多次元セラピー(=新しいトランスパーソナル退行療法)セッション、多次元セラピーのプロ養成スクールで心の癒しと原因不明の不調解放、多次元に渡る魂の探求、自己実現をサポートします。スカイプ・神奈川

多次元セラピーとボディワーク 過去の身体的なトラウマを癒す

2013年12月27日

多次元セラピーのディプロマを頂き、
プロフェッショナルメンバーとして入会を許されたEARThは、
ヨーロッパの退行催眠療法の協会です。

現在では、ヨーロッパという地域を越えて、
全世界的な退行催眠療法セラピストが集い、
研究発表やシンポジウムなどを行う大きな団体となっています。

先日、EARThから届いたニューズレターには、
にぎやかでポップなクリスマスカードのほか、
ハンス・テンダム博士によるワークショップの記事もありました。

紹介されていたのは、
「アクシデントトラウマリリース」、
そして「背中の指圧」という手法です。

事故や外科手術は、身体面、精神面、そして魂にまで
大きな影響を与えているものです。

アクシデントトラウマリリースは、
事故や手術の時点に退行し、
その時の衝撃や影響を緻密に再体験するように誘導しながら、
丁寧に解放していくというものです。

事故や外科手術の問題に対して、退行療法を行うのは
たいへん珍しく、他に例を見ないユニークなものです。

もう一つの背中の指圧は、さらに画期的なものです。

心理療法でありながら、
まるで整体やカイロ、マッサージなどのボディワークさながらに、
背中を指圧していくのです。

背中のあるポイントには、
精神的、身体的な衝撃のエネルギーが、
現在も残留しています。

過去、あるいは前世・過去生における身体面でのトラウマ、
トラウマ的な死の体験を探求して見つけ出したならば、
その時いったい何が起こっていたのかを理解することが出来ます。

そのうえで、その時点での感情、感覚、知覚などを
しっかりと解放できるように促していくのです。

このニュースレターの記事には、
たとえば石器時代のような原始的な時代の過去生での
トラウマもよくあるとのこと。

その当時の生活を想像してみれば、
適切な手当や治療法の無い環境での
身体の酷使や現代では考えられないような大怪我は
日常的にあったことでしょう。

そうした古い時代の転生の痛手は、
現在もその方の中に留まり続けており、
この背中を押すという手法によって、
過去と現在のつながりをたどっていくことが
可能となるのです。

もしかするとちょっとした違和感や慢性的な不調などから、
その方にとって思いも寄らなかった過去の
痛みや苦痛に満ちたバーストラウマ、事故、
外科手術、身体的な衝撃、死の体験などがわかり、
驚かれるかもしれません。

このアクシデントトラウマリリースと背中の指圧、
日本で開講されたロングコースの一期生として
私もハンス先生から学んでいます。

ボディワーク的な側面もあり、
当時も今も、通常の退行療法よりも難しいと感じていますが、
実に斬新な手法だと感心しています。

私が皆さまにお伝えしているスクールの
「多次元セラピー上級コース
」のシラバスには含まれていませんが、
多次元セラピー研究会にて、ご希望の方にはお伝えしています。


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クリスマスの思い出と多次元セラピー

2013年12月25日

クリスマスと言えば、
ツリーを飾ってケーキを食べて
プレゼント交換…というのが定番かと思いますが、
その方ならではの個性的なクリスマスの過ごし方もあるでしょう。

大人になってからは、クリスマスにちなんだイベントやコンサートなど
多彩なクリスマスが在ったはずなのに、
なぜか思い出されるのは、もっと昔のクリスマスです。

それは小学生の時に体験したキャロリング。

キリスト教の信仰をお持ちの方や教会関係の方は
よくご存知だと思うのですが、
皆でクリスマスキャロルを歌いながら巡り歩くのです。

クリスマスの聖歌については、
幼稚園がたまたまキリスト教系だったこともあって、
なじみ深いものではありましたが、
自宅から遠く離れた都内某所で、
夜、知らない人たちに混じって見知らぬ街かどを移動しながら、
キャンドルを灯して歌う…というのは初めてのことでした。

多次元セラピーを学び、
多次元セラピーのセッションをさせていただいている現在、
この記憶をたどってみると、
それまで感じていた以上に独特な感慨(?)があります。

多次元セラピーでは、
現在の中に過去がある…と考えているためです。

今、起こっている出来事の起源は過去にあることとなり、
そうなると、クリスマスキャロルをその地で歌うこととなったのにも、
何か理由のようなものがあるのかもしれない…と感じます。

