これまでのケースでは、
前世療法・過去生退行や、憑依・憑き物払い
サブパーソナリティなどを含むセラピーの場合、
比較的、長時間となる傾向があるようです。

平均するとおよそ、1~2時間程度が多く、
3時間近くかかったこともありました。

セラピーが終わり、通常の意識の状態に戻ってから、
フィードバックを行います。

ご希望に応じて、セラピーのプロセスを振り返り、
ご感想をお聴きし、ご質問にお答えします。

こちらも、その方によって、要する時間が異なります。

事前カウンセリングと、フィードバックの時間帯には、お話をするだけでなく、
NLPやイメージ・ワークなど、催眠療法以外のアプローチ
取り入れて行うことがあります。

これが1セッションの流れです。

「トータル4~5時間で長過ぎて困る」
忙しいので、短い時間で早く終わらせたい」という方は、
ご予約時、またはセッション開始時に、遠慮なく、その旨お知らせ下さい。

まとまったお時間を取りにくい場合は、
「事前カウンセリング」と、「セラピー+フィードバック」を、
それぞれ別の日時に分けて行うことも可能です。

ちなみに、2時間であろうと、4時間であろうと、
初回、1セッションの料金は同じです。

時間超過による追加料金の発生はございません。

問題にじっくりと向かい合い、心の声に耳を傾け、
潜在意識、顕在意識の両面から働きかけることで

たとえ一度だけのセッションであっても、
その方が望む変化が起こりやすくなります。

他の療法で、改善があまり見られないような場合には
どうぞ一度、多次元セラピーをお試し下さい。

多次元セラピーは、
魂や霊性などを含むトランスパーソナルな領域を扱う、
斬新で秀逸な退行療法の手法です。

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多次元セラピーのデモ・セッション

2013年10月04日

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
稀有なセラピストです。

ヨーロッパでは、退行催眠療法の第一人者として
知名度の高い、有名な方ということですが、
そのデモ・セッションを実際に拝見すると、
驚きに打たれることがしばしばありました。

多次元セラピーを学んでいる間、
ハンス・テンダム博士のデモ・セッションを
一生懸命、記録しては読み返し、
セラピーの展開を分析し、
考察するということをしていました。

おおまかな流れについては、
講義も聴きますし、自主的な練習もします。

しかしどうしても理屈では割り切れないある要素が
テンダム博士の多次元セラピーのプロセスにはあるのです。

たとえるならば、
緻密に構成され練り上げられた論説文の中に、
数箇所、とてつもない飛躍がある、
けれどもあくまでも優雅に、的確に
結論に向かっていく、
といった趣きでしょうか?

多次元セラピーは、
「マルチディメンショナル・トランスパーソナル・セラピー」

元々、トランスパーソナルな領域を含むセラピーなのですが、
その飛躍は、思いもよらない何かの出現であったり、
思い切った展開の鋭い切れ味であったり、
メソッドやセオリーを越えたところにある要素です。

ハンス・テンダム博士ご自身がおっしゃっているように、
数多くのケースから試行錯誤を経て編み出された秘策、
奥の手…といったものもあります。

優れたセラピーには芸術的な要素があると云われます。

それは、おそらく意図して創り出せるものではなく
成功も失敗もある長年の経験の中から、
自然に醸し出される芳香のようなものなのかもしれません。

理論を頭で理解しているだけで
真似ができるようなものではないでしょう。

退行療法である多次元セラピーは、
ケースを積めばつむほど、
今まで見えていた(在ると思っていた)世界が
さらに予想外の奥行きを現して、
セラピー終了の達成感と同時に、
新たな問題点もまた、浮上してくるのです。

人間の心、人という存在の、
どこまでも奥深いトランスパーソナルな領域を探求し続ける、
ゴールのない旅のようなものだと、日々、実感しています。

トランスパーソナルな旅の第一歩は、
やはり基本の習得。

多次元セラピーの基本要素を
あなたも学んでみませんか?