この記憶は、不快なものではなく、どちらかといえば楽しい思い出ですので、
これまで多次元セラピーを使って
その起源に退行してみたことはありません。

通常、起源に退行していくのは、何か問題が起こったり、
否定的な感情や感覚を解放したいと望んだりする時。
たとえば体の痛みや違和感、悲しみや怒り、コントロールできない不安など。

しかしながら、クリスマスの今日、
再びこの記憶がよみがえってきたことや、
クリスマスと言えばすぐにこのことを思い出すことを考えてみると、
この出来事の奥には、今まで気に留めてみることのなかった
特別な何かが潜んでいるのかもしれません。

その何かを探求してみるのも
なかなか興味深いことです。

多次元セラピーを伝えたハンス・テンダム博士は、
「繰り返し起こることは解放を待ち望んでいる」ともおっしゃっています。

多次元セラピーを学ばれると、
他者に対するセッションはもちろんのこと、
ご自分に対しても多次元セラピーでワークすることが出来ます。

多次元セラピーのスクールにお越しになる方の中には、
何らかの必要に迫られて、ご自分を探求し癒すために
習得される
場合もあります。

自分にかける多次元セラピーは、
センタリングやエネルギーフィールドの浄化、
コンディションの向上などに役立ちますので、
プロの多次元セラピストを目指す方々にも、
皆さんにお勧めしています。

ご自分を探求するチャンスは、
日常のちょっとした体験の中にも見つけることができるものです。

お悩みや解決したい問題がない場合にも、
潜在意識から過去の時空に退行して
その時、何が起こっていたのかをわかることは、
ご自分に対する理解がいっそう深まる
エキサイティングなひとときとなるに違いありません。


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多次元セラピーの探偵モード リアルな再体験を促す

2013年12月23日

先日、セッションを初めて体験なさった方から
あるご感想をいただきました。

セラピストの問いかけに対して、その方が何か答えた後、
次の問いかけに進むのではなく、
最初の答えからさらに「突っ込む」のが印象に残った…
ということでした。

その方は、ヒプノセラピー・前世療法のスクールを受講なさっているのですが
多次元セラピーはまだ学ばれていません。

おそらく多次元セラピーの「探偵モード」のことを言っておられるのでしょう。

多次元セラピーには、
従来のヒプノセラピーや前世療法と異なる特長が幾つもあります。
探偵モードはその一つといってよいかもしれません。

退行して過去の時空間に戻り、出来事を再体験する時、
その時の思考、感情、感覚などを出来る限りリアルに受け取っていただくために、
細やかで適切な問いかけを重ね、まるで探偵のように詳細を明らかにしていくのです。

このように書くと、シンプルで簡単そうに思われるかもしれませんが、
実際には易しいことではありません。

「突っ込み」は、共感や受容とはまた違った姿勢や言葉、
切り込むための視点を必要とします。

セラピストには、探求への意図や、粘り強さ、
細部を見過ごさない注意深さなどが要求されるでしょう。

多次元セラピーには、リアルな再体験を促すためのテクニックというものもあり、
深化やフォーカシング、ドレッジングなどがそれに当たります。

私たちは、人の言葉を聞くと、無意識のうちに自分なりの解釈をして、
相手の意図がわかったような気になり、
その自分なりの理解に基づいて、同意をしたり、
次の質問を投げかけたりしているものです。

しかしながらイメージ世界の体験には、
その方独特の価値観や世界観、パーソナリティなどが反映され、
他者には計り知れない要素もあるでしょう。

特に(多次元セラピーを使った)前世療法では、
前世のイメージ世界の中で、
見たことも聞いたこともないような想像を超えた出来事が起こります。

こうした出来事に対して、
実際に何が起こったのかを正確にわかり、理解していることは、
それを体験している人物(前世のパーソナリティ) の感情や思考、感覚、行動などを
とらえるためには不可欠なのです。

日本人の共感的な民族性(?) のためか、
あるいはセラピストを目指す方々に共通する共感性のためか(?)
受講生、修了生の多くの方々が、探偵モードを苦手とされています。

多次元セラピー研究会では、
この突っ込みだけのパート(部分)練習も行われるほどです

それも全て、リアルな再体験のため、
問題となる出来事の中心をしっかりと通過していくことで、
より深い解放とカタルシスが実現する…というのが
多次元セラピーの基本的な姿勢なのです。


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マインドを越えた領域からの癒し 多次元セラピー

2013年12月08日

悩みや迷いがある時、重い心を抱えながら、
出口を探してあれこれと考え続けることがあります。

思考は堂々巡り、時間がのろのろと過ぎて、
今日もまた、何の進展も解決の糸口もなく一日が終わる…

眠りの中に沈む時、ひととき重苦しさを忘れることができるものの、
夜明けとともにまた現実に引き戻され、
憂鬱な気分に包み込まれてしまうのです。

こんな時こそ思考やマインドを超えた領域があることを
思い出してみましょう。

私たちは、自分で考えている「自分」が全てだと
つい思ってしまいがちですが、実はそうではありません。

どんな方にも思考によっては到達できない
潜在意識という領域があります。

潜在意識は、マインドによる思考や分析、判断、計画や思惑を超えた
膨大なデータベースです。

そのデータベースにアクセスしてみれば、
現状を抜け出すヒントや、未来のヴィジョン、
思ってもみなかった可能性と出会うことができるでしょう。

頭を使って熟考し、情報をかき集め、知恵を絞り、
時間を費やして頑張り、努力を積み重ねることも大切ですが、
それに加えて、意識の90パーセントを占める潜在意識のリソースを
活用してみましょう。

潜在意識は、苦しみや生き辛さ、不安、罪悪感、
特定の信念などがどこからやってきたのか、
時空を超えた広大な視野に立ち、
過去を癒し、現在を変容させるイメージを示してくれます。

潜在意識は、解決に向かう最善の道筋を既に知っているのです。

それはマインドが出した結論とは異なることがよくあり、
想定外と驚かれることもあるかもしれません。

トランスパーソナルな世界観では、人間を体、精神、心だけでなく、
潜在意識(個人的無意識、普遍的無意識)、
変性意識、超常意識、魂といったところまで広くとらえます。

多次元セラピーでは、さらに目に見えないエネルギーをも扱い、
深いレベルでの癒しと解放を目指します。

行き詰ってしまった時や、どうしてよいか途方にくれている時、
意志の力で頑張れることは、既にし尽くしたと感じている時、
日常、意識することのない、その方の意識のさらなる深層、
トランスパーソナルな領域に
アクセスできることを思い出していただければと思います。

多次元セラピーは、その方の潜在意識とつながって、
その時に必要なイメージと気付きを受け取り、
思考、感情、感覚、魂、エネルギーなどあらゆるレベルにおいて
心身魂を癒し、新しい可能性と出会うためのパワフルなサポートです。


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多次元セラピーの可能性

2013年12月05日

多次元セラピー・前世療法のスクールの
多次元セラピー上級コース

多次元セラピーの基本的な方法のほか、
退行療法としてのインナーチャイルド、憑依、トラウマ、
転生のパターン、カルマ、トラウマのある前世などについても
お伝えしています。

ここに並べた単語をご覧いただいただけで、
トランスパーソナルな領域を扱う多次元セラピーの特長を
何となく感じ取っていただけると思うのですが、
実際に学ばれるとその広がりに驚かれると思います。

心の深層、魂、目に見えない世界、エネルギーなどを扱うことで、
退行セラピーという枠を越えて、
さまざまに多次元セラピーを活用できる
可能性を見せてくれるようです

実際に多次元ノセラピー・退行療法の
専門家を目指す方々ばかりでなく、
他の代替療法や対人援助のお仕事に
これを活かそうとする方が少なくありません。

従来のヒプノセラピーに比べると、
たしかに多次元セラピーには
応用できそうな余地がたくさん含まれており、
そうしたいと思う気持ちをかき立てる魅力があると感じます。