「多次元セラピー」 サイトの
多次元セラピー上級コース」にて
お伝えしています。


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原因の思い当たらない問題を多次元セラピーで

2013年10月02日

私たちの悩みの中には、
あれこれ考えても原因の思い当たらないことや、
理由の不可解なものがあるようです。

因果関係を分析しようとしても、結論は出ず、
同じところをぐるぐると回っているように感じられます。

重くて深刻なお悩みや問題に、
原因も解決法も見い出せないとしたら、
どんな人でも絶望的な気分に陥り、
生きる気力を失ってしまうかもしれません。

わかりやすい例を幾つか挙げてみましょう。

まずアダルトチルドレンと呼ばれる傾向。

いわゆる機能不全家庭で成長し、
そのプロセスで、幼い頃から心を傷つけられる体験をします。

幼い子どもにとって家庭は生きる世界の全てであり、
親は絶対的でまるで神のような存在です。

親や家庭なしで生きることは不可能なのです。

親や家庭に問題があるために、
その子はトラウマとなる体験をするのですが
幼い子どもは無力であるうえに、
自分自身を守る術を持たず、
出来事の正邪もまだわかりません。

その子どもが、
行きづらさを抱えて「何かがおかしい」と気付くのは、
かなり時が経ち、成長してからのことになるのです。

アダルトチルドレン傾向を持つ方は、自分ではなく、
養育者や周囲の大人の方に問題があったことを
理解する必要があります。

しかし、一般的に子どもは自分が悪いのだと感じ、
必要のない自責の念や罪悪感を覚え、
それがパターンとなって継続することになりやすいのです。

2つ目の例は、いわゆる前世のカルマと云われる問題です。

今の人生を振り返ってみても、特に思い当たることがない場合、
前世療法(過去生退行)のセッションを行ってみると、
現在の問題の起源と呼べるような
あるいはどこかしらつながりあるような 出来事のイメージが現れることがあります。

この人生ではないもうひとつの転生(前世)。

もちろん前世を検証することは出来ませんが、
今、見る必要のある、
そして その問題に大きな影響を及ぼしているイメージとして
潜在意識が見せてくれたものです。

異なる時代で、異なる国に生きている もうひとりの自分のイメージと、
いわゆる前世で体験した特異な出来事。

一見、現在の問題とは関連がなさそうですが、
この前世を理解して癒し、解放すると、
現在の問題は、解決に向かって変化していきます。

前世に起こった出来事ですから
通常の意識の状態で考えてみても、
その方には身に覚えがないことになるでしょう。

3つ目の例。 それは、誤解を恐れずに言うと「憑依」です。

憑依とは、(多次元セラピーにおいては) 自分に属さないエネルギーが、
ネガティブな影響を与えている状態を指すとお考え下さい。

自分に属さないエネルギーとは、
たとえば、他者の憎悪や妬み、怒り、苦痛など。

生者や死者の思考・感情エネルギーです。

理由もなく、突然、コントロールできないほどの怒りが湧いてくる、
理由もなく、鬱々として、死にたい気分になる etc.

その怒りや鬱々とした気分は、自分自身ではなく、
憑依存在が引き起こしているのかもしれません。

そんなことが、実際にあるのかと問われれば、
こちらもまた、検証は不可能です。

しかし、セッションを行ってみると、
多次元セラピーの手法を使って憑依存在を取り除くことで、
問題が軽減または消滅するケースは、決して少なくないのです。

「憑依」という言葉も、「前世」と同様に、
問題の原因を外在化して癒し、
解放するために用いる セラピー手法上の概念と
お考えいただければよいでしょう。

3つほど、例を挙げてみました。

問題やお悩みをお持ちの方は、
「自分のどこかに問題があるせいでこうなった」
「自分に何か欠落している資質があるからこうして悩んでいる」と
どうしても考えてしまいがちですが、 必ずしもそうではないのです。

少なくとも、上記の3つの例は、
私がこれまでに 多次元セラピーのセッションをさせていただいた
クライアントさんの問題について見てみると、
相当数多い部類であることを強調しておきたいと思います。

とにかくひとりで悩まずに、
そして自分を責めることなく、
一度、ご相談いただければと思います。

多次元セラピーはトランスパーソナルな退行療法です。


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