私は元々ヒプノセラピー、前世療法をしていたので、
その流れで退行療法である多次元セラピーを使ってきました。

多次元セラピーを使うようになり、
従来のヒプノセラピー、前世療法ではカバーしていなかったテーマをも
セッションで幅広く扱えるようになりました。

スクールで多次元セラピーを習得された方々は、
さらに異なる分野にまでこの斬新なセラピーを取り入れ、
応用してみようとお考えです。

これからどのような形で活かされ、展開していくのか
想像してみるとワクワク致します。

多次元セラピーには、トランスパーソナルで
スピリチュアルな知識や見識が数多く含まれ、
それに触れる方々の視野を広げ、
意識を開くきっかけとなるかもしれません。

催眠と結び付けて実践するのではない活用法も含め、
さまざまな立場の方々に、
ご興味を持っていただければと思っております。


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書きかえをしない多次元セラピー

2013年11月23日

多次元セラピーでは、
「書きかえ」を行いません。

これは多次元セラピーならではの
大きな特長といってよいことです。

従来、ヒプノセラピーでは、
クライアントさんのトラウマを癒すために、
トラウマとなる出来事が起こった時空へと誘導し、
「本当はそんなことは起こらなかった」かのように
事実を「書きかえ」ることが行われてきました。

トラウマの痛みや苦しみそのものを
セラピーの対象とするのではなく、
トラウマの事実を実体のない記憶に変えて
心の重荷を軽くするということになるでしょうか?

書きかえは以前から行われてきた手法であり、
なかなか良いアイデアのように見えるのですが、
問題がないわけではありません。

書きかえを行うと、
クライアントさんの意識が捉えている時間に狂いが生じ、
またどんなに巧みに書きかえを行ったとしても、
時間の経過とともにトラウマが再燃することがあるのです。

一時的には良くなられたように見えても、
深い部分の心の傷が完全に癒されないまま在り続けることに
なってしまうのです。

多次元セラピーでは、書きかえをしない方法で
トラウマを解放し、カタルシスへと導き、
しかもその効果が持続する手法が確立されています。

最先端の「多次元セラピー」のエッセンスは、
多次元セラピー・前世療法のスクール 
でもお伝えしています。

従来のヒプノセラピーよりも
幅広い領域の問題に対応可能な手法として
プロのヒプノセラピストの方々にも
多次元セラピーをお勧めしています。


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多次元セラピーとトランスパーソナルな領域

2013年11月21日

多次元セラピーは、
マルチディメンショナル・トランスパーソナル・リグレッションセラピー

その名称のとおり見えない領域やエネルギーに
きわめて深く関係している手法といえるでしょう。

ふだん意識出来ず顧みられることもない
「潜在意識」にアプローチするという点では
従来のヒプノセラピー
と共通する部分ですが、
そこにトランスパーソナルな視点が含まれます。

物理的な(3次元的な)視界と多次元的な視界とでは、
人間観が異なり、
セラピーのベースにも大きな違いが生まれます。

例えば「幸せな人生」とは、
どのような人生なのでしょうか…?

物理次元における幸せは、普通に考えると、
理解のある両親、家族の絆、あたたかい友人関係、
望むとおりの仕事、成功、ステイタス、地位、名誉、安定した収入。
愛のあるパートナーシップ、
おだやかで不自由のない幸せな家庭生活、
何か夢があるならばそれがかなう…といった表現になるでしょうか?

そのどこかに破綻する要素があれば、
人生の翳りや失敗、挫折、敗北などとみなされることでしょう。

これに対して魂や、精神、輪廻、進化を含む世界観に立つと、
先に表現したような幸せな人生は、
数ある転生のうちのひとつということになります。

たとえ失敗や遠回りがたくさんあった人生であっても、
もしかするとカルマのバランスを回復させたり、
未完了の仕事を完了させることが
出来たり
したのかもしれません。

トランスパーソナルな観点では、
人生には何らかの目的や計画があると考えます。

主観的に満足できる幸せな人生であっても、
反対にどん底の人生であっても、
一つひとつの出来事への評価を超えて、
果たして魂の目的や計画が
どのくらい達成されているのかという視点に立ち、
異なる角度から振り返ってみることが出来ます。

一つ一つの転生は、
魂の長い旅路の中のかけがえのないひとコマ。

多次元セラピーでは魂の転生の計画、
輪廻を通じてその魂が選択している固有の大きなテーマ

全ての人間に共通する成長や進化といった壮大な要素も
視野に入れています。

こうした領域を鳥のような視点から眺めてみると、
無限の可能性という言葉が頭に浮かんでくるほどです。

一瞬のような一つの人生、
永遠に続くかのように繰り返される輪廻転生。

皆さまはどのように感じられるでしょうか?


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本当の感情に触れる退行療法 多次元セラピー

2013年11月16日

TVを見ているとタレントや芸人さんの表情豊かな様子、
体全体での大仰な反応を目にすることがあります。

喜怒哀楽の表出が大きく、
見ているほうにもわかりやすいリアクションです。

TVの世界を離れて現実を見ると、
このような様子を見かけることはあまり多くはありません。

駅や通勤電車の中でも、
母親に連れられた幼い子どもたち、
話しに夢中になっている学生たち、若い女性、
そしてお酒がまわった方々は別として、
今、何を感じているのか見た目だけではわかりません。

感情表現の大きさと質は、育った家庭環境やしつけ、
親のパーソナリティや価値観などによっても影響を受けます。

社会人になると、通常は社会通念、マナーや気遣いなどによって、
感情を表に出さないようにすることが推奨されます。

本当はいろいろな感情を持ちながらも、
それを出さないように心がけている‥

そうした自覚があるうちはよいのですが、
感情と切り離されて久しく、
自分がどんなことを感じているのか、
既によくわからなくなっていることも少なくありません。

自分の感情よりもその場の雰囲気や、他者の都合、
相手への配慮を優先し続けて生活していると、
思考のみを使って態度や行動を決めるようになり、
次第に、まるで感情など存在しないかのようになってしまうことがあります。

感情は蔑ろにされ、
やがて無視されるようになっていきます。

小さな子どもだった頃のことを思い出してみましょう。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、何かに大きく心を揺り動かされ
さまざまな感情に彩られていた毎日。

天にも昇る有頂天から、落胆のどん底まで、
感情の幅広さ、豊かさ、微妙さを味わいながら、
日々を過ごしていたはずです。

忙しい毎日の中で、
責任ある立場や、締め切りのある仕事などに追われ、
思考分析的な”頭”の作業を強いられているうちに、
「何となくやる気が出ない」
「理由もなくもの悲しい」
「体の調子がよくない」状態になっていたら、
感情のことを思い出してみるのもよいかもしれません。

大人になった私たちは、
子どもの頃のような感情生活には戻れません。

けれども今現在、あるいは過去のある時点で、
本当はどんな感情がある(あった)のかに気付くならば、
その思いを再体験して解放することに
役立つのです。

退行療法では、ゆったりとリラックスして思考のはたらきを緩め、
催眠状態となって潜在意識にアクセスすると、
その時の「本当の気持ち」に触れてみることができます。

その方がある感情を感じたくないと考えていたとしても、
サブパーソナリティ(副人格)としてその感情を招き入れ、
どんなことを望んでいるのか客観的に理解することができます。

多次元セラピーでは、
思考、感情、感覚などあらゆるレベルからの癒しと解放を目指します

感情の解放が求められているにもかかわらず、
感情を切り離してしまったり、
感情に触れることが困難であったりするケースが少なくありません。

ふと気付いたら毎日の生活が無味乾燥、
何も楽しいことが見つからないというのも、
もしかすると感情を置き忘れている
ひとつの兆候かもしれません。

過去のある時点に退行して
その時どんなことを感じていたのかを再体験し、
忘れられ、覆いをかぶせられていた自分の気持ちに、
気付いてあげましょう。

生きるはりあいや、生きている喜び、幸福感などは、
思考によって把握するものではなく、
生き生きとした感情が自然に伝えてくれるものなのですから…。


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過去・未来への旅を望む自分と阻むサブパーソナリティ

2013年11月15日

過去への退行。
未来への順行。

多次元セラピー=退行療法の醍醐味は、
次元を超えたイメージの旅です。

「過去生を見たい」「未来を体験したい」と希望される方は、
たとえ多次元セラピーをこれまでに一度も受けたことがなくても、
多くの場合、初回からスムーズに過去や未来を訪れることができるものです。

あまり神経質にならずに、好奇心をもって
セッションに臨んでいただければ大丈夫。

私の体験からも、どうしても催眠に入れなかった方は
数えるほどしかおられません。

けれども「どうしても過去生を見たい」と望む方で、
催眠状態へ誘導すると
どうしたことか、イメージがさっぱり出てこなかったり、
眠ってしまったりすることがまれにあります。

ご予約をいただく時に
「ぜひ前世療法を」と希望され、
セッション当日、お話をうかがっていても、
大きな期待に満ちていらっしゃる様子です。

それなのに、
なぜこのようなことに…?

表層意識では前世を体験したいと思っていても、
実は心の奥に見たくない気持ちが潜んでいることがあるのです。

まだ(再)体験する準備が整っていない
…という場合もあるでしょう。

過去生(未来生)を体験したいからこそ、
お問い合せのメールをくださり、
セッションルームまでお越しくださるわけですが、
心とは実に複雑で不可思議なものです。

さまざまな方法で催眠誘導を試みて、
どうやら葛藤があるらしいとわかったら、
ご了解をいただいたうえで、
「サブパーソナリティ」のセッションに切り替え、
こちらを先に行うこともあります。

次元間旅行を阻む原因(存在)=サブパーソナリティに出てきてもらって、
なぜ退行(順行)を邪魔するのか言い分を聞くのです

その原因とは、その方の
副人格(サブパーソナリティ)であることもあります。

また副人格というよりは、
見たことのないようなものやエネルギーなど、
つかみ所のない存在である場合も多いです。

多次元セラピーでは、
こうしたその方に属していないネガティブなエネルギーを
憑依と呼んでいます。

いずれにしましても、
そのサブパーソナリティ(または憑依存在)を擬人化して、
対話ができるようにします。

この場合、催眠に入らない状態でも、
通常の意識の状態のままで、
イメージワークによって進めてゆくことが可能です。

こうすることで
クライアントさん自身も気づいていなかった
思いも寄らない〝こころの声〟を意識化することができ、
心の奥底でどのような感情や思考やエネルギーが動いているのか、
はっきりと理解することができるのです。

対話を続けて折り合う地点を見い出し両者を統合するか、
あるいは不要なエネルギーならば解放していくと、
心が軽くなりすっきりした感じが生まれます。

そしてそれ以降は、
スムーズに過去や未来を訪れることが
できるように変化していきます。

これまでに上手くいかなかった場合でも、
過去や未来への旅をあきらめずに
お気軽にご相談いただければと思います。


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心身の不調の奥に潜む複数の原因 

2013年11月10日

多次元セラピーの個人セッションでは、
今、お困りの問題やお悩みについてお話をお聴きし、
その日に扱うテーマをご相談しながら決めていきます。

お越しになる前から、
その方がテーマを絞って来られる場合もあります。

その後、そのテーマ=設定した目標に向かって
セラピーが始まります。

そのセッションが終わってから、その日に定めたテーマのほかに、
気になることが幾つか浮上してくることがあります。

セッション中に、何か注意を引くものが現れることもあります。

それらは多くの場合、これまでには意識していなかった問題です。

その方はもしかすると
「セッションに行ったのに、かえって良くない状態になってしまった」と
思われるかもしれません。

こうしたことが起こる理由としては、元々心の深層に存在し、
別の問題の影に潜んでいたもう一つの古い問題(群)に、
ようやく光が当たり意識が向けられたということかもしれません

心身の不調が自覚される時、
単独の理由でそうなっていることはあまり多くはありません。

顕在意識で把握でき、思考によって結論付けた理由が、
実は唯一の原因ではない場合があるということです。

私たちには、自己治癒力が具わっています。

少々のストレスや疲労、お悩みなどによる否定的な影響を乗り越えて
バランスを取ることができます。

ところが、日常生活の中のちょっとした問題や不調和が
放置されていたり、見過ごされたり、軽視されたりすると、
数多くの小さな問題が複雑に絡んで蓄積している状態となっていき、
ある時、何かのきっかけによって、その方ご自身が驚くような形で
表面化することがあるのです。

その方にとっては、表面化のきっかけとなった出来事や体験こそが
不調の原因そのものであると認識されるかもしれません。

そして、個人セッションで、その出来事なり体験なりにワークすれば
おそらくバランスが回復されると考えるでしょう。

ところが多次元セラピーのセッションをしてみると、
セラピーのプロセスがスムーズに進み、
十分な理解と解放、癒し、カタルシスがもたらされても、
セッションをしようと思われた当初の不調が
改善されないことがあるのです。

原因がその出来事・体験だけではなく、
実際には複数の思いも寄らなかった何かが、
そこに関わっているためであると
考えています。

潜在意識の中には、問題の起源と共に、
解決に向かうリソースが既に存在しています。

より深いところに存在するもう一つ別の(あるいは複数の)原因が、
それが在ることに気付いて認め、向かい合うことを求めているのだとしたら、
より高いレベルでの癒し、健やかさに向かうために
自己治癒のプロセスが進んでいると考えることができるでしょう。

